このページのまとめ
- 6月からの就活やり直しでも内定獲得の可能性は十分ある
- 6月以降も採用を続ける企業は多く、応募の選択肢は広がる
- 応募者が減る時期だからこそ、戦略的に就活を進めることが重要
「周りは内定を決めているのに、自分はまだ決まっていない」と焦りを感じることもあるでしょう6月以降の就活は、採用枠が減っているのではと不安に思うかもしれませんが、実際にはこの時期だからこそ狙えるチャンスもあります。
この記事では、6月以降も採用活動を続ける企業の傾向や、内定を獲得しやすい理由を解説します。 就活をやり直すうえで大切なポイントを押さえ、今からできることに取り組んでいきましょう。
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- 6月からの就活でも内定を目指せる理由
- 内定辞退による欠員補充があるから
- 6月以降も採用を続ける企業が多いから
- 採用活動の後半は応募者が減るから
- 6月から就活をやり直すメリット
- 落ち着いて自己分析や企業研究ができる
- 競争率が下がる可能性がある
- 6月から就活をやり直すデメリット
- 採用枠が少なくなる可能性がある
- 精神的に焦りやすい
- 6月から就活をやり直す際の7つのポイント
- 1.自己分析を深め就活の軸を再設定する
- 2.企業研究を徹底する
- 3.就活サイトを複数活用する
- 4.就活イベントに積極的に参加する
- 5.ES・面接対策を万全にする
- 6.逆求人サイトを活用する
- 7.就活エージェントを活用する
- 6月からの就活やり直しで内定を獲得したいあなたへ
6月からの就活でも内定を目指せる理由
6月から就活をやり直しても、成功できる可能性は十分にあります。企業の採用活動は6月以降も続くケースが多く、内定を得られる可能性は決して低くありません。ここでは、その理由を3つ紹介します。
内定辞退による欠員補充があるから
経団連が定める就活スケジュールに沿う場合、6月に面接が解禁となります。しかし、6月の時点で内々定を持っている学生もいるでしょう。また、経団連に属さない企業や外資系企業は、6月の時点で内定を出している可能性が高いです。
しかし、そのぶん内定辞退者も出てくる時期。内定辞退が発生した場合、企業は採用計画に沿って二次募集を行うでしょう。すべての企業で二次募集があるとは限りませんが、チャンスはあるといえます。
6月以降も採用を続ける企業が多いから
6月以降も採用活動を継続する企業は多く、実際に選考を開始する企業もあります。
文部科学省の「令和6年度 就職・採用活動に関する調査」によると、6月以降に採用選考を開始する企業は全体の27.7%を占めています。これは昨年度(35.5%)よりもやや減少していますが、それでも4社に1社以上が6月以降も採用活動を行っていることがわかります。
さらに、中小企業では43.8%が6月以降に内々定を出していることが明らかになっています。大企業と比べて中小企業やベンチャー企業は採用スケジュールが柔軟で、年間を通じて採用を行うケースも少なくありません。
こうした企業の中には、4月時点での採用枠を一旦締めた後、再び新卒採用を再開するところもあります。そのため、6月から就活をやり直しても、応募できる企業の選択肢は十分にあります。
就活の期間については「大学生の就活はいつからいつまで?始めるタイミングや必要な準備を解説」の記事で詳しく解説しているので参考にしてください。
採用活動の後半は応募者が減るから
採用活動が進むにつれて内定を獲得した学生が増えるため、企業は応募者の確保に苦労するようになります。
文部科学省の「令和6年度 就職・採用活動に関する調査」よると、8月時点で採用予定数を確保できていない企業は全体の60.5%にのぼり、特に中小企業では63.0%の企業が採用予定数を満たしていないことがわかっています。
このような状況では、企業は一人ひとりの応募者を丁寧に評価する傾向があり、6月以降に応募する学生にもチャンスがあります。特に、後半の採用活動では、企業が「できるだけ多くの学生と接点を持ちたい」と考え、応募者への対応が手厚くなることもあります。
また、採用活動の後半では選考スピードが速くなることもあり、書類選考や面接の回数が短縮されるケースも見られます。そのため、短期間で内定を獲得できる可能性が高まる点も、6月以降の就活のメリットの一つといえるでしょう。
参照元
厚生労働省
新規学卒就職者の離職状況(令和3年3月卒業者)を公表します
内閣官房
令和6年度就職・採用活動に関する調査結果(企業)【概要】
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6月から就活をやり直すメリット
6月から就活をやり直す際のメリットとして、「周りに影響されず落ち着いて対策ができる」「恭朗率が下がる可能性がある」が挙げられます。
落ち着いて自己分析や企業研究ができる
6月から就活をやり直すと、自己分析や企業研究にじっくり取り組めるというメリットがあります。3月や4月の就活ピーク時と比べると周囲の動きが落ち着くからです。
自己分析では、自分の強みや価値観、仕事に求める条件を改めて整理できます。企業研究も、業界の動向や企業の特徴を詳しく調べる時間が確保しやすくなり、より自分に合った企業を見つけやすくなります。
こうした準備を十分に行うことで、志望動機や自己PRをより説得力のあるものにでき、選考でも自信を持って臨める可能性が高まるでしょう。
競争率が下がる可能性がある
前述したように、6月以降の就活では、多くの学生がすでに内定を獲得し、就活を終えているため競争率が下がる可能性があります。
競争率が低くなると、次のようなメリットがあります。
・面接でじっくり話せる機会が増える
・自分の強みをより伝えやすくなる
・採用担当者が一人ひとりをしっかり評価しやすい
この時期に応募することで、採用側も応募者を丁寧に見極めようとするため、アピールするチャンスが増えるでしょう。
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6月から就活をやり直すデメリット
6月から就活をやり直すデメリットとして、「採用枠が少ない可能性がある」「焦りやすい」といったデメリットが挙げられます。
採用枠が少なくなる可能性がある
6月以降は、企業の採用枠が少なくなることが考えられます。多くの企業は6月に選考を開始するため、6月時点では募集を終了している可能性があるでしょう。特に大手企業や人気企業では、早い段階で採用枠が埋まることがあるため、6月以降の選択肢が少なくなる可能性があります。
ただし、すべての企業が6月以降の採用を終えるわけではありません。中小企業やベンチャー企業の中には、柔軟に採用を続けるところもあり、年間を通して募集を行っている企業もあります。視野を広げることで、6月からでも応募できる企業は十分に見つかる可能性があります。
精神的に焦りやすい
6月から就活をやり直す場合、周囲と比べて焦りを感じやすいこともあります。すでに内定を獲得した友人が多いと、「自分だけ遅れているのでは」と不安になることもあるでしょう。
焦りが強くなると、次のような影響が出る可能性があります。
・冷静に企業選びができなくなり、合わない企業に応募してしまう
・緊張が高まり、面接で本来の力を発揮しにくくなる
・モチベーションが下がり、就活を続けるのがつらくなる
こうした状況を防ぐためには、焦らずに自分に合った企業を探すことが大切です。 6月以降も採用を続けている企業は多くあるため、自分のペースで進める意識を持つことが重要です。
就活でよくある悩みについては「就活悩みあるある12選|よくある悩み・失敗談から学ぶ対処法もご紹介!」の記事で紹介しているのでご参照ください。
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6月から就活をやり直す際の7つのポイント
6月からの就活を成功させるには、効率的な戦略が必要です。限られた時間の中で内定を獲得するために、実践しやすい7つの対策を紹介します。
1.自己分析を深め就活の軸を再設定する
6月から就活をやり直す場合、改めて自己分析を深め、就活の軸を再設定することが重要です。これまでの就活を振り返りながら、次の点を考えてみましょう。
・自分の強みや得意なことは何か
・どのような働き方をしたいのか
・企業選びで最も重視するポイントは何か
6月の時点で就活をやり直したいと考えるのは、うまくいってない自覚があるからでしょう。就活に取り組んでいるにもかかわらず結果が出ないということは、自分に合った企業を選べていないと考えられます。自己分析をしっかり行うことで、自分に合った企業を見つけやすくなり、選考でも一貫性のある志望動機を伝えやすくなるでしょう。
2.企業研究を徹底する
6月からの就活では、限られた時間の中で効率的に企業を選ぶことが大切です。そのため、企業研究を徹底し、自分にマッチする企業を見つけましょう。
企業研究を進める際に注目すべきポイントは以下のとおりです。
・企業の事業内容や業界でのポジション
・社風や働き方が自分に合っているか
・具体的な仕事内容と自分の強みがマッチしているか
・研修制度やキャリアパスの充実度
しっかりと企業研究を行うことで、企業と自分がマッチしている部分が分かるため、面接での志望動機が具体的になり、説得力が増します。
3.就活サイトを複数活用する
就活サイトごとに、掲載されている企業や求人の特徴は異なります。複数のサイトを活用することで、より多くの企業情報にアクセスでき、選択肢を広げられます。
具体的なメリットは以下のとおりです。
・業界や職種ごとに特化したサイトの情報を活用できる
・企業説明会やセミナーなど、イベント情報も入手しやすい
・採用活動を継続している企業を効率的に見つけられる
ただし、複数のサイトを利用すると応募管理が煩雑になりやすいため、スケジュール管理をしっかり行うことが大切です。
4.就活イベントに積極的に参加する
6月以降も、多くの就活イベントが開催されています。合同企業説明会や業界研究セミナー、企業の個別説明会などに参加することで、直接企業の担当者と話す機会が得られます。
就活イベントに参加するメリットは以下のとおりです。
・企業のリアルな雰囲気を知ることができる
・採用担当者と直接交流できるため、選考のチャンスが増える
・非公開求人や追加募集の情報を得られることがある
特に、6月以降は小規模なイベントが増えるため、企業との距離が近くなりやすいのがポイント。採用担当者と深いコミュニケーションが取れる可能性があります。
5.ES・面接対策を万全にする
ESと面接は、採用選考の重要なポイントです。6月以降は採用枠が限られることもあるため、ESや面接対策をしっかり行い、確実に内定を獲得する準備を整えましょう。
ES対策のポイント
・志望動機を具体的に書き、企業の特徴と結びつける
・自己PRでは、自分の強みをエピソードを交えて伝える
・わかりやすく簡潔にまとめる
面接対策のポイント
・想定質問に対する回答を準備し、論理的に話せるようにする
・表情や話し方を意識し、好印象を与えられるようにする
・企業研究を踏まえた具体的な回答を用意する
特に、面接は練習を重ねることで本番の緊張を和らげられるため、模擬面接を活用するのも有効です。
6.逆求人サイトを活用する
逆求人サイトは自分のプロフィールを登録するだけで、興味を持った企業からオファーが届くため、効率的に就活を進められます。
この方法には、次のようなメリットがあります。
・採用意欲の高い企業と出会いやすい
・企業の視点で評価されるため、新たな強みに気づける
・面接前から企業とのマッチ度が高いため、選考がスムーズに進みやすい
自分では見つけられなかった企業とのマッチングの可能性も広がるため、積極的に活用するのがおすすめです。
7.就活エージェントを活用する
就活エージェントを利用すると、効率的に企業を探せます。エージェントは、最新の採用情報を提供し、自己分析や面接対策のサポートをしてくれるため、短期間で準備を進めやすくなります。
特に、6月以降も採用を続けている企業の情報を得られるため、応募のチャンスを広げられます。プロのアドバイスを受けながら、自分に合った企業を見つけやすくなる点もメリットです。
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6月からの就活やり直しで内定を獲得したいあなたへ
6月になり、周囲の友人が続々と内定を決める中で、まだ内定が取れていないと焦ることもあるでしょう。就活をやり直すとなると、「本当に間に合うのか」「今から応募できる企業はあるのか」と不安を感じることも。
しかし、6月以降も採用活動を続けている企業は多く、今からでも十分に内定を獲得するチャンスがあります。企業の追加募集や選考枠の空きが出ることもあり、適切な対策を取れば、スムーズに就活を進められます。
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