JIS規格の履歴書とは?記入例や書くときのポイントをご紹介

このページのまとめ

  • JIS規格の履歴書は、全国的に統一された履歴書のフォーマット
  • JIS規格の履歴書を記入するときは、ボールペンを使用する
  • JIS規格の履歴書を書き間違えたときは、二重線と訂正印で訂正する

JIS規格の履歴書とは?記入例や書くときのポイントをご紹介のイメージ

「就活のためにJIS規格の履歴書を書き始めたは良いけど、正しい書き方が分からず困っている」という就活生は多いと思います。このコラムでは、JIS規格の履歴書を書くときに気を付けるべきポイントを、具体的な記入例とともにご紹介。履歴書を記入するときの正しいマナーを身につけ、自分を上手にアピールしましょう。

 

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JIS規格の履歴書とは?

JIS規格の履歴書は、全国的に統一された履歴書のフォーマットです。経歴の欄を大きく設けているのが特徴の1つ。JIS規格の履歴書に含まれる主な項目は、以下のとおりです。

・氏名
・生年月日
・現住所
・連絡先
・学歴や職歴
・資格や免許
・志望動機
・趣味や特技
・通勤時間
・扶養家族
・本人希望欄

JIS規格の履歴書は、文房具店やコンビニなどで購入できます。Webサイトから、フォーマットをダウンロードすることも可能です。

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JIS規格の履歴書を書くときのポイント

この項目では、JIS規格の履歴書を記入するときのポイントについてご紹介します。基本的なポイントを押さえ、履歴書の完成度を上げましょう。

ボールペンを使用する

JIS規格の履歴書を記入するときは、ボールペンを使用しましょう。履歴書は、就活における重要な書類です。履歴書の記入内容が消えてしまったら、採用担当者は選考できません。鉛筆やシャープペンシルなどの、文字が消える可能性のある筆記用具は、使わないようにしましょう。

誤字脱字に注意する

履歴書を書くときは、誤字や脱字に十分注意しましょう。誤字や脱字があると、いい加減な印象を与えてしまう可能性があります。記入中はもちろんのこと、記入後も内容をしっかりと確認し、誤字脱字のない完璧な履歴書に仕上げましょう。

空欄にしない

履歴書には、空欄を作らないようにしましょう。履歴書に空欄があると、記入漏れだと思われてしまう可能性があります。特に書くことがない場合は、「特になし」と記入するのが無難です。

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JIS規格の履歴書の基本的な書き方

この項目では、JIS規格の履歴書の基本的な書き方をご紹介します。JIS規格の履歴書を作成するときの参考にしてください。

基本情報欄

基本情報欄の主な項目は、「日付」「氏名」「年齢」「現住所」「電話番号」「メールアドレス」の6つ。具体的な書き方は以下のとおりです。

日付

日付の欄には、履歴書の提出日を書きます。郵送の場合は投函日を記入してください。年号は、和暦でも西暦でも構いませんが、履歴書内でどちらか一方に統一しましょう。

氏名

氏名は、姓と名の間に一文字分スペースを空けて記入しましょう。氏名の読みは、履歴書に「ふりがな」と記載されている場合はひらがな、「フリガナ」と記載されている場合はカタカナで記入します。

年齢

年齢の欄には、履歴書を送る時点の年齢を記入します。

現住所

現住所の欄には、郵便番号や都道府県、建物名、部屋番号などをすべて正式名称で記入します。現住所のふりがなは、都道府県から番地までの読みを書くのが一般的です。ただし、建物名に漢字が入る場合は、建物名にもふりがなを入れましょう。

電話番号

電話番号欄には、日中に連絡が取りやすい番号を記入しましょう。自宅に固定電話がない場合は、携帯電話番号のみ記入してください。

メールアドレス

メールアドレスの欄には、パソコンでも使用できるメールアドレスを記入しましょう。スマートフォンや携帯電話用のメールアドレスは、添付ファイルが見られなかったり、ファイルがダウンロードできなかったりする可能性があります。大学生であれば、大学から与えられたメールアドレスを使用するのが無難でしょう。

学歴・職歴欄

学歴

学歴は、高校や専門学校から記入します。学部や学科などを含め、すべて正式名称で記入しましょう。

職歴

新卒の場合、職歴を書く必要はありません。職歴とは、一般的に正社員経験のことを指します。そのため、アルバイト経験は職歴に当てはまりません。職歴欄には、左寄せで「なし」と記入し、一行下に右寄せで「以上」と記入しましょう。

免許・資格欄

免許・資格欄を記入するときは、先に免許を書き、次に資格を書きます。免許や資格は、すべて正式名称で記入しましょう。記入のポイントは、業務に関連する免許や資格を書くこと。現在習得に向けて勉強している資格がある場合は、それも記入しましょう。

志望動機欄

志望動機欄には、その企業に応募した理由を簡潔に書きましょう。志望動機を書くときの主なポイントは、以下の4点です。

・結論から述べる
・具体的なエピソードを交えながら志望理由を書く
・同業他社にはない部分を述べる
・入社後どのように活躍していくかを記入する

採用担当者の心に響く志望動機を書くためには、自分自身や企業のことをよく知る必要があります。どの企業にも通じるような具体性のない動機では、志望度の高さが十分に伝わりません。「企業のどこに魅力を感じたのか」「なぜほかの企業ではないのか」「自分はどのように貢献できるか」を明確にして、魅力的な志望動機を作りましょう。

趣味・特技欄

趣味・特技欄には、自分の趣味や得意なことを記入します。趣味・特技欄は、簡潔に書くことがポイント。テーマは1つか2つに絞りましょう。テーマが多いと、一つひとつのアピールが弱くなってしまうため注意してください。

また、趣味や特技で応募者の人柄を判断することもあるため、ギャンブルなどの、マイナスイメージを持たれそうな趣味は書かない方が良いでしょう。

通勤時間欄

通勤時間欄には、自宅から勤務地までの片道の通勤時間を記入。履歴書では、「自宅から最寄り駅に行くまでの時間」「乗車時間」「駅から勤務地に着くまでの時間」の合計時間を記入します。複数の通勤経路がある場合は、通勤時間が最も短い経路を選びましょう。

扶養家族欄

扶養している家族がいる場合は、扶養家族欄に人数を記入しましょう。扶養家族の人数には、自分を含めません。

本人希望欄

本人希望欄は、「貴社の規定に準じます」と記入するのが原則です。希望職種や、希望勤務地がある場合は、できるだけ簡潔にその旨を伝えましょう。給与や待遇についての希望は、欲深い印象を与えてしまう可能性があるため、書かない方が無難です。

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JIS規格の履歴書を書き間違えたときの修正方法

JIS規格の履歴書を書き間違えてしまったときは、二重線と訂正印で修正しましょう。間違えた箇所を二重線で消し、二重線の上から訂正印を押して、空白に正しい文字を書き直すという方法が一般的です。ただし、訂正は1カ所までにしましょう。あまりにも訂正箇所が多いと、いい加減な印象を与える可能性があります。
また、履歴書を書き間違えたときは、基本的に新しい用紙に書き直すのがマナーです。時間に余裕がある場合は、書き直すことをおすすめします。

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JIS規格の履歴書に関するよくある質問

この項目では、JIS規格の履歴書に関するよくある質問について解説します。履歴書の選び方や作成方法で悩んだときは、こちらの内容を参考にしてください。

就活の履歴書はJIS規格でなくても良い?

就活用の履歴書は、JIS規格以外の物でも構いません。履歴書の種類は、趣味や特技欄が大きい物や志望動機欄が大きい物、すべての項目がほど良い大きさに設定されている物などさまざまです。履歴書を選ぶときは、自分が最もアピールしたい項目を考慮すると良いでしょう。

ただし、JIS規格の履歴書の使用を条件としている企業もあります。その場合は、JIS規格の履歴書を使用しましょう。

履歴書は手書きとパソコン作成のどちらが良い?

新卒の場合、就活用の履歴書は手書きで作成するのが無難。一般的に、手書きの方が、「誠意がある」と感じる採用担当者が多いようです。ただし、企業からパソコンで作成することを指定された場合は、その指示に従いましょう。

 

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