インターンシップはいつから参加できる?おすすめの時期とは

このページのまとめ

  • インターンシップの多くは大学3年次の夏に開催される
  • サマーインターンに参加できなくても、大学3年次の冬に開催されるインターンに参加することが可能
  • インターンに参加するなら目的を持つことが大切
  • 参加できなくても、企業研究や自己分析などできることから就活をはじめよう

ここ数年で実施企業・参加学生がともに増えていると言われているインターンシップ。
参加することで企業理解が深まったり自分と合うかを確認したりすることができますが、いつから開催されているか知っていますか?
当コラムでは、インターンシップに参加すべき時期と必要な準備をまとめています。
参加できなかったときの対処法も紹介しているので、該当する方は参考にしてください。

 

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インターンシップはいつから始めるのが良い?

実際の業務やケース別ワーク、事業提案などの就業体験を通して、仕事や企業に対する理解を深めるのが目的のインターンシップ。
業界研究や企業研究の一環として活用することができ、実施する企業・参加する学生はともに増加傾向にあります。

インターンシップは、一般的に就活が本格化する前の夏季に実施されることが多く、これは大学の長期休暇と関係があります。
長期休暇中であれば定期考査や授業スケジュールを気にせず開催・参加することができるのが、この時期に開催される理由。
そのため、参加者の多くが「大学3年次の夏」に参加するようです。
しかし、あくまでも開催されるのが「大学3年次の夏」であるため、募集はそれより早くスタート。
開催日の1~2ヶ月前から募集が始まるケースが多いため、夏開催であれば6月あたりから募集が始まると覚えておきましょう。

夏インターンに参加できなかった…という方もいると思われますが、冬休みにもチャンスはあります。
インターンシップの開催ピークは8月と2月と言われているため、8月に参加できなくても2月の冬インターンに参加することが可能。
冬インターンの場合は募集時期が年末~1月となるので、応募を忘れないようにしましょう。

ここ数年で、就活に欠かせない制度の1つとなったインターンシップ。
参加することで、説明会だけでは分からない業務内容や働く環境を知ることができるため、出来る限り参加することをおすすめします。
大学3年次の夏を基本に、遅くても大学3年次の冬休みには参加しておくと良いでしょう。

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可能なら大学1~2年次に参加するのもおすすめ

インターンシップのピークは大学3年次の夏~冬であることが分かりましたが、それ以前に参加することは出来るのでしょうか。

インターンシップの参加資格は企業によって異なるため、応募条件に「大学1年、大学2年可」などの記載があれば大学1年次から参加することも可能です。
ただし、大学1年次から参加できるインターンシップの多くは長期型。
長期型は数ヶ月~1年を基本とし、長ければ2~3年の期間を設けているケースも見受けられます。
実際の業務に関わることから報酬が発生する企業が多く、業務を通してビジネスマナーを学べたりスキルアップにつながったりとメリットも多数。ビジネススキルを磨きたい、実践的なインターンシップに参加したいという方は長期型を検討するのがおすすめです。
ただし拘束期間が長く、ほかのインターンシップに参加しづらいというデメリットもあることを覚えておきましょう。

一方、短期インターンでも大学1年次から参加可能のものもあります。
しかし、参加者の多くは大学3年次。
これは、卒業に必要な単位の目処が立ったり、周囲が本格的に就活に取り組んだりするのが大学3年生に多いからです。

当コラムを読んでいる方は、上記を見て「大学3年次の夏になったら参加すればいいかな」と考える方もいるでしょう。
ですが、早く行動を始めれば企業に関する情報を得たり、企業研究・自己分析が進められたりするのも早くなるため、就活を優位に進めることが可能。
参加することで自身のスキルアップにつながるという効果も期待できます。
周囲と差をつけたい…という方は、学業に支障が出ない程度でインターンシップに参加してみてはいかがでしょうか。

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参加するための準備もきちんとしよう

インターンシップは、簡単な応募だけで参加できるものから、参加するために本選考のような筆記試験や面接が課せられるものまでさまざま。
ですが、いずれの場合も「ただ参加する」だけでは就活で活用できたり優位になったりするわけではありません。

インターンシップを最大限に活用するためには、以下のポイントが重要になります。

・目的を明らかにする
・その目的を達成できる企業やインターンシップを選ぶ

インターンシップのプログラム内容は企業によって異なり、説明会のような企業紹介系から実際に業務を行う遂行系、仕事を疑似体験できるものまでさまざま。
自分がどのプログラムに参加したいのか、プログラムを通してなにを学びたいのかなど、しっかりと目的を持つことで、その後の選考に活用することができるでしょう。

参加先は、すでに志望企業が決まっていればその企業、決まっていなければ志望業界のインターンにするのがおすすめ。
志望業界も決まっていなければ、興味のある企業や業界、職種から絞り込んで参加しても良いでしょう。

また、せっかくの機会だから複数の企業のインターンに参加したい…という方もいると思われます。
その場合は、1日~3日ほどで終了する短期インターンがおすすめ。
多くの業界を見てみたいという方はもちろん、ある程度志望業界や志望企業を絞っている方も、同業他社のインターンに参加することで視野が広がるかもしれません。
逆に、長期休暇を利用してじっくりと業務に向き合いたい…という方は長期インターンに参加してみましょう。

さらに、前述のように企業によっては書類選考、筆記試験、面接…といった本選考と同様のインターン選考を行うケースも。
人気企業や有名企業といった参加者が多いインターンでは選考が課せられることが多いため、選考対策もしっかりと行いましょう。

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早くからインターンシップに参加しなくてもできることはある

周囲と差をつけたくて大学3年次より前に参加するか悩んだり、学業やサークル活動で忙しくてインターンシップに参加できなかったりする方もいるでしょう。
そのような場合は、できることから始めてみるのがおすすめです。

就活が本格化する前にできることは、インターンシップへの参加だけではありません。
企業研究や業界研究、職種研究は企業のWebサイトや経済新聞で情報を得て行うことができますし、就活で重要となる自己分析はいつでも行うことができます。
それらを早めに行って興味のある仕事や自分に合う仕事を見つけ、それに役立つアルバイトをしたり、関連資格を取得したりして経験を積むと、その後の就活に役立つかもしれません。
また、企業の中には通年でインターンシップの募集を行っているケースも。
特定の時期にこだわらず、自分の都合に合わせてインターンシップを経験してみても良いでしょう。

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