このページのまとめ
- 27卒の新卒採用はすでにスタートしている
- 27卒就活生の中には、すでに内定を得ている人もいる
- 27卒の新卒採用は始まったばかりなので、着実に準備をして取り組むことが大切

新卒採用の動向は年度によって変化があるため、新卒採用に臨む就活生は押さえておくことが大切です。27卒の新卒採用では、売り手市場が続く一方でインターンの重要性が高まっているのが特徴。また、選考時に配属先が確約されているなど採用形式も多様化しています。
この記事では、27卒の就活生に向けて新卒採用についてまとめました。基本となるスケジュールやこれから就活を始める場合の準備項目も紹介しているので、就活の参考にしてください。
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- 27卒新卒採用の全体スケジュール
- 【26年3月】就活情報の解禁
- 【26年6月】選考の解禁
- 【26年10月】内定式
- 27卒の新卒採用で注意したい3つのポイント
- 1.すでに内定を持っている学生が3割いる
- 2.インターンから選考・内定につながるケースが増えている
- 3.オフラインのやり取りを増やしている企業もある
- 27卒の就活動向
- 引き続き新卒採用のニーズは高い
- 選考の早期化が強まっている
- 大手企業は人気が高く「狭き門」は変わらない
- 採用形式の多様化が進んでいる
- 27卒が新卒採用に向けてやるべき5つの準備
- 1.インターンへの参加
- 2.自己分析
- 3.企業研究
- 4.説明会への参加
- 5.OB・OG訪問
- 新卒採用に臨む27卒の就活生へ
27卒新卒採用の全体スケジュール
現在、就活におけるルール・スケジュールは内閣府による「要請」にとどまっています。スケジュールより前に採用活動を始める企業がある一方で、学業への影響などを考慮してスケジュール通りに新卒採用を行う企業もあるので、基本となる予定を確認しておきましょう。
【26年3月】就活情報の解禁
卒業前年度(大学3年、修士1年)の3月に就活サイトがオープンし、新卒採用が本格化します。各社が会社説明会やエントリーの受け付けを開始。それに伴い、エントリーシートの提出やWebテストの受験など実践的な就職活動が始まるでしょう。
【26年6月】選考の解禁
6月になると選考が解禁されますが、実質的には「内々定が通知される日」となっています。とはいえ、選考は活発に行われているため、書類の提出や面接などで忙しくなるでしょう。
その一方で、中小企業は大手企業の選考が落ち着いた6月から選考を本格化させる傾向があります。内々定辞退や欠員補充などで採用を続ける大手企業もあるため、納得のいく結果になるまで就活を続けましょう。
就活における6月の状況を「6月から就活やり直しでも内定を目指せる!その理由と対策を解説」の記事にまとめているので、参考にしてください。
【26年10月】内定式
就活ルールでは「正式な内定は10月1日以降」としているため、多くの企業で内定式が執り行われます。企業から採用通知を受け取り、承諾することで労働契約を成立させるほか、社長などの挨拶や今後のスケジュール案内などが主な内容。
しかし、10月以降も採用活動を続ける企業は多くあります。夏採用に比べて内定までスピーディーに進むため、しっかりと準備をして臨みましょう。
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27卒の新卒採用で注意したい3つのポイント
27卒の新卒採用活動はすでにスタートしています。すでに内定を持っている学生もいるため、効率よく就活を進めていきましょう。ここでは、27卒の就活で注目したい3つのポイントをまとめました。
1.すでに内定を持っている学生が3割いる
就職みらい研究所が実施した調査によると、2月1日時点における27卒の就職内定率は32.8%でした。政府が推奨するスケジュールでは、2月はまだ情報解禁前。にもかかわらず3割の学生が内定を得ているのは、就活の早期化が顕著になっている現れともいえるでしょう。
参照元
就職みらい研究所
2027年卒学生 就職内定率調査(2026年2月1日時点)
2.インターンから選考・内定につながるケースが増えている
25卒の就活からインターンの定義が変更となり、基準を満たすインターンで得た情報を採用活動に使えることに。これにより、採用に直結するインターンが一般化してきたといえるでしょう。

キャリアチケットが実施した調査によると、26卒の約9割の学生がインターンシップへの参加を予定していました。採用に直結しなくても、インターンに参加することで社員の雰囲気を掴めたり、業務内容を深く理解したりできます。ミスマッチを減らし、効果的なアピールにつなげるためにも、インターンは就活において重要な過程になっていることがわかるでしょう。
参照元
キャリアチケット
2026年入社予定学生のサマーインターン参加意識に関する調査
3.オフラインのやり取りを増やしている企業もある
コロナ禍を機に、採用活動をオンラインで行う企業が増えました。遠方の学生が参加しやすいことやコストの面から現在も採用活動をオンラインで行う企業がある一方、対面を重視してオフラインでのやり取りを増やすケースも見受けられます。
オンラインの採用活動を経験したからこそ、「実際に会わないと人柄が掴みにくい」「オンラインで完結するとミスマッチにつながりやすい」など、対面でのやり取りの重要性を再確認したともいえるでしょう。
学生にとっても、実際に会うことで会社やそこで働く社員の雰囲気、得られる情報量の多さなどメリットは大きいもの。会社説明会や一次面接はオンライン、二次面接からは対面など選考段階によって使い分ける企業が多いようです。
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27卒の就活動向
27卒の新卒採用では、引き続き売り手市場が続いています。また、それに伴い早期化もより顕著になっているといえるでしょう。ここでは、27卒の就活動向についてまとめました。
引き続き新卒採用のニーズは高い
少子化に伴う労働人口の減少により、新卒のニーズは引き続き高い状態が続いています。しかし、どうしても大手企業や有名企業に応募が集中するため、ニーズが高い一方で採用に苦戦する企業があるのも事実。
中小企業庁が実施している「2024年版 中小企業白書」によると、新卒採用に感じている課題で最も大きかったのが「応募が少ない」でした。就活に苦戦している学生は、中小企業に目を向けることで選考がスムーズに進む可能性があることを覚えておきましょう。
参照元
中小企業庁
中小企業白書
選考の早期化が強まっている
前述したように、情報解禁前の2月時点での内定率が3割と、就活の早期化はより強まっている傾向です。これも、労働人口の減少が要因。企業は、少しでも早く優秀な学生にコンタクトを取り、採用をしたいと考えています。そのため、周囲の企業よりも早く選考を行うのでしょう。
しかし、早い時期に内定が取れればいいというわけではありません。就活では、自分に合う企業から内定をもらうことが大切。「納得できる働き方ができるか」「希望する仕事ができるか」をしっかりと考え、卒業までに内定を得ることを目標としましょう。
大手企業は人気が高く「狭き門」は変わらない
新卒採用のニーズが高く、いわゆる「売り手市場」であっても、大手企業や有名企業の就職難易度は変わらず高いでしょう。大手企業は知名度の高さからそもそも志望する学生が多いのが特徴。さらに、事業の幅広さや強固な地盤、安定した待遇などを理由に志望する人もいるでしょう。
人気が高ければ、それだけ選考の難易度も高まります。売り手市場だからといって、大手企業の就職難易度が下がることはないようです。大手志向の方は、「大企業で勤務するメリットとデメリットは?会社選びで大切なポイントも解説」の記事もご覧ください。
採用形式の多様化が進んでいる
近年の新卒採用では、採用時に配属先が決定している「配属確約」やコース別採用を取り入れる企業が増えています。
従来の新卒は、入社後にさまざまな部署の仕事を経験してから配属先が決まったり、定期的に配属が変更になるジョブローテーションが一般的でした。しかし、価値観の多様化やミスマッチによる短期離職の防止といった観点から、採用形式が多様化しているのでしょう。
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27卒が新卒採用に向けてやるべき5つの準備
ここでは、27卒が就活に向けてやるべき準備を紹介します。これから就活を始める方は、要点を絞って効率よく準備を行いましょう。
1.インターンへの参加
前述したように、27卒の就活ではインターンが重要な位置を占めています。本選考に影響が出るため、出来る限り参加しましょう。ただし、今からではエントリー締め切りに間に合わない可能性もあります。インターンの参加に際して書類選考や適性検査の受検が求められるケースもあるため、すぐに情報を集め、取りこぼしのないようスピーディーに対応していきましょう。
2.自己分析
企業が納得する志望動機や自己PRにつなげるためにも、自己分析では「何をしてきたか」だけでなく、「なぜそれを選んだのか」「そこから何を学んだのか」まで掘り下げることが重要です。
たとえば、アルバイト経験でも、「忙しかったが楽しかった」で終わらせるのではなく、「忙しい中で自分がどう動き、何を工夫したか」まで言語化できる状態を目指しましょう。
詳しくは「自己分析とは?就活におすすめの簡単なやり方9選や目的・活用例を解説」の記事をご覧ください。
3.企業研究
自己分析と並行して、企業研究も行います。企業研究を行うことで深い理解につながり、より説得力のある志望動機が作成できます。また、自己分析の結果と照らし合わせることで、より自分にマッチした企業を見つけることにもつながるでしょう。
4.説明会への参加
説明会では、Webサイトなどではつかみ切れない企業情報を得られる機会です。より深く企業について知れるため、積極的に参加するのがおすすめ。
時間がなかったり具体的な志望先が決まっていなかったりするなら、多くの企業が集まる合同説明会、特定の企業について深く理解したければ単独の説明会がおすすめ。また、説明会といっても以下のようにさまざまなプログラムが用意されていることもあります。
【合同説明会】
・就活セミナー
・複数社が参加する講演会
・主催者による質問ブース
・個別面談
【単独説明会】
・企業内見学
・社員との座談会
・質問会
就活の進み具合や気になるプログラムで参加するのもいいでしょう。「企業説明会の種類や見つけ方は?参加時の注意点や質問の悩みについても解説」の記事も参考にしてください。
5.OB・OG訪問
OB・OG訪問を行うと、実際に働く社員からリアルな情報や意見を聞ける貴重な機会です。説明会などでは把握しきれない「ネガティブな面」を聞けるのもポイント。就業環境や社員同士の関係性、仕事で大変なことなど、気になる内容をリストアップして質問しましょう。
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新卒採用に臨む27卒の就活生へ
27卒の新卒採用は、早期化やAIの影響などでこれまで以上に情報があふれています。その中で、「自分は遅れているのでは」「何から手をつければいいか分からない」と不安になるのは自然なこと。
すでに内定を得ている人がいるため焦ることもあるでしょう。しかし、大切なのは、周りと比べることではなく、今の自分に必要な行動を一つずつ整理していくことです。自己分析、企業研究、面接対策など、やるべきことを着実にこなしていきましょう。
もし「方向性が定まらない」「選考がうまくいかない理由が分からない」と感じているなら、第三者のサポートを活用するのも一つの選択肢です。
キャリアチケット就職エージェントでは、就活生一人ひとりの状況に合わせて、自己分析の整理から企業選び、選考対策までを丁寧にサポートしています。市場の動きに振り回されず、自分に合った進め方を見つけることで、遠回りを減らすことができます。
今の状況を整理し、次の一歩を具体的に決めることができれば、十分に巻き返すことができます。一人で抱え込まず、使える選択肢は上手に活用しながら、納得のいく就活を進めていきましょう。
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