このページのまとめ
- 大学卒業後に就職しない人は、進学者を含めると約2割いる
- 就職しないことで起こるデメリットとメリットを比較し、自分に合った選択をしよう
- 「新卒」ステータスの価値を理解したうえで、就職しない場合の進路を考えよう
「大学卒業後に就職しないという選択肢はありなのか」と疑問に思う大学生も多いでしょう。必ず正社員にならないといけないというわけではないものの、就職をしないことによるデメリットはいくつかあります。
この記事では、就職したくない理由や就職しない場合のメリット・デメリット、就職以外の選択肢をご紹介。気持ちの切り替え方も解説しているので、「後悔しないための行動」を考える際に役立ててみてください。
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- 大学卒業後に就職しない人の割合は約2割
- 大学卒業後に就職しない理由
- やりたい仕事が分からない
- そもそも働きたくない
- 就活に対する不満がある
- 組織に所属することへの不満がある
- 自由に生きたい
- 大学卒業後に就職しない場合の8つの選択肢
- 大学院や専門学校に進学する
- 留学やワーキングホリデーなどに挑戦する
- 公務員試験に挑戦する
- 就職留年や既卒として就活する
- フリーターになる
- フリーランスとして働く
- 起業する
- ニートになる
- 大学卒業後に就職しないデメリット
- 収入が安定しにくい
- 社会的信用を得にくい
- 福利厚生を受けられない
- 新卒より就活のハードルが上がる
- 社会人としての人脈の幅を広げにくい
- 大学卒業後に就職しないメリット
- 自由な時間が増える
- 自分探しや自己研鑽の時間ができる
- 就活やキャリアに改めて向き合える
- 社会のしがらみや人間関係に悩むリスクを減らせる
- 大学卒業後の就職についてのキャリアアドバイザーのアドバイス
- 大学卒業後に就活を成功させるポイント
- 1.自己分析をやり直す
- 2.就活に有利な資格を取得する
- 3.就活を最優先に考える
- 4.就職しなかった理由を考える
- 5.就職エージェントを利用する
- 就活しないまま正社員就職を実現する方法
- アルバイトやインターンから正社員を目指す
- 知人の紹介で就職する
- 就活をしたくないときの対処法
- 「新卒」の価値を考える
- 理想の人生設計を想像してみる
- なぜ就活したくないのか原因を突き止める
- 大学卒業後に就職しないという選択をするか迷っているあなたへ
- 大学卒業後に就職するか悩んでいる人に向けたFAQ
- Q.卒業後に既卒になったら就職先があるのか不安…
- Q.大学卒業後の進路が決まらない…どうすれば良い?
大学卒業後に就職しない人の割合は約2割
大学卒業後にすぐ就職しない人は、大学院や専門学校への進学者を含めると約2割にのぼります。文部科学省の「令和7年度学校基本統計(学校基本調査の結果)確定値について公表します」によると、令和7年5月時点で大学(学部)卒業者に占める就職者の割合は77.0%、大学院等への進学率は12.7%です。単純計算で、就職者以外(進学者を含む)は23.0%となり、「大学卒業後に就職しない」という選択は決して珍しいものではないと分かります。

引用:文部科学省「令和7年度学校基本統計(学校基本調査の結果)確定値について公表します(p.6)」
なお、この「約2割」には大学院や専門学校への進学者も含まれています。進学でも就職でもない状態(例:就職準備中やアルバイトをしながら進路を考えている状態など)に絞ると、その割合は7.2%です。
「周りは決まっているのに自分だけ」と焦る必要はなく、同じように立ち止まって考えている人は一定数いると捉えましょう。
就活に対して気持ちが乗らないと感じている方は、「就活したくないのは甘え?モチベーションが上がらないときの対処法を紹介」の記事で対処法をチェックしてみてください。
参照元
文部科学省
学校基本調査-令和7年度 結果の概要-
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大学卒業後に就職しない理由
文部科学省の「令和7年度学校基本調査(確定値)」によると、令和7年5月時点で大学卒業後に進学も就職もしていない人の割合は7.2%です。その主な理由は、進学や就職の準備中、家事手伝いなど多岐にわたります。
では、就職しないと考えている大学生の理由には、ほかにどのようなものがあるのでしょうか。考えられる理由をご紹介しますので、自分に当てはまるものがないか確認してみてください。
やりたい仕事が分からない
自分がどのような仕事をしたいか分からないのは、大学卒業後に就職しない場合によくある理由です。やりたい仕事が見つかっていない人は、就職活動へのモチベーションを保てません。「やりたいこともないし就職しなくて良いか」という思考になってしまいます。
また、企業に応募する際は、履歴書や面接などの選考において志望動機を伝えることが必須です。自分のやりたい仕事が分からなければ志望動機も作成できず、就職活動へのモチベーションが下がってしまうでしょう。
そもそも働きたくない
企業に就職することはもとより、働くこと自体に魅力を感じない学生もいるようです。
たとえば、家族や先輩など身近な人がいつも仕事のことでイライラしていたり、忙しくて大変そうな姿を見たりしていると、「働くこと=苦痛である」というイメージをもってしまうでしょう。
就活に対する不満がある
「大学卒業後は新卒社員として企業に就職する」という日本の就活システムに嫌悪感を抱き、就職しない選択肢を取る場合もあります。下記は、就活に対するネガティブなイメージの例です。
・応募書類の細かいルールや書き方が多い
・自分らしさを出せないことが多い
・採用してもらうための立ち振る舞いや形式を重視しなければならない
・不採用続きになると落ち込む
日本の就活特有のルールやマナーに疑問を感じたり、「本当の自分を評価してもらえない」といった不満を感じたりすると、就活に前向きになれないでしょう。
面接のマナーについては「新卒の面接マナーを紹介!身だしなみ・話し方やWeb面接のマナーを解説」の記事を参考にしてください。また、「就活することに何の意味があるのか」と思ってしまう学生は、「『就活は意味ない』と感じるのは自然!理由とラクに終わらせる方法を解説」の記事でその理由を確認してみましょう。
組織に所属することへの不満がある
組織に所属することに抵抗があり、大学卒業後に就職しない学生もいるでしょう。一般的に、企業は組織単位で動き利益を生み出すことが求められます。そのため、会社に就職したら、自分は会社の一員であるという自覚をもち会社の利益のために働かなくてはいけません。
その組織に属するという面に、「個人が尊重されにくい環境」「企業の経営理念や方針に従わなければならない」といったマイナスイメージを持ってしまう学生もいます。また、団体行動に苦手意識がある学生も、同じ理由で就職しない選択をとる傾向にあるでしょう。
自由に生きたい
「会社や組織に縛られず自由に生きたい」と願う学生は、大学卒業後に就職したくないと考えてしまうようです。学生のときに比べ、社会人になると週5日朝から夜まで仕事に費やすことになります。
「残業もあり平日は帰って寝るだけの生活」「休日は平日の疲れが抜けず家でダラダラ過ごすだけ」というイメージが先行し、「自分の時間が確保できないのではないか」と不安に感じると、就職したくなくなってしまうでしょう。
参照元
文部科学省
学校基本調査-令和7年度 結果の概要-
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自分に合った仕事ってなんだろうと不安になりますよね。強みや適性に合わない仕事を選んでしまうと、せっかく就職しても早期退職のリスクがあります。そこで活用したいのが、「適職診断」です。
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大学卒業後に就職しない場合の8つの選択肢
大学卒業後に就職しない場合には、進学したりフリーターになったりするなど多くの選択肢があります。ここでは、大学卒業後に就職しない場合の8つの選択肢を解説するので、就職しない人は参考にしてください。
大学院や専門学校に進学する
「大学よりも専門的な知識を身につけたい」「新しく学びたい学問がある」という人には、大学院や専門学校に進学するという選択肢があります。大学院や専門学校に進学すると、専門的な知識やスキルが求められる職種への就職が有利になったり、学部卒よりも給料が高い仕事に就けたりするのがメリットです。
ただし、高額の学費が必要になったり、勉強の難易度が高まり就職活動やアルバイトとの両立が難しかったりする場合があるので注意してください。
留学やワーキングホリデーなどに挑戦する
海外留学やワーキングホリデーに挑戦するのも、大学卒業後の選択肢の一つです。ワーキングホリデー制度を使えば、海外で働きながら生活し、語学力や異文化理解を深められます。対象国や条件は国によって異なるため、参加を検討する際は外務省の「ワーキング・ホリデー制度」で最新の情報を確認しましょう。
語学力や海外での就業経験は、グローバル展開する企業からの評価につながることもあります。一方で、費用や語学力の準備、帰国後の就職活動のタイミングには注意が必要です。「留学にどのくらいの費用がかかるのか」「いつ帰国すれば新卒扱いのまま就活できるのか」を事前に調べておくと、帰国後の選択肢を狭めずに済むでしょう。
参照元
外務省
ワーキング・ホリデー制度
公務員試験に挑戦する
公務員試験に挑戦し、公務員として働く道を選ぶ人もいます。国家公務員・地方公務員ともに試験区分は幅広く、学歴不問で受験できるものも多いため、既卒者や就職留年をした学生も挑戦しやすいのが特徴です。
ただし、公務員試験は科目数が多く、合格には数ヶ月単位の学習期間を要するとされています。学習期間の目安は志望先や併願パターンによって異なるため、早めに志望する自治体や省庁の採用情報を確認しておくと安心です。就職しない期間を勉強にあてる場合は、いつまでに合格を目指すのか期限を決めて取り組むと、目的のない空白期間になることを防げるでしょう。
就職留年や既卒として就活する
在学中に納得のいく内定が出なかった場合は、あえて卒業を延期する「就職留年」や、卒業後に既卒として就活を続ける方法があります。
既卒として就活する場合には、大学との両立をしなくて良いので就職活動にかけられる時間が長くなるのがメリットです。一方で、既卒での就活は新卒よりも不利になるといわれています。新卒より受けられる企業の数が少なくなったり、面接の際に新卒で就職しなかった理由を聞かれたりするでしょう。
フリーターになる
大学卒業後に就職しない場合には、フリーターになるという選択肢もあります。アルバイトやパートでの勤務は、勤務時間を自分で決められる場合が多くプライベートとの両立がしやすい点がメリットです。
一方で、収入や雇用が安定しない点や社会的信用度が低い点はデメリットといえるでしょう。
フリーランスとして働く
大学卒業後には、フリーランスとして働くという選択肢もあります。フリーランスは、自分の知識やスキルを活かして、個人的に仕事を受けて働く方法です。
たとえば、以下のような仕事でフリーランスになる人がいます。
フリーランスの仕事の例
・イラストレーター
・Webエンジニア
・Webライター
・ブロガー
・コンサルタント
・フォトグラファー
フリーランスのメリットは、自分の好きな時間・場所で働ける点や、自分の考え・方針で仕事を進められる点です。一方で、スキルがなければ仕事が受けられず、雑務やタスク管理まですべて自分で行わなくてはならないというデメリットもあります。
一見自由度の高い選択肢に思えるフリーランスですが、自分で仕事を探したり十分な仕事時間を確保したりしなければ対価は得られないので注意しましょう。
起業する
大学卒業後に、自分でビジネスを始めて起業するという選択肢もあります。なかには、大学生の間に起業しそのままビジネスを続ける人もいるでしょう。
ただし、起業するためには経営のための知識やスキルが必要で、起業したからといって必ずしも成功するとは限りません。起業後のビジョンや目標を明確にしたり、経営スキルを磨いたりしてから起業するのが安心です。
卒業後に起業を考えている学生は、「起業したい大学生が押さえるべきポイントは?」を参考にしてください。
ニートになる
大学卒業後にニートになる人もいるでしょう。ニートになると収入がなくなるため、金銭的な不安が大きくなります。家族の支援がある場合は生活できますが、家族の老後や自分の将来を考えた場合、長期間ニートでいるのは難しいでしょう。
また、ニート期間が長くなると就活で不利になるので注意してください。面接でニート期間に何をしていたかを聞かれた際に答えられるように、資格の取得や読書など自分のためになる行動をしておくと良いでしょう。
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大学卒業後に就職しないデメリット
ここでは、就職しないことで起こるデメリットを解説します。大学卒業後に就職しないつもりの人は、就職しなかった場合のリスクの高さをしっかりと理解しましょう。
収入が安定しにくい
大学卒業後に就職しないと、安定した収入が得にくいというデメリットがあります。正社員ではなくフリーターやアルバイト、派遣勤務は時給制が多く、安定した給与やボーナスを得られる機会も少ないでしょう。生活が安定しないと、将来に向けて貯金をすることも難しい可能性があります。
また、大学卒業後に正社員になった友人と収入や貯蓄の差が徐々に広がっていきます。
社会的信用を得にくい
正社員として企業に就職しないと、社会的信用を得ることが難しくなります。たとえば、クレジットカード作成や住宅・車のローンの申請をする際は、就業先の証明によって社会的信用を得ます。安定した雇用がないと、それらの審査が通らない場合があるのがデメリットです。
福利厚生を受けられない
大学卒業後に企業に所属すると、社会保険や雇用保険、厚生年金など、法で定められた福利厚生を受けられます。
しかし、アルバイトやパートなどの非正規雇用ではそのような福利厚生を受けられない場合が多いでしょう。また、フリーランスや個人事業主の場合は国民健康保険や国民年金に自分で加入しなければならず、確定申告も自分で行う必要があります。
新卒より就活のハードルが上がる
大学卒業後に就職をしないと、今後就職活動をする際に新卒採用よりもハードルが高くなるのがデメリットです。近年は既卒者を新卒枠と同様に扱う企業も増えていますが、対象となる求人数は新卒に比べると限られているのが実情です。そのため、志望できる企業の選択肢はどうしても新卒より狭まる傾向にあります。
さらに、卒業から就職までの空白期間について、面接で「その期間に何をしていたか」を納得感のある形で説明できるよう準備しておかなければなりません。
既卒の就活の進め方については、「【就活生向け】既卒の就活とは?新卒より厳しい理由や内定獲得の対策を解説」の記事で詳しく解説しています。
社会人としての人脈の幅を広げにくい
大学卒業後に就職しないと、社会人としての幅広い人脈を築くのが難しくなります。
組織に所属していればさまざまな立場の人と関わることになりますが、アルバイトやパートなどの場合はその機会が減るでしょう。フリーランスや起業をする場合は自分から人脈を作っていく必要があります。
また、すでに社会人として働いている同年代の友人と話が合わなくなり、孤独感を抱いてしまうことも考えられるでしょう。
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大学卒業後に就職しないメリット
就職しないデメリットがある一方で、メリットもいくつかあります。そのため、良い面と悪い面のどちらも把握したうえで、「自分にとってどちらの選択をすれば後悔しないか」を判断することが大切です。
ここでは、就職しない選択肢のメリットを紹介します。
自由な時間が増える
企業での就業時間は一日7〜8時間+昼休憩が一般的であり、一日の半分以上を拘束されることに苦痛を感じる人も少なくありません。
一方、大学卒業後に就職をしない選択をすると、自由に使える時間が増えるというメリットがあります。アルバイトや派遣社員などの働き方ならシフト制で働く時間や日数を選べるため、自分の都合にあわせて柔軟に時間の使い方を設定できます。
自分探しや自己研鑽の時間ができる
大学卒業後に就職しないと、自分と向き合ったり、資格取得やスキル習得などの自己研鑽の時間ができるというメリットもあります。
正社員として働くようになると、一日のほとんどを仕事に費やすことになります。新人から一人前になることに頭がいっぱいで、自分のやりたいことを考えたり、新しいスキルを身につける時間を確保するのは難しいかもしれません。
そのため、自分が本当にやりたいことは何なのかを考えるために、就職しないという選択をとる人もいるようです。
就活やキャリアに改めて向き合える
就職しないと決めた期間は、就活やキャリアについて改めて考え直す機会にもなります。たとえば、以下のようなケースが挙げられます。
・今年の就活で不採用だった企業に、既卒者向け採用枠などで再度応募できる可能性がある
・アルバイトやインターンをしながら、自分の適性ややりたいことを見極められる
一度立ち止まることで、勢いだけで進路を決めるのではなく、自分に合ったキャリアを選び直すきっかけにもなるでしょう。
社会のしがらみや人間関係に悩むリスクを減らせる
会社で働き始めると社内外でさまざまな人と関わるため、職場での人間関係が良好かそうでないかは、仕事をするうえで重要な要素になります。実際、転職理由として「職場の人間関係」が多いのも事実です。人との関わりに苦手意識がある学生は、就職しないことで人間関係のトラブルに悩む機会が減る点にメリットを感じるでしょう。
ただし、進学先やアルバイト先などでも人との関わりは生じるため、人間関係の悩みが完全になくなるわけではない点に注意が必要です。
「就職しない」選択にはメリットがある反面、思わぬ注意点もあります。自分にとって後悔のない道を選ぶために、「就活しないのはアリ?メリット・デメリットと後悔しない決断のコツを解説」の記事も読み、一度全体像を整理してみましょう。
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大学卒業後の就職についてのキャリアアドバイザーのアドバイス
起業やフリーランスは、チャレンジするハードルは下がっているものの「継続する」「安定的に収益を得る」ことの難易度は非常に高いです。
起業は会社そのものが信用を得られていない状態のため、資本形成や企業間取引などの難易度が高く、フリーランスは単価で働くことが多いため仕事が得られなかったら収入はありません。また、万が一何かトラブルがあった際はすべて個人の責任になります。
いずれも、軌道に乗るまでは収益が不安定かつ安定する保証もありません。個人の能力・スキルが認められて初めて仕事が得られたり、学生時代からの人脈があって成立したりする働き方のため、未経験からいきなり始めても成功しづらいのが実情でしょう。
就職か起業かで迷うなら、ポテンシャルが重視される新卒正社員として就職するのがおすすめです。「就職しない」という選択をして正社員経験(企業に属した経験)がないまま後から中途採用を受けようとすると、「これまでどんな業務に携わってきて、どういうポジションを経験して、その結果なにができるのか」を見られるため、新卒採用と比較して難易度が格段に高くなるからです。
特に、ファーストキャリアで「起業」「フリーランス」を選んだのち、スキルや人脈などを形成できないまま中途採用を受けようとすると、上記の「見られている点」に対して何も返答できない可能性も。新卒時に正社員として企業に属してスキルや経験を積んだうえで、そこから別の働き方にチャレンジするほうが起業やフリーランスも上手くいきやすいですし、もし上手くいかなくても「社会人経験あり」として中途採用を受けられます。
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大学卒業後に就活を成功させるポイント
「大学卒業後に就職しないという選択をしたけれど再度就活を始めたい」という方に向けて、就活を成功に導くために押さえておくべきポイントを解説します。
1.自己分析をやり直す
就活をするうえで、自己分析は避けて通れない作業です。大学時代に自己分析をした人は再度行い、一度もしたことがない人はすぐに取り掛かりましょう。自己分析をしないと就活の軸や方向性が定まりにくく、就活が進まなくなってしまいます。
就活の軸の大切さを知るためには、「よく聞く『就活の軸』。何がそんなに大事なの?」の記事をご一読ください。
2.就活に有利な資格を取得する
就職活動を有利にするためには、資格やスキルを取得することも効果的です。即戦力や実績を重視する既卒枠の就活においておすすめの資格は、以下のとおりです。
既卒におすすめの資格チェックリスト
- TOEIC(750点以上が望ましい)
- 日商簿記検定
- ITパスポート
- MOS
- ファイナンシャルプランナー
- 秘書検定
自分の志望する職種や企業で有効な資格がある場合は、取得を検討すると良いでしょう。
3.就活を最優先に考える
既卒での就活を成功させたい人は、就活に最優先で取り掛かることが重要。なぜなら、空白期間が延びるほど、面接で空白期間の取り組みや考えをシビアに問われやすくなるためです。
また、先述したように、既卒者はすべての企業の新卒枠に応募できるわけではありません。選択肢が狭まりやすいぶん、積極的な行動がカギになります。
4.就職しなかった理由を考える
就活での面接において、「なぜ新卒で就職しなかったのか」は必ずといって良いほど聞かれます。
ほかの学生が就活している期間何をしていたのか、なぜ今就職活動をしているのか、質問されたときに答えられるようにしておきましょう。資格取得のための勉強や留学など、面接官が納得できる理由を伝えられればアピールになります。
就活中の不安や疑問を整理したい方は、「就活でよくある悩み20選!不安を溜め込まないための心構えや解消法を紹介」の記事も参考にしてみてください。
5.就職エージェントを利用する
新卒も既卒も、就活は自分一人だけの力では難しいもの。限界を感じてしまう前に、就職エージェントを利用するのがおすすめです。
就職エージェントに登録をすれば、就活のプロから専門的なアドバイスや履歴書の作成、面接対策などのサポートを受けられます。既卒者に特化した就職エージェントもあるので、大学卒業後の就職活動を成功させたい方は登録してみましょう。
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就活しないまま正社員就職を実現する方法
「就活はしたくないが、正社員として働きたい」という場合は、一般的な新卒の選考ルート以外から正社員を目指す方法もあります。ここでは、就活以外で正社員就職を実現する2つのルートを紹介します。
アルバイトやインターンから正社員を目指す
アルバイトやインターンとして企業で働きながら、正社員登用を目指す方法があります。特に人手不足が課題になっている業界では、勤務態度や実務スキルを評価し、アルバイトやインターン経験者を正社員として登用する制度を設けている企業も少なくありません。
面接という短時間の評価だけでなく、実際の勤務ぶりを通して自分の適性や働きぶりを伝えられるのがこのルートの利点です。
応募の際は、募集要項に正社員登用の実績や条件が明記されているかを確認し、入社後は早い段階で登用の基準を確認しておくと、遠回りにならずに済むでしょう。
知人の紹介で就職する
家族や友人、大学の先輩など、身近な人からの紹介で就職先を見つける方法もあります。紹介を通じた採用は、企業側にとっても人柄や信頼性を把握しやすいというメリットがあり、実施する企業は増えつつあります。
一方で、紹介がきっかけであっても、選考自体は通常の採用フローに沿って行われるのが一般的です。紹介だからといって選考が簡略化されるとは限らないため、志望動機や自己PRの準備はほかの応募者と同様にしっかり行いましょう。
内定が出ないまま卒業しそうな時期の進路の考え方は、「内定ないまま卒業しそうなときは?就職以外の進路と諦めずに採用を掴む方法」の記事もあわせてご参照ください。
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就活をしたくないときの対処法
「就職したほうが良いと分かっていても、どうしても就活に抵抗がある」と悩んでいる学生のために、気持ちの切り替え方や考え方をご紹介します。

「新卒」の価値を考える
就活において、「新卒」というステータスは就職に有利です。ポテンシャルが重視され、自分のがんばり次第で志望企業に入社できるチャンスはなかなかありません。
既卒になると企業の目は厳しくなり、特別なスキルや知識がなければ就活をスムーズに進めることは難しくなるでしょう。人生で一度しかない「新卒」という時期の価値の重要さを知り、就職活動をするかしないか、後悔しない選択をしてください。
新卒の価値については、「新卒カードとは?使わずに就活をするリスクと就職成功のポイントを解説」でも解説しています。
理想の人生設計を想像してみる
自分が将来どのような人生を送りたいかを考えてみましょう。
たとえば、「同僚や上司から信頼される社会人になりたい」「海外出張をして活躍したい」「仕事とプライベートを充実させたい」などの希望があるとします。そこから逆算し、その理想を叶えるには今どのような行動をとるべきか考えれば、就職に対するモチベーションが上がるでしょう。
なぜ就活したくないのか原因を突き止める
就活したくないと思う場合は、なぜそう思うのか自分に問いかけてみましょう。嫌だと思う理由が分からないと、その対処法も分からないからです。
新卒で就職できなくても人生は終わらない
就活生のなかには「新卒で就職できなかったら人生終わり」と考えてしまう人もいるかもしれません。たしかに、就活は人生のターニングポイントといえます。しかし、大学卒業後すぐに就職できなかったとしてもそこで人生が終わるわけではありません。
ネガティブになり過ぎるとかえってうまく進まないので、周りからのプレッシャーに押されず、自分が納得できる就職活動をすることが大切です。それでも悲観的になってしまう学生は「就職できなかったらどうする?今後の選択肢と内定を得るための対策」の記事を読んでみてください。
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大学卒業後に就職しないという選択をするか迷っているあなたへ
「就活が億劫で何から始めて良いか分からない」「就活をやる気にならない」と悩んでいる就活生は、キャリアチケット就職エージェントに相談するのがおすすめです。
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大学卒業後に就職するか悩んでいる人に向けたFAQ
ここでは、大学卒業後の就職に関してよくあるお悩みにお答えします。
卒業後に既卒になったら就職先があるのか不安…
既卒者を採用対象とする企業は年々増えており、「既卒だから就職先が全くない」ということはありません。
ただし、新卒採用に比べると募集企業数が限られる傾向はあるため、既卒者向けの求人や就職エージェントを活用し、応募先の選択肢を広げておくことが大切です。早めに動き出すほど、選べる企業の幅は広くなります。
大学卒業後の進路が決まらない…どうすれば良い?
進路が決まらないまま卒業が近づいている場合は、まず「何が決められない原因か」を整理することから始めましょう。やりたい仕事が分からないのか、就職以外の道を検討しているのかによって、次に取るべき行動は変わります。
一人で判断しづらいときは、キャリアアドバイザーなど第三者に相談し、自分の状況を客観的に整理してもらうのも有効な方法です。
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本記事の監修者
淺田真奈(あさだまな)
大学時代は接客のアルバイトを3つかけもちし、接客コンテストで全店1位になった経験をもつ。新卒では地方創生系の会社に入社をし、スイーツ専門店の立ち上げからマネジメントを経験。その後、レバレジーズへ中途入社。現在はキャリアチケットのアドバイザーとして、学生のキャリア支援で学生満足度年間1位と事業部のベストセールスを受賞し、リーダーとしてメンバーのマネジメントを行っている。