新卒の内定辞退はいつまでできる?伝え方のマナーやタイミング別の例文を紹介

このページのまとめ

  • 内定辞退は、内定通知が来てから2~3日以内に連絡するのがベスト
  • 連絡が遅れるほど企業に迷惑が掛かるので、内定式までには辞退するか決めよう
  • 内定辞退したい旨を伝えるときは、誠意をもって謝罪と感謝を伝えることが大切

「内定辞退はいつまでにするべき?」とお悩みの就活生もいるでしょう。内定辞退はできるだけ早く、できれば内定通知から2~3日内に伝えるのがベストです。他社と比べる場合も、選考結果が出たらすぐに辞退の連絡を入れましょう。
この記事では、内定辞退できる期限や伝えるときのマナーを解説します。また、辞退する際の例文やトラブルの対処法も紹介。内定を辞退したいと考えている就活生は、ぜひ参考にしてみてください。

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目 次

辞退は内定通知後2~3日がベスト!適切なタイミングを解説

辞退は内定通知後2~3日がベスト!適切なタイミングを解説のイメージ

就活を進めるなかで、「志望度の高くない企業から内定をもらった」「複数社から内定をもらった」といった状況に直面することは珍しくありません。結論からいうと、内定辞退は内定通知をもらってから2~3日以内に申し入れるのがベストといえます。先延ばしをしてしまうとそれだけ企業の入社準備や採用計画に影響しやすくなり、迷惑を掛けてしまうためです。

とはいえ、「内定を承諾したらもう辞退できない」という訳ではありません。内定は法的に保護された権利であり、適切な手続きを踏めば辞退は可能です。ここでは、就活生が悩みやすい内定辞退のタイミングについて紹介します。

内定の承諾期限までに辞退するのが最もおすすめ

内定辞退は、できれば内定の承諾期限までに辞退しましょう。先述したように2~3日で返事をするのが最適ですが、「もう少しで他社の内定が出る」「少し検討したい」という場合は、承諾期限いっぱいまで検討することも可能です。

早めの連絡は、企業側が次の採用ステップへスムーズに移るための助けとなり、影響を最小限に抑えることにつながります。また、入社に向けた準備や手続きも始まっていないため、就活生としてもストレスなく辞退しやすいタイミングです。

他社と比較するなら内定式までに判断しよう

複数の企業と比較して進路を決めたいなら、一度内定を承諾し、選考結果が出揃ってから内定辞退を検討することも可能です。10月1日に行われる内定式に間に合わせるため、遅くても9月中に辞退の旨を連絡しましょう。

内定承諾はその企業で働く意思を示すものではあるものの、労働契約は解除することが可能です。そのため、過度に不安になる必要はありません。

むしろ、伝えづらいからと内定式の時期を過ぎてしまうと、企業に掛かる負担が増えてトラブルにつながる恐れも。自分の就活にも悪影響を及ぼしかねないため、内定を辞退する場合は、早めに行動しましょう。

内定承諾後でも法律上は入社の2週間前まで辞退が可能

内定承諾書を提出したあとであっても、法律上は入社の2週間前までであれば辞退することが可能です。内定承諾書の提出によって、法的には企業と学生の間で「始期付解約権留保付労働契約」が成立した状態と見なされるため、労働契約に関する民法の規定が適用されるからです。

民法627条」では、雇用の解約について下記のとおり定められています。

民法627条1項(期間の定めのない雇用の解約の申入れ)

当事者が雇用の期間を定めなかったときは、各当事者は、いつでも解約の申入れをすることができる。この場合において、雇用は、解約の申入れの日から二週間を経過することによって終了する。

内定者は「雇用の期間を定めない労働者」にあたるため、辞退を申し入れれば2週間後に契約は解除されます。法律的には、内定辞退の意思を表明すれば、たとえ企業が拒否したとしても2週間後に内定は解消されます。

ただし、辞退を伝えても2週間は内定関係にあるため、入社日と近いタイミングでの連絡には注意が必要です。たとえば、入社日が4月1日の企業に対し、3月20日付けで内定辞退の連絡をしたとします。この場合、契約解消は4月3日です。入社日である4月1日を過ぎて契約が解消することになるため、「入社後の退職」と見なされる可能性があるでしょう。

就活における内定の定義は、「【新卒】内定とは?内々定・採用との違いや獲得から入社までの流れを解説」の記事を参考にしてみてください。

参照元
e-Gov法令検索
民法(明治二十九年法律第八十九号)

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内定辞退を決める前に知っておくべきこと

内定辞退を決める前に知っておくべきことのイメージ

内定辞退は就活生のもつ正当な権利ですが、一度伝えてしまうと後戻りができない重大な決断でもあります。勢いで辞退を伝えてしまうと、「あの企業にしておけば良かった」と後悔するリスクもあるので、注意が必要です。

ここでは、内定辞退を考えている就活生に向け、知っておいてほしいポイントを解説します。納得のいく選択をし、社会人として誠実な対応をとるために、以下を参考にしてみてください。

一定期間なら内定承諾の保留を依頼できる

就活ではいきなり内定辞退の選択肢をとるのではなく、内定承諾の保留を依頼することも可能です。特に、「承諾期限に間に合わないが、もうすぐ他社の結果が出る」「もう1社と悩んでいて、検討する時間が欲しい」などの場合は、保留も有効な選択肢といえます。

どのくらい期間を設けてくれるかは企業により異なり、2~3日の場合もあれば1週間程度待ってもらえることも。それ以上の保留は企業の採用計画や入社準備に影響する恐れがあるため、期限内に決められそうな場合に依頼しましょう。

返事を保留したい場合は、企業の採用担当者に「△日までにお返事させていただきます」と、具体的な日程を伝えて相談してみましょう。このとき、単に「考えたい」と伝えるのではなく、「家族と相談したい」「他社の選考結果を待っている」など、保留の具体的な理由を伝えると丁寧な印象になります。

複数社の内定を確保しておくのは基本的にNG

なかには、「すべて結果が出てから内定を決めたい」「持ち駒はできるだけ多く確保したい」と考えている方もいるかもしれません。しかし、入社する予定のない企業の内定を複数もつのは避けましょう。

なぜなら、内定辞退の時期が遅れるほど企業は入社準備を進めているため、迷惑が掛かりやすいからです。法律的に問題があるわけではないものの、内定をキープすることで採用枠が1つ減れば、その企業を志望するほかの学生にとっても良いことではありません。

また、いくつ内定を得たとしても、最終的に選べるのは1社のみ。内定が多いほど、選ぶときに自分が悩むことになります。

もし同時期に複数社から内定が出た場合は、その時点での第一志望の企業の内定のみを受けるようにしましょう。辞退を決めた企業へは速やかに連絡を入れるのが鉄則です。

基本的に内定辞退の取り消しは認められない

内定辞退をしたあとに辞退の取り消しをするのは、原則として認められないことも念頭に置いておきましょう。企業は辞退者の枠をほかの候補者に充てたり、採用計画を確定させたりしているためです。

やむを得ない事情で辞退を撤回し、どうしても入社したいと考える場合は、速やかに採用担当者へ連絡し、状況を説明したうえで誠意を伝えるしかありません。ただし、企業の採用枠がすでに埋まっている場合やほかの選考が進行している場合は、入社が難しい可能性が高いでしょう。入社できるかどうかは、企業の採用枠の状況や辞退理由、最終的な企業の判断次第です。

内定辞退で後悔したくない方は、「内定辞退の後悔でつらい…気持ちを立て直して前向きに就活を再開するコツ」の記事をチェックしてみてください。

辞退の連絡が遅れるほどトラブルにつながりやすい

内定辞退の連絡が遅れるほど、企業へ迷惑が掛かるだけでなくトラブルにつながりやすくなります。入社日が近づくほど、企業は入社を前提に研修の外部委託や備品の手配、配属先での受け入れ準備などを進めているからです。

たとえば、以下のようなトラブルが考えられます。

・採用担当者から怒られる
・しつこく引き止められる
・会社に呼び出される
・内定辞退を受け入れてもらえない
・損害賠償を請求される

実際に内閣府の調査によると、オワハラ(就活終われハラスメント)を受けた26卒の学生は8.3%でした。具体的な内容は「内々定を出す代わりに他社への就職活動をやめるように強要された(64.1%)」「内々定辞退を申し出たところ、引き留めるために何度も説明を受けたり、拘束を受けた(12.8%)」など。内定辞退の連絡が遅れることで、上記のようなトラブルに巻き込まれる可能性はゼロではありません。

ただし、「入社日前日になって辞退をした」「入社前の研修まで参加をして、正当な理由なく辞退した」のような事情がない限り、内定辞退は正当な権利です。大学やハローワークなどの窓口への相談も視野に入れつつ、毅然とした対応を取りましょう。

内定辞退の引き止めがしつこい!上手に対処するためのポイント」の記事では、引き止めにあったときの対処法を紹介しています。

入社直前だと稀に損害賠償につながるリスクも

入社直前の辞退が「企業の信頼を著しく裏切る行為」とみなされた場合、損害賠償を請求されるリスクがある点に注意が必要です。たとえば、入社を前提とした数ヶ月に及ぶ海外研修や高額な外部研修をすでに受けている場合や、企業側がその学生のためだけに多額の初期費用を投じて準備を完了させていた場合などが該当します。

実際には、一般的な採用コストや通常の研修準備を理由に賠償が認められることはほとんどありませんが、連絡が遅れるほど企業側の実損害や不信感は大きくなります。法的なリスクを回避し、社会人としてのモラルを守るためにも、辞退の決断ができ次第、一日でも早く企業に伝えるのが良いでしょう。

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内定辞退を伝える際の5つのマナー

内定を辞退する際は、選考に時間を割いてくれたことへの敬意を忘れない姿勢や、社会人としての自覚をもった振る舞いが求められます。

ここでは、円満に内定辞退の手続きを進めるために守るべき5つのマナーをご紹介。内定先に失礼がないよう、しっかりと確認しておきましょう。

1.辞退を決めたらできるだけ早く連絡する

内定辞退を決めたら、すぐに企業の採用担当者に連絡しましょう。内定式直後や入社間近など言い出しにくい状況でも、内定辞退の意思はしっかりと伝えてください。

連絡をせずに辞退するのは、社会人としてのモラルに反する行動です。音信不通になると、企業は学生に事故やトラブルがあったのではと心配し、緊急連絡先への電話など何らかの対応をとる可能性もあります。

企業に迷惑を掛けないためにも、内定辞退の意思が固まったのであれば、感謝の気持ちと誠意をもって早めに採用担当者に伝えましょう。

2.電話で直接自分の意思を伝える

内定辞退の連絡は、基本的にメールではなく電話で直接伝えるのがマナーです。電話を掛ける際は、以下のポイントを意識しましょう。

ポイント

  • 始業直後や昼休み前後、定時間際は避ける
  • 雑音のない静かな場所で電話を掛ける
  • ハキハキとした口調で話す
  • 丁寧な言葉遣いで話す
  • 採用担当者に電話がつながったら、最初に「お時間よろしいでしょうか」と確認する
  • 終了時は、相手が先に電話を切ったことを確認してから通話終了ボタンを押す

電話での連絡は、情報の行き違いを防ぎ、その場ですべての手続きを完結させられるというメリットがあります。また、直接会話をすることで、文字だけでは伝わりにくい謝罪や感謝の気持ちが伝わり、企業側も納得感を得やすくなるでしょう。

電話がつながらない場合はメールで連絡する

内定辞退の連絡は直接採用担当者に電話を掛けて伝えるのが原則ですが、採用担当者が席を外している場合や長期不在で電話がつながらない場合は、メールで内定辞退の旨を伝えましょう。

メールを送る前に、電話で対応してくれた社員の方に、「採用担当者に電話したが不在だったため、内定辞退の旨を後ほどメールで送る」という旨を伝言として依頼しておくと、より丁寧な印象を与えます。電話を切ったら、その日のうちに採用担当者へ内定辞退のメールを送るのがポイントです。伝言からメールの送付まで時間が空かないよう注意しましょう。

また、メールを送っただけで終わりにせず、後日あらためて企業の採用担当者に電話を掛け直し、辞退の意思を直接伝えて誠意を示すように心掛けてください。

3.誠意をもって謝罪と感謝を伝える

内定を辞退する際は、誠意をもって謝罪の言葉を伝えましょう。内定をもらったことや採用活動に時間を掛けてもらったことなどへの感謝も同時に伝えてください。

企業は採用のために、多くの時間や労力を掛けています。選考時には採用担当者や社員に親身になって相談に乗ってもらうなど、お世話になった方もいるでしょう。単なる手続きとして事務的に済ませるのではなく、一人の人間として向き合う姿勢が大切です

誠実な対応は、相手の負担を心理的に和らげるだけでなく、自分自身の社会人としての第一歩を清々しいものにしてくれます。

4.嘘をつかずに辞退理由を伝える

企業側から辞退理由を尋ねられた際は、嘘をつかず正直に答えましょう。正直かつ丁寧な言葉遣いで説明することで誠実さが伝わり、内定辞退を受け入れてもらいやすくなります。以下は、主な内定辞退理由の伝え方の例です。

・より自分の適性に合うと感じた他社とのご縁があり、そちらへの入社を決意したため
・別の業界(職種)へ挑戦したいという思いが強くなったため
・留学(留年、進学など)が決定し、来春の卒業・入社が不可能な状況となったため
・家庭の事情により、来春から予定どおりに就職することが難しくなったため

たとえば、進学や公務員試験の合格、他社からの内定承諾といった明確な理由がある場合は、そのまま伝えて問題ありません。「ほかに魅力的な企業が見つかった」「自身のキャリアプランと合わなかった」などの理由は、正直に伝えつつも相手への感謝や配慮を示し、前向きな表現で説明をしましょう。

内定辞退の理由の伝え方は、「内定辞退の理由はどう伝える?基本マナーと電話・メールで使える例文を解説」の記事でも解説しているので参考にしてみてください。

5.辞退する企業を下げる言い方をしない

内定辞退をする際は、企業を下げる言い方をするのは絶対に避けてください。たとえ辞退理由が企業への不満であったとしても、悪口や否定的な意見を直接伝えるのは社会人としてのマナーに反します。

内定辞退する理由がネガティブな場合は、以下の例のようにポジティブな言い方に直して伝えましょう。

避けるべき表現 おすすめの表現
「給与が低かった」 「自身のキャリアプランを改めて検討した結果、より希望する条件に合致した企業とのご縁を優先することにいたしました」
「社風が合わないと感じた」 「さまざまな企業を比較検討し、自分の価値観により合致する企業を選択いたしました」
「業務内容に興味がもてなかった」 「熟慮の末、自分の将来の目標達成により合致した道を選びたいと思います」

辞退理由を述べる際は、「辞退先」ではなく「入社先」のメリットを強調すると角が立ちません。「自分にとってより適した選択肢があった」という伝え方をすることで、自分の意思を明確に伝えられます。

「内定を得たけどしっくりこない」「行きたいと思える企業がない」と感じて辞退を検討している場合は、就活のやり方を見直す必要があることも。「就活とは?基本的な流れやスケジュールとあわせて成功のポイントを解説」の記事を参考に、就活の目的や自分のやりたいことをもう一度整理してみましょう。

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承諾前に内定辞退を伝える例文

内定承諾前に辞退を伝える際は、企業に余計な負担を掛けず、円満に手続きを終えるためのスピード感とマナーが重要です。承諾前であれば企業側の受け入れ準備も初期段階のため、大きなトラブルに発展することも少ないでしょう。

ここでは、電話やメール、手紙といった連絡手段別に、内定辞退を伝える例文をご紹介します。自分の置かれた状況に合わせて最適なものを選び、感謝とお詫びの気持ちがしっかりと伝わるよう調整して活用してください。

承諾前に電話で伝える例文

電話で内定辞退を伝える例文は、以下のとおりです。

電話会話例

採用担当者はい、株式会社△△です。

お世話になっております、△△大学の△△(氏名)と申します。△月△日付けで内定のご連絡をいただきました件で、ご連絡いたしました。採用担当者の△△さまはいらっしゃいますか。

採用担当者はい、私が採用担当の△△です。

ただいまお時間をいただいてもよろしいでしょうか。

採用担当者大丈夫ですよ。

この度は、内定のご連絡をいただき、誠にありがとうございます。
大変光栄なお知らせをいただいたところ大変恐縮なのですが、今回は内定を辞退させていただきたく、ご連絡いたしました。

採用担当者差し支えなければ理由をお伺いしてもよろしいですか。

はい。他社様からも内定をいただき、熟慮いたしました結果、そちらにご縁を感じ、入社を決意いたしました。

採用担当者残念ですが、承知いたしました。ご連絡ありがとうございました。

貴重なお時間をいただき、また温かいご配慮を賜り、誠にありがとうございました。本来であれば直接お伺いしてお詫びすべきところ、お電話でのご連絡となり大変申し訳ございません。それでは、失礼いたします。

辞退理由を深く追求されないことも多いため、「一身上の都合により」のように抽象的な表現でも問題ありません。しかし、辞退理由を簡潔に述べたほうが、より丁寧な印象になります

電話をする際は、必ず企業の営業時間内に連絡するのがマナーです。内定辞退の電話を掛けるときのポイントは、「内定辞退の電話はどうかける?伝えるときのマナーや状況別に例文を解説」の記事を参考にしてみてください。

承諾前にメールで伝える例文

前述したように、内定辞退の連絡は電話で行うのが基本ですが、メールを併用することでより確実かつ丁寧に意思を伝えることができます。ここでは、状況に合わせた2つのパターンの例文をご紹介します。

電話で連絡したあと

電話で辞退の意思を伝えたあとに、改めてメールを送ると丁寧な印象を与えられます。口頭でのやり取りを文章として残すことで担当者が社内で共有しやすくなるほか、「言った」「言わない」のトラブルを避けるためにも有効です

電話で連絡したあとの例文

件名:内定辞退のご報告(△△大学・氏名)

本文:
株式会社△△△△
人事部 △△様

いつも大変お世話になっております。
△△大学の△△(氏名)です。

先ほどはお忙しいなか、お電話にてお時間をいただき誠にありがとうございました。
改めて、先ほどお電話でご相談した件につきまして、ご連絡差し上げました。

せっかく内定をいただきながら、誠に恐縮ではございますが、この度は内定を辞退させていただきたく存じます。
選考中には多大なるご配慮をいただいたにもかかわらず、このような形となり、心よりお詫び申し上げます。

本来であれば直接お伺いすべきところ、メールでのご連絡となりましたこと、何卒ご容赦ください。
末筆ではございますが、貴社の益々のご発展を心よりお祈り申し上げます。

--------------------
△△(氏名)
△△大学△△学部△△学科
電話番号:090-✕✕✕✕-✕✕✕✕
メールアドレス:✕✕@✕✕✕.com
--------------------

電話がつながらないとき

何度か電話を掛けても担当者が不在であったり、多忙でつながらなかったりする場合は、まずメールで一報を入れましょう。その際は、電話をしたもののつながらなかったことへのお詫びを添えるのがマナーです。

電話がつながらないときの例文

件名:内定辞退のご連絡(△△大学・氏名)

本文:
株式会社△△△△
人事部 △△様

いつも大変お世話になっております。
△△大学の△△(氏名)です。

先ほど、内定のご連絡をいただいた件でお電話を差し上げましたが、あいにくご不在のようでしたので、まずはメールにて失礼いたします。

この度は、内定のご連絡をいただき、誠にありがとうございました。
貴社にご縁をいただいたこと、大変光栄に存じます。

いただいた条件や自身のキャリアについて慎重に検討を重ねてまいりましたが、誠に恐縮ながら、この度は内定を辞退させていただきたくご連絡差し上げました。

お忙しいところ貴重なお時間を割いて選考していただいたにもかかわらず、このようなご報告となってしまい、大変申し訳ございません。

本来であれば直接お伺いしてご挨拶すべきところではございますが、メールでのご連絡となりましたこと、何卒ご容赦ください。

末筆ではございますが、貴社の益々のご発展を心よりお祈り申し上げます。

--------------------
△△(氏名)
△△大学△△学部△△学科
電話番号:090-✕✕✕✕-✕✕✕✕
メールアドレス:✕✕@✕✕✕.com
--------------------

メールを送るときの例文は、「新卒の内定辞退の伝え方!電話・メールで連絡する際のマナーや例文を紹介!」の記事でも解説しています。こちらもあわせてご確認ください。

承諾前に手紙で内定辞退を伝える例文

内定承諾前に手紙で辞退を伝える際の例文は、以下のとおりです。

手紙で内定辞退を伝える例文

拝啓

時下ますますご清栄のこととお慶び申し上げます。

この度は、△月△日付けで内定のご連絡をいただき、誠にありがとうございました。

大変恐縮ではございますが、熟考の結果、今回は内定を辞退させていただきたく、書面にてご連絡申し上げます。

お忙しい中、貴重な選考のお時間を頂戴いたしましたこと、心より感謝申し上げますとともに、このようなご報告となりますこと、深くお詫び申し上げます。

末筆ではございますが、貴社の益々のご発展を心よりお祈り申し上げます。

敬具

手紙で内定辞退を伝える際は、速達で送ることをおすすめします。内定通知書に記載されている期限を確認し、期限に余裕をもって投函しましょう。

また、事前に電話で内定辞退の意思を伝え、その後、速やかに書面を送付するほうが、より丁寧な対応となります。

内定承諾の保留を依頼する例文

内定辞退ではなく、内定承諾の保留を依頼することも可能です。その場合は、あくまでもお願いしている立場として、「保留していただくことは可能か」を丁寧に聞くことが大切です。企業によっては保留が難しい場合もあるため、自分の都合を押し通そうとするのは避けましょう。

電話で保留を依頼する例文

電話は気持ちが伝わりやすいため、話がスムーズに進みやすいのがメリットです。以下の例文を参考に、自分の状況に置き換えて伝えましょう。

電話会話例

採用担当者はい、株式会社△△です。

お世話になっております。内定をいただいております、△△大学の(氏名)です。採用担当の△△様はいらっしゃいますでしょうか。

採用担当者はい、私が採用担当の△△です。

ただいまお時間をいただいてもよろしいでしょうか。

採用担当者大丈夫ですよ。

先日は内定のご連絡をいただき、誠にありがとうございました。大変光栄に思っております。
本日は内定承諾のお返事についてご相談があり、お電話いたしました。御社へぜひ入社させていただきたいと考えているのですが、現在選考が進行している他社様もあり、後悔しないためにも選考結果を揃えたうえで慎重に決断したいと考えております。不躾なお願いで恐縮ですが、回答期限を△月△日まで延長していただくことは可能でしょうか。

採用担当者分かりました、大丈夫ですよ。

ご配慮いただき、本当にありがとうございます。お時間をいただいたぶんしっかりと考え、期限までに必ずご連絡いたします。よろしくお願いいたします。

なお、保留は難しいと伝えられたら、「ご無理を申し上げて大変失礼いたしました。では、いただいた△日までにしっかりと決断し、ご連絡させていただきます」と伝えて終話しましょう。

メールで保留を依頼する例文

メールで依頼する場合は、以下のように伝えましょう。

メールでの内定保留依頼の例文

件名:内定のご連絡へのお礼とご相談(△△大学・氏名)

本文:△△株式会社
人事部 採用担当 △△様

いつも大変お世話になっております。
△△大学の△△(氏名)です。

先日は、内定のご連絡をいただき誠にありがとうございました。
このような光栄な報せをいただき、心から嬉しく思っております。

本日は、内定のご承諾期間について、1点ご相談がありご連絡いたしました。
現在、最終選考に進んでいる他社の選考が残っております。

貴社への入社を大変魅力的に感じておりますが、自分のキャリアプランを改めて見つめ直し、一生に一度の新卒の就職活動において、自分自身が完全に納得した形で決断を下したいと考えております。

つきましては、大変勝手なお願いで誠に恐縮ではございますが、△月△日(△)まで、ご回答をお待ちいただくことは可能でしょうか。

多大なるご迷惑をおかけいたしますが、何卒ご理解とご容赦をいただけますと幸いです。

本来であればお電話にてお伺いすべきところ、メールでのご連絡となりましたことをお詫び申し上げます。
何卒よろしくお願い申し上げます。

--------------------
△△(氏名)
△△大学△△学部△△学科
電話番号:090-✕✕✕✕-✕✕✕✕
メールアドレス:✕✕@✕✕✕.com
--------------------

内定保留を依頼するときの例文は、「内定保留はどうやる?電話・メールでの好印象な伝え方や例文を紹介」の記事でも解説しています。あわせて参考にしてみてください。

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承諾後に内定辞退を伝える例文

内定承諾後の内定辞退は、企業に多大な迷惑を掛けてしまう行為です。企業は承諾をもって入社準備や研修計画を進めているため、辞退の連絡はより一層の誠意と丁寧さをもって行う必要があります。

連絡方法は、採用担当者と直接話せる電話が原則ですが、やむを得ずメールや手紙になることもあるでしょう。以下では、内定承諾後に内定辞退を伝える際の例文を、手段別に紹介します。

承諾後に電話で伝える例文

内定承諾後に電話で辞退を伝える際の例文は、以下のとおりです。

電話会話例

採用担当者はい、株式会社△△です。

お世話になっております、△△大学の△△(氏名)と申します。△月△日に御社の内定を承諾させていただきました件で、ご連絡いたしました。採用担当者の△△さまはいらっしゃいますか。

採用担当者はい、私が採用担当の△△です。

ただいまお時間をいただいてもよろしいでしょうか。

採用担当者大丈夫ですよ。

この度は、一度は御社の内定を承諾させていただきましたが、誠に勝手ながら内定を辞退させていただきたく、お電話差し上げました。内定を承諾した後にこのようなご連絡となり、ご期待を裏切ってしまい大変申し訳ございません。

採用担当者差し支えなければ理由をお伺いしてもよろしいですか。

はい。熟慮を重ねた結果、自身の適性や将来のキャリアプランを改めて考えたところ、別の道に進むという決断に至りました。本来であれば直接お伺いしてお詫びすべきところですが、お電話でのご連絡となり大変申し訳ございません。誠に勝手なお願いで恐縮ですが、ご理解いただけますと幸いです。

採用担当者残念ですが、承知いたしました。ご連絡ありがとうございました。

お忙しいなか、貴重なお時間をいただき、また温かいご配慮をいただきましたことに、心より感謝申し上げます。それでは、失礼いたします。

内定承諾後の辞退は、電話で直接採用担当者にお詫びと理由を伝えることを最優先にしてください。例文のように、まず内定承諾した事実と辞退の連絡であることを明確に伝え、期待を裏切ったことへの深い謝罪の気持ちを丁寧に言葉にすることが重要です。

理由については詳細を述べ過ぎず、「自身の適性やキャリアプラン」といった、あくまで自己の責任による決断であることを簡潔に伝えましょう。

承諾後にメールで伝える例文

内定承諾後の辞退は、電話で伝えるのが鉄則ですが、電話でのやり取りを補完する意味でメールを送ることもあります。ここでは、状況に応じた2つの例文をご紹介します。

電話で連絡したあと

承諾前の辞退と同様、電話で直接お詫びを伝えたあとに、改めて内容を整理して送ることができます。口頭での謝罪に加え、文章として残すことで、承諾後の辞退という重大な事項に対する誠意を示せるでしょう。

電話で連絡したあとの例文

件名:内定辞退のご報告とお詫び(△△大学・氏名)

本文:
株式会社△△
採用担当者様

いつも大変お世話になっております。
△△大学の△△(氏名)でございます。

先ほどはお忙しいなか、お電話にて直接お詫びを申し上げるお時間をいただき、誠にありがとうございました。
改めて本件につきまして、メールにてご連絡差し上げました。

△月△日に内定承諾書を提出し、入社の意思をお伝えしていたにもかかわらず、自身の勝手な決断により多大なるご迷惑をお掛けすることを、心より深くお詫び申し上げます。

本来であれば直接お伺いすべきところ、お電話とメールでのご連絡となりましたこと、何卒ご容赦いただけますと幸いです。

最後になりますが、貴社の益々のご発展を心よりお祈り申し上げます。

--------------------
△△(氏名)
△△大学△△学部△△学科
電話番号:090-✕✕✕✕-✕✕✕✕
メールアドレス:✕✕@✕✕✕.com
--------------------

電話がつながらないとき

承諾後の辞退は一刻も早く伝える必要があるため、電話がつながらない場合は取り急ぎメールで報告し、必ず電話を掛け直す旨を記載しましょう。

電話がつながらないときの例文

件名:内定辞退のご連絡(△△大学・氏名)

本文:
株式会社△△
採用担当者様

この度、△月△日付けで内定のご連絡をいただき、△月△日に内定を承諾させていただきました、△△大学の△△(氏名)でございます。

誠に恐縮ではございますが、熟慮の結果、この度、貴社の内定を辞退させていただきたく、ご連絡いたしました。

貴重な選考のお時間を割いていただいたうえ、内定のご連絡、さらには内定承諾までさせていただきながら、このようなご報告となりますこと、心より深くお詫び申し上げます。

私自身の適性を改めて深く考え直した結果、別の分野で挑戦したいという強い思いが固まり、辞退させていただくという苦渋の決断に至りました。

本来であれば直接お伺いしてお詫びすべきところ、まずはメールでのご連絡となりましたこと、何卒ご容赦ください。

つきましては、改めて本日中に私からお電話を差し上げ、お詫びとご説明をさせていただきたく存じます。

末筆ではございますが、貴社の益々のご発展を心よりお祈り申し上げます。

--------------------
△△(氏名)
△△大学△△学部△△学科
電話番号:090-✕✕✕✕-✕✕✕✕
メールアドレス:✕✕@✕✕✕.com
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承諾後の辞退でメールを用いる場合は、例文のように電話での連絡を前提とし、取り急ぎの報告とお詫びであることを明記しましょう。メールは相手が多忙で電話に出られない場合の緊急手段と捉え、改めて本日中に電話で連絡する意思を伝えることが重要です。

就活のメールマナーについては、「就活メール例文14選!マナーや書き方・返信のポイントを紹介」の記事を参考にしてください。シチュエーション別に例文を紹介しています。

承諾後に手紙で伝える例文

内定承諾後に手紙で辞退を伝える際の例文は、以下のとおりです。

手紙で内定辞退を伝える例文

拝啓

時下ますますご清栄のこととお慶び申し上げます。

この度は、△月△日付けで内定のご連絡をいただき、△月△日には内定を承諾させていただきましたこと、心より感謝申し上げます。

誠に恐縮ではございますが、熟慮いたしました結果、この度、貴社の内定を辞退させていただきたく、書面にてご連絡申し上げます。

貴社におかれましては、貴重な選考の機会を頂戴し、温かいお心遣いを賜りましたこと、また内定承諾までさせていただきながら、このようなご報告となりますこと、深くお詫び申し上げます。多大なるご迷惑をお掛けいたしますこと、重ねてお詫び申し上げます。

末筆ではございますが、貴社の益々のご発展を心よりお祈り申し上げます。

敬具

手紙は、電話やメールで連絡がつかない、あるいは特に深い誠意を伝えたい場合に用いる最終手段の一つです。時候の挨拶から始め、内定承諾の事実と辞退の意向を明確に述べ、書面での報告となったことへの謝罪を盛り込む必要があります。

例文のように、多大な迷惑を掛けること、選考機会や温かい配慮への感謝を重ねて伝え、丁寧で格式のある文体でお詫びの気持ちを示すことが大切です。

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いつまでに内定辞退をすべきかお悩みのあなたへ

内定辞退に関する悩みは、自分の将来を真剣に考えているからこそ生じます。しかし、どれだけ悩んでも、最後には自分の意思で決断し、企業へ誠実に伝えなければなりません。「相手に悪い」「怒られるのが怖い」と連絡を後回しにすることは、期待して待っている企業に対して不誠実です。可能であれば、内定通知後の数日以内に内定辞退の連絡をするようにしましょう。

就活生のなかには、「内定辞退を申し出るのが不安」「内定辞退を避けて早く就活を終わらせたい」と思う方もいるでしょう。就活をスムーズに進めたい方は、キャリアチケット就職エージェントにご相談ください。

キャリアチケット就職エージェントでは、プロのキャリアアドバイザーが丁寧にヒアリングし、あなたの希望に合った企業を厳選してご紹介します。また、自己分析や業界・企業研究から基本のビジネスマナーなどもサポート。内定後のフォロー体制も整っており、辞退すべきか悩んだ際の客観的なアドバイスはもちろん、企業とのやり取りの代行なども行っています。

すべてのサービスを無料で受けられるので、就職先選びで後悔したくない方は、ぜひお気軽にキャリアチケット就職エージェントへお問い合わせください。

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内定辞退の時期や連絡方法に関するQ&A

ここでは、内定辞退に関するよくある質問について、Q&A方式でお答えします。「早期内定の辞退はいつまで?」「怒られる?」といった疑問や不安にお答えしているので、ぜひ参考にしてみてください。

早期内定の内定辞退はいつまでにするべき?

内々定の承諾期限までに連絡を入れるのがベストです。すでに第一志望の企業から内定が出ていたり、志望度が低く入社の予定がなかったりする場合は、速やかに辞退しましょう

しかし、「第一志望の本選考がまだある」「今決められない」という場合は、一度内々定を承諾しても構いません。すべての結果が揃ったタイミングで改めて検討し、辞退を決めたら遅くても内定式までには連絡を入れてください。

内定承諾後の辞退は怒られると聞いて不安です…

内定承諾後に辞退したからといって、怒られるとは限りません。多くの企業は内定辞退に慣れているため、謝罪と感謝の気持ちを誠実に伝えれば理解してもらえることがほとんどです。

ただし、なかには必要以上に叱責したり引き止めたりするオワハラ(就職終われハラスメント)をする企業もあります。内定辞退は就活生の正当な権利なので真に受ける必要はないものの、しつこい場合は一人で悩まず大学のキャリアセンターや労働基準監督署に相談しましょう。

入社ギリギリに内定辞退の連絡を入れるのはやばい?

入社ギリギリでの辞退は避けましょう。連絡が遅くなるほど企業は入社準備を進めるため、迷惑が掛かってしまいます。できれば内定承諾期限内、他社の選考がある場合も遅くても内定式までには連絡してください。

ただし、法律上は入社予定日の2週間前までに申し出れば、入社日までの辞退が可能です。やむを得ない事情で直前に辞退する場合は、誠心誠意謝罪の気持ちを伝えましょう。

推薦枠の内定辞退はいつまでできる?

推薦枠で内定が決まった場合、基本的に内定辞退はできません。推薦での選考は入社を前提として行われており、内定辞退を想定した選考方法ではないためです。 また、推薦での内定を辞退すると、自分の進路だけでなく、大学と企業の信頼関係に関わる事態に発展することも。次年度からその大学での推薦枠がなくなってしまうリスクもあるため、後輩にも迷惑が掛かりかねません。

どうしても辞退について相談したい場合は、企業に直接連絡するのではなくまずは大学のキャリアセンターに相談してみましょう。

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本記事の監修者

淺田真奈(あさだまな)

大学時代は接客のアルバイトを3つかけもちし、接客コンテストで全店1位になった経験をもつ。新卒では地方創生系の会社に入社をし、スイーツ専門店の立ち上げからマネジメントを経験。その後、レバレジーズへ中途入社。現在はキャリアチケットのアドバイザーとして、学生のキャリア支援で学生満足度年間1位と事業部のベストセールスを受賞し、リーダーとしてメンバーのマネジメントを行っている。

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