履歴書を書くペンの種類や太さは何がおすすめ?選ぶときのポイントを紹介

このページのまとめ

  • 履歴書に使うボールペンは、ゲルインクでペン先が0.5~0.7mmのものがおすすめ
  • 履歴書用のペンを選ぶときは、読みやすさを重視する
  • 履歴書は下書きしたり項目ごとにペンの太さを変えたりすると、文字がきれいに見える
  • 履歴書の文字は丁寧に書き、終わったら必ず見直して誤字脱字がないか確認する

履歴書を書くペンの種類や太さは何がおすすめ?選ぶときのポイントを紹介のイメージ

履歴書を書くとき、手元にあるペンを使う人は多いと思います。しかし、ペンの種類によっては、面接官に読みづらさを感じさせてしまうことも。このコラムでは、履歴書を書くのにおすすめなボールペンのインクや適切なボール径の太さなどを紹介しています。また、文字をきれいに書く方法も紹介しているので、履歴書を書き始める前にチェックしてみてください。

 

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履歴書を書くときはボールペンを使おう

履歴書を書くときは、ボールペンを使いましょう。履歴書は、応募企業に提出する重要な書類であり、記入内容が選考の判断材料になります。文字がかすれていたり消えていたりすると情報が読み取れません。そのため、鉛筆や消せるボールペンなどの、摩擦熱や雨によって文字が消える恐れのある筆記用具は使わないようにしましょう。また、万年筆はにじみやすいので避けるのが無難です。

 

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履歴書で使うペンを選ぶときの3つのポイント

履歴書を書くときに使うペンは、読みやすさを重視して選びましょう。履歴書は、面接官に読んでもらうことを目的に書くので、相手がストレスなく読める文字を書くのは最低限の礼儀です。また、企業によっては読みやすい字が選考基準になることも。特に、手書きの機会が多い企業を志望している方は注意しましょう。読みやすい文字を書くためのペン選びは、以下の方法を参考にしてください。

1.本番と同じように文字を書いてみる

ペンの試し書きをするときは、学歴や趣味、資格など実際に履歴書へ記入する内容を書いてみましょう。文字の大きさも、履歴書のスペースを意識して書いてみてください。また、できるだけ履歴書に近い紙質で試し書きするのがおすすめです。ボールペンの書き味は紙との相性もあるので、店頭で良いと思っても履歴書では上手く書けないという場合もあり得ます。店員の許可が取れれば、実際に履歴書を持参して試し書きするのも良いでしょう。

2.インクは黒色を選ぶ

履歴書で使うボールペンのインクは、黒色を選びましょう。履歴書に「青の筆記具で記入」と書いてある場合もありますが、青色のインクは採用担当者に違和感を与える場合があります。そのため、特別な事情がない限りは黒色のインクを使用するのが無難です。

3.ペン先の太さは0.5mm~0.7mmがおすすめ

履歴書で使用するボールペンの太さは、0.5mm~0.7mmがおすすめです。0.5mmより細いと文字に力がなく弱々しい印象を与える可能性があります。また、0.7mmより太いペンは、文字がつぶれやすいので避けましょう。履歴書に書く文字は、細過ぎても太過ぎても読みづらくなってしまうため注意してください。

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履歴書記入にはゲルインクのボールペンがおすすめ

履歴書を書くときは、ゲルインクのボールペンを使用するのがおすすめです。ゲルインクは耐水性の高さとなめらかな書き心地が特徴で、水性・油性ボールペンの良い部分を兼ね備えたペンといわれています。
水性ボールペンはインクの粘度が低く、軽い筆圧で書けるのが特徴。長時間使用しても疲れにくいことや発色の良さがメリットです。しかし、耐水性が低くにじみやすいというデメリットを持ち合わせているため、履歴書のような重要書類には不向きといえます。
油性ボールペンはインクの粘度が高く、滑りづらいのが特徴です。また、速乾性や耐水性も持ち合わせています。履歴書に使っても問題はありませんが、インクボテが出て書類を汚してしまう場合があるため、使う際には十分注意してください。

 

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履歴書の文字をきれいに見せるためのポイント

履歴書の文字は、鉛筆で下書きしたり、枠の大きさによってペンの太さを変えたりすることできれいに見せられます。詳しいポイントは以下のとおりです。

項目によってペン先の太さを変える

履歴書を書くときは、項目によってペン先の太さを変えるのがおすすめです。志望動機や自己PRなど、たくさんの情報を盛り込みたい項目では細めのペン。氏名や住所など大きめの文字ではっきりと書きたい項目は太めのペンというように強弱をつけると、全体のバランスが整います。ただし、ペンの太さを変える場合は、不ぞろいな印象を与えないよう線の濃さや色合いを統一しましょう。

やわらかい鉛筆で下書きをしてから書く

履歴書は鉛筆で下書きしてから書きましょう。下書きをしておけば、整った文字が書けるのはもちろんのこと、誤字をする可能性も低くなります。下書きのポイントは、やわらかい鉛筆で軽く書くことです。強い筆圧で書いてしまうとボールペンが上手く乗らなかったり、下書きの線が消しゴムで消えなかったりすることがあります。また、紙と鉛筆、ボールペンの組み合わせによっても書き心地は変わるため、一度別紙で試してみると良いでしょう。

 

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履歴書をボールペンで書くときの5つの注意点

履歴書を書くときは、文字の書き方や修正方法、誤字脱字などに注意しましょう。少し意識するだけで、履歴書の完成度は大きく変わります。

1.丁寧に書く

履歴書の文字はゆっくり丁寧に書いてください。上手でなくても問題ないので、読んでもらうことを意識して慎重に書きましょう。走り書きや殴り書きは、雑な印象を与える可能性があるので注意してください。

2.間違えたら書き直す

文字を間違えたら、最初から書き直しましょう。修正ペンや修正液での訂正はマナー違反とされているため、使用は避けてください。
もし書き直す時間がない場合は、修正箇所に定規で二重線をひき、線の上から訂正印を押して修正します。ただし、修正箇所は1カ所までに留めましょう。あまりにも修正箇所が多いと、マイナスな印象を与える可能性があるため注意してください。

3.ボールペンのインクが足りているか事前に確かめる

ボールペンのインクが十分にあるかどうかは、履歴書を書き始める前に確かめておきましょう。インクが途中で切れてしまうと、文字がかすれてしまいます。かすれた文字の上から新しいインクで書き足したり、途中から違うペンで書き始めたりすると、見栄えが悪くなることも。インクの残量は事前に確認しておき、同じペンで1枚の履歴書を書き切れるようにしましょう。

4.蛍光ペンは使わない

履歴書で蛍光ペンを使うのは避けましょう。履歴書のような重要書類は、黒一色で書くのが一般的です。アピールポイントを強調するために蛍光ペンを使用すると、「マナーがなっていない」と思われる可能性があるため注意してください。蛍光ペンに限らず、履歴書では派手な色のペンを使わない方が無難でしょう。

5.必ず見直しをする

履歴書を書き終えたら、必ず見直しをしてください。書いたときには気づかなくても、誤字脱字があったり、内容を間違えたりしている場合があります。誤字や脱字はいい加減な印象を与える可能性があるため、ミスがないかしっかりと確認してから提出しましょう。

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履歴書は手書きじゃないとダメ?

就活用の履歴書は、企業からの指定がなければ手書きで作成することをおすすめします。一般的に、手書き作成の方が誠意を感じる企業が多いようです。ただし、手書き作成とパソコン作成のどちらが評価されるかは業務内容によっても異なります。そのため、応募企業の職種や風土を考えて柔軟に対応すると良いでしょう。履歴書の作成手段を選ぶときは、下記のメリットやデメリットも参考にしてみてください。

手書き作成のメリットとデメリット

手書き作成のメリットは、書いた文字から人となりが伝わりやすいことです。企業側は、履歴書に書かれた文字から応募者の人柄を判断することも。丁寧な文字なら几帳面でしっかりした印象、雑な文字なら大ざっぱで適当な印象を与えるでしょう。
デメリットは、誤字や脱字をしたときに一から書き直す必要があったり、作成に時間が掛かったりする点です。

手書き作成は誠意があると感じる面接官が多いため、より強い入社意欲を伝えたい方は手書きで作成することをおすすめします。

パソコン作成のメリットとデメリット

パソコン作成のメリットは、手軽さと簡易さです。パソコンで作成すれば、文字を間違えてもすぐに直せたり、文章を自在に増減させたりできます。また、1枚作成してしまえば印刷によって複製できる点も大きなメリットといえるでしょう。デメリットは、誠意がないと感じられる可能性がある点です。
パソコンのスキルが重視されるような企業の場合は、パソコン作成の履歴書が良いアピールになるでしょう。

 

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