エントリーシートを郵送する時には、書類を入れる順番や切手の種類、封筒の色に気を配りましょう。 マナーや気遣いが感じられる郵送物は、企業に良い印象をあたえます。 コラムではエントリーシートを送る際にするべき作業をお教えするので、これから書類を出すという方はぜひチェックしてみてください。
自分の価値観とあった企業に出会える！26卒のスカウト登録はこちら
エントリーシートの送り方
エントリーシートをはじめとする応募書類を郵送する時は、A4サイズが入る角2の封筒を購入すると良いでしょう。角2は履歴書を折らずに入れられるサイズなので、エントリーシートと同時に履歴書の提出を求められた際に便利です。
封筒の色は、茶封筒には事務用というイメージがあるため白を選ぶのが無難。就活が始まったらまとめて購入しておくと、書類の提出が重なった時に安心です。
応募書類を送る際には、「添え状（送付状、カバーレター）」を同封すると礼儀正しい印象になるでしょう。添え状とは郵便物を送る際に送付物の種類を記載するもので、ビジネスの世界では一般的なマナーとなっています。
詳しい書き方については次項で説明するのでご参考にしてください。
書類を入れる際は封筒の表面に対して、上から「添え状→履歴書→エントリーシート→その他提出を求められた書類」の順に封入します。
なお、これらの書類は雨濡れや折れを防ぐために全てクリアファイルの中に入れるようにしましょう。
▼関連記事
封筒の書き方とは？エントリーシートの郵送方法
自分の価値観とあった企業に出会える！26卒のスカウト登録はこちら
添え状の書き方
添え状には以下の内容を盛り込みましょう。
・日付
書類の上部に右揃えで記入します。
郵送の場合は投函日を書き込みましょう。
・宛名
書類の左上に以下のように宛名を書きます。
〇〇株式会社
人事部採用担当
田中太郎様
・自分の連絡先
宛名より下の位置に、右揃えで自分の住所と氏名、連絡先などを書き込みます。
・タイトル
本文を書き始める前にタイトルを入れます。
「応募書類の送付につきまして」のように、シンプルなもので構いません。
・本文
本文は「拝啓」から始まり、続けて時候の挨拶を入れます。それから書類を送った旨を述べ、「よろしくお願いいたします」と最後の挨拶をし、「敬具」を入れて文章を締めます。
・記
本文の下、中央部分に「記」と書き、次の行から同封した書類の種類と枚数を以下のように箇条書きにします。
・履歴書1枚
・エントリーシート1枚
・以上
右下に「以上」と記入します。
添え状に盛り込む内容は上記の通りです。インターネット上でテンプレートを見つけることもできるので、作成の際には活用しても良いでしょう。
▼関連記事
新卒向け！添え状の基本構成と知っておくべきマナー
自分の価値観とあった企業に出会える！26卒のスカウト登録はこちら
郵送前にチェックしよう
エントリーシートは面接に進めるかどうかを左右する大切な書類です。内容だけではなく字の丁寧さなどの印象も評価を決めるので、誤字脱字がないか、下書きの消し忘れがないか、封筒に入れる前によく見直しましょう。
ありがちなのが、複数枚の書類提出を求められた時に、1枚入れ忘れてしまうというミス。封筒に入れる前に必要な書類を全て並べ、不足がないか必ず確認するようにしてください。
封筒を書いたら、宛先や企業名に間違いがないかを見直します。住所を間違うと締め切りまでに届かない恐れがあるので特に気をつけましょう。
宛名の敬称は会社や部署の場合は「御中」、個人名の場合は「様」となるので、こちらも間違えないようにしてください。
全てを書類を封筒に入れて糊付けしたら、フラップの境目に「封」や「〆」の封字を入れます。封字には「封筒が誰にも開かれていない」と証明する意味合いがあり、重要書類を送る際に使われるので覚えておきましょう。
そして最後に気をつけたいのが、切手の料金不足。料金が足りないと返送されるか相手に請求されてしまうので、必ず正確な切手を貼ってください。心配な方は、郵便局の窓口を利用するのが確実です。
▼関連記事
ES郵送時の封筒はどう書く？就活生が知っておくべきマナー
自分の価値観とあった企業に出会える！26卒のスカウト登録はこちら
