このページのまとめ
- 仕事でやりたいことがない場合、自己分析や情報収集を徹底する
- やりたいことがない理由には、自己理解や仕事に関する知識の不足が挙げられる
- OBOG訪問やインターンシップで実際の仕事を知り、可能性を広げることが重要

就活中に「仕事でやりたいことがない」と悩む人もいるでしょう。やりたいことを見つけるには、自己分析を徹底したり、情報収集の幅を広げたりすることが大切です。
この記事では、「仕事でやりたいことがない」と思う理由や見つけ方について解説。また、「やりたいことがない」という状況での就活の進め方や注意点もまとめました。仕事選びに悩んでいる方はぜひ参考にしてみてください。
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- 「仕事でやりたいことがない」と思う理由8選
- 1.自己理解が不足している
- 2.将来のビジョンが明確でない
- 3.業種・職種の知識が少ない
- 4.やりたいことが仕事に結びつかない
- 5.仕事への興味・関心が低い
- 6.条件や待遇にこだわり過ぎている
- 7.できる仕事がないと思い込んでいる
- 8.就活や仕事への不安が大きい
- 「仕事でやりたいことがない」と感じるのは自然なこと
- 仕事でやりたいことがない場合の見つけ方6選
- 1.自己分析を徹底する
- 2.他己分析を行う
- 3.5年後や10年後のキャリアを思い描く
- 4.適職診断ツールを利用する
- 5.幅広い業種や職種について調べる
- 6.強みや興味に合わせて仕事を探す
- 仕事でやりたいことがない場合の就活の方法
- 1.求人情報を幅広くチェックする
- 2.企業説明会やOBOG訪問の機会を増やす
- 3.インターンシップで経験を積む
- 4.就活の軸を設定する
- やりたいことがない状態で就活をする注意点
- 条件や待遇だけで仕事を選ばない
- 面接でネガティブな表現を使わない
- 「仕事でやりたいことがない」とお悩みのあなたへ
「仕事でやりたいことがない」と思う理由8選
「仕事でやりたいことがない」と思う理由は人によってさまざまですが、自己理解が浅かったり、業種・職種の知識が不足していたりすることなどが考えられるでしょう。以下では、仕事でやりたいことがない主な理由を8つ解説します。
1.自己理解が不足している
仕事でやりたいことがない理由の一つは、自己理解が不足していることです。自分自身の興味や価値観、強み・弱みを十分に理解していないと、どのような仕事でやりがいを感じられるのかを想像しにくいでしょう。
興味をそそられる仕事を見つけることが困難になり、結果として「やりたいことがない」という状態に陥ってしまいかねません。
2.将来のビジョンが明確でない
将来のビジョンが明確でないことも、仕事でやりたいことがない場合に考えられる理由の一つです。自分が5年後、10年後にどうなっていたいのか、どのような人生を送りたいのかがはっきりしていないと、今何をすべきかも分からなくなります。
ただし、就活の時点で完璧な人生設計ができていなくても問題ありません。人生のなかで興味や関心は変化していきます。「こんな生活がしたい」「このような働き方をしたい」といった漠然としたイメージをもつことから始めるのが、就活の第一歩です。
3.業種・職種の知識が少ない
業界・職種の知識が不足していることも、仕事でやりたいことが見つからない理由として挙げられるでしょう。
世の中には多様な仕事が存在し、技術の発展や社会の変化に伴って新たな職業も生まれています。しかし、自分から情報を集めないと、身近な職業や知名度の高い仕事しか選択肢に入らないでしょう。
業種や職種の選択肢が限られると、「仕事でやりたいことがない」と感じる可能性があります。
「就活における職種の一覧とは?自分に合う仕事の見つけ方も紹介」の記事では、職種を一覧でご紹介しているので、やりたいことを見つけるヒントにしてみてください。
4.やりたいことが仕事に結びつかない
やりたいことがあっても、それを仕事につなげることが難しいと感じる場合もあるでしょう。たとえば、音楽が好きだからといって、必ずしもプロのミュージシャンになれるわけではありません。
競争が激しかったり、安定した収入を得るのが難しかったりすると、趣味や興味があっても仕事にはできない場合があります。興味や趣味などを仕事に結びつけられない場合、ほかにやりたいことがないと感じるかもしれません。
しかし、直接仕事にできなくても、やりたいことと関連する分野で働ける可能性は十分にあります。自分の興味や情熱を活かせる仕事を広い視野で探してみてください。
5.仕事への興味・関心が低い
仕事への興味や関心が低いことも、やりたいことが見つからない理由の一つです。仕事を単にお金を稼ぐ手段や義務として捉えてしまうと、面白さや社会的意義を見出せません。特に、就活生の場合は社会人として働いた経験がなく、実体験からやりがいや面白さを感じられないこともあるでしょう。
仕事に対して興味や関心が低い人は、「毎日の業務を単調で退屈に感じるのでは?」「疲れるだけでやりがいを感じられないのでは?」など、仕事に対するマイナスイメージをもつことがあります。
そのため、働くことに対するモチベーションが低下し、「やりたいことがない」という不安や焦りを感じてしまいがちです。
6.条件や待遇にこだわり過ぎている
やりたいことが見つからない理由として、仕事の条件や待遇にこだわり過ぎていることも挙げられます。給与や勤務時間、勤務地などにばかりに注目すると、本当にやりたいことを見失ってしまう場合があるでしょう。
たとえば、給料や福利厚生、休日、勤務地などを重視し過ぎると、仕事内容が魅力的でも「やりたくない」と感じてしまいかねません。
また、条件や待遇の充実度だけで仕事を決めようとすると、自己成長の機会や社会への貢献度などの観点を見逃してしまう恐れがあります。結果として、自分が本当にやりたいことを見失ってしまう可能性もあるでしょう。
もちろん、条件や待遇は仕事を選ぶうえで重要です。しかし、それだけでなく仕事の内容や自己成長の機会なども考慮する必要があります。内容ややりがいを確認したうえで、希望条件に合った仕事を選ぶことも検討してみましょう。
7.できる仕事がないと思い込んでいる
スキルや強みが不足していると感じ、「自分にできる仕事はない」と思い込んでしまうことも、「仕事でやりたいことがない」と感じる理由の一つです。
特に、就活生は社会人経験がないため、自信をもてず、挑戦意欲が失われがち。その結果、「やりたい仕事なんてどうせ無理」と諦めてしまい、「やりたいことがない」という結論に至ってしまうことがあるようです。
しかし、新卒の選考では、スキルよりも意欲やチャレンジ精神が重視される傾向があります。厚生労働省の「令和5年若年者雇用実態調査の概況」では、企業が新卒に求める点として、以下が挙げられていました。
| 選考において重視した点 | 重視した企業の割合 |
| 職業意識・勤労意欲・チャレンジ精神 | 79.3% |
| コミュニケーション能力 | 74.8% |
| マナー・社会常識 | 58.6% |
| 組織への適応性 | 53.2% |
| 体力・ストレス耐性 | 36.2% |
| 業務に役立つ専門知識や技能(資格・免許や語学力) | 30.4% |
| 柔軟な発想 | 29.3% |
| 学歴・経歴 | 22.4% |
| 従順さ・会社への忠誠心 | 20.1% |
| 業務に役立つ職業経験・訓練経験 | 14.7% |
参照:厚生労働省「令和5年若年者雇用実態調査の概況(p.7)表4 採用区分、若年正社員の採用選考の有無及び採用選考にあたり重視した点別事業所割合」
調査によると、新卒選考で最も重視されるのは「職業意識・勤労意欲・チャレンジ精神」です。専門知識や技能、経験よりも意欲やチャレンジ精神が求められていることが分かるでしょう。
また、仕事で求められる能力は、OJTや研修、実務経験を通じて入社後に身につけられることもあります。重要なのは「今の自分にできること」ではなく、「これから成長してできるようになりたいこと」に焦点を当てることでしょう。
参照元
厚生労働省
令和5年若年者雇用実態調査の概況
8.就活や仕事への不安が大きい
就活や社会人になることへの漠然とした不安が原因で、「仕事でやりたいことがない」と感じる場合もあります。就活中は、以下のような悩みを抱えがちです。
・内定がもらえなかったらどうしよう
・入社後に仕事で失敗したらどうしよう
・職場の人間関係がうまくいかなかったらどうしよう
不安が強いと、やりたいことを探す余裕がなくなってしまいかねません。不安を和らげるためには、「情報収集を徹底する」「選考対策を行う」など、具体的な行動に移すことが重要です。
また、大学のキャリアセンターや就職エージェントに相談し、不安を解消していくことも検討してみましょう。
就活や仕事に対して不安が大きいと、「就活がしたくない」と感じる可能性もあります。就活に対してやる気が出ない場合は、「就活したくない時はどうする?就職以外の選択肢とモヤモヤの解決策を解説」の記事で対処法をご確認ください。
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「仕事でやりたいことがない」と感じるのは自然なこと
「仕事でやりたいことがない」と感じるのは自然なことといえます。特に就活生の場合は、やりたい仕事が将来のキャリアを左右するからこそ、悩んでしまいがちです。
しかし、やりたいことがないからといって焦ったり、自分を責めたりする必要はありません。焦りや不安から、とりあえず目についた仕事を選んでしまうと、ミスマッチにつながる可能性があります。
まず大切なのは、「仕事でやりたいことがない」という感情を否定しないことです。無理に何かを見つけようとする必要はありません。
現状を受け入れ、まずは自分自身を深く理解することから始めましょう。やりたいことがない理由を分析し、それに合わせた対処をとることが大切です。
人生の大きな選択である就活には、悩みがつきもの。「就活悩みあるある12選|よくある悩み・失敗談から学ぶ対処法もご紹介!」では、就活の主な悩みと対処法を解説しているので、ぜひご覧ください。
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仕事でやりたいことがない場合の見つけ方6選
仕事でやりたいことが見つからないときは、適切なアプローチで解決できる可能性があります。具体的には、自己分析や他己分析をしたり、業種や職種について調べたりするなどの方法が挙げられるでしょう。ここでは、仕事でやりたいことがない場合の見つけ方をご紹介します。
1.自己分析を徹底する
自己分析を通じて、強み・弱みや興味、価値観などを洗い出してみましょう。過去の経験や現在の状況を振り返り、自分自身について理解を深めます。具体的には、以下の項目について考えてみましょう。
• 好きなこと
• 苦手なこと
• 大切にしている価値観
• これまでの経験で達成感を得られたこと
• 仕事に求めるもの
自分自身の核となる強みや興味、価値観を見つけることで、仕事選びの軸が見えてくる可能性があります。
やりたくないことを考えるのも一つの手
仕事でやりたいことを見つけるのが難しい場合は、「やりたくないこと」や「避けたい環境」から考えてみましょう。たとえば、以下のようにやりたくないことを挙げてみてください。
・人と接する仕事は避けたい
・デスクワークばかりはつらい
・ルーティンワークは避けたい
・競争が激しい仕事はストレスが大きい
やりたいくないことを洗い出すと、逆に自分が望む仕事の方向性が見えてくることがあります。たとえば、人と接するのが苦手なら一人でコツコツ取り組める仕事、デスクワークが苦手なら体を動かす仕事が向いていると考えられるでしょう。
2.他己分析を行う
自分では気づいていない適性や才能を発見するために、周囲の人々の意見を聞いて他己分析を行うことも有効です。家族や友人、大学の教授など、さまざまな立場の人に自分の印象や長所を尋ねてみましょう。
たとえば、「私の長所は何ですか?」「私に向いている仕事は何だと思いますか?」などの質問をしてみてください。自分では気づかなかった適性や強みを発見できれば、やりたいことを見つけられる可能性があります。
また、就職エージェントでキャリアアドバイザーに相談するのも一つの方法です。キャリアアドバイザーは、客観的かつ専門的な視点でアドバイスしてくれます。自己分析や他己分析の方法について相談したり、自分に合った仕事を提案してもらったりすることも可能です。
3.5年後や10年後のキャリアを思い描く
将来を具体的にイメージすることで、今やるべきことが見えてきます。5年後・10年後に「どんな仕事をしていたいか」を想像してみましょう。具体的には、以下について考えてみてください。
・どこで、だれと、何の仕事をしたいか
・何のスキルを使って仕事をしていたいか
・どんなポジションで仕事をしていたいか
・仕事を通じて実現したいことは何か
・理想の年収はいくらくらいか
目標を設定できたら、理想に近づくために必要なスキルや経験を考えてみましょう。たとえば、「10年後にプロジェクトリーダーとして海外支社で活躍したい」という目標があれば、「5年後までに語学力とマネジメントスキルを習得できる仕事に就く」と、必要なステップが明確になります。
5年後・10年後の目標が定まれば、「今何の仕事を選ぶべきか」「どんな企業に入社すべきか」が見えてくるでしょう。
4.適職診断ツールを利用する
客観的な視点から自分の性格や強み、興味を分析するために、適職診断ツールを活用することも有効な手段です。「仕事でやりたいことがない」と感じている場合も、質問に答えると向いている可能性の高い業種や職種を提案してくれます。
適職診断は、知らなかった仕事や興味がないと思っていた業界を知るきっかけにもなるでしょう。ただし、診断結果を鵜呑みにしないように注意してください。限られた質問で、就活生の特性や価値観を完全に把握することはできません。
適職診断の結果は、自己分析や他己分析の結果と照らし合わせ、「なぜこの仕事が提案されたのだろう?」と考えるきっかけとして活用してみましょう。
5.幅広い業種や職種について調べる
やりたいことがない場合、興味のある分野に絞らず、知らなかった業種や職種についても意識的に情報収集してみてください。新しく知識を得ることで、興味をもてる仕事が見つかる可能性があります。
たとえば、ITに興味があっても「プログラマー」しか知らなかった人が、UXデザイナーやデータサイエンティストなどの職種を知ることで、新たな可能性を見出すこともあるでしょう。
業界や職種について調べることの重要性は、「業界・企業・職種の研究はなぜ重要?就活を効率的に進めるための基礎知識」の記事でご確認ください。
6.強みや興味に合わせて仕事を探す
自己分析や他己分析で明らかになった強みや興味を軸に、具体的な仕事の候補を探しましょう。たとえば、コミュニケーションが得意なら営業職や販売職、データ分析が好きならマーケティング職やITエンジニアなどが選択肢に入ります。
強みや興味と仕事内容を紐づけることで、やりがいや達成感を得られる仕事が明確になり、「これをやってみたい」という前向きな気持ちが生まれてくるでしょう。
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仕事でやりたいことがない場合の就活の方法
「仕事でやりたいことがない」という人も、就活の進め方次第で、自分に合う仕事や興味をもてる分野を発見できることがあります。ここでは、就活を通じて可能性を広げるための具体的な方法をまとめました。
1.求人情報を幅広くチェックする
仕事でやりたいことがない場合は、興味にかかわらず、幅広い業界や職種の求人情報をチェックしましょう。興味がないと思っていた分野で、魅力的な求人に出会える可能性があります。仕事内容や企業のビジョンを比較することで、自分が何に惹かれるのか見えてくることもあるでしょう。
仕事を通してやりたいことが見つかる可能性もある
必ずしも最初からやりたいことを明確にする必要はありません。やりたいことは、仕事を通して見つかることもあるからです。入社後、実際の業務に携わるなかで、「この分野をもっと深めたい」「この課題を解決したい」という具体的な意欲や目標が生まれてくることもあるでしょう。
「仕事でやりたいことがない」という場合も、立ち止まるのではなく、まずは一歩を踏み出すことが大切です。求人情報を見て、興味をもてる仕事や自分の強みを活かせそうな仕事を探してみましょう。
2.企業説明会やOBOG訪問の機会を増やす
企業のWebサイトや就活サイトの情報だけでは、仕事のリアルなイメージはつかみにくいもの。「仕事でやりたいことがない」という悩みを解消するためには、企業説明会やOBOG訪問の機会を増やすことが重要です。
実際に働いている人の話を聞くことで、仕事のやりがいや大変さ、職場の雰囲気を肌で感じることができます。企業説明会やOBOG訪問に積極的に参加し、働いている人のキャリアや仕事観に触れることでやりたい仕事が見つかることもあるでしょう。
3.インターンシップで経験を積む
「仕事でやりたいことがない」という悩みの解消法の一つが、インターンシップへの参加です。実際の業務を経験することで、その仕事が本当に自分に合っているかを体感的に判断できます。
内閣府の「学生の就職・採用活動開始時期等に関する調査結果について(概要)」では、インターンシップに参加した効果として以下の結果が公表されています。
※表の割合は、「そう思う」と「どちらかといえばそう思う」の合計値
| インターンシップの効果 | 半日・1日 | 5日以上 |
| 業界・業種を理解することができた | 63.6% | 76.5% |
| 仕事の内容を具体的に知ることができた | 49.8% | 70.0% |
| 会社の雰囲気を理解することができた | 45.9% | 72.1% |
| 自分の将来設計(キャリアプラン)を考えるのに役だった | 25.2% | 49.5% |
| 日頃の学修への意欲が上がった | 12.4% | 26.8% |
| 専門分野における知識、スキルや能力が身についた | 11.3% | 27.0% |
参照:内閣府「学生の就職・採用活動開始時期等に関する調査結果について(概要)(p.8)」
調査の結果、5日以上のインターンシップに参加した人の7割以上が業界・職種や仕事内容、会社の雰囲気を理解できたことが分かりました。また、半日もしくは1日のインターンシップでも、4割以上の人が業界・業種や仕事、会社の理解を深めています。
インターンシップで実際に業務を体験することで「この仕事は楽しい」「この分野には興味をもてない」などの気持ちが生まれ、「やりたいこと」と「やりたくないこと」の境界線が明確になるでしょう。
仕事でやりたいことが定まっていない場合は、複数の業界・職種のインターンに参加し、リアルな情報を知るのがおすすめです。
参照元
内閣府
学生の就職・採用活動開始時期等に関する調査
4.就活の軸を設定する
就活の軸とは、企業選びの判断基準です。仕事でやりたいことがない場合も、就活の軸を設定しておくと企業を選びやすくなります。主な就活の軸の例は、以下のとおりです。
・企業の安定性
・成長機会
・働く環境
・給与
・福利厚生
・ワークライフバランス
・勤務地
・転勤の有無
就活を進めるなかで、経験や気づきに応じて軸を見直していきましょう。経験に応じて自分なりの軸を設定することで、内定が出たときの判断基準ができ、迷いや後悔を減らせる可能性があります。
就活の軸が定まらないときは、「就活の軸がない原因と見つけ方|自己分析から面接での伝え方まで解説」の記事もご確認ください。
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やりたいことがない状態で就活をする注意点
「仕事でやりたいことがない」という状態で就活を進める際には、将来の後悔を防ぐために注意したい点があります。ここでは、就活での2つの注意点をまとめました。
条件や待遇だけで仕事を選ばない
やりたいことがないからといって、条件や待遇だけで仕事を選ぶのは避けましょう。長期的なキャリア形成を考えると、以下のような要素も重要な判断材料の一つです。
・仕事を通じた成長機会
・企業の将来性
・職場の雰囲気
・社風や企業理念との相性
・キャリアアップの可能性
たとえば、給与は高くても、研修制度が不十分な企業や経営が安定していない企業では、長期的なキャリア形成が難しくなる可能性があります。給与や福利厚生以外の視点から、企業を評価することも重要です。
面接でネガティブな表現を使わない
仕事でやりたいことがない場合も、面接でネガティブな表現を使うのは避けましょう。「特にやりたいことはありません」「何をしたいのか分かりません」などの表現を使うと、意欲がないと判断されかねません。
面接では、「仕事でやりたいことがない」と伝える代わりに、以下のようなポジティブな表現を使いましょう。
・可能性を探っています
・多様な経験を通じて、専門性を高められる分野を見つけたいです
仕事でやりたいことがないからこそ、成長意欲や前向きな姿勢を示すことが、内定獲得への鍵となります。
「会社の面接で評価を得るには?質問例やマナーを知ろう」では、面接で評価してもらうためのポイントを解説しているので、ぜひご参照ください。
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「仕事でやりたいことがない」とお悩みのあなたへ
就活中は「仕事でやりたいことがない」と感じることもあるでしょう。「仕事でやりたいことがない」という悩みは、自分自身と真剣に向き合っている証拠です。「やりたいことがない」と感じても諦めず、自己分析を深めたり積極的に情報収集したりして、新たな可能性を探しましょう。
仕事でやりたいことが見つからない場合は、就職エージェントを利用するのも一つの手段です。専門知識をもったキャリアアドバイザーが、適性や希望を踏まえて求人を紹介してくれます。自己分析もキャリアアドバイザーと一緒に進められるので、やりたいことや自分の適性に合う仕事を見つけやすくなるでしょう。
就職エージェントのキャリアチケットは、就活の方法や企業探しなどでお悩みの就活生をサポートしています。
プロのキャリアアドバイザーが適性を丁寧に分析し、一人ひとりに合う企業をご紹介。自己分析や就活の軸の設定もキャリアアドバイザーと一緒に進められるので、「客観的な意見を取り入れつつ、やりたいことを探したい」という人にもおすすめです。
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