このページのまとめ
- 就活5月は遅いわけではなく、今からでも内定は目指せる
- エントリー可能な企業を探し、効率的に準備を進めることが重要
- 焦らず自分のペースで就活を進め、確実に対策を行うことが大切
就活5月は遅いのではと不安に感じている方も多いでしょう。すでに内定を獲得している学生がいる中で、今から就活を始めても間に合うのか、どのように進めればよいのか悩んでいる方もいるかもしれません。
しかし、5月からでもエントリーできる企業は多くあり、戦略的に行動すれば十分に内定を目指せます。焦らず自分に合った企業を見つけ、効率的に選考を進めることが大切です。この記事では5月からでも応募できる企業の探し方や、短期間で効果的に準備を進める方法を解説します。今から就活を始める方は、ぜひ参考にしてください。
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- 5月から就活を始めても遅くない理由
- 5月でもエントリー可能な企業は多い
- 5月の時点で内定がなくても遅いわけではない
- 5月から就活を始めるメリット
- ライバルが少なく内定を獲得しやすい
- 自分のペースで就活を進められる
- 5月から就活を始めるデメリット
- 応募できる企業の数が減る
- 短期間での選考が増える
- 5月から就活を始める人が今すぐやるべき5つの対策
- 1.自己分析と企業・業界研究を進める
- 2.応募できる企業を探し優先順位を決める
- 3.説明会やOB・OG訪問で企業理解を深める
- 4.エントリーシートと面接対策を進める
- 5.就職エージェントやキャリアセンターを活用する
- 5月から就活を始める人が狙うべき企業の特徴
- BtoB企業
- 大手企業の子会社・グループ企業
- ベンチャー企業
- 二次募集を行う大手企業
- 5月からでも間に合う効率的な就活の進め方
- 企業の採用ページを定期的に確認する
- 就職情報サイトやSNSを活用する
- 企業の採用担当者と直接つながる
- 焦らず自信を持って選考に臨む
- 5月から就活を始めるあなたへ
5月から就活を始めても遅くない理由
5月は多くの企業で選考が進み就活の動きが本格化する時期です。この時期の特徴を知ることで適切な準備を進めることができます。
5月でもエントリー可能な企業は多い
5月は多くの企業でエントリーの締め切りが近づきます。特に大手企業は6月1日の広報解禁に合わせて締め切るケースが多いため、志望企業の締め切り日を早めに確認し応募を済ませておくことが大切です。
ただしすべての企業が5月末で締め切るわけではありません。中小企業やベンチャー企業などは6月以降も募集を続けている場合があります。5月から就活を始めた場合でも応募できる企業を探し続けることが重要です。
5月の時点で内定がなくても遅いわけではない
5月にはすでに内定を獲得し承諾している学生もいます。特に早期選考を行う企業や大手企業の一部ではこの時期までに採用を終えているケースもあります。
ただ、多くの企業ではまだ選考が続いています。5月の時点で内定がなくても就活が遅いわけではないため、焦る必要はありません。自分のペースで準備を進めることが大切です。
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5月から就活を始めるメリット
5月から就活を始める場合、すでに内々定を得て就活を終えた学生がいたり、自分のペースで就活を進められたりするメリットがあります。ここで紹介するメリットを活かしながら、効率的に就活を進めて行きましょう。
ライバルが少なく内定を獲得しやすい
内閣府の「学生の就職・採用活動開始時期等に関する調査報告書」によると、5月時点で約8割の学生がすでに内々定を獲得しています。このことから、5月の時点で就活を終えている学生が多いことがわかります。
そのため、新たに選考を始める企業では、応募者が少なくなっている可能性があります。特に、これから選考を本格化させる企業や、採用枠に余裕のある企業では、競争率が低くなり、選考を通過しやすくなることが期待できるでしょう。
また、同調査によると、内々定を受けた時期のピークは4月であり、2月までに約3割、6月までに約9割の学生が内々定を獲得しています。つまり、5月時点で就活を続けている学生は全体の2割程度にとどまるため、周囲のライバルが少なくなり、企業によっては応募者の減少により通過率が上がる可能性があります。
参照元
内閣府
学生の就職・採用活動開始時期等に関する調査報告書(令和6年12月6日)
自分のペースで就活を進められる
3月や4月は多くの学生が一斉に動くため、就活のスケジュールが詰まりやすい時期です。一方、5月からの就活は、周囲の影響を受けにくく、落ち着いて進めやすいタイミングになります。
企業研究や自己分析にじっくり時間をかけられるため、焦らず自分に合った企業を探しやすくなります。また、周りのペースに流されず、納得のいく企業選びがしやすくなるでしょう。
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5月から就活を始めるデメリット
5月からの就活にはメリットがある一方で、注意すべき点もあります。ここで紹介するデメリットを踏まえ、しっかりと準備を進めることが大切です。
応募できる企業の数が減る
内閣府の「学生の就職・採用活動開始時期等に関する調査報告書」によると、5月時点で約8割の学生がすでに内々定を獲得しています。このことから、多くの企業の採用活動が終盤に差し掛かっていることがわかります。
5月以降は、大手企業や人気企業の多くが採用活動を終了、または最終選考に進んでいるため、3月や4月と比べると、応募できる企業の数は少なくなります。しかし、すべての企業が選考を終了しているわけではなく、中小企業やベンチャー企業の中には、6月以降も応募を受け付けている企業もあります。
そのため、5月から就活を始める場合は、求人を積極的に探し、幅広い選択肢を検討することが重要です。企業の採用情報をこまめにチェックし、応募できる企業を見逃さないようにしましょう。
参照元
内閣府
学生の就職・採用活動開始時期等に関する調査報告書(令和6年12月6日)
短期間での選考が増える
5月から就活を始めると、6月1日以降に内々定を出す企業の選考が短期間で進むケースが多くなります。エントリーから面接までの期間が短く、準備が追いつかないと感じることもあるかもしれません。
一次面接から最終面接まで短期間で進む企業もあるため、事前にしっかりと準備をしておくことが重要です。自己PRや志望動機を整理するだけでなく、企業研究を深め、質問に対する受け答えを磨いておきましょう。
またグループディスカッションやケーススタディなどさまざまな選考方法に対応できるよう準備しておくと安心です。
この状況に対応するためには、効率的なスケジュール管理が重要です。自己分析や企業研究を短期間で進め、エントリーシートの作成や面接対策に集中することで、スムーズに選考を受けられるようになります。
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5月から就活を始める人が今すぐやるべき5つの対策
5月から就活を始める場合、限られた時間を有効に使い、効率的に準備を進めることが大切です。ここでは、今からできる5つの対策を紹介します。
1.自己分析と企業・業界研究を進める
まずは、自己分析と企業・業界研究にしっかり取り組みましょう。
自己分析では、自分の強みや得意なこと、どんな環境で力を発揮できるのかを整理します。過去の経験を振り返り、「どのような仕事が向いているか」「どんな働き方をしたいか」を明確にすると、応募先を決めやすくなります。
企業・業界研究では、興味のある業界の動向や、企業ごとの特徴を把握します。例えば、「IT業界」「中小企業」「東京都勤務」などの条件で企業をリストアップすると、自分に合った企業を探しやすくなります。
2.応募できる企業を探し優先順位を決める
5月時点で応募できる企業をリストアップし、優先順位をつけましょう。
就職情報サイトや企業の採用ページを活用し、エントリーの締め切りや選考スケジュールを確認します。そのうえで、「興味がある業務内容」「成長できる環境」「福利厚生の充実度」などの観点で企業を評価し、優先順位を決めると効率的に応募を進められます。
「必ず応募したい企業」「気になる企業」「候補として考えておく企業」など、カテゴリー分けするのもおすすめです。
3.説明会やOB・OG訪問で企業理解を深める
企業説明会やOB・OG訪問に参加し、企業の雰囲気を知ることも重要です。
説明会では、企業の事業内容や求める人材像を詳しく知ることができます。質疑応答の時間を活用し、パンフレットやWebサイトではわからない情報を確認しましょう。
OB・OG訪問では、実際に働く社員から仕事内容や社風について直接話を聞くことができます。就職後の働き方やキャリアパスについての具体的な話を聞くことで、自分に合う企業かどうかを判断しやすくなります。
就活でよくある悩みについては「就活悩みあるある12選|よくある悩み・失敗談から学ぶ対処法もご紹介!」の記事で詳しく解説しているので、参考にしてください。
4.エントリーシートと面接対策を進める
エントリーシート(ES)と面接対策は、できるだけ早めに準備を始めましょう。
ESでは、自己PRや志望動機を簡潔にまとめ、伝わりやすい文章を作成することが大切です。具体的なエピソードを交えて、自分の強みや仕事への意欲をアピールしましょう。
面接では、よく聞かれる質問への回答を準備し、話し方や表情にも気を配ると印象が良くなります。模擬面接を行い、第三者からアドバイスをもらうのも効果的です。
5.就職エージェントやキャリアセンターを活用する
就職エージェントや大学のキャリアセンターのサポートを受けるのも有効な方法です。
就職エージェントは、業界の動向や企業の採用情報に詳しく、希望に合った求人を紹介してくれます。ESの添削や面接対策のアドバイスを受けられることもあります。
大学のキャリアセンターでは、OB・OGの情報や企業の採用データを提供している場合があります。個別相談やES添削、模擬面接などのサポートを受けられることもあるので、積極的に活用しましょう。
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5月から就活を始める人が狙うべき企業の特徴
5月時点では、すでに採用活動を終えた企業もありますが、まだ応募できる企業も多く存在します。採用スケジュールが異なる企業や、5月以降も積極的に採用を続けている企業を狙うことで、内定獲得のチャンスを広げることができます。ここでは、5月からでも応募しやすい企業の特徴を紹介します。
BtoB企業
BtoB(企業間取引)を行う企業は、一般消費者向けの事業を展開するBtoC企業に比べて知名度が低いことが多いため、学生の応募が集中しにくい傾向があります。そのため、5月以降も採用活動を続けているケースが少なくありません。
BtoB企業には、工作機械メーカーや産業用ロボットメーカー、ビジネス向けソフトウェアを開発する企業など、専門性の高い分野で強みを持つ企業が多くあります。こうした企業は安定した業績を誇り、長期的にキャリアを築ける環境が整っている場合が多いのも特徴です。
応募を検討する際は、その企業がどのような業界の課題を解決しているのか、どのような技術やサービスを提供しているのかを理解することが大切です。業界全体の動向を把握しながら、志望動機を明確にすると選考を突破しやすくなるでしょう。
大手企業の子会社・グループ企業
大手企業の子会社やグループ企業は、親会社とは異なる採用スケジュールを持つ企業も多く、5月以降でも採用活動を継続している可能性があります。
親会社ほどの知名度はないものの、安定した経営基盤や充実した福利厚生を持っているケースが多いのもポイント。親会社のブランド力や経営資源を活用しつつ、より機動的に事業を展開することが可能。さらに、将来的に親会社へのキャリアパスが開かれている場合もあるでしょう。
応募を検討する際は、親会社との関係性や、グループ内での役割を把握することが重要です。企業ごとの特色や文化を理解し、自分に合った環境かどうかを判断しましょう。
ベンチャー企業
急成長中のベンチャー企業は、大手企業とは異なる採用スケジュールを持つことが多く、5月以降も積極的に採用を行っている企業が少なくありません。
ベンチャー企業では、新しいアイデアや技術を活用して市場に変革をもたらすことを目指しているため、主体的に動ける人材が求められる傾向があります。そのため、入社後は早い段階で責任のある仕事を任されることが多く、成長意欲が高い人には適した環境といえます。
ただし、ベンチャー企業は事業の成長スピードが速いため、組織の変化が大きいこともあります。企業の事業内容や成長戦略、財務状況などを事前にしっかりと確認し、自分に合った環境かどうかを見極めることが大切です。
二次募集を行う大手企業
一部の大手企業では、予定していた採用人数に達しなかった場合や、特定の職種で人材が不足している場合に、二次募集を実施することがあります。二次募集は、一次募集に比べると応募者が少なくなる傾向があるため、競争率が低くなる可能性があります。また、企業によっては一次募集よりも柔軟な採用基準を設けていることもあります。
二次募集を狙う場合は、企業の採用ページやSNSをこまめにチェックし、募集情報を見逃さないようにすることが重要です。また、一次募集での選考内容を事前に確認し、どのような対策が有効かを把握しておくことで、よりスムーズに選考を進められるでしょう。
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5月からでも間に合う効率的な就活の進め方
5月から就活を始めても、ポイントを押さえて効率的に進めることで、内定獲得のチャンスは十分にあります。ここでは、限られた時間の中で効果的に就活を進めるための方法を紹介します。
企業の採用ページを定期的に確認する
企業の採用ページには、最新の募集情報や選考スケジュールが掲載されています。5月以降は、二次募集や追加募集の情報が突然公開されることもあるため、こまめにチェックすることが重要です。
また、企業が求める人物像や選考の流れが詳しく説明されている場合もあるため、エントリーシートや面接の対策にも活用できます。企業によっては、メールマガジンやLINEの公式アカウントで採用情報を発信していることもあるため、登録しておくのもおすすめです。
就職情報サイトやSNSを活用する
就職情報サイトを利用すれば、採用活動を続けている企業の情報を効率的に収集できます。特に5月以降も採用を続けている企業や、新たに募集を開始する企業を探す際に便利です。
またSNSも企業の採用情報を得る手段として活用できます。企業の公式アカウントをフォローし、最新の情報をチェックしましょう。ただし、SNSの情報は必ずしも正確とは限らないため、公式サイトでの確認を忘れないことが大切です。
企業の採用担当者と直接つながる
5月以降の就活では、企業の採用担当者と直接コミュニケーションを取ることが内定獲得の近道になることがあります。合同企業説明会や個別の会社説明会に参加し、採用担当者と積極的に話す機会を持ちましょう。
企業説明会では、募集職種の詳細や社風、働き方について直接質問できます。また、OB・OG訪問を活用すると、実際に働く社員から仕事のリアルな話を聞くことができます。企業の雰囲気やキャリアパスについて知ることで、自分に合った企業を見つけやすくなります。
焦らず自信を持って選考に臨む
5月から就活を始めると、周囲の内定状況が気になり焦ることもあるかもしれません。しかし、焦りすぎると冷静な判断ができず、本来の実力を発揮しにくくなるため、落ち着いて進めることが大切です。
選考では、5月から就活を始めたことを前向きに捉え、自分なりの理由や工夫をしっかり伝えることがポイントです。たとえば、「この時期だからこそ、より慎重に企業研究を進め、自分に合う会社を選んでいる」といった前向きな姿勢をアピールすると、好印象につながります。
就活をはじめるタイミングや必要な準備については「大学生の就活はいつからいつまで?始めるタイミングや必要な準備を解説」記事で更に詳しく解説しているのでご参照ください。
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5月から就活を始めるあなたへ
5月からの就活ではもう遅いのではと不安に感じていませんか。多くの企業で選考が進んでいる時期ですが、まだエントリーを受け付けている企業は多くあります。
5月からの就活をスムーズに進めるには、効率的な情報収集と的確な対策が重要です。キャリアチケットでは、あなたに合った企業の紹介や、エントリーシート・面接対策のサポートを行っています。今からでも間に合うのかと悩んでいる方は、ぜひキャリアチケットに相談してください。
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