自己PRで箇条書きはOK?魅力的に仕上げるコツや注意点をチェック!

このページのまとめ

  • 自己PRは箇条書きで書いても問題はない
  • 自己PRの箇条書きは文章が簡潔にまとまり、採用担当者が要点を把握しやすくなる
  • 自己PRの箇条書きは3つ以内に絞り、具体的なエピソードを盛り込もう
  • 自己PRを箇条書きで書く際は、内容に矛盾がないよう注意しよう

自己PRで箇条書きはOK?魅力的に仕上げるコツや注意点をチェック!のイメージ

自己PRを箇条書きで書いても良いか迷っていませんか?
伝えたいことが複数ある場合は、自己PRに箇条書きを取り入れても問題はありません。ただし、事務的な印象を与える恐れもあるため、多用は控えましょう。
このコラムでは、箇条書きの自己PRを魅力的に仕上げるためのポイントをまとめています。例文も二通りご紹介しているので、箇条書きの自己PRを書きたい方は参考にしてください。

 

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自己PRは箇条書きで書いてもOK!

履歴書やESに書く自己PRは、箇条書きでも問題はありません。基本的には1つの文章にまとめるのが望ましいですが、企業にアピールしたいポイントが複数ある場合は箇条書きで書くのも良いでしょう。
また、文章をコンパクトにまとめるのが苦手な方にもおすすめの方法です。

自己PRを箇条書きで書くと読みやすくなる

自己PRを箇条書きで書くと、文章が読みやすくなるというメリットがあります。箇条書きは文章にメリハリをつける、内容を簡潔にまとめるのに効果的です。
応募者数が多ければ多いほど、採用担当者は一人ひとりの応募書類をじっくり見ることが難しくなります。自己PRに箇条書きを取り入れれば、担当者が忙しい場合でもひと目で要点を伝えられるでしょう。

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箇条書きで魅力的な自己PRを書く4つのコツ

ここでは、箇条書きで魅力的な自己PRを仕上げるコツを解説します。
箇条書きは文章が読みやすくなる反面、淡白な印象を与え、採用担当者に熱意や意欲が伝わりにくい可能性も。下記でご紹介するコツを踏まえ、箇条書きでも十分に伝わる自己PRを作成しましょう。

1.箇条書きは3つ以内に絞る

自己PRに取り入れる箇条書きは、3つ以内に絞りましょう。箇条書きの項目が多すぎてしまうと、一つひとつのアピールポイントがぼやけ、かえって相手に伝わりにくくなるからです。
箇条書きを3つ以内に絞れば内容が頭に入りやすくなり、文章もコンパクトに収まって見やすくなります。

2.応募先の企業に合った内容を選ぶ

箇条書きにする内容は、応募先の企業に合ったものを選びましょう。
自己PRには自分の長所のアピールだけでなく、「企業との相性」を示す目的もあります。そのため、アピールポイントは企業が求めている人材にマッチしていることが必要です。
社風や理念、仕事内容など、応募先の企業に関する情報を収集し、自分の長所の中から合いそうなものをピックアップしましょう。

3.裏付けとなるエピソードを盛り込む

自己PRでアピールポイントを的確に伝えるには、裏付けとなる具体的なエピソードを盛り込むことが大切です。「私の強みは◯◯です」だけでは、採用担当者に魅力が伝わりません。具体的なエピソードが添えられることで、内容に説得力を持たせられます。
アルバイトやサークル活動、大学での勉強の中から、アピールポイントに合ったエピソードを選びましょう。全てのアピールポイントに同じエピソードを使用すると「ほかに頑張っていることはないのだろうか」と疑問に思われる恐れがあるため、それぞれ違ったエピソードを合わせるのがベターです。

4.企業にとっての読みやすさを第一に考えて作成する

箇条書きで自己PRを作成する際は、企業側が読みやすい文章であることを最優先に考えましょう。「まとめるのが楽だから」という考えだけで箇条書きを使用すると、自己PRの内容が薄くなってしまう恐れがあります。
箇条書きはあくまで企業が自分のアピールポイントを素早く把握するための手段であることを念頭に置き、丁寧に内容を練りましょう。

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自己PRを箇条書きで書くときの例文

ここでは、自己PRを箇条書きで書く場合の例文を、二通りのパターンに分けて挙げています。自己PRをどのような書けば良いか悩んでいる方は、参考にしてください。

複数の事柄を並べる場合の例文

私は、1年生から軽音楽部でドラマーとして活動してきました。軽音楽部では、部員同士で協力して演奏を完成させるためのチームワークが重要です。また、ドラムはリズム部分を担うパートなので、演奏に乱れが出た場合にフォローする必要があります。
サークル活動を通し、3つのことが身につきました。下記の3つを、貴社の総務でも活かしていけると考えています。

・縁の下の力持ちとしてチームを支えるサポート力
・チームで物事を成し遂げるための協調性
・トラブルが発生した際も適切な対応ができる柔軟性

以上を武器にして、貴社で一緒に働く方々が快適に勤務できる環境を作り上げていきたいと思います。

段落で区切る場合の例文

私の強みは、人の背中を押すのが得意なことです。この強みを活かし、大学時代は下記の3つのことを成し遂げました。

・ゼミ…ゼミ長として、発言をするのが苦手なメンバーにも積極的に声をかけ、全員が意見を言いやすい雰囲気づくりに務めました。
・部活動…1年生からバスケットボール部でマネージャーを務めていました。怪我から復帰したばかりでプレッシャーを感じている部員に声掛けをして相談に乗り、胸を張って試合に出られるようサポートしました。
・アルバイト…飲食店のアルバイトで後輩の教育係を務めました。新人に仕事を教えるだけでなく、長所を見つけて一人ひとりに合った仕事を割り振りました。

上記の経験は、人を動かす広告作りをモットーとしている貴社でも活かしていけると考えています。

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自己PRを箇条書きで書くときの3つの注意点

自己PRを箇条書きで書く際は、下記の3つのポイントに注意が必要です。

1.箇条書きだけで終わらせない

文章を箇条書きだけで終わらせないようにしましょう。
箇条書きはあまり多く羅列すると話の焦点がぼやけてしまううえ、熱意が伝わりにくい事務的な内容になってしまいます。また、採用担当者に「文字数稼ぎ」「丁寧さがない」という印象を与えてしまう可能性も。
箇条書きはあくまで話の焦点を強調し、文章を読みやすくするためのものだと考え、適切な量とタイミングで取り入れましょう。

2.無理に取り入れない

1つの文章にまとめたほうが読みやすいと判断した場合は、無理に箇条書きを取り入れる必要はありません。
たとえば羅列できそうなポイントが1つしかない場合や、箇条書きにすると文章が散漫になりそうな場合など、自己PRの内容に合わせて要・不要を判断すると良いでしょう。

3.内容に矛盾が生じないようにする

箇条書する際は、内容に矛盾が生じないように注意が必要です。
たとえば、「リーダーシップがある」ことを伝えるための自己PRで、「人を裏方から支えるのが得意」と箇条書きにあったら違和感を覚えるでしょう。
文章を書く前に、「アピールしたいポイントとエピソードにズレがないか」「話の軸がぶれていないか」をチェックし、内容を整理しておくと安心です。

 

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本記事の監修者

淺田真奈(あさだまな)

大学時代は接客のアルバイトを3つかけもちし、接客コンテストで全店1位になった経験をもつ。新卒では地方創生系の会社に入社をし、スイーツ専門店の立ち上げからマネジメントを経験。その後、レバレジーズへ中途入社。現在はキャリアチケットのアドバイザーとして、学生のキャリア支援で学生満足度年間1位と事業部のベストセールスを受賞し、リーダーとしてメンバーのマネジメントを行っている。

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