すでに面接を受けた方のなかには、「挫折経験はなんですか」という質問を受けたことがある人がいるかもしれません。 面接やエントリーシートで実際に聞かれることが多い挫折経験に関する質問。 この質問から一体、企業はどんなことを知りたいと考えているのでしょうか。 こちらのコラムでは、挫折経験から企業がチェックしたいポイントや回答の例をご紹介していきます。
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就活で「挫折経験」を聞かれるのはなぜ?
「挫折経験」と聞いて、なぜわざわざマイナスな話をしなくてはいけないのかと考える人がいるかもしれません。
しかし、挫折経験の質問から企業は以下のようなことを知りたいと考えています。
・ストレス耐性があるか
学生時代の挫折経験からどのように立ち直ったかという話から、ストレス耐性や打たれ強さなどを判断したいと考えているようです。
・学ぶ意欲のある人か
「失敗は成功のもと」ということわざがあるように、挫折経験からどのようなことを学んだか、学習意欲が高い人かどうかを判断しています。
・努力した経験があるか
挫折を味わったということは、それだけ熱中して努力した経験ということ。
仕事に対しても熱中したり、努力したりする意欲があるかどうかを見極めています。
・どのように問題を解決するか
実際に働く上では何か問題が発生するなど、さまざまなトラブルが起きることもあります。
学生時代の挫折経験でどのように問題を解決しようと取り組んだかという話から、問題に直面したときどのように解決するか、また立ち向かうことができるかなどを判断しています。
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よくある挫折経験の例
こちらの項目では実際に回答として多い挫折経験の例とその経験からアピールできるポイントをご紹介していきます。
・人間関係
部活動やアルバイト先などの友人関係や上下関係がうまく行かなかったなど、人間関係についてのエピソードを話す人も多いようです。
どのように対処したかをまとめることで、コミュニケーション能力やリーダーシップをアピールすることができます。
・学業
成績が落ち込み志望校を変えることになってしまったなど、高校や大学の受験での挫折や留学先での失敗など学業に関する話も
失敗や後悔から何を学んだか、どのように立ち直ったかについて触れることで、学習意欲の高さや打たれ強さをアピールしましょう。
・部活動
学生時代に部活動やサークル活動で悩んだという人がいるかもしれません。
レギュラーになることができなかった、ケガをしてしまったなどの経験から気付いたことや感じたことなど、失敗から学んだことについて話すのが良いでしょう。
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挫折経験がない場合は?
挫折経験と言われて思い当たることがないという場合には、いま一度自分の人生を振り返ってみましょう。
自分では「挫折経験がない」と考えていても、失敗した・目標を達成できなかった場面を考えてみると、挫折経験として話せるエピソードがあるかもしれません。
挫折と言われると苦労した、失敗したというイメージが強くて思いつかないことがあるかもしれません。
ですがよくよく思い返してみると、成功した経験の中にも困難に直面した場面があることも。
また、挫折からの成功談はアピールポイントにもなります。
そのときにどのように乗り越えたのか、または解決したのかをしっかりまとめておくのが良いでしょう。
それでも挫折の経験が思い当たらないという場合には、自分の弱みから起こりうる挫折について考え、話をまとめてみるのが良いでしょう。
挫折経験が思いつかないという人の中には、単に自己分析が甘いという場合があります。
挫折経験は、面接で自分をしっかりアピールするポイントの1つ。
自己分析をしっかり行い、これまでの経験や自分の強み・弱みをしっかり把握することが大切と言えるでしょう。
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