このページのまとめ
- 2019年卒の就活スケジュールは、2018年3月~エントリー、6月に選考開始となっている
- 就活が始まれば、準備や対策に時間を割けなくなるので、早めに自己分析をしたりインターンに参加したりしよう
- 就活前から身につけておくべき基本マナーは、連絡対応、身だしなみ、所作や物事に対する姿勢、言葉遣いなどがある
- 内定が出る人は、清潔感があり、固定観念にとらわれない、自己分析ができている、メリハリがあるといった特徴がある
- 内定が出ない人は、マナーや自己分析ができていない、コミュニケーション力不足である、テンプレート通りの回答が目立つ、などが挙げられる
「就活なんてまだまだ先…」とのんびり構えていませんか?
本当はいつから始めたら良いのかよく知らない…事前準備では何をすれば良いのか分からない…といったまま過ごしていると、スタートに出遅れてしまうかもしれません。
就活の流れを把握し、事前準備を入念に行っておくのが就活を成功させるコツ。
今回は、就活の流れや事前に準備しておいた方が良いこと、就活を始める前に身につけておくべきマナー、内定が出る人と出ない人の違いなど、就活に関わる基本的なことを一緒に確認していきましょう。
自分の価値観とあった企業に出会える!26卒のスカウト登録はこちら
就活のスケジュールってどんな流れ?
エントリーや選考の解禁日は毎年異なり、本格的な就活開始時期はそれに倣います。
とはいえ、それぞれの開始時期は違っても流れはほとんど同じです。
今回は2019年卒の就活スケジュールをご紹介しますので、どのような流れになっているのか参考にしてください。
2019年卒就活スケジュール
・2017年6月頃~インターンシップ申し込み・参加開始
・2017年9月頃~OB・OG訪問
・2018年3月からエントリー・説明会開始
・2018年4~5月頃、エントリーシート締め切り
・2018年6月から面接などの選考が本格化、順次内々定が出始める
・2018年10月に順次内定確定、内定式実施
・2019年3月、大学卒業
・2019年4月、入社式
▼関連記事
就活はどうやって進めればいい?スケジュールと内定獲得に必要な対策
自分の価値観とあった企業に出会える!26卒のスカウト登録はこちら
就活は事前準備が命!
2019年卒の場合、企業エントリーが解禁され、応募できる時期は大学3年生の3月からとなっています。
そのため、就活を始める時期は2018年3月からと考えてしまうかもしれません。
しかし、前項の就活スケジュールを見ると、これより以前から就活は始まっていることがわかります。
内定獲得をより確実なものにするには、「3月より前に行動していた方が良い」ということ。2019年卒に限らず、どの年代の就活においても同様です。
どういうことか、詳しく解説します。
就活が本格化すると準備に時間を使えなくなる
選考が始まると準備に時間が割けなくなります。
気になる企業や業界が複数あれば、その分の自己分析や業界・企業研究は必須。
「自己分析・企業研究→応募」という作業を繰り返していくうちに、自分が何をしたいのかよくわからなくなってくるということもあります。
軸がブレれば、チャンスを逃してしまったり、本来なら内定が出ていたかもしれない企業で実力を発揮できなかったりするかもしれません。
さらに、面接が始まれば面接日時の調整や面接当日に向けた準備で忙しくなります。
この時点から面接対策を学び実行に移していくのは、時間的にも精神的にも余裕がなく、現実的ではありません。
自己分析や業界・企業研究、マナーの勉強や面接・筆記試験対策など、事前準備を入念にしておきましょう。
なぜインターンやOB・OG訪問が事前準備に含まれるのか
就活の事前準備には、自己分析や企業研究以外にもOBOG訪問やインターンへの参加が含まれます。
これらが重視されている理由は、現在働いている方の生の体験談を聞くことでイメージが強化され、志望企業が求めている人物に近づけてアピールできるようになるため。
「実際に見聞きしたらイメージと違った…」「参加したことで別の職種に興味がわいた」と感じれば、早めに志望する業界・企業・職種を修正することもできます。
「夏休み頃にインターンに参加している先輩が多かった」という印象が強いかもしれませんが、早ければGW前後など4~5月にかけて春インターン(スプリングインターン)を実施している企業も。
そもそもインターンに参加するためには、ある程度気になる業界や企業を絞っておく必要がありますので、春インターンに参加しようと思えば4月より前に自己分析・業界研究を終わらせておく必要があるでしょう。
2019年卒を例に挙げると、2017年2~3月頃から就活(自己分析・業界研究)を始めている人もいるということです。
▼関連記事
面倒でも事前準備はしっかりと!就活の進め方
自分の価値観とあった企業に出会える!26卒のスカウト登録はこちら
就活で気をつけたい基本マナー~連絡編~
就活の事前準備では、基本的なビジネスマナーについても学び、身につけておくことが大切です。
「自分は問題ない」「マナーならすぐに直せる」と思っていても、日頃のクセは染み付き、ちょっとした心の緩みから出てしまうもの。
就活を始める前からマナーやモラルに気を配って生活していれば、「マナーが身についていない」とマイナス評価が下されることはないでしょう。
まずは、企業やOB・OGへ連絡する時のマナーを詳しくご紹介します。
電話
・連絡する時は企業の営業時間に注意する
・平日の10~11時、14~16時頃にかけるのがベター
・連絡内容をあらかじめメモにまとめておく
・用件を簡潔に伝え、スムーズな会話を心掛ける
・電話中もメモを取る
・対面していなくても笑顔で話す
メール
・即返信する、遅くても24時間以内(営業時間内)のレスポンスを心掛ける
・件名をわかりやすくする
・本文内には、宛名、担当者名、名乗り、本題、締めの挨拶、署名を書く
・用件がわかりやすく、読みやすい行間にする
・(株)など省略しない
・送信前に誤字、脱字がないかチェックする
手紙
・履歴書を送付する時は、封筒の表面に赤字で「履歴書在中」と記載する
・手書きの場合、字が汚くても丁寧に書くことを心掛ける
・送付状などをPCで作成する時は、自分の氏名を直筆にする
・封筒を閉じる時は糊を使う
・とじ目に「〆」「封」と書く
・封筒の裏面には、漢数字で「投函日」または「持参日」と自分の住所氏名を書く
・住所や宛名を省略しない
▼関連記事
就活時のメールに使える!基本マナーと例文まとめ
自分の価値観とあった企業に出会える!26卒のスカウト登録はこちら
就活で気をつけたい基本マナー~身だしなみ編~
身だしなみは何より清潔感が大切です。
普段からそれなりにきちんとしている方の中には、「毎日お風呂に入っているし、服も洗濯しているから大丈夫」と安易に考えてしまう人も。
就活やビジネスシーンにおいては、このように清潔さを保っていても“TPOをわきまえない服装で訪問すること”はマイナスとなります。
どんな服装・メイクが「清潔感がある」と判断されるのかチェックしておきましょう。
上着
・トレンチコートかビジネスコートがベター
・黒、紺、ベージュで柄のないスーツに合うデザインを選ぶ
・撥水加工されていると雨が降っても安心できる
・上着、マフラー、手袋などは企業に入る前に脱ぐ
ネクタイ
・派手な色(特にピンクや紫、ゴールドなど)や大きな柄は避ける
・黒無地、白無地は冠婚葬祭用なので避ける
・企業に入る前にネクタイが曲がっていないか確認する
スーツ
・黒、紺、グレーで柄のないものを選ぶ
・肩幅がぴったりのサイズを選ぶ
・1番下のボタンは留めない(2つボタンでは上だけを、3つでは上2つまたは真ん中の1つを留める)
・パンツの裾はかかとから1~2cm上を目安にする
・スカートの丈は立った状態で膝が半分ほど隠れると良い
・ストッキングはナチュラルベージュなど自分の肌色に近いものを選ぶ
・シワがないか、着る前日に確認して整える
シャツ
・色は白
・首元は、ボタンを留めた状態で生地と首の間に指1本入るのがベスト
・手首の骨辺りに袖が来るのがベター
・ジャケット着用時は袖が1cm程度出るのを目安にする
・シワは前日までに確認して整える
靴
・汚れや傷みがないか履く前日までにチェックし、綺麗にしておく
・男性の場合、黒の革靴
・内羽根のストレートチップが無難
・女性の場合、黒のパンプスがベスト
・ヒールは3~7cm程度
鞄
・黒、紺がベター
・床に置くことが多いので自立できるものが良い
アクセサリー
・ネックレス、指輪、ブレスレット、ピアスなど、アクセサリー全般はつけない
・華美なヘアゴムも不可
・時計は身につけてOK
髪型
・黒髪がベスト
・髪が長い人は1つにまとめる
・前髪はピンで留める
メイク
・ナチュラルメイクにする
・つけまつげをつけたい時はナチュラルに見えるものを選ぶ
その他
・ヒゲは剃る
・ネイルはしない
・ニオイにも注意
▼関連記事
就活セミナーはスーツで参加すべき?服装や身だしなみのマナーを確認しよう
自分の価値観とあった企業に出会える!26卒のスカウト登録はこちら
就活で気をつけたい基本マナー~対人編~
身だしなみが整ったら、次に気をつけたいのは人と対応するときの所作や言葉遣いです。
説明会や面接ではきちんと振る舞わなければならないと分かっていても、比較的年齢の近い先輩や社員と関わるOB・OG訪問、インターンシップではついラフな格好やフレンドリーな対応をしてしまう人も。
基本的に、就活ではすべて「面接と同様」の服装や振る舞いをするのがベストですが、どうすべきか迷ってしまうような細かなポイントもいくつかあります。
説明会やOG・OB訪問、インターンシップ、面接…それぞれのマナーのポイントを押さえておきましょう。
会社説明会
・指定がなければスーツで参加する
・建物に入る前に携帯の電源を切る、コートやマフラー、手袋を脱ぐ
・受付時も笑顔で対応する
・私語は慎む
・姿勢を正す
・面接や筆記試験に対応できるようにしておく
・質問の準備をしておく
・アンケートを記入して提出する
・退出時にお礼を伝える
OB・OG訪問
・スーツが無難
・私服可と言われたら、カジュアルすぎない服装にする
・待ち合わせ場所や訪問する店は事前に決めておく
・名刺を渡されたら机の右側に置き、すぐにしまったり書き込んだりしない
・飲食店で会う場合、「先輩は何になさいますか?」と聞く
・先輩の頼むものより安いものか、同じものを頼む
・お酒を飲む場合、飲み過ぎに気をつける
・解散時には必ずお礼を伝える
・当日、または翌日までにお礼メールも送る
インターンシップ
・指定がない時はスーツで参加する
・私服可の場合、カジュアルな服装、アクセサリー、ネイルは避ける
・髪が長い場合、あらかじめ髪をまとめておく
・目的意識を持って取り組む
・積極的に働きかける
・明るくハキハキと受け答えする
・報連相を綿密に行う
・参加期間中は毎日、反省点と良かった点を振り返る
面接
・企業への到着予定時刻は面接の30分前を目安にする
・企業に入る前に携帯の電源を切る、上着、マフラー、手袋を脱ぐ
・受付は10分前にする
・受付時も笑顔で対応する
・控室などにいる時も姿勢を正す
・入室する時のノックは3回
・人とすれ違う時や、面接の開始、終了時には礼を欠かさない
・帰宅するまで気を抜かない
▼関連記事
知っておきたい面接・面談時のマナーについて
自分の価値観とあった企業に出会える!26卒のスカウト登録はこちら
内定が出る人、出ない人の違い
就活が進むにつれ、内定がたくさん出ている人と、全く出ない人の差は大きくなっていくようです。
「面接対策をきちんとしているのに内定が出ない」という人は、自分では気づかないクセや思考の傾向が要因となっていることも。内定が出る人と出ない人にはそれぞれどんな特徴があるのかチェックしてみましょう。
内定が出る人の特徴
・明るく清潔感があり第一印象が良い
・大手有名企業にとらわれすぎない
・思い込みで自分の適性を決めない
・企業のニーズに合った自己PRや志望動機が言える
・自分が何をしたいのかわかっている
・失敗したら問題点を反省する
・計画的に就職活動している
・メリハリつけて就活している(休む時はきちんと休む)
・自分から主体的に行動している(インターン、OB訪問など)
・不採用でもすぐに気持ちを切り替えられる
・悩んだら先輩など第三者に相談している
・自分を客観的に見られる
内定が出ない人の特徴
・面接マナーが守れない
・ハキハキしていない
・質問の意図を考えた回答になっていない
・面接中の姿勢が悪い
・目が泳いでいる
・自己分析や企業研究が不十分
・自分がやりたいことが不明瞭
・自分から行動を起こさない
・説明会に行っただけで就活した気になっている
・書籍やWebサイトを真似したテンプレートな回答をする
▼関連記事
落ちるのには理由があった!内定をもらえない人の特徴
自分の価値観とあった企業に出会える!26卒のスカウト登録はこちら
キャリアチケットと就職活動をはじめませんか?
キャリアチケットを利用して就職活動をすれば、当コラムでご紹介したような就活・ビジネスマナーの基本から個性を活かした就活方法まで学べ、より効率的な就職を実現することが可能です。
就活スケジュールを見て「出遅れてしまった…」と不安になっている方もご安心ください。
キャリアチケットは、新卒の就職を支援するサービス。「気になる業界のことを詳しく知りたい」「まずはチャレンジしてみたい」といった意欲を大切にしながら就活できます。
このような求人紹介のほかにも、カウンセリングによる適職診断、書類の書き方、模擬面接を含む面接対策、スケジュール調整代行、入社後の悩みに対するフォローなど、さまざまなサービスを提供中。
登録から就職後のフォローまで、すべてが無料のサービスです。
まずは一度、お気軽にお問い合わせください。
自分の価値観とあった企業に出会える!26卒のスカウト登録はこちら