就活でミスしても人生終了ではない!失敗の原因や巻き返すコツをご紹介

このページのまとめ

  • 就活でミスする原因は、志望企業とのミスマッチや第一印象が悪いことが考えられる
  • 就活でのミスを挽回するには、失敗の原因を分析し自己分析や面接対策を徹底的に行う
  • ミスが続き就活が辛いと感じたら、休息を取ることも大事

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「就活でミスして内定を得られないかも…」「就活浪人になるしかないのかな…」と悩んでいる方もいるでしょう。しかし、就活でミスしたとしても失敗した原因を振り返ったり、就職のプロにサポートしてもらったりすることで、巻き返すことは十分可能です。

この記事では、就活でのミスを巻き返す方法をご紹介します。また、就活でミスする原因や、気持ちが辛くなったときの対処法もまとめました。ぜひご覧ください。

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目 次

就活でミスしても人生終了ではない理由

就活でミスしても「人生終了」とは言い切れません。志望している企業が自分に合っているかは分からない場合もあるためです。

そのほかにも、就活でミスしても人生終了ではない理由を6つ解説します。

志望する企業が自分に合うとは限らないから

就活に失敗して落ち込んでいる方のなかには、「自分が志望する企業から内定を得られなかった…」といった状況の場合もあるでしょう。しかし、希望する企業が必ずしも自分に合っているとは限りません。

就活生として企業研究をしてたときには「楽しそう」「自分に向いているかも」と思っていても、実際に働き始めるとそうではないことも考えられます。「あの企業に絶対入社したい!」と思っていても、入社後に思っていた仕事と違った…と感じるリスクもあるのです。

「失敗」「成功」の価値観は変わるから

就活生のときには「給料が25万円の企業に入社できたら就活成功」と考えていたとしても、実際に社会人として働き始めると「給料の良さよりも残業ゼロのほうが良いかも」などと、仕事に対する価値観が変わることも考えられます。

新卒時に思い描いていた「成功の条件」は、時とともに変化するもの。もし、希望の条件の企業に入社できなかったとしても、それを失敗と捉えないことが大切です

就活後期に内定を得られることもあるから

一般的に企業の採用活動は5〜6月辺りで一段落します。そのため、「本選考の時期を過ぎたのに内定がもらえていない…」と思い詰める方もいるでしょう。

しかし、企業によっては9月以降にも選考を行っています。まだ、内定を得られるチャンスがあるので、諦めず挑戦しましょう。

新卒以外にも第二新卒や既卒で応募できるから

就活でミスしても人生終了と言えない理由は、新卒以外にも「第二新卒」「既卒」などの形で求人に応募できるからです。

文部科学省の「令和6年度就職・採用活動に関する調査結果(企業)」によると、学校を卒業後も3年以内は新卒・第二新卒枠で応募可能の対応を行っている企業は70.1%の結果でした。

3年以内の既卒者が新卒・修了予定者の採用枠に応募できる対応をしている企業 割合
大企業 79.1%
中小企業 68.8%
合計 70.1%

参照:文部科学省「令和6年度就職・採用活動に関する調査結果(企業) 既卒者の扱いについて(p.60)

また、企業規模別にみると、大企業が79.1%、中小企業が68.8%と、大企業のほうが多い割合であることが分かります。
たとえ新卒での就職がうまくいかなくても、「人生が終了したわけではない」「まだチャンスは十分にある」と前向きに考えましょう。

参照元
文部科学省
令和6(2024)年度 就職・採用活動に関する調査(企業)調査結果報告書

将来キャリアを変えられるから

将来のキャリアは、最初の就職先で固定されるわけではありません。就職活動で第一志望の企業や職種に入れなかったとしても、社会人になってから、「転職」「社内異動」などで、自分のキャリアパスを変えることが可能です。

最初の就職は、キャリアのスタート地点を決めるイベントに過ぎません。その後の人生で、何度も軌道修正できることを知っておけば、「就活でのミス=人生終了」という考えから解放され、前向きに取り組めるでしょう。

正社員以外にも道があるから

就職活動は「新卒で正社員になること」がゴールに見えがちです。しかし、働き方やキャリア形成の選択肢として、正社員以外にもさまざまな道があります。
新卒の時点で正社員になれなかったり、正社員以外の働き方を選んだりしても、その後のキャリアを築くことは十分に可能です。

たとえば、契約社員やアルバイトとして働くことで、特定のスキルや経験を積める傾向にあります。実務経験を積むことで、その後の正社員就職が有利になる可能性もあるでしょう。また、専門スキルが高い場合は、フリーランスとして独立する手もあります。

新卒として正社員になれなかったとしても、さまざまな働き方を活用することで、「経験を積む」「経済的な基盤を築く」ことは可能です。焦らず、自分に合ったペースと方法でキャリアを築いていきましょう。

新卒で就職できなかったらどうする?今からできる選択肢を解説」の記事では、ここで紹介した以外にもさまざまな正社員以外の選択肢を紹介しているので、ぜひご覧ください。

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就活で「ミスった!」と感じる場面

ここでは、就活で「失敗してしまった」と感じる場面をいくつか紹介します。悩んでいる方は、ぜひ参考にしてみてください。

内定をもらえていない

自分が希望する内定をもらえていないと、「就活でミスした…」と感じる傾向にあります。自己分析や企業研究、ESの作成など、一生懸命準備をしてきたのに内定を得られない状況が続くと、「自分は就職できないのではないか…」とネガティブな気持ちになることもあるでしょう。

内定をもらったものの働けるか不安を感じている

努力の結果、内定を獲得できたにもかかわらず、「自分に勤まるだろうか…」「仕事内容は自分にできるだろうか…」と不安を感じる学生も少なくありません。たとえば、企業研究が不十分だった、選考の途中で違和感を覚えたなど、「この会社で本当に長く働けるのか?」という不安がよぎることも考えられます。

また、就職活動が終わった解放感とは裏腹に、社会人になることへの漠然とした不安や、本当にこの選択で良かったのかと悩む気持ちもあるでしょう

企業側から内定が取り消された

就活でミスした…と感じている方のなかには、内定をもらったのにもかかわらず、企業側の事情で内定取り消しとなったケースも考えられます。

たとえば、大学を卒業する間際に取り消された場合、応募済みの企業もなく、ほかの内定も辞退してしまっているため、より思い詰めてしまうでしょう。

周囲と比べ上手くいっていないと感じている

友人が志望度の高い企業から内定を得ているのに対し、自分はまだ内定がない、あるいは志望度の低い企業の内定しかないといった状況だと、「就活をミスった」と感じてしまうことも。
さらに、周りの学生が選考を終えて卒業旅行の計画を立て始めているのに、自分はまだ就活を続けているといった遅れも、焦りにつながるでしょう。

就活に失敗したと感じる原因は?成功させるコツや心構えも解説!」の記事でも、就活に失敗したと感じる原因を紹介しているので、ご一読ください。

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就活でミスしてしまう9の原因

ここでは、就活でミスしてしまう原因をご紹介します。就活でのミスが多いと感じている人は、自分に当てはまる項目がないかチェックしてみましょう。

1.就活の動き出しが遅い

就活でミスする原因の一つに、動き出しが遅いことが挙げられます。

就職活動のプロセスは、自己分析や企業研究、企業説明会やインターンの参加、応募先企業の選定、ESや履歴書など応募書類の作成、面接対策など、やるべきことが多くあるでしょう。これらの準備の動き出しが遅いことで、万全な状態で選考を迎えられないことも考えられます。

しっかりと計画を立て、締め切りより早めにエントリーしたり、入念に面接練習をしたりすることで、就活のミスを防げるでしょう

2.自己分析していない

自己分析ができていないことは、就活でミスしてしまう原因の一つです。
自己分析を行っていないと、自分の強みや弱みが分からず、就活の軸もブレてしまうでしょう。就活の軸がブレていると、自分に合った業界や職種が分からないままの状態となってしまいます。

3.志望企業とのミスマッチ

志望している業界や職種でミスマッチが発生していることも考えられるでしょう。
自分に合う業界や職種を理解しないまま就活を行うと、企業とのミスマッチが起こり、選考を通過しづらくなることも。
特に、大手企業にのみ、目を向けて就活をしている人に起こりがちです。企業選びの視野が狭くなっていることから、ミスにつながってしまいます。

4.就活の軸が定まらずやみくもに応募している

就活でミスする際に、「とりあえず内定が欲しい」という気持ちだけで、自分にとって譲れない条件や価値観を明確にしないまま応募している方もいるでしょう。 軸が定まっていないと、企業選びに一貫性がなくなり、面接官にも熱意や志望度の低さが伝わってしまいます。

その結果、選考を突破できないだけでなく、運良く内定を獲得できたとしても入社後に「思っていた仕事と違う…」と後悔することになりかねません。企業が求める人材と、あなたが本当に求める働き方が一致しないまま入社してしまうと、早期離職につながることも考えられます

5.筆記試験やWebテスト対策をしていない

就活をミスしたと感じる原因には、筆記試験やWebテストの対策を怠っていることもあるでしょう。特に、応募者が多い大企業では、選考で多くの学生がふるいにかけられます。通過できなければ、どれだけESや面接の準備をしていても、アピールする機会すら与えられません。

したがって、志望企業の選考が始まる前に十分に対策をすることが、就活のミスを防ぐポイントといえます。

6.不採用の原因を振り返っていない

不採用通知をもらったときに「縁がなかった」と片付けて、原因を振り返らないと、次の選考でも同じミスを繰り返す可能性があるでしょう。選考のどの段階でつまづいたのかを具体的に分析し、次の選考に活かすことで、ミスを防ぎ内定を得られるといえます。

7.就活の目標を「内定」だと思っている

就職活動の本当の目標は、「入社後に自分が活躍でき、充実して働ける企業を見つけること」です。「内定」を目標にしてしまうと、内定獲得がゴールになりがちに。その結果、「内定がもらえること」を最優先し、企業との相性や将来のキャリアとの一貫性を二の次にしてしまいます。

企業側の内定をとりあえず受け入れた結果、「入社後に自分が本当にやりたい仕事ではなかった」「社風が合わなかった」といったミスマッチが発生し、早期離職につながることもあるでしょう。

8.悩みを見て見ぬふりしている

就職活動中の不安や疑問、選考で感じた違和感などを「気のせいだ」として見て見ぬふりをすることも、就活のミスにつながる可能性があります。

たとえば、「この会社の雰囲気が暗く感じる」「面接で話した事業内容に興味が持てない」といった小さな違和感を無視して入社してしまうと、後々ストレスとなることも。結果的に、早期離職の原因になりかねません。

9.面接のマナーが不十分

面接でのマナーが不十分であることも、就活でのミスに繋がる可能性があるでしょう。
面接対策が不十分だと、面接官からの質問に対しても適切に回答できず、高評価を得るのが難しい傾向があります。

身だしなみや言葉遣いが悪く第一印象が悪い

面接での第一印象が悪いことも失敗につながります。
面接では、第一印象がとても重要。面接時の態度や言葉遣い、清潔感のある服装など、面接官は応募者のさまざまな要素から第一印象を判断している傾向にあります。
「服装がだらしない」「話すときにタメ口になっている」など、第一印象が悪いと選考を通過するのが難しくなってしまうでしょう。

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就活でありがちなミスの例

ここでは、就活の面接でありがちなミスの例をご紹介します。どのような失敗談があるか確認しておきましょう。

説明会でのミス

説明会のミスでは、日程を間違えてしまったり、居眠りをしてしまったりすることが挙げられます。以下で詳しく解説しているので、ぜひチェックしてみてください。

説明会の日程を間違えた

面接以外の失敗でありがちなのが、説明会の日程を間違えてしまうこと。
説明会の日程は、あらかじめスケジュール帳に書いておき、間違えないようにしましょう。

説明会で居眠りをしてしまった

大勢の就活生が集まる説明会では「自分は注目されていない」という考えから、居眠りをしてしまったという失敗例もあります。
説明会であっても一人ひとりの学生を見ていると意識し、気を抜かないようにしましょう。

OB訪問・会社訪問でのミス

OBや会社訪問での主なミスは、質問内容を用意していかなかったことが考えられます。その理由は以下のとおりです。

質問内容を考えないでOB・OG訪問した

何の質問も考えないままOB・OG訪問をしてしまうというのも、就活で起こる失敗の一つ。
先輩たちは貴重な時間を割いて会ってくれるので、全くのノープランで訪問するのは失礼にあたります。事前の企業研究はもちろん、できれば訪問の前に質問事項についてまとめたメールを送っておきましょう

面接でのミス

面接でのミスは開始時間に間に合わなかったり、話す内容を忘れてしまったりなどです。面接でのミスが多い傾向にあるので、自分に当てはまるものがないか確認してみましょう。

面接時間に間に合わなかった

よくある失敗の一つが、面接時間に間に合わなかったことです。
時間を守るのは基本的なビジネスマナーなので、遅刻することは大幅な減点対象となってしまうことも考えられます。かといって早過ぎる到着も企業側の迷惑になってしまうので、10〜15分前に会場に着くよう心掛けましょう

緊張から話す内容を忘れた

面接中に起こる失敗としては、過度の緊張から話す内容を忘れてしまうことが挙げられます。
緊張から頭が真っ白になってしまい、話す内容を忘れてしまうことも。本番で緊張しないためには、模擬面接を行うと効果的です。

話が盛り上がりタメ口になってしまった

マイペースな姿勢やリラックスした気持ちからミスが起こることも。
たとえば、面接官との話が盛り上がってしまい、ついタメ口になってしまうという失敗が挙げられます。面接では、リラックスし過ぎないよう気をつけましょう。

グループ面接で自分だけ長時間話してしまった

グループ面接では、自分だけ長時間話してしまうミスが起こりやすいので注意が必要です。
グループ面接において、自分だけ話し過ぎてしまうことは、「空気が読めない」と判断される可能性もあります。長時間話すことにならないように、自分の話はある程度まとめておくようにしましょう。

内定の返事を保留していたら取り消された

就活の失敗談の中でも致命的なミスなのは、内定の返事を保留にしていたら、取り消されてしまうこと。
内定を保留できる期間は最大でも1週間程度とされています。いつまでも返事を待ってもらえるわけではないため、注意が必要です。

就活でのミスをさらに詳しく知りたい方は、「就活悩みあるある12選|よくある悩み・失敗談から学ぶ対処法もご紹介!」の記事をご覧ください。

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就活のミスに悩むあなたへキャリアアドバイザーのアドバイス

面接で緊張すると頭が真っ白になってしまい何も発せなくなることもあるでしょう。
面接は準備をすればするほど自信がついて緊張がほぐれるので、模擬面接をできる限り行うのがおすすめの対処法。自分1人でやらずに人に相談をして面接のシュミレーションなども行うと、より本番に近い環境となるので緊張しにくくなりますよ

また、話す文言を決め過ぎて本番棒読みになってしまうのも「あるあるミス」。
準備をするのはとても素晴らしいことですが、一語一句決めてしまうと何を言うべきだったか忘れたときのダメージは大きくなります。要点だけまとめて覚え、どんな質問が来てもその要点に肉付けをして伝えられるように練習をするのがおすすめ。

面接で回答しているうちに、話の内容がずれて一貫性がなくなってしまうのもよくあるミスです。
企業側の理想に近づこうとして無理をした回答をすると、だんだん前述した内容とズレが生じてきます。面接では素直に正直に自分の本心を伝えましょう。誠実さ、本気さが伝わって好印象につながることもありますよ。

予定外の質問などをされたとき、的外れな回答をしてしまうことも。
QAがズレないかを見ている企業はたくさんあります。自分が用意したものとズレると思ったら、伝えたい気持ちをぐっとこらえて企業側が聞いている質問を理解し、意図まで汲み取った回答ができると良いですね。

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就活でのミスを巻き返す7の方法

ここでは、就活でミスを巻き返す方法についてご紹介。就活に失敗して気落ちしている人は、「内定を獲得した先輩たちもどこかで失敗している」と考えるようにし、あまり落ち込まないようにするのが大事です。ミスを巻き返すための方法を下記で確認してみましょう。

1.失敗の原因を分析し次に活かす

事前の準備をしていても、就活でミスが起きた場合は、失敗の原因を分析して次に活かす姿勢が大切です。
失敗を糧に就活を続けることで、内定獲得は近づきます。失敗を恐れ過ぎず、前向きな姿勢で内定を目指しましょう。

2.自己分析や企業研究を徹底的に行う

就活でミスを防ぐためには、事前準備が必須です。
面接の前には自己分析を行い、自分のアピールポイントを考えましょう。その後に、自己分析で明確になった就活の軸を基に企業研究を行い、説得力のある志望動機を作成してみてください。

3.面接対策を行う

就活でミスを巻き返すためには、面接対策も重要といえます。想定される質問への回答は事前に考えておきましょう。
また、身だしなみを整えることや面接でのマナーも見直してみてください。面接官に好印象を与えられる身だしなみのポイントや挨拶の仕方を書籍やインターネットで調べてみましょう。

4.就活イベントに積極的に参加する

就活イベントに積極的に参加することで、就活のミスを挽回できる可能性があります。冬採用の合同説明会や、大学のキャリアセンター主催の選考会には必ず参加しましょう。特に、スカウト型の就活イベントや逆求人サイトは、企業側からオファーが来るため、効率的に就活を進められるといえます。

5.応募する企業の幅を広げる

就活のミスを挽回するには、応募する企業の幅を広げるのも有効といえます。大手企業や人気業界へのこだわりを一度手放し、中小企業やベンチャー企業にも目を向けてみましょう。

また、今まで注目していた職種や業界のほかにも幅を広げてみるのも一つの手です。たとえば、営業職やITなど、積極採用を行っている傾向の仕事もチェックしてみましょう。
通年採用をしているのはどんな企業?特徴や内定獲得のコツを解説」の記事では、営業やIT職について紹介しているので、ぜひ参考にしてみてください。

6.第三者に相談する

就活のミスを巻き返すには、第三者に相談することも選択肢の一つです。

たとえば、就職エージェントに相談することで、就活のプロがあなたの強みを引き出してくれるでしょう。求人紹介やESの添削、面接練習まで徹底的にサポートしてくれます。プロのサポートを受けることで、早く結果を出せる可能性もあるでしょう。

また、大学のキャリアセンターでは、卒業間近の学生に対するサポート体制が充実していることがあります。内定がない状況を正直に相談でき、解決策のアドバイスをくれるでしょう。

7.新卒以外の方法での就職も検討する

就活のミスを取り返したいと考えている方は、新卒以外の方法での就職も検討してみましょう。ここでは、新卒就職以外の道を紹介します。

就活イベントで経験やスキルを身につける

大学を卒業間近の方で「就活をミスした…」と考えている場合、就活イベントに参加するのもおすすめです。特に、内定直結型の就活イベントであれば、参加後にそのまま内定を得られたり、本選考で優遇されたりする可能性があります。

既卒として就活する

多くの企業は、卒業後3年程度までは新卒と同じ扱いとして、既卒採用をしている場合があります。「就活をミスして卒業までに内定を得られないかもしれない…」と悩んでいる方は、就職浪人を選択し、卒業後も就職活動を継続することも検討しましょう。

非正規で働く

内定を得られず就活に失敗したと感じている方は、アルバイトや契約社員として働きながら、正社員を目指す方法もあります。非正規として働きながら、資格取得やスキルアップの時間を確保することで、収入がある状態で就職活動を行えるでしょう。

また、非正規雇用先の仕事内容が自分に合っていると感じた場合、正社員登用制度を利用するのもおすすめです。正社員登用制度とは、一定の経験や実績を積んだあと、会社の試験や面接に合格すれば、その会社の正社員になれる制度のこと。すでに知っている仕事内容、人間関係なので、正社員になってからも働きやすく感じられる可能性があります。
一方で、企業によっては制度を採用していないところもあるので、上司や担当者に確認しましょう。

公務員試験を受ける

正社員以外の道として、公務員試験を受けることを検討する手もあります。公務員試験は新卒・既卒を問わず、試験に合格すれば採用されるため、「新卒枠」に縛られないのがメリットです。公務員は景気に左右されにくく、定年まで安定した雇用が得られるでしょう。

一方で、公務員試験はある程度の勉強量が求められます。独学が難しければ、予備校や通信講座の費用がかかることもあるでしょう。

進学する

大学院や専門学校に進学し、専門性を高めることで、就職したい業界の専門職に就きやすくなる場合があります。一方で、学費がかかったり研究やレポートに追われたりするので、自分が本当に学びたい分野があるかどうかを、改めて確認していきましょう。

大卒後の進路はどうすべき?7つの選択肢と後悔しない進路選びのコツを解説」の記事では、大学院卒に進学するメリットとデメリットをまとめているので、こちらもご覧ください。

起業したりフリーランスになったりする

正社員以外の道として、起業したりフリーランスになったりする方法もあります。自分で仕事を選び、スキルを身につけ成果を上げられるため、「自分の力で道を切り開いた」という自信や経験が得られるでしょう。

しかし、すぐに仕事として売れる具体的なスキルが必須であったり、収入が安定するまでの間の生活費や事業費を確保する必要があったりします。そのため、慎重に検討する必要があるでしょう。

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就活でミスしてしまい辛くなった場合の対処法

ここでは、就活が辛くなった際の対処法をご紹介します。就活でミスが続いてしまうと、辛いと感じてしまうこともあるでしょう。就活が辛いと感じたときは、下記の内容を試してみてください。

休息を取る

就活が辛いと感じたら、一度休息を取りましょう。
疲れている状態だと、表情や態度にも表れてしまい、選考も通過しづらくなってしまいます。就活から離れることで、リフレッシュできて気持ちが楽になるでしょう。

自分を否定しない

就活でミスが続いても、自分を否定することはやめましょう。
周囲の人が内定を獲得している中、自分だけが上手くいかないと、自己嫌悪に陥ることも。
就活が上手くいかないのは、「事前の準備不足」や「企業との相性が悪かった」などの理由があるため、不用意に自分を否定する必要はありません。ミスが続いた原因を探り、次の行動を起こすことが大事です。

完全に就活を辞めない

就活が辛いと感じるときは休息も必要ですが、「就活を完全に辞める」ことは避けましょう。就職浪人や正社員以外の道も方法の一つですが、新卒での就職と比べ内定を得られにくくなることも考えられます。「もっと大学生の間に行動しておけば良かった…」と後悔しないためにも、完全に就活を辞めないことが大切なのです

支援サービスを活用する

就活でミスをしたとき、誰にも相談できず辛い気持ちを抱いている方もいるでしょう。しかし、就活は一人で進める必要はありません。思い切って、友人や家族に悩んでいる気持ちを相談してみましょう。

また、就職エージェントのキャリアアドバイザーに相談して、プロの目線でアドバイスをもらうのもおすすめです。一人で悩まず、少しでも前向きになれるよう周囲を頼ってみてください。

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就活で「ミスした」と感じているあなたへ

就活でミスをしたとしても、思い詰めることはせず、まずはなぜ失敗してしまったかを冷静に振り返ることが大切です。そして、改善点を踏まえて改めて自己分析や企業研究、志望動機の作成をしてみることで、内定を得るための新たな一歩を踏み出せます。

一人で就活を進めるのに不安を感じている方は、就職エージェントのキャリアチケットにご相談ください

キャリアチケットでは、キャリアアドバイザーが就活生一人ひとりにヒアリングを行い、就活の進め方を助言します。強みを引き出す自己分析を丁寧にサポートし、厳選して求人をご紹介するため、「内定をなかなか得られなくて不安…」と感じている方も安心できるのがメリットです。ご利用はすべて無料なので、お気軽にお問い合わせください。

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本記事の監修者

淺田真奈(あさだまな)

大学時代は接客のアルバイトを3つかけもちし、接客コンテストで全店1位になった経験をもつ。新卒では地方創生系の会社に入社をし、スイーツ専門店の立ち上げからマネジメントを経験。その後、レバレジーズへ中途入社。現在はキャリアチケットのアドバイザーとして、学生のキャリア支援で学生満足度年間1位と事業部のベストセールスを受賞し、リーダーとしてメンバーのマネジメントを行っている。

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