一次面接は何を見られる?よくある質問と回答を解説!

このページのまとめ

  • 一次面接では、マナーや清潔感など社会人としての素質を見られている
  • 一次面接の面接官は若手社員や人事部社員であることが多い
  • 一次面接では、基本的な能力を問う質問が多い
  • 質問に回答するときは、結論から述べると分かりやすい
  • 面接の最後には逆質問の時間があるので、準備しておく

一次面接は何を見られる?よくある質問と回答を解説!のイメージ

就活では、一つの企業に採用されるまでに数回の面接を行うのが一般的です。最初に受けることになる一次面接は、初めての面接になることも多く緊張する就活生も多いのではないでしょうか。このコラムでは、一次面接の概要や見られているポイント、よくある質問などを紹介しています。自分が面接を受けることをイメージして、自分ならどう回答するか考えながら読んでみてください。

一次面接の目的

一次面接の目的は、社会人として働く素質があるかどうかを見極めることです。具体的には、マナーや礼儀、清潔感があるかなどの基本的な点をチェックされています。

一次面接で質問をするのはどんな人?

一次面接は多くの学生を見るため集団面接となることが多いようです。一方、面接を担当する社員は下記のようなパターンがあります。

直属の上司になる予定である若手社員

30歳前後の若手社員が面接官を務めることがあります。企業側が若手社員を面接官とするメリットは、実際に現場で働いている立場から、入社後に活躍できる人間性かどうかを判断できることです。また、面接官を務める若手社員は、入社後に直属の上司となる可能性が高い人物といえます。面接官に「一緒に働きたい」「自分の上司に紹介できる」と思ってもらえるような態度を意識しましょう。

管理者クラスの中堅社員

志望する学生の多い大手企業では、管理職クラスの社員が面接官を務める場合もあります。管理職は、普段から多くの若手社員をまとめている存在です。一般的なマナーや志望度に加え、協調性があるかなども判断されます。

人事部

一次面接は、人事部の採用担当者が行うこともあります。人事部による面接は、業務への適性判断よりも、社会人としてのマナーを確認する役割である可能性が高いです。また、選考通過後も面接をした採用担当者と連絡をとることになるので、良い印象を与えることを意識しましょう。

一次面接で就活生の何を見ているか

上述のとおり、面接官の立場によっても多少の差はありますが、一次面接の最大の目的は社会人としての素質を判断することです。特に面接官がチェックしている以下のポイントに注意しましょう。

・マナーや身だしなみが適切か
・明るくハキハキと話せているか
・面接官の質問に対して的を射た回答ができているか
・事前に提出した書類(履歴書やエントリーシート)の内容に偽りがないか
・一貫性のある回答ができているか
・この会社を志望しているか

マナーや言葉遣いは重視されていますが、間違えてはいけないわけではありません。慣れない面接の場では、どんなに準備をしていても間違えてしまうこともあるでしょう。言い間違いや挨拶のタイミングなど、ミスをした!と気づいた時点で謝罪して訂正をすれば問題ありません。
また、内定が出るか不安になってたくさんの企業に応募している人もいますが、志望動機を明確に伝えられないと、一次面接で落とされる可能性が高いです。本当に入社する意志のある企業のみ面接を受けるようにしましょう。

一次面接でされやすい質問と回答例

次に、一次面接でよくある質問を紹介します。上で見たとおり、就活生の基本的な能力を見られているのが一次面接です。初めての場所では受け答えもおぼつかなくなりがちです。ここで落とされないためにも、質問を幾つか予測して対策を十分に練り一次面接を突破しましょう。なお、面接では話し言葉を用いるため、志望企業のことは「御社」と表現します。

自己紹介

面接では、最初に自己紹介を求められることが一般的です。大学名、学部、氏名といった基本的な情報に加えて、自己アピールをしましょう。ただし、後に自己PRを聞かれる時間があるので、ここでは短く、1分以内で回答できるように準備しておきます。例では卒業論文やアルバイトの経験を入れていますが、趣味やサークルについて回答しても良いでしょう。

自己紹介の回答例

◯◯大学△△学部の◯◯と申します。大学ではインターネットと経済の関連について論文を書いています。飲食店で4年間アルバイトをしており、接客には自信があります。そういった経験から、御社の営業職で活躍できると思い、応募させて頂きました。本日はよろしくお願いいたします。

志望動機

他社ではなく、この企業が良い理由を必ず伝えましょう。業界や職種についての志望度が高くても、この会社である理由が伝わらないと、不採用となる可能性があります。また、自己紹介や自己PR、ガクチカの内容とも絡ませた志望動機をいえると、回答に一貫性が出るのでおすすめです。

志望動機の回答例

私は人と話すことが好きで、飲食店のアルバイトでも常連のお客さまと他愛のない会話をすることが楽しみでした。また、大学では経済を専攻しており、モノを売ることに興味があります。御社の営業職は、新規開拓をしないルート営業が中心で、長年お付き合いのある取引先の方との関係性を維持することが重要だと伺いました。人間関係を重視した御社の営業方針に共感し、私も御社で働きたいと思いました。持ち前のコミュニケーション力を活かしていきたいと思っています。

学生時代に力を入れていたこと

「ガクチカ」とも呼ばれる「学生時代に力を入れていたことは何ですか」という質問は、面接の定番です。この質問では、具体的なエピソードをとおして学生の人間性や価値観を判断します。特別な経験でなくても良いので、自分らしさがあり、志望動機の裏付けになるようなエピソードを話しましょう。

ガクチカの回答例

私は、サークル活動でのコミュニケーションを活発にすることに力をいれてきました。私は大学でテニスサークルに入りましたが、同学年の仲間でテニスを楽しむことが中心で、縦のつながりがほとんどありませんでした。私たちが1年生のときは、上級生と関わる機会はほとんどなく、4年生の送別会で初めて話す先輩もいたほどです。そこで私は、縦のつながりをつくることを同期に提案し、2年目からは後輩と関わる機会を設けました。まず、新入生が入ったタイミングで歓迎会を開催して、新入生が2年生に話しかけやすい雰囲気をつくりました。その後も、キャンパス内で後輩を見かけたときに積極的に話し掛けるなど、後輩とのつながりをつくることを意識してきました。最近では、学年を超えたペアでテニスの試合をするなど、先輩後輩の繋がりができてきたと思います。同期と密にコミュニケーションをとりながら、後輩との関係性を築けたことで、たくさんの後輩と仲良くなれました。この経験で、わたしはコミュニケーション力に自信がつきました。御社でも、このコミュニケーション力を活かして取引先の方と良い関係を築いていきたいです。

自己PR

「○分以内で自己PRをしてください」「あなたの長所は何ですか」「あなたのセールスポイントを教えてください」などの質問をされたら、自分の長所がどう仕事に活かされるかを伝えましょう。具体的な経験を踏まえて話せると効果的です。

自己PRの回答例

私は、どんなことでも求められている以上の結果を出せるよう努めています。飲食店でアルバイトをしていますが、私がアルバイトを始めた4年前は、店舗の売上が上がらないことが課題とされていました。そこで、私は自分が担当するお客さまの注文単価を上げたいと考え、人気メニューや期間限定メニューなどを積極的におすすめしていきました。断られることも多いですが、私の話を聞いて注文を追加してくださったお客さまが、「あのメニューおいしかったよ」と言って帰られるときはとても嬉しかったです。よく来店されるお客さまには顔を覚えて頂き、「あなたがおすすめするなら美味しいだろう」と注文してもらえることも増えました。もちろん私だけの結果ではありませんが、今では私が勤める店舗は地域内トップクラスの売上になりました。このように、御社でも与えられた仕事以上の結果を出せる人材になりたいと思います。

逆質問

面接の最後に、就活生が面接官に質問をできる「逆質問」の時間を設けている場合もあります。企業が逆質問をする意図は、入社意欲の高さの判断、コミュニケーション力の判断などです。質問をしないと、企業への関心がない、入社意欲が低いとみなされるので、質問はするようにしましょう。企業理念や売上高といった、調べれば分かること、待遇面の質問は好印象ではないので避けてください。また、応募職種(営業など)の具体的な業務内容を、人事部の面接官に聞いても回答できない、といったこともあるので、質問の際は回答者の立場も考慮します。

逆質問の例

・御社で活躍している若手社員の方に共通する特徴はありますか
・競合他社と比べた御社の強みを教えてください
・入社前に学んでおくと役に立つ知識や資格があれば教えてください
・本日の面接で、私に改善点があればご指摘頂きたいです

集団面接の場合、用意しておいた質問がほかの学生と被ってしまうこともあります。逆質問はいくつか考えておきましょう。

回答時のポイント

面接では、回答内容だけでなく話の構成や話し方なども見られています。以下のポイントを意識して、面接本番でハキハキと話せるよう練習しておきましょう。

結論から話す

どんな質問に対しても、結論を先に述べてから詳しい説明に入るようにしましょう。理由や経緯を長々と話していると、結局何をいいたいのが伝わりにくくなります。質問をされたら、まず「○○です。」と結論を述べ、具体的な説明をした後、最後にまとめとしてもう1度結論を述べると分かりやすく聞きやすい回答になります。

書類や前に話したことと矛盾させない

事前に提出した履歴書やエントリーシート、前の質問への回答と矛盾する回答は、信頼性を下げかねません。履歴書やエントリーシートは提出前にコピーをとるか、内容を記録しておき、面接前に確認しておきます。

表情を明るくする

口角をあげた自然な笑顔で話すと、前向きさや熱意を感じられます。特に、集団面接の場合はほかの学生が回答しているときの表情が暗くなりがちです。自分が話していないときも気を緩めず、明るく話を聞くよう心掛けましょう。自分が回答をするときは、面接官の目を見て話します。

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一次面接で落ちる人の特徴

企業が求める人物像と一致していないと一次面接を突破できません。一次面接で採用を見送ると判断されてしまう人には、下記のような特徴があります。

礼節や社会のマナーをわきまえていない

面接に遅刻する、身だしなみがだらしないなど最低限のマナーを守れていない学生は、一次面接を突破できないでしょう。電車の遅延など、やむを得ない事情で遅刻することもありますが、必ず面接開始時間前に連絡を入れましょう。

志望動機が企業の特徴を捉えていない

どこの企業でも当てはまるような無難な志望動機だと、「ほかの会社でも良いのでは?」と捉えられ、選考を突破できない可能性があります。事前に念入りに企業研究を行い、この企業でないといけないと感じてもらえる志望動機を作成しておきましょう。

質問の意図を組まない回答をしてしまう

質問とかみあっていない回答をしてしまうと、マイナス評価に繋がります。普段から、話の入り口と出口が変わってしまう人は要注意です。緊張感のある面接会場では、自分が何を話しているかわからなくなってしまう場面もありますが、落ち着いて質問の意図に合った回答をしましょう。

コミュニケーションが取れていない

面接では互いの意図を組んだやりとりが求められます。ここでいう「コミュニケーションが取れていない」とは、質問に答えられないことだけでなく、一方的に話し過ぎることや、筋違いの話題を出すことも指します。もし、これまで一次面接で不採用となった経験がある方は、自分の回答におかしな点がなかったか振り返ってみましょう。

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