就活セミナーのマナーを手順ごとに解説!服装や持ち物もチェックしよう

このページのまとめ

  • 就活セミナーでマナーある行動を取ることは重要
  • 就活セミナーで「マナーのない就活生」と見なされれば選考に響く可能性がある
  • 就活セミナーの服装はリクルートスーツ着用が基本
  • 会場へは早めに到着し、受付では挨拶やお礼も述べるのがマナー
  • 就活セミナーでは、退場するまで企業の目を意識し緊張感を保つ

就活セミナーのマナーを手順ごとに解説!服装や持ち物もチェックしようのイメージ

就活セミナーではどのようなマナーが求められるのでしょうか。「就活セミナーでもマナーの有無は重要なのかな」と疑問に思う方もいるでしょう。
就活セミナーは企業の目があるため、マナーを意識して行動することが必要です。このコラムでは、就活セミナーにおけるマナーのポイントを順を追って解説します。就活セミナーの必須アイテムや適した服装などもあわせてご紹介。マナーを守った対応で、企業に好印象を与えましょう。

 

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就活セミナーではマナーの有無を問われる

就活セミナーは、就活スキルや企業・業界ごとの仕事を学べるセミナーなどを指します。就活セミナーには企業関係者がいるため、身だしなみや所作に配慮することが必要です。企業に「マナーのない就活生」と印象づけてしまうと、後の選考に響く恐れがあるため注意しましょう。

 

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就活セミナーに必須の持ち物

就活セミナーの会場に着いてから困ることのないよう、必要な持ち物は早めにそろえておきましょう。就活セミナーに持参すべき主な持ち物は、以下のとおりです。

・A4サイズの書類に対応できる鞄
・必要書類…会場資料、エントリー用紙、履歴書など
・筆記用具…メモ帳、ペン、スケジュール帳など
・クリアファイル
・ハンカチ、ティッシュ
・スマホ
・学生証

上記以外にも、現金や薬、替えのストッキングなど、自分オリジナルの就活アイテムを準備すると良いでしょう。

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就活セミナーにおける服装マナー

就活セミナーには、どのような服装が適しているのでしょうか。以下で、就活における服装マナーを確認しましょう。

リクルートスーツの着用が基本

就活セミナーでは、リクルートスーツを着用しましょう。
服装自由とされている場合はオフィスカジュアルを意識した格好も可ですが、スーツ着用の就活生が主なため、悪目立ちしてしまう恐れがあります。常識やマナーがあることを印象づけるためには、スーツで参加するのが無難でしょう。
なお、服装について何も明言されていなければ、スーツを着るのが通例です。ラフな服装で参加することのないよう注意してください。

会場に入る前にコートなどは脱ぐ

冬場や肌寒い季節には、スーツの上にコートやマフラーなどの防寒着を身につける就活生もいるでしょう。
防寒着は、就活セミナーの会場に入る前にすべて脱ぐのがマナーです。コートは軽く畳んで腕にかけ、マフラーや手袋といった小物類はできるだけ鞄にしまえばスマートに見えます。

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就活セミナーのマナー5つのポイント

ここでは、就活セミナーに参加する際の流れをご紹介します。以下で、各場面ごとのマナーを確認しておきましょう。

1.会場到着

会場には、時間に余裕を持って到着しましょう。セミナー開始時間のギリギリに滑り込むのは、「時間の管理が甘い」と見なされる可能性があります。
就活中は早め早めの行動を心がけ、少なくとも10分前には会場に着けるよう心がけましょう。

2.受付

受付では、挨拶をした後に大学名と氏名を名乗りましょう。企業の目があることを意識して、丁寧な応対に努め、礼儀正しく振る舞うことが大切です。
名札や資料などを渡されたら両手で受け取り、お礼を伝えるのを忘れないようにしてください。

3.就活セミナー開始前

受付を済ませ会場内に入ったら、速やかに着席します。以下のポイントに留意しながら、セミナー開始までの時間を緊張感を持って過ごしましょう。

・私語は控える
・スマホを電源オフかマナーモードにする
・座る席に配慮する
・資料や筆記用具などの準備をする
・資料などの疑問点を書き留めておく

会場内での私語は慎み、スマホの電源はオフに設定しておくのがマナーです。
座席は基本的に係の案内に従いましょう。自分の都合だけ考え、後部席や端の席などを選んで座るのは避けてください。後から来た就活生が座りづらくなり、企業側にも手間をとらせる可能性があります。周囲の状況に配慮しながら行動することが重要です。
着席後も静かに過ごし、資料や筆記用具を手元に用意しておきましょう。資料にはひととおり目を通し、質問したいことなどがあればメモしておくのがおすすめです。セミナーへの理解を深めて積極的な質疑応答を行えば、就職に対する意識の高さをアピールできます。

4.就活セミナーの最中

就活セミナーの最中は、以下の点に気をつけましょう。

・姿勢良く座る
・メモを取る

セミナー時間が長くても、姿勢を崩して座るのはNGです。背筋を伸ばし、足をまっすぐ前向きにして座りましょう。男性なら肩幅程度に軽く足を開き、女性なら膝を閉じかかとをそろえるのが基本です。
セミナー中は、話し手へ目線を向けつつ、タイミングを見計らいながら適度にメモを取りましょう。
こうすることで、企業にやる気や熱意を伝えられます。ただし、メモに気を取られ下ばかり向いていると、「話を聞いていないのでは」と思われる恐れがあるため注意しましょう。

5.就活セミナー終了後

就活セミナーの終了後は、「本日はありがとうございました」「失礼いたします」などと挨拶やお礼を述べて、スムーズに退場しましょう。
セミナー終わりには気が緩む就活生もいるかと思いますが、会場内で友人などと談笑することは避け、私語は控えましょう。会場を後にするまでは、企業の目があることを意識し、緊張感を保つことが大切です。

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就活セミナーで質問する際の3つのマナー

就活セミナーでは、質疑応答の時間を設けていることがあります。質問する際のマナーを知り、TPOを意識した対応を取りましょう。

1.挨拶をして学校名・氏名を告げる

就活セミナーで質問をする際は、まず学校名と氏名を名乗りましょう。身分も明かさず、いきなり本題に入るのは失礼にあたります。「本日はありがとうございました」と一言お礼を添えてから質問をすると、好印象を与えられるでしょう。

2.自分1人で何回も質問しようとしない

質疑応答の時間には限りがあるため、自分1人で何度も質問しようとするのはマナー違反です。質問は多くても2つにとどめ、ほかの就活生の質問時間がなくならないよう配慮しましょう。
また、ほかの就活生がどのような質問をしているかにも注意を払うことが大切です。重複した質問は、企業や他セミナー参加者の貴重な時間を無駄にしてしまうとともに、「話を聞いていない」と企業に悪印象を与える恐れがあるため注意しましょう。

3.調べれば分かる内容の質問は避ける

積極的に質問することは良いことですが、自身で調べれば分かる内容を質問するのはマイナス評価につながります。「企業への興味が薄い」と判断される可能性があるためです。
就活セミナーに参加する際には、企業のWebサイトなどをひととおり見て研究しておくなどの下準備が必要でしょう。
 

 

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