このページのまとめ
- 就活セミナーは、就活に必要な多様なテーマが設けられている
- どのセミナーへ行くべきかと迷ったら、自身が必要な情報を得られるものを選ぶべき
- 就活セミナーは参加型、説明会は聴講型で厳密には異なる
- 就活セミナーに参加する際は、目的意識を持ち事前準備をすると有意義なものになる
「就活セミナーに行くべきか」「どのイベントを選ぶべきか」と迷う就活生も多いようです。就活セミナーは、自分の知りたい情報をテーマとしたものを選ぶと、就活を効率的に進められます。当コラムでは、就活セミナーの種類や参加するメリット、参加する際に準備することを解説。ぜひ、自分に合った就活イベントに参加し、有意義なものにしましょう。
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就活セミナーに参加する3つのメリット
ここでは就活セミナーへ行くべきか迷っている方に向けて、セミナーで得られるメリットをご紹介します。
1.就活に関する情報を入手できる
就活を初めて間もない方は、就活のスケジューリングや業界研究のやり方など就活の進め方が分からないこともあるようです。
就活セミナーには、企業研究や自己分析の仕方をはじめ、エントリーシートや履歴書の書き方など就活に関する基礎的なことをテーマにしているものがあります。
またビジネスマナーのほか、インターンシップについてや業界・企業の詳しい情報を提供しているセミナーもあるので、就活を何から始めたら良いのかと迷う場合は、参加することで解決できるでしょう。
2.企業や業界を知る
就活セミナーは、志望する企業や業界のことを深く知るチャンスです。業界全体や企業の業務内容はもちろん、採用する人材の傾向などに言及することもあります。実際に企業の人事担当者が講師として招かれ、採用で重視している点を聞けるセミナーもあります。
志望業界や企業を絞り込みすぎている場合、視野を広げることも可能。「こんな業界(企業)があったのか」と新たな発見が多いでしょう。
3.選考フローに慣れる
就活セミナーは参加型のテーマが多く、模擬面接やグループディスカッション、採用試験の予行練習を体験できます。就活生にとって選考フローは、多くの社会人と会い自分を売り込むという難易度の高い作業の連続です。選考フローの種類を知ったり事前に体験したりすることで、慣れることでしょう。
上記のことから、行くべき就活セミナーを選んで参加することで、就活を効率的に進められるといえます。
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就活セミナーの種類
そもそも就活セミナーとは何なのか?しっかり把握している就活生は少ないようです。
就活セミナーは、大きく分けて下記の3種類があります。
1.自己分析セミナー
就活を始める際、自己分析は必要不可欠な作業です。自分はどんな職業に就きたいのか。自分の長所や短所、採用担当者の目に留まる自己PRを見つけるために自分を客観的に分析する必要があります。
しかし、アドバイスやレクチャー無しでは難しいのがこの自己分析。講義やワークショップなどで自己分析の仕方を学べば、自分の適性が見つけられるでしょう。
2.応募書類・面接対策セミナー
自分の志望する企業へ応募する際、エントリーシートや履歴書を提出します。それら応募書類の基本的な書き方や採用担当者に好印象を残す書き方を学べるセミナーです。
面接対策セミナーでは、模擬面接や就活生同士でテーマに沿ったグループディスカッションを実施します。企業の中には、面接のほかにグループディスカッションを実施することがあり、何度も練習し慣れることが重要です。他人との練習を通じて、本番で緊張してしまうことを防いだり、自分では気付けない癖を指摘してもらったりすることで、本番にベストの状態で臨めるでしょう。
3.企業・業界研究セミナー
自分が志望する企業や業界の詳細を知ることができます。
企業研究セミナーでは、企業研究の仕方を学び、自分の企業への適性を見つけたり志望動機の作成方法を身に付けたりできます。
業界研究セミナーは、その業界にはどのような企業・職種があるのか、また業務内容を知ることで、自分の進路を明確にできるでしょう。
就活セミナーは、それぞれにテーマが設けられていることが多く、自分が知りたい情報を提供しているセミナーを選んで申し込む必要があります。
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セミナーと説明会は異なる
就活をしていると、「セミナー」や「説明会」などニュアンスが似ている就活イベントに出会うでしょう。
就活セミナーと企業説明会は、厳密には下記のような異なる点がいくつかあります。
1.セミナーはキャリアセンターなどが開催
大学のキャリアセンターやエージェント企業が主催していることが多いのが特徴です。セミナーごとに多様なテーマが設けられているので、興味に合わせて就活生自身が参加を決められます。一方説明会は、企業が開催している場合が多く、企業が自社の情報を就活生に知ってもらうために講演しています。
2.セミナーは参加型が多く説明会は聴講型が多い
就活セミナーは、模擬面接やグループディスカッション、ワークショップなど参加型のテーマが多く、自分が知りたい情報を能動的に学ぶ場です。
一方、説明会は企業が自社の業務内容や企業理念を講演するケースがほとんど。就活生は椅子に座って聞くという聴講スタイルになります。
3.企業説明会は就活生に企業のことを知ってもらう場
企業説明会は、企業側が自社のことを就活生に知ってもらうことが目的のイベントです。
企業説明会には、1社が単独で自社の説明をするものと、複数の企業が集まって開催される「合同企業説明会」があります。合同企業説明会へ参加することで、効率的に多くの企業を知れる点が特徴です。
今、自分がどんな情報を必要としているのかを考え、参加する就活イベントを選びましょう。
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就活セミナーを有意義にするポイント
就活セミナーに参加する前に準備しておくと良いことや、参加する際の心構えが重要です。
この項では、参加する就活セミナーを有意義なものにするポイントを解説します。
目的意識を持つ
就活セミナーは、「ただ参加するだけでは意味がない」といわれています。
自分が何を知りたくて参加したのか、目的意識を持ちましょう。参加したからには、疑問や不安を解決するべく、担当者へ積極的に質問をしたり、実施されているワークショップなどに参加したりすると多くの情報を入手できます。
事前にチェックする項目を絞る
就活セミナーへ申込む前や参加する前に、下記のようなポイントを絞っておきましょう。
・開催内容や費用
・ワークショップのテーマ
・企業の雰囲気
そのセミナーが、本当に知りたい情報を提供するものか、何を得られるものかをチェックしてから参加しましょう。
また事前に、ワークショップやグループディスカッションのテーマが分かる場合は、下準備をしておくと、発言回数が増えるでしょう。そのほか、参加企業と担当者の雰囲気をチェックすることで、社風や自分との相性が見えてきます。
自分の将来に関わる就活。自ら動いて情報を得る「行動力」を活用しましょう。
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