大きい封筒の書き方は?横書きの場合はどうする?履歴書の送付マナーを解説

このページのまとめ

  • 履歴書用の封筒は、角形2号で白色のものを選ぶのが無難
  • 履歴書用の大きい封筒は、コンビニや郵便局で購入可能
  • 履歴書用の大きい封筒の書き方は、縦書きが一般的
  • 履歴書用の大きい封筒の書き方は「正式名称で丁寧に」記載するのがポイント
  • 履歴書は普通郵便で送付するのが一般的

大きい封筒の書き方は?横書きの場合はどうする?履歴書の送付マナーを解説のイメージ

応募書類を入れる大きい封筒の、正しい書き方が分からずに困っていませんか?いくら応募書類を完璧に仕上げても、封筒の書き方によっては相手への印象を下げてしまうことも。このコラムでは、履歴書送付用の大きい封筒の書き方や選び方、送付マナーなどについて詳しく解説しています。正しいマナーを身につけて、応募企業に好印象を与えましょう。

 

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履歴書を入れる封筒の選び方

就活用の履歴書を入れる封筒は、応募書類が入るものなら何でも良いというわけではありません。封筒選びに関する基本的なマナーが守れていないと、書類選考の段階で悪目立ちしてしまう可能性があります。この項目で、印象を下げないための正しい封筒の選び方を知りましょう。

封筒の大きさは角形2号が適当

履歴書用の封筒は、応募書類がきれいに収まる角形2号がおすすめです。履歴書のサイズは、A4サイズ(210×297mm)やB5サイズ(182×257mm)が一般的。角形2号の封筒は、240×332mmの大きさがあるため、履歴書を折らずに入れられます。履歴書に余計な折り目が付いていると、文字を読みづらくさせたり、相手にガサツな印象を与えたりする可能性があるため、封筒は応募書類のサイズに合ったものを選びましょう。

封筒の色は白が好印象

履歴書用の封筒の色は、白がおすすめ。白い封筒は、より改まった印象を与える効果があるため、大切な書類を送るのに適しているといえます。封筒はできるだけ厚みがあるものを選び、個人情報が透けるのを防ぎましょう。

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封筒の販売場所

履歴書用の封筒の一般的な販売場所は、以下のとおりです。

・コンビニ
・郵便局
・インターネット
・100均

履歴書用の封筒は、選び方さえ間違えなければどこで購入しても問題ありません。自分が行きやすい場所を選び、履歴書の送付に備えて早めに購入しておきましょう。

 

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<縦書き>大きい封筒の書き方

封筒の表書きと裏書きは、正式名称で丁寧に記入するのがポイントです。この項目では、A4サイズの封筒の記入方法を、表面と裏面の場合に分けてご紹介します。

表面の書き方

住所は右側に

封筒の右側に、応募する企業の住所を縦書きで記入します。住所は都道府県から書き始め、すべて正式名称で記入してください。郵便番号は、住所の上に横書きで記入しましょう。

社名は住所の左隣に

住所の左隣に、応募する企業の会社名を正式名称で記入します。株式会社を(株)と略すのも、あまり印象が良くないとされているため注意しましょう。

氏名は中央に

相手の氏名や部署名は、中央に大きく記入します。敬称は、個人名の場合は「様」、部署や課などの組織名の場合は「御中」です。

「履歴書在中」の文字は左下に

封筒の中に履歴書が入っていることを示す「履歴書在中」の文字は、封筒の左下に赤色の油性ペンで記入します。文字を書き終えたら、周りを四角く囲みましょう。自分で書くのが面倒な場合は、「履歴書在中」の文字があらかじめ印刷されている封筒や、スタンプを使用するのもおすすめです。

裏面の書き方

住所は左下に

自分の住所は、左下に縦書きで記入します。自分の住所も、必ず正式名称で記入しましょう。2行になってしまう場合は、2行目の書き始めを1行目より1文字文下げて書いてください。郵便番号は、住所の上に横書きで記入します。

氏名は住所の左隣に

自分の氏名は、住所の左隣に記入します。住所よりも少し大きめの文字で記入するのがポイントです。

日付は右上に

日付は、右上に縦書きで記入しましょう。郵送の場合は投函日、持参の場合は面接日を書きます。年号は、履歴書の書き方とそろえましょう。

封字を忘れずに

封筒に応募書類を入れてのり付けをしたら、封の中央に「〆」マークを書きましょう。〆マークは、封をしたことを証明する意味があります。

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<横書き>大きい封筒の書き方

この項目では、横書きの封筒を書くときのポイントを、表面と裏面の場合に分けてご紹介します。ただし、封筒は縦書きが一般的なので、特別な事情がない限り横書きは避けましょう。

表面の書き方

封筒の表面には、応募する企業の住所や宛名などを記入します。具体的な書き方のポイントは以下のとおりです。
・郵便番号は左上に記入
・住所は郵便番号の下に記入
・番地は「〇丁目〇番◯号」もしくは「◯ー◯ー◯」で表記
・ビル名や階数は省略不可
・住所や部署名が長い場合は2行で記入
・宛名は、個人名の場合は「様」、部署名の場合は「御中」を使用
・「履歴書在中」の文字は右下に赤い油性ペンで記入

縦書きの場合と同様に、住所や宛名はすべて正式名称で記入しましょう。

裏面の書き方

封筒の裏面には、自分の住所や氏名などを記入します。具体的な記入のポイントは以下のとおりです。
・履歴書の投函日は左上に記入
・郵便番号は右下部分に記入
・住所は郵便番号の下に記入
・氏名は住所の下に、右寄せで記入

すべての記入が終わったら、封をした部分に「〆」マークを書き、きちんと封筒を閉じたことを証明しましょう。

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履歴書の送付にあたって押さえるべき4つのポイント

履歴書の送付をする際には、封筒の正しい書き方を知るだけでなく、送付方法や切手の貼り方などについても知っておく必要があります。この項目では、履歴書を送付するうえで重要な4つのポイントについて解説。封筒の外見も中身も完璧な状態にして、履歴書を送付しましょう。

1.履歴書に空欄がないかチェックする

履歴書を封筒に入れる前に、書き忘れている項目がないかどうかしっかりと確認しましょう。履歴書の空欄は、書類選考の合否に大きく影響すると考えられます。1度自分で確認した後に、親にも確認してもらうなどして、記入漏れを防ぎましょう。

2.送付状を添える

履歴書を郵送する場合は、送付状を添えるのがマナー。送付状とは、封筒の中にどのような応募書類が何枚入っているのかを明記したものです。送付状はA4サイズの用紙にまとめ、忘れずに封入しましょう。

3.送付方法は普通郵便でOK

履歴書は、普通郵便で送付しましょう。主な送付方法は、ポストに投函する方法と、郵便局の窓口から送付する方法の2種類です。ポストに投函する場合は、切手の料金が不足していないかしっかりと確認しましょう。また、履歴書は「信書」というものに該当するため、郵便局の窓口から送付する場合は、信書の送付を受け付けている機関を選ぶ必要があります。

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応募書類を入れる順番は?

応募書類は、上から「添え状」「履歴書」「エントリーシート」「その他の書類」の順になるように並べましょう。クリアファイルに挟んでから封筒に入れると、大切な書類が汚れずに済みます。応募書類の向きは、記入してある面が封筒の表側(企業の住所などが書かれている側)に来るようにしましょう。

 

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