このページのまとめ
- 就活セミナーには、多彩なテーマが設定されているので自分に必要なものを見極める
- 就活セミナーは就活生が自ら情報を得るイベントなので、会社説明会とは異なる
- 就活セミナーへの参加は、有益な情報を得て志望業界や企業を絞れるメリットがある
- 参加者にはアンケート用紙にセミナーの感想文を求められることがある
- 目的意識とマナーを備えて参加すると有意義な就活セミナーにできる
就活セミナーの感想文に何を書くべきか迷う人もいるでしょう。感想文には的を射た内容を記載するのがポイントです。このコラムでは、就活セミナーの感想の伝え方を例文を交えて紹介しています。また、「就活セミナーでは何をするのか」「参加するべきか」と迷う就活生に向けて、就活セミナーの種類や参加することのメリットを解説。就活セミナーに申し込む前に、ぜひご一読ください。
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就活セミナーの感想文を作成するポイント
面接の際に採用担当者から「参加したセミナーはいかがでしたか?」など質問されることもあるので、感想を聞かれたときの答え方のコツを確認しておきましょう。
この項では、就活セミナーのアンケート用紙に記載する感想文の書き方をご紹介します。
「特になし」は避ける
「ありきたりな内容の短文しか書けない」「答えられない」ということは避けましょう。
真面目に参加していたのか、志望度が低いと判断されてしまうこともあります。
的を射た感想を作成する
要点を押さえた感想を述べることで、採用担当者に好印象を与えることもあります。直接、採用に繋がることは少ないのですが、志望度の高さや人柄をアピールする材料になるでしょう。
感想を述べる際に押さえておくべきポイントは、主に下記の4点です。
・セミナーの内容
・初めて知ったこと
・今後の課題点
・企業や業界に対する感想
セミナーで行われた内容やそこで新しく知ったこと、その結果見つかる自分の課題点と解決策を上げるとオリジナリティのある感想文を作成できます。
感想の例文
「今回の就活セミナーに参加し、◯◯様にお話をお伺いしたのですが、自社の課題点に関しても明確に説明してくだった部分に透明性を感じました。
何度か質問いたしましたが、部署ごとに異なる業務内容や雰囲気、将来的な海外の勤務先などを詳細に教えてくださり、より御社への志望度が高まりました」
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そもそも就活セミナーとは?
就活を始める際、よく目や耳にする「就活セミナー」。
一言で就活セミナーといっても、大きく分けて下記の3種類があります。
1.合同セミナー
就活や選考に関することを網羅的に学べるセミナーです。
自己分析・企業研究のやり方や、エントリーシートをはじめとする応募書類の書き方、面接対策をレクチャー。就活を始める際の、「企業とは」「会社とは」「就活とは」を知るためには、参加しておくと有益な情報を得られます。
2.企業セミナー
企業についての詳しい情報を提供するセミナー。特徴的なのは、その企業の社内で行ったり、社員が主体となって開催されたりするので、企業の雰囲気を感じ取れる点です。
3.業界セミナー
同業界の企業が複数集まって開催するセミナーです。志望する業界が決まっている就活生を対象としています。ある程度、業界研究できている就活生が参加するので、各企業の専門的で詳細な事業内容などの情報を得られるでしょう。
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就活セミナーでできること
各就活セミナーでは、主に下記のようなことが行われています。
・応募書類の書き方
・面接対策
・ワークショップやグループディスカッション
・業界や企業についての説明会
・企業の採用担当者によるレクチャー
セミナーの開催時期によっては、就活の始め方や自己分析、企業研究の進め方といった基礎的なレクチャーがあります。また、実際に企業の採用担当者や採用担当経験者による、就活マナー講習をはじめ、ほかの就活生とのグループディスカッションなど参加型のセミナーも実施されることも。
開催されるセミナーには、それぞれテーマが設けられているので、自分がどんな情報を得たいかを見極めて参加するセミナーを選びましょう。
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就活セミナーと会社説明会の違い
就活セミナーとは、就活生が自ら進んで就活に関する役立つ情報を得るものです。
よく似たもので「会社説明会」があります。これは企業の人事部が、就活生に自社の事業内容や企業理念、各部署の業務内容、選考フローなどについてを紹介するものです。1社やグループ会社単位、業界単位で開催され、就活生が座って話を聞くスタイルが多くあります。
会社説明会には、下記の2種類があります。
・単独説明会
・合同企業説明会
1社が開催している「単独説明会」は、一般的に2時間の説明会。その企業に興味がある就活生を対象とし、説明会に際して、なんらかの選考が行われる場合もあります。
複数の企業が1つの会場に集まって行う「合同企業説明会」では、一般的に1社につき20分程度の簡単な説明をする時間が設けられている場合が多いでしょう。また、企業ごとに設けられたブースを内で、人事担当者が自社の会社概要や事業内容などを紹介したり、個別の質疑応答に対応したりすることもあります。
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就活セミナーへ参加するメリット
この項では、就活セミナーに参加することでどのようなメリットがあるかを解説します。
就活に関する情報を得られる
就活セミナーは、テーマによって就活全体や企業、業界に関する疑問を解決できる場です。
自己分析や企業研究の仕方など、就活の進め方やマナーなどの基礎を学べるセミナーのほか、企業の選考フローや業務内容など企業の詳細を知ることができるセミナーなど幅広いテーマがあります。
また、グループディスカッションやワークショップがある場合は、一人では気付ない課題点や改善点を得られるでしょう。
自分の進路を絞れる
就活セミナーへの参加は、まだ進路が決まっていない人であっても、志望する業界を絞り込めるチャンスです。
各業界や企業の詳しい情報を知ることで、自分が将来進みたい進路を見極められるでしょう。
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就活セミナーへ参加する際のマナー
就活セミナーは、就活を始めたばかりの人向けであるとはいえ、マナーが必要となります。マナーを守って参加することをおすすめします。
心構え
就活セミナーは、就活生が能動的に動くことで多くの情報を得られるイベントです。受け身な姿勢はNG。下記のポイントを心がけて参加しましょう。
・目的意識を明確にする
・積極的な姿勢
「自分がそのセミナーで何を知りたいのか」を、参加前に明確にしておく必要があります。気になることや疑問は、積極的に担当者へ質問しましょう。参加したセミナーが有意義なものになるか否かは自分次第です。不安点がスッキリした状態で会場から帰るのがベストです。
身だしなみ
セミナーは、多くの社会人や企業の採用担当者と話をする場です。就活生でも社会人として相手に失礼のないようにマナーに気をつけるべきです。
リクルートスーツ
参加申込の際、「服装自由」と書かれていることもありますが、リクルートスーツが無難です。
アパレル関連やベンチャー企業など「私服でお越しください」のような指定がある場合は、私服で参加しても問題ありません。
清潔感を重視
スーツや私服のどちらであっても、就活に関するイベントなので清潔感は重要。シワや汚れがなく、露出が少ない服装にしましょう。
髪型やメイク
就活シーンでは、服装で目立つ必要はありません。額や耳が出た清潔感のある髪型がおすすめです。過度なメイクやアクセサリー、香水は控えたほうが良いでしょう。
持ち物
就活シーンでは、メモをとったり時間を確認したりと就活をする際に必要なものの定番があります。
・招待状
・筆記用具(ノートやペン)
・腕時計
・ハンカチやティッシュ
セミナー参加への申込時に、招待状を発行されることがあります。招待状がない場合、参加できないことも。このように、持参するように指定があるものは、参加する前に確認し忘れ物がないようにしましょう。それらを入れるカバンは、就活用のものを用意するのが無難です。
就活生は、社会人への第一歩。就活に関するイベントへは、社会人として相手に不快な思いをさせないマナーを身に付けて参加しましょう。
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