面接で苦手な人を聞かれたときの答え方!回答例とNG例を解説

このページのまとめ

  • 面接で「苦手な人」を問われるのは、応募者の人柄や価値観をチェックするため
  • 面接で苦手な人のタイプを答える際は、具体的な理由と問題への対処法も伝える
  • 面接で「苦手な人はいない」と回答するのは質問の意図からずれてしまうので避ける

面接で苦手な人を聞かれたときの答え方!回答例とNG例を解説のイメージ

「面接で苦手な人について聞かれるのはなぜ?」と疑問に思う就活生もいるでしょう。面接官は、就活生の人柄や困難への対処法を知るために、苦手な人についての質問をしています。どのように対応しているか、具体的に伝えてみましょう。

この記事では、面接で苦手な人を聞かれた場合の回答例やポイントを解説しています。最後まで読めば、どのように苦手な人について回答すれば良いか分かるはずです。

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目 次

面接で「苦手な人」について聞かれる理由

企業が面接で苦手な人について聞く理由は、就活生の人間性や能力を知るためです。仕事をするうえで、苦手と思う人と関わらなければらない場面は頻繁に訪れます。その人達との関わり方を聞くことで、就活生の社会人としての適性を見極めているのです。

ここでは、面接で苦手な人について聞かれる理由を4つ解説します。「苦手な人はいるか」「苦手な人とはどう関わるか」といった質問に回答する際の参考にしてください。

就活生の考え方や人間性を知るため

面接官は就活生の苦手な人を聞くことで、どのような人間性の持ち主なのかを確認しています。どのような人が苦手かを知れば、その人の性格を判断しやすくなるためです。

たとえば、「時間にルーズな人が苦手」であれば、「時間を守ろうと気をつけているタイプなのだろう」と推測できるでしょう。人柄は会社の雰囲気に合うかを確認するために必要なので、よく見られる部分です。

面接は、自分の考え方や人間性を企業に知ってもらい、採用したいと思ってもらう場といえます。「就活のやり方と流れを解説!準備から内定までのポイントと相談先も紹介」の記事では、面接をはじめとした就活のやり方を紹介しているので、ぜひ参考にしてください。

困難な状況への対応力を把握するため

面接で苦手な人について聞くのは、困難な状況への適応力を把握するためでもあります。仕事は思いどおりにいかない場面が多く、柔軟な対応力が必要だからです。

苦手な人と対峙するという困難な状況を乗り越える対応力は、円滑に業務を進めるうえで非常に重要な力といえるでしょう。困難な場面でその都度トラブルを起こしていては、上手く業務を進められません。面接官は苦手な人との向き合い方を聞き、就活生がどのような状況でも適切に考え、行動できる人物なのかを確認しています。

苦手な人とも協力できるかを見るため

どのような人とも協力して仕事をできるかどうかも、面接官が苦手な人を聞く理由です。仕事は、さまざまな立場の人と協力していかなければなりません。そのため採用する企業側は、できるだけ人間関係のトラブルを起こさず、誰とでも協力し合える人材を求める傾向があります。

企業は、面接で苦手な人を聞くことで、性格が合わない人にも拒否反応を示さず良い関係を築ける人物なのかを判断しているのです。

誠実に質問に答えられる人物かを確認するため

「苦手な人」という答えにくい質問に対する回答の仕方から、誠実で嘘をつかない人物かどうかも確認されています。

苦手な人の質問に答えることで面接での評価が下がると感じ、「いません」「誰とでもうまくやれます」といった回答をする人も少なくありません。しかし、さまざまな人と関わる生活のなかで、苦手な人が1人もいないというのは考えにくいことです。そのため、面接官は「本音を言っていない」「自分をよく見せようとしている」と判断する可能性があります。

嘘をついて自分を良く見せる人材よりも、本音を話したうえで解決方法や対処方法を提示できる人材のほうが、評価は高くなるでしょう。

面接で良い評価を得るためには事前準備が重要です。「就活の面接対策はどうする?方法やよく聞かれる質問54選と回答例を解説」の記事を参考にして、面接対策を万全に行いましょう。

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面接で「苦手な人」を答える際の構成

苦手な人について分かりやすく伝えるためには、構成が重要です。どのような順番で話せば分かりやすいかを知ったうえで、文章を組み立てましょう。

ここでは、面接で「苦手な人」の質問に答える際の構成について解説します。

1.どんな人が苦手か結論から伝える

面接で苦手な人について話す際は、まずはじめに特徴や性格を具体的にひと言で説明しましょう。結論から伝えることで、分かりやすい内容になります。

たとえば、次のような言い回しで伝えてみましょう。

・私が苦手な人は、時間にルーズな人です
・私は責任感のない人が苦手です
・私が苦手な性格は協調性がない人です

苦手な人の特徴を始めに伝えると、面接官はそのあとに続く話を聞きやすくなります。面接は就活生と面接官のコミュニケーションの場でもあります。相手が理解しやすいように、結論から伝えるようにしましょう。

面接では、話す順番のほかに言葉遣いも重要視されます。「あなたの話し方は大丈夫?就活に必要な言葉遣いとは」の記事では、面接での適切な言葉遣いをまとめているので、ご参照ください。

2.納得感のある苦手な理由を提示する

次に、苦手と感じる理由も伝えましょう。理由を伝えることで、あなたの人柄や価値観を面接官に伝えられ、説得力が増します。

たとえば、「遅刻をする人は、相手に迷惑をかけ、貴重な時間を奪ってしまうので苦手です」のように伝えれば、あなたの考えが誤解されることなく伝わるでしょう。

「なんとなく」「生理的に受け付けない」といった感情論は、説得力に欠けてしまうので避けてください。また、「自分勝手」「協調性に乏しい」などのマイナスイメージを与える恐れもあります。

3.実際のエピソードを伝える

面接で苦手な人について話すときは、実際のエピソードを伝えましょう。たとえば、「アルバイトをしていたとき、よく遅刻をして迷惑をかけている人がいた」などのエピソードを添えたうえで「時間を守らない人が苦手」と伝えれば、客観性が出て説得力も増します。

また、苦手な理由を具体例なエピソードとともに話すことで、「自分はそのような人間ではない」というアピールにもなるでしょう。

就活での具体的なエピソードの話し方は、「就活で自分のエピソードはどう伝える?伝え方のコツや注意点を解説」の記事で詳しくまとめています。

4.苦手な人と接するときの対処法を伝える

面接では、苦手な人の特徴だけでなく、苦手な人への対処方法についても言及しましょう。苦手な人の特徴を述べただけでは、面接官が知りたがっている対応力や人柄は示せません。

たとえば、「時間にルーズな人」が苦手な場合、「指定した期日を守ってもらうために、いつなら可能かを確認して対処した」など、今までの経験から導き出した苦手な人と付き合ううえで心掛けていることを伝えます。

対処法を伝えると、面接官に「どのような人とでも向き合っていく姿勢」を見せ、対応力の高さをアピールすることが可能です。

5.入社後はどのように対応するか伝える

入社後に苦手な人に対してどのように対応していくかも伝えましょう。面接官は、あなたが入社後に性格が合わない人とどう関わっていくつもりなのか知ろうとしています。

たとえば、「入社後も時間にルーズな人がいた場合、事前確認を何度も行うことで遅れないように対応していきます」のように、どのように接していくかを伝えてみてください。

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面接で「苦手な人」について答える際のコツ

面接で苦手な人について答える場合、企業が求めている人材を意識してみると好印象を与えられるでしょう。また、自己分析で自分自身に対しての理解を深め、苦手と感じる理由を具体的に説明できるようにするのも大切です。

ここでは、面接官で「苦手な人」についての質問に答えるコツを解説します。

自己分析で「自分の苦手」を具体的に理解する

まずは自己分析を行い、どのような人が苦手なのか整理しておきましょう。あいまいな理由で苦手だと感じていた場合、説得力のない回答になる恐れがあります。

自己分析を行い、「なぜ苦手なのか」「どのような部分をだめだと感じるのか」を整理してみてください。理由が具体的になるほど、説得力のある回答になります。

自己分析の方法は「自己分析とは?就活におすすめの簡単なやり方10選や活用例を解説」で詳しく解説しているので、ぜひ参考にしてください。

ほかのアピールと関連した内容にする

自分の性格や特徴に一貫性を持たせるために、ほかのアピールと関連させるのもおすすめです。面接官も、あなたがどのような性格なのかイメージしやすくなります。

たとえば、面接で「苦手な人は時間を守らない人」と答えたとしましょう。その際、自己PRでは「誠実さ」「真面目さ」をアピールすれば、「真面目だから時間を守る人だ」「誠実だから時間を破って迷惑を掛けるのが嫌いだ」などと想像できます。

苦手な人にだけ焦点を当てて考えるのではなく、ほかのアピールとうまく組み合わせられないか考えてみましょう。

企業の求める人物像を意識した回答にする

企業の求める人物像を調べ、対照的な性格を「苦手な人」として回答するのもおすすめです。企業研究を行い、どのような人物が評価されるか確認しておきましょう。

たとえば、チームワークを求める企業では、「協調性がない人は苦手」と伝えればチームワークを大事にしていることが伝わります。

企業研究の進め方については、「企業研究とは?目的や手順を解説!ポイントを押さえて就職成功を目指そう!」で詳しく解説しているので、ぜひ参考にしてください。企業の求める人物像に合わせて、あなたの特徴をアピールしてみましょう。

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面接で「苦手な人」を回答する際の例文17選

ここでは、面接官で苦手な人を聞かれたときの答え方を、ポイントとともに17個解説します。

例文1:協調性がない

以下の例文では、実際に起きた出来事に加えて、当時の感じた気持ちを正直に面接で語っています。苦手なタイプの人とのやりとりを思い出し、自身にも原因があったのではないかと反省をしつつ今後の対策案を考えているところがポイントです。このことから、どのような人とでも折り合いをつけようとする前向きな姿勢を伝えられます。

私が苦手に感じるのは、「協調性のない人」です。

大学のサークル合宿での出来事です。チーム全体で、午前8時にホテルの朝食をとるところから事前のスケジュールを決めていました。しかし、朝食の時間になっても現れない人がいたため部屋まで確認しに行くと、「まだ寝ていたいから朝食はいらない」と言われてしまいました。

朝食後に「チェックアウトの時間だから行こう」と頼んでも、「レイトチェックアウト料金は払うから」と昼まで動こうとせず、ほかのメンバーも「身勝手過ぎる」と腹を立て、場の空気が悪くなってしまいました。相手の要求を飲んで待つだけではほかのメンバーの不満が募りますし、協調性のない人は許されていると思い込んでしまいます。

この出来事を経て、そのようなことがあれば相手の要求と自分たちの希望を取り込み、「何時までは待つけれど、それが難しければ先に行ってどこかで待ち合わせる」などのすり合わせを行っています。

「協調性がない人が苦手」と答えたうえで、自己PRで自らの協調性をアピールするとより効果的です。例文を「協調性を自己PRで伝えるコツは?アピールに効果的な作り方や例文を解説」の記事で紹介しているので、参考にしてください。

例文2:時間にルーズ

自分の性格を踏まえたうえで、どのようなところが苦手なのか、その理由を述べています。苦手な人を面接でただ批判するのではなく、一緒に対処していく方法があったのだと我が身に立ち返っている点がポイントです。友人の行動を通じて自身の学ぶ柔軟性を示しています。

私は「時間にルーズな人」が苦手です。
私は、遅刻は相手に迷惑がかかるという考えで時間を厳守するようにしているので、時間にルーズな人に苦手意識があります。そのため、頻繁に遅刻する相手には、本来の予定よりも少し早めの時間を伝えて対応をしていました。

しかし、別の友人が「遅刻は相手の時間を奪う行為だ」と時間を守る重要性を諭したところ、その後は遅刻が激減しました。

今後は、物事の重要性をしっかり伝えることで、本人の意識改善を図るよう心掛けたいと思っています。

例文3:嘘をつく

以下の苦手な人を答える例文では、身近な具体例を用いて、相手を苦手と感じた状況を面接で伝えているのがポイントです。面接官からも、「それならば仕方がない」と共感を得やすくなるでしょう。

さらに、自身の反省と解決方法を述べることで、「人のふり見て我がふり直す」を実践する人物だとアピールできます。

私は大学のゼミのグループワークでチームリーダーを務めたときに、「嘘をつく人が苦手」だと感じました。

ゼミでは、各チームメンバーに作業の役割を振り分け、2週間後までに内容を調べて共有することに決まっていました。1週間後に進捗を確認したとき、「半分くらいできた」と報告を受けていたメンバーが、いざその期日になってみると半分も終わっていない状態だったことが判明しました。

結局、ほかのメンバーは期日を守っていたにも関わらず、グループ全体の進行が遅れてしまいました。そのとき私は、「間に合わないのなら嘘をつかずに伝えてくれれば良かったのに」と、期日を守れなかったメンバーに対して苦手意識を抱いてしまったのです。

しかし、私の進捗管理にも甘い点があったのではと振り返り、期日前に一度集まりチェックをしていれば防げたと反省するにいたりました。その後は、作業見積りを細かく把握していくよう努め、無事にグループワークを終えることができました。

例文4:挨拶ができない

挨拶をすることでどのようにチームに影響を与えられるのかが丁寧に述べられています。挨拶をせずに雰囲気を乱してしまう苦手な人に対して挨拶の重要性を伝え、チームワークを良好に働きかけられる人だという点を、面接で効果的にアピールできています。

私は「挨拶ができない人」が苦手です。私は人間関係を大切にしたいと考えており、コミュニケーションを円滑にするためには挨拶が重要だと考えています。

飲食店でアルバイトをしていたとき、メンバーの中にあまり挨拶をしない人がいました。挨拶をしない人がいることにより、店舗の雰囲気が悪くなりチームワークも欠け、業務に支障が出てくる場面もありました。

そこで私は、挨拶ができない人とのコミュニケーションを改善するために、自分自身が積極的に挨拶を行うことにしました。相手に対して明るい雰囲気を示し、コミュニケーションの一歩を踏み出すよう努めました。

そこでの経験により、挨拶が苦手な人に対しては相手のペースやスタイルに合わせながら、ゆっくりと関係性を構築していくことが大切だと気づきました。

例文5:悪口を言う

人の悪口を言ったり聞いたりすべきではないという自分の価値観を示せる、「嫌いな人」を聞かれたときの例文です。そのまま話を受け流すこともできるところを、あえて改善のために動き出す積極性も面接でアピールできるでしょう。

私は「他人の悪口を言う人」が苦手です。他人を批判することや悪口を言うことは、信頼関係や協力関係を損ねる可能性があるため、苦手と感じています。

サークル内で、その場にいない人の悪口をよく言う人がいました。人の悪口を聞いても良い気分にならないためあまり聞かないようにしていたのですが、その場の雰囲気も悪くなるため、改善したいと考えておりました。

しかし、一方的に悪口をやめるように言ったとしても、今度は私がいないところで私の悪口を言うことになるだけで改善にはつながらないと思いました。そこで私は、不満の原因を聞いたり、改善策を一緒に考えたりして話し合いを行いました。
その結果、そこまで不満があるわけではなく、悪口を言って同調してもらいたいだけであることがわかりました。

相手の気持ちを理解して解決策を見つけるためには、コミュニケーションを密にとることが重要だと学びました。

例文6:約束を守らない

以下の苦手な人を面接で聞かれたときの回答は、チームワークにおける信頼の大切さを理解していることが分かります。約束を守らない人を反面教師に、自身もほかの人に負担をかけないよう役割を果たそうと努力した姿勢が伝わるでしょう。

また、周囲への影響を意識し、責任感を持って行動する誠実な姿勢も伝わります。

私が苦手な人は、「約束を守らない人」です。約束を破ることで信頼を失い、相手に迷惑もかけてしまうので苦手に感じています。

大学の授業にて、グループワークを行う機会がありました。10人で発表を行う予定であり、一人ずつ役割分担を行い、2週間後に状況報告もかねて集合することにしました。

しかし、打ち合わせの時間になっても来ない人がおり、連絡も付かなくなってしまいました。そのときは、来なかった人の役割を全員で分担できましたが、周囲に迷惑を掛けるのは良くないことだと実感しました。

例文7:高圧的

高圧的な人に対しても冷静に対応し、相手の態度がやわらいだエピソードは、柔軟で忍耐強い姿勢があるように映ります。相手に合わせず、一貫して丁寧な態度を保つことにより、人間関係を前向きに築く力があると評価されるでしょう。苦手な人にも穏やかに接する姿勢をアピールすることは、面接で人間性に優れた人物という印象を残すのに効果的です。

私が苦手な人は、「高圧的な人」です。相手と良い関係性を築くためには、高圧的な態度は良くないと考えています。

スーパーのアルバイトをしているときに、高圧的な態度が目立つお客さまがいました。商品の在庫を確認をするだけでも命令口調で、怖がる従業員が多く出てしまいました。

私も接客する場面があり、高圧的だと感じながらも、丁寧に対応することを心掛けました。相手がどのような態度であれ、こちらが態度を変えることは良くないと感じたからです。

最初のうちは高圧的な態度だったお客さまも、何度も接客を行い覚えてもらうことで、ほかのお客さまと変わらない雰囲気になりました。この出来事から、どのような方でも真摯に対応し続けることが大切だと感じ、いつも丁寧な対応を心掛けています。

例文8:すぐに否定する

以下の例文では、相手の背景や理由を理解しようと努め、肯定的にサポートすることで改善を促した姿勢が面接で評価されます。否定的で苦手と感じた人に対してもポジティブな態度で接し、ともに前進しようとする協調性やリーダーシップを感じられる例文です。

私が苦手な人は、「どのようなこともすぐに否定してしまう人」です。ネガティブな気分になってしまうので、苦手に感じています。

私が部活動をしていたときの同期が、すぐに否定する人でした。全国大会出場を目標にすると「自分たちには無理だ」と否定したり、練習メニューを変えようとすると「もっと簡単にしたほうが良い」と発言したりしていました。

なぜ否定するのだろうと考えて話を聞いてみると、自信がないからだと教えてくれました。それからは、自信が持てるようにどのようなことでも肯定的に伝えるようにしました。その結果、徐々に前向きに考えてくれるようになったのです。

この出来事から、すぐに否定する人に対しては、いつもよりポジティブな発言をするように心掛けています。自信を持ってもらうことで、相手も前向きな発言ができるようにはたらきかけていきたいです。

例文9:自己中心的

ただ「自己中心的な人が苦手」と面接で話すのではなく、行動の背景にある相手の意図を理解し、配慮を促す柔軟な対応が分かる例文です。冷静かつ客観的に状況を伝え、相手が気づいていない影響を穏やかに示す姿勢は、トラブルを円滑に解決する力がある人材と判断されるでしょう。

私が苦手な人は、「自己中心的な人」です。周囲のことを考えず、自分だけが良ければ良いと考えているので苦手です。

アルバイト先の飲食店で、大声で騒ぎ、周囲に迷惑をかけているお客さまがいました。そこで、「ほかのお客さまもいらっしゃいますので、少しお声のボリュームを下げていただけますでしょうか」と注意したところ、落ち着いていただけました。自分たちが迷惑をかけていると思わず、普段どおりに過ごしていただけと話がありました。

この出来事から、自己中心的に見える人は、自分がどうしたいかを大事にしていることがわかりました。トラブルがあった際には、周囲の状況を伝え、配慮してもらうように伝えることで対応したいと思います。

例文10:話を聞かない

以下の例文からは、話を聞かない苦手な人に対して、まずはしっかりと意見を受け入れる姿勢が伺えます。一方的に意見を押し通すのではなく、相手に安心して話してもらうことで信頼関係を構築し、意見交換をスムーズに進める姿勢を面接で伝えられるでしょう。

私が苦手な人は、「話を聞かない人」です。意見を言いたくても聞いてもらえない、受け入れようとしてくれない人は苦手に感じます。

大学のゼミにて、教授から出されたテーマについて話し合う機会がありました。一人ずつ意見を言いあおうと考えていたのですが、一人のゼミ生が「自分の意見が正しい」と言い、周囲とトラブルになることがありました。

そこで私は、なぜ正しいと思うのかをじっくりと聞き、納得いくまで自由に話してもらうことにしました。話をひととおり聞いたあとで意見を伝えると、聞く意思をもってもらえ、話し合いを無事に進めることができました。

この出来事から、話を聞かない人がいたら、まずは話を全部聞いてあげることが大切だと学びました。自分の意見をぶつけるのではなく、まずは受け入れることで接していきたいと思います。

上記の例文は、自分が「聞き上手」「傾聴力がある」人物だというアピールにもなるでしょう。効果的な伝え方を知りたい方は、「「聞き上手」を自己PRに!説得力のある伝え方はこれだ」の記事をご覧ください。

例文11:無気力な人

無気力な人との関わりにおいて、積極的にチームの士気を高めようとした工夫を述べた例文です。ネガティブな環境を前向きに変え、苦手な人以外のほかの人のモチベーションにも配慮する姿勢は、協調性とリーダーシップの表れとして面接で好印象です。

私が苦手なのは、「無気力な人」です。意欲のない姿勢が、周囲にも悪影響を与えるからです。

大学時代のカフェのアルバイトで、あるスタッフが淡々と仕事をこなすだけで、お客さまへのサービスを考えようとしない様子が気になりました。そこで私は、「サービス向上月間」として、各自で工夫できる目標を掲げ、全員で達成を目指せる提案をしました。
これにより、ほかのスタッフも意欲を持って働くようになり、チームの士気も向上しました。

御社でも、チーム全体の意欲を高める工夫をし、積極的に行動したいと考えています。

例文12:感情的になりやすい

以下は、感情的な人への共感や冷静な対応力が評価できるエピソードです。苦手な人とも建設的な関係を築くために柔軟に対応し、前向きに行動する姿勢が見られます。良好な人間関係を維持するために、冷静で落ち着いたコミュニケーションを心がける点が面接で好印象です。

私が苦手なのは、「すぐに感情的になる人」です。冷静な話し合いが求められる場で、感情的な反応は周囲に不安を与えることがあるからです。

ゼミ活動で、意見が衝突すると感情的に発言してしまうメンバーがおり、場が険悪になることがありました。そこで、感情的になりそうな場面では一度話を受け止めつつ、「具体的にはどう感じたのか教えて」と冷静に話を整理するように努め、円滑に意見交換を進めました。

御社においても、冷静な対話を心がけ、感情的な人にも寄り添いながら良好な関係を築きたいです。

例文13:コロコロと態度を変える

相手の態度に流されず、公正な対応力を持つための努力が伝わる例文です。どのような状況でも誠実さを保ち、冷静で毅然とした姿勢を示すことで、苦手な人とも良好な関係を築ける適応力がアピールされています。また、公平なコミュニケーションを意識する姿勢も面接での評価ポイントです。

私が苦手とするのは、「コロコロと態度を変える人」です。こうした態度は信頼関係を損ない、仕事にも悪影響を与えると感じます。

レストランでアルバイトをしていたとき、アルバイトの従業員に対してのみぞんざいな態度をとるお客さまがいました。最初は戸惑いましたが、同じような対応を避けるためにマニュアルを徹底的に覚え、対応力を身につけました。
自信を持って対応できるようになると、態度を変えるお客さまにもスムーズに接することができるようになりました。

御社でも、どんな状況でも誰に対しても公正な態度で接し、信頼を築けるよう心掛けたいと考えています。

例文14:マイナス思考

以下の例文では、マイナス思考の人にも理解を示し、苦手な人を突き放さず一緒に努力したエピソードを挙げています。面接では、統率力やリーダーシップのある人材として好印象を与えられるでしょう。

私が苦手とするのは、過度なマイナス思考の人です。リスクに囚われ、全体の士気を下げてしまうためです。リスクを考えることも非常に大切な能力ですが、不安な点ばかりに注目していては何も生み出せないと考えます。

以前、アルバイト先で達成が難しそうな売上コンクールの記録に挑戦したときのことです。メンバーの一人から「今のアルバイトの人数でこの数字の達成は絶対に無理だ。諦めた方が良い」という意見が出ました。しかし私は、その言葉に流されるのではなく、まずは目標達成のために今できることをリストアップし、実行可能な細かなタスクに分割して提案しました。

結果として、その発言をしたメンバーも含めた全員の意識が「無理だ」から「前向きにがんばろう」に変わり、最終的にコンクールでも良い結果を残せました。

この経験から、私はチームのモチベーションを維持し、ネガティブな雰囲気を払拭しながら目標達成に導く役割を果たすことができると確信しています。入社後も、常に前向きな姿勢で、貴社の掲げる目標達成に貢献していきたいです。

例文15:いい加減

以下は、いい加減な人が周囲に迷惑をかけているのを目の当たりにしたエピソードを盛り込んだ例文です。「苦手な人はこういう人だ」と伝えるだけでなく、反面教師にして自分は責任感のある人間になろうと決意した様子が読み取れます。

私はいい加減な人が苦手です。責任感のなさが周囲に迷惑を掛けるからです。

大学の学園祭で模擬店の企画・運営を担当した際、メニュー開発チームに所属していたメンバーの一人が、「多分大丈夫だろう」といい加減な見込みで材料を発注してしまいました。その結果、試作当日になって主要な材料が足りないことが発覚しました。

この時、私は「単に不満を言うのではなく、今できることをしよう」と考え、すぐに別のメンバーと手分けをして在庫のある店舗を探し出し、調達に成功しました。

この経験から、個人のいい加減さがどれほど周囲に迷惑をかけ、組織の計画を狂わせるかを痛感しました。同時に、予期せぬトラブルに対して、誰かが責任を持って主体的に行動することの重要性を学びました。

私はこの経験を活かし、入社後も、「言われたからやる」ではなく、「私が責任を持ってやり遂げる」という意識を持ち続けたいと思います。

例文16:決断力がない

決断力はビジネスを円滑に進めるうえで非常に重要です。「決断力がない人が苦手」と面接で伝えることで、自分は決断力を意識して行動できる人材だとアピールできるでしょう。実際の行動や結果も簡潔に述べられている例文です。

私が苦手とするのは決断力がない人です。明確な意思決定が遅れると、貴重な機会を逃すだけでなく、チーム全体の士気が低下し、次の行動に移れなくなってしまいます。

地域の活性化を目的としたイベントを企画した際、初期段階で複数のアイデアが出たものの、リーダーが「どれも一長一短だ」と判断を何度も先延ばしにしました。「もう少し情報を集めてから」「来週改めて考えよう」と繰り返すうちに、企画書作成の期限が迫ってしまいました。

この状況に対し、私は自ら各アイデアのメリットとデメリットを具体的な数値で比較した資料を作成しました。そして、リーダーと他のメンバーに対して、「期限までに企画を進めるため、この資料に基づき、今日中に一つに絞るべきだ」と強く提案しました。

その結果、議論は集約し、最善の企画を決定することができ、その後の準備も迅速に進められました。入社後も、停滞している状況があれば主体的に関与し、スピード感を持って目標達成に貢献していきたいです。

例文17:報連相ができない

以下の例文では、報告・連絡・相談(報連相)の重要性を理解していることをアピールできています。ただ嫌いな人を非難するだけでなく、経験を糧にしてより良い方向に物事を導けるようになった成果を面接で伝えているのもポイントといえるでしょう。

私が苦手なのは、必要な報告・連絡・相談を怠る人です。報連相の不足は、周囲の人がその人の状況を把握できなくなり、結果的にトラブルに繋がると考えるためです。

大学時代、アルバイト先の飲食店で、新しく導入する予約システムのオペレーションマニュアルを作成をしていたときの話です。

チームメンバーの一人が担当していた部分で、仕様変更があったにもかかわらず、その情報をリーダーや他のメンバーに一切報告しませんでした。最終確認の段階でそれが発覚し、すでに完成していた他のメンバーのマニュアル内容を大幅に修正する必要が生じ、対応が大幅に遅れる事態となりました。

この失敗を経験してからは、自分の担当部分に変更や問題が生じた際は、すぐにチーム全員が確認できる共有ツールに情報をアップロードし、口頭でもリーダーに報告することを徹底しました。

この経験を通じて、報連相は単なるマナーではなく、組織の効率と信頼を守る生命線であることを学びました。入社後も、正確で迅速な報連相を実践することで、貴社の円滑な業務遂行に貢献していきたいと考えています。

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面接で「苦手な人」を答えるときのNG例

ここでは苦手で苦手な人を聞かれた場合の、避けたい解答例を紹介します。

「苦手な人はいない」と回答する

「苦手な人はいない」という回答は避けましょう。「いない」と回答してしまうと、面接官に「思い浮かばずにとっさにいないと答えているのではないか」「良い人に見られたいだけなのでは」と捉えられるリスクがあります。もしくは、「今までほとんど人と関わることがなかったのでは」と感じさせてしまう恐れもあるでしょう。

ほかにも、「苦手だと思わないようにしている」「良いところを見るようにしている」と言った回答は、「苦手な人は?」という質問の意図から逸れてしまっているので避けるべきです。

「嫌いな人」など直接的に表現する

面接では、「嫌いな人」という表現は控え、「苦手な人」と表現したほうが良いでしょう。面接官によっては、「どんな人が嫌いなの」という言い回しで聞いてくることもあります。

しかし、そのまま「嫌いな人は~」と答えると、「どうしても相容れない存在」といった印象を強く与えるでしょう。また、感情的になっているイメージを持たれる可能性があります。

回答する際は、できるだけネガティブな表現を避け、前向きなイメージを伝えることが大切です。

「関わらないようにしている」と伝える

「苦手だと感じた人とは話さない」「関わらないようにして無視する」など、最初から人を避けてやり過ごすような回答はマイナスイメージにつながるので避けましょう。業務を進めるうえで、苦手な人を避け続けることはできません。

企業は応募者の問題解決能力や対応力を見極めようとしています。問題から目を反らそうとする姿勢は、「逃げ癖があるのでは」「責任感はないのでは」という印象を持たれる可能性があるでしょう。

苦手な人を避けるのではなく、「△△といった部分が苦手だったが、△△のように働きかけることで分かり合えた」のような、自ら働きかけた内容を話すのをおすすめします。

苦手なタイプをとにかく伝える

「怒りっぽい人が苦手です。また、時間を守らない人やお金にルーズな人も苦手です」のように、自分の苦手なタイプを次々と話すのは避けましょう。

面接官はただ苦手なタイプを聞きたいのではなく、苦手な人に対してどのように対応するのかを確かめたいのです。

苦手な人をとにかく伝えてしまうと、「人間関係の好き嫌いが激しく、協力して仕事ができない」と思われてしまいます。面接では、苦手な人の要素は1つだけ伝えるようにしましょう。

面接での回答内容によっては、選考に落ちてしまうこともあります。そのようなときは早急に気持ちを切り替える必要があるでしょう。「面接に落ちたときのメンタル切り替え方法とは?原因や対処法も紹介」の記事では、メンタルを切り替える方法をまとめています。

内面以外の理由を伝える

面接で苦手な人について話すときに、「清潔感のない人が嫌い」「太っている人が嫌い」といった内面以外の理由を挙げるのは避けるべきです。回答から自分の長所や強みをアピールできないばかりか、偏見のある人というネガティブな印象を与えます。

見た目で人を判断するような就活生は、組織の和を乱す可能性があるため、採用したいと思ってもらいにくいでしょう。必ず内面にスポットを当てたエピソードを話すことが大切です。

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苦手な人が思いつかない場合の探し方

苦手な人の特徴が思いつかない場合は、過去の経験を振り返ったり、周りに聞いたりしてみましょう。ここでは、面接での「苦手な人」の質問への答え方が思いつかないときに試したい4つの方法を紹介します。

これまでのトラブルを振り返る

これまでのトラブルを振り返り、どのような理由で苦手に感じたのか思い出してみましょう。自分の許せなかった行動や発言を思い出せば、自分の苦手な人が分かります。

過去のトラブルを思い出すときは、「なぜトラブルになったのか」「どの部分が苦手だったのか」を思い出してみてください。「友人と喧嘩した→友人が時間を守らなかったから→時間にルーズな人が苦手」のように、自分の苦手とする性格や特徴が見えてくる可能性があります。

うまく関われなかった人を思い出す

面接で苦手な人の質問に答えるために、トラブルにはならなくても、うまく関われなかった人も思い出してみましょう。苦手な人だと感じる部分があると、なんとなくぎこちなくなったり、避けようとしたりしてしまいます。

うまく関われなかった人を思い出す場合も、「なぜうまくいかなかったのか」を考えるのが大切です。時間をかけてじっくり考えてみると、違和感を感じたタイミングを思い出せる可能性があります。

友人や家族に聞いてみる

自分だけでは苦手な人の特徴を言語化できない場合、友人や家族に聞いてみるのもおすすめです。周囲からの客観的な印象を聞くことで、気づけることもあります。

また、自分では苦手だと思っていなくても、周囲からすると苦手そうに見える人もいるでしょう。友人などから話を聞き、自分に合わないかどうか考えてみてください。

強みや長所の逆を考える

強みや長所の逆を考え、合わないか考える方法もあります。自分ができることをできなかったり、自分が守りたいルールを守らなかったりする人は、苦手に感じるケースがあるためです。

たとえば、約束を守ることを大切にしている人は、約束を守らない人が苦手かもしれません。「当たり前のことをなぜできないのか」と思ってしまうためです。

面接で答える苦手な人が思いつかない場合、強みや長所の反対を考え、自分が許せそうか考えてみましょう。

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面接で「苦手な人」の回答に困っているあなたへ

企業が面接で「苦手な人」を聞くのは、応募者の人間性などの人柄を把握したり、対応力を知るためです。

社会にでると、自分と合わない人とも一緒に仕事をしなければならない場面はよく訪れます。苦手な人を前にして、どのような立ち振る舞いができるのかを面接で知りたいと考えており、就活生にこのような質問をするのです。

回答では、「具体的にどんな人が苦手なのか」「なぜ苦手だと感じているのか」「苦手な人とどのように対応していくのか」について、理由とともに示しましょう。

企業が納得する回答を用意するためにも、面接対策はしっかり行っておくべきといえます。面接対策は一人でやるよりも、プロと行うのがおすすめです。キャリアチケット就職エージェントでは、面接対策などの就活生向けの就活相談を無料で受け付けています。まずはお気軽にご相談ください。

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面接での「苦手な人は?」の質問に関するよくある質問

ここでは、面接での「苦手な人はいますか?」「苦手な人とはどう関わりますか?」といった質問に関するよくある質問をまとめています。

Q.面接で苦手な人との付き合い方を聞かれたら?

A.面接で苦手な人との付き合い方を聞かれたら、簡潔に苦手な人の特徴を答えたうえで、関わり方や対処方法を述べましょう。「付き合わないようにしている」「関わらないしている」といった答えは問題から逃げようしている印象を与えるため、おすすめできません。

面接の上手な答え方については、「面接官が見ている6つのポイント!よくある質問と印象アップのコツも解説」の記事をご覧ください。

Q.苦手な人がいないので面接で答えられません

A.面接官は苦手な人との関わり方を知りたがっているため、実際に苦手と感じる人がいなくても「いません」と答えるのは避けましょう。過去に嫌な思いをした経験を思い返したり周囲の人に聞いたりすることで、苦手な人を思い浮かべやすくなります。

苦手な人を思い出すためには、自己分析も効果的です。「「自己分析のやり方がわからない」と悩む人へ方法を解説」の記事を参考にして、自己分析を進めましょう。

Q.面接で苦手な人を正直に答えたらまずい?

A.面接では嘘をつかず、正直に答えるべきです。しかし、苦手な人の要素として身体的特徴や出自など、内面以外の理由を挙げるのは避けましょう。人を外から見ただけで判断する人物と捉えられ、印象が悪くなる可能性があります。

面接で好印象を残したい方は、「面接の受け答えで好印象を与えるコツは?回答の長さや答え方の例文も紹介」の記事をご覧ください。

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本記事の監修者

淺田真奈(あさだまな)

大学時代は接客のアルバイトを3つかけもちし、接客コンテストで全店1位になった経験をもつ。新卒では地方創生系の会社に入社をし、スイーツ専門店の立ち上げからマネジメントを経験。その後、レバレジーズへ中途入社。現在はキャリアチケットのアドバイザーとして、学生のキャリア支援で学生満足度年間1位と事業部のベストセールスを受賞し、リーダーとしてメンバーのマネジメントを行っている。

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