このページのまとめ
- 「あなたを採用するメリット」を聞くのは、自身の強みを理解しているか確認するため
- 「あなたを採用するメリット」に答える順番は、結論→エピソード→入社後の再現性
- 「あなたを採用するメリット」の回答が思いつかない場合は、意欲を伝えるのがおすすめ

企業からの「あなたを採用したら当社にどのようなメリットがありますか」という質問に、どう答えたら良いか分からないと悩む人も多いでしょう。自分を採用するメリットに答える際は、結論→エピソード→入社後の再現性の順番で伝えるのがポイントです。
この記事では、自分を採用するメリットの答え方と回答例文11選を紹介します。面接で自分を採用するメリットを自信をもってアピールしたい方は、ぜひ参考にしてみてください。
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- 企業が「あなたを採用するメリット」を質問する理由
- 自分の長所や適性を理解しているか確認するため
- 自社の社風や業務をリサーチできているか確認するため
- 学生の自信を確認するため
- 「あなたを採用するメリット」を聞かれたときの答え方
- 1.結論となるメリットから簡潔に伝える
- 2.結論を裏付けるエピソードで説得力を上げる
- 3.入社後の再現性をアピールする
- 「あなたを採用するメリット」の質問に答える際のコツ
- 1.企業が求める人物像を意識して答える
- 2.具体的な数字を伴う成果や実績を伝える
- 3.対人関係能力をアピールする
- 4.メリットが思いつかない場合は意欲の高さを提示する
- 「あなたを採用するメリット」の質問への回答例文11選
- 1.「コミュニケーション能力」をアピールする例文
- 2.「プレゼンテーション能力」をアピールする例文
- 3.「リーダーシップ」をアピールする例文
- 4.「傾聴力」をアピールする例文
- 5.「交渉力」をアピールする例文
- 6.「協調性」をアピールする例文
- 7.「課題解決能力」をアピールする例文
- 8.「柔軟性」をアピールする例文
- 9.「責任感」をアピールする例文
- 10.「向上心」をアピールする例文
- 11.「実践的なスキル」をアピールする例文
- 「あなたを採用するメリット」の質問に答えるときの注意点
- 企業の利益に結びつかないメリットは避ける
- 抽象的なメリットを答えないようにする
- 自信のなさが伝わるような答え方は避ける
- 「あなたを採用するメリット」にうまく答えたい方へ
- 「あなたを採用するメリット」の答え方に関する質問
- Q.公務員の面接で「あなたを採用するメリット」を聞かれたら?
- Q.「あなたを採用するメリット」の内容が思いつかない…
- Q.新卒採用で評価される「あなたを採用するメリット」は?
企業が「あなたを採用するメリット」を質問する理由
就活生にとって「あなたを採用するメリットは何ですか?」といった質問は、難易度の高い質問に感じられるでしょう。しかし、意図を正しく汲み取れば、自分を最大限に売り込むチャンスに変わります。
ここでは、企業が「あなたを採用するメリット」を質問する理由を解説するので確認しておきましょう。
自分の長所や適性を理解しているか確認するため
企業は「あなたを採用したら当社にどのようなメリットがありますか」という質問を通して、学生の自己理解の深度を測っています。つまり、単純に学生が考える採用メリットを知りたいだけでなく「自己分析を十分行っているか」というポイントを確認しているのです。
自己分析は就活の基礎ともいえる重要な作業であり、自分の過去の経験から長所や価値観、将来のビジョンなどを把握するために行います。自分を採用するメリットは、本質的には自己PRと同義なので、長所や強みを適切に理解できていなければ、説得力のある回答ができません。
したがって、企業は学生に自分を採用するメリットを問うことで、就活の基礎である自己分析を怠らず、熱意をもって選考に臨んでいるかどうかを確認しているのです。
自社の社風や業務をリサーチできているか確認するため
企業は「あなたを採用するメリット」に関する質問によって、自社の社風や業務を十分リサーチできているかという点を確認しています。なぜなら、企業分析を入念に行っている学生は、自社が求める能力や人物像を理解したうえで「自分の能力をどう活かせるか」という根拠をもって選考に臨んでいると判断できるからです。
企業は自社に長く勤めてくれる学生を求めており、その判断基準として学生の志望度や入社意欲の高さを重視して選考を行っています。したがって、企業分析に基づいた具体的なメリットを提示できる学生こそ、入社意欲が高く、入社後のミスマッチも少ないと評価されるでしょう。
学生の自信を確認するため
企業は、学生の自信を確認するために「あなたを採用したら当社にどのようなメリットがありますか」という質問をすることがあります。ビジネスの場では、根拠をもって自分の意見を主張する場面が多いため、その適性があるかをチェックしているのです。
根拠に基づいた自信をもって自分を採用するメリットを答えられる学生に、「入社後も困難を乗り越えて活躍してくれそう」といったポジティブな印象を抱く面接官は少なくありません。
また、企業は面接であえて答えづらい質問をすることで、就活生のストレス耐性やプレッシャーを感じる状況下における対応力も評価しています。
就活で面接官がチェックしているポイントは、「面接官が見ている6つのポイント!よくある質問と印象アップのコツも解説」の記事で解説しているのでチェックしてみてください。
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「あなたを採用するメリット」を聞かれたときの答え方
企業に「あなたを採用するメリットは何ですか?」聞かれた際は、単に自己PRをするのではなく、企業側の視点に立って、自分を採用することで得られる価値を明確に示しましょう。
相手のニーズと自分の強みが合致していることを伝えるのが、内定へとつながる近道です。ここでは、「あなたを採用するメリット」を聞かれたときの答え方を解説するので参考にしてみてください。

1.結論となるメリットから簡潔に伝える
「あなたを採用したら当社にどのようなメリットがありますか」という質問に答える際は、ひと言目で結論となる「採用するメリット」を簡潔に伝えましょう。最初に結論となる「あなたを採用するメリット」を提示することで、聞き手は話の全体像を掴んだうえで話を聞けるため、そのあとの内容を理解しやすくなります。
たとえば、リーダーシップをアピールする場合、最初に「私のリーダーシップがチームの生産性向上に寄与できると確信しております。」と結論を分かりやすく伝えてください。
結論ファーストは社会人における情報伝達の基本です。就活だけでなく入社後にも、求められるスキルなので、この機会に習得しておきましょう。
2.結論を裏付けるエピソードで説得力を上げる
結論を伝えたあとは、それを証明する具体的なエピソードを添えましょう。どれほど魅力的なメリットを掲げても、根拠がなければ「口だけではないか」と疑われてしまいます。
エピソードを伝える際は、数字や第三者からの評価を用いることで、客観的な説得力が増すでしょう。過去の経験を具体的に話すことで、自身の強みを効果的にアピールできます。
3.入社後の再現性をアピールする
最後に、その強みが入社後にどう活かされるのかを具体的にイメージさせましょう。過去の実績がどれほど素晴らしくても、それが応募先企業で再現されなければ、採用するメリットにはならないからです。
「この経験を活かし、御社の営業部においても新規開拓の成功率を高めたいと考えています」といった形で、未来の貢献について言及してください。企業の事業内容や社風を事前にリサーチし、具体的な業務内容に落とし込んで話すことが、内定を引き寄せるポイントです。
企業のWebサイトやX(Twitter)などのSNSをチェックし、最新の動向を把握しておきましょう。それらを提案内容に反映させることで、「自社を深く理解している」という熱意がよりダイレクトに伝わります。
面接の伝え方は、「面接のコツ一覧!話し方のポイントや就活でよく聞かれる質問を紹介」の記事で解説しているので確認してみてください。
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「あなたを採用するメリット」の質問に答える際のコツ
面接官が「あなたを採用するメリット」は、単に自分の強みを伝えるだけでなく、その強みが「企業のどのような場面で役立つか」という視点をもつことが重要です。
ここでは、「あなたを採用するメリット」への質問に答えるときのコツを4つ解説するので、説得力のある回答を準備しましょう。
1.企業が求める人物像を意識して答える
「あなたを採用したら当社にどのようなメリットがありますか」という質問に答える際は、企業が求める人物像を意識することが重要です。
採用活動において、企業は自社にマッチする人材を探しています。そのため、志望する企業が求める人物像を分析し、自身の強みがどう貢献につながるかを具体的に伝えることで、選考を突破できる確率は高まるはずです。
具体的な方法として、まずは以下のような志望先の企業情報を徹底的にリサーチしましょう。
・社名や所在地などの基本情報
・事業内容
・商品やサービス
・業績や今後の展望
・求人/採用情報
・社風や経営理念 など
また、上記の情報に加えて取引先企業や競合他社も調べ、業界での立ち位置も確認するのがおすすめです。多角的に分析することで、採用活動において「どのような基準で選考しているのか」「どのような能力をもつ学生を求めているのか」といった企業のニーズが見えてくるでしょう。
分析を終えたら、企業のニーズと自己分析の結果を照らし合わせてみてください。「企業の課題解決に、自分のどの能力が役立つか」という視点でアピール内容を構築することで、単なる自己紹介ではない説得力のある「採用するメリット」を提示できるようになるでしょう。
企業分析の詳しいやり方やコツを知りたい人は「企業分析を行う方法とは?やり方とポイントを詳しく解説!!」もあわせてご確認ください。
2.具体的な数字を伴う成果や実績を伝える
「あなたを採用したら当社にどのようなメリットがありますか」という質問に対する回答として、エピソードを伝える際は、具体的な数字を伴う成果や実績を盛り込むように意識してください。
たとえば、以下のような実績や成果がある人は、積極的にアピールしましょう。
・部活動の大会で△位に入賞した
・サークル活動のイベントで△人の動員に成功した
・アルバイト先で売上△%を達成した など
数字を用いた実績は、能力を証明する客観的な指標となり、「入社後も同様の成果を出してくれそうだ」という再現性を強く印象づけます。
ただし、大切なのは数字の大きさだけではありません。「その数字を出すためにどのような役割を果たし、どう行動したか」というプロセスもあわせて伝えることが大切です。結果に至るまでの工夫を具体的に示すことで、説得力のある内容になり評価につながるでしょう。
3.対人関係能力をアピールする
企業に伝える「自身の採用メリット」としては、専門的な技術スキルだけでなく、対人関係能力(ヒューマンスキル)をアピールすることも非常に有効です。
対人関係能力とは、他者と円満な人間関係を構築し、円滑に業務を遂行するためのスキルであり、主に以下のような要素が含まれます。
・コミュニケーション能力
・協調性
・リーダーシップ
・ネゴシエーション能力(交渉力)
・ヒアリング能力(傾聴力)
・プレゼンテーション能力(提案力)
・コーチング能力(指導力) など
厚生労働省の「令和4年度『能力開発基本調査』」によれば、管理職を除く社員を対象に「企業の発展にとって最も重要と考える労働者の能力・スキル」を調査したところ、50歳未満の正社員において「チームワークや協調性などの対人関係能力」が55.8%と最多の結果となりました。
次いで「職種に特有の実践的スキル」も高い数値となっていますが、コミュニケーション能力やリーダーシップなどの対人関係能力は軒並み上位に入っており、対人スキルの重要性が裏付けられています。

引用:厚生労働省「調査結果の概要(3)労働者に求める能力・スキルについて(図8)(p.5)」
上記の結果から、現在のビジネス環境では、技術的なスキルよりも対人関係能力を評価する傾向があるといえます。業界の風土や企業の方針によって評価基準は異なりますが、就活でも自分を採用するメリットとして対人関係能力をあわせてアピールすることで、より好印象につながるでしょう。
参照元
厚生労働省
令和4年度「能力開発基本調査」の結果を公表します
4.メリットが思いつかない場合は意欲の高さを提示する
もし「自分には特別な実績がない」と感じてメリットが思いつかない場合は、成長意欲や志望度の高さを伝えましょう。新卒採用はポテンシャル採用が基本です。企業は現状のスキルだけでなく、入社後に知識を素早く吸収し、自社に馴染んで成長してくれるかどうかを重視しています。
そのため、自発的に学ぶ姿勢は、企業にとって「将来の活躍を期待させる十分なメリット」となるでしょう。
たとえば、「実務経験はありませんが、この1ヶ月で関連するWebスキルの基礎を独習しました。この学習意欲を活かし、いち早く戦力として貢献します」といった回答をすることで、誠実さと熱意を感じさせられます。
実績の有無を不安に思うよりも、「これからどう貢献していきたいか」というポジティブな伸びしろを見せることが、結果として企業からの高い評価につながるでしょう。
面接で好印象を与えるコツは、「【面接質問集】就活でよく聞かれること40選!答え方のポイントや回答例も解説」の記事でも解説しているので参考にしてみてください。
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「あなたを採用するメリット」の質問への回答例文11選
面接で「採用するメリット」を問われた際は、自分の強みが企業の利益にいかにつながるかを具体的に伝えることが重要です。求められる能力は企業によって異なるため、「コミュニケーション能力」や「協調性」など、自分の強みが企業のニーズとどう結び付くかを意識して伝えましょう。
ここでは、「あなたを採用するメリット」を質問された際の回答例文を11の強みに分けて紹介します。自分に当てはまる強みの例文を参考に、自身のエピソードや言葉に置き換えて作成してみてください。
1.「コミュニケーション能力」をアピールする例文
「私の強みは、周囲と信頼関係を築くコミュニケーション能力です。単に話すだけでなく、相手の意図を正確に汲み取り、円滑に物事を進める力を評価されてきました。
飲食店でのアルバイトでは、スタッフ間の連携不足を解消するために、オリジナルの連絡ノートを導入しました。その結果、ミスが減り、顧客満足度の向上につながった経験があります。
御社においても、チームメンバーやクライアントと良好な関係を築き、プロジェクトを円滑に進める自信があります。」
2.「プレゼンテーション能力」をアピールする例文
「私のプレゼンテーション能力が御社の成長に大きく貢献できると確信しています。
大学時代、私はプレゼンテーション大会に出場し、最優秀賞を受賞しました。この大会では、多角的なリサーチに基づき、聴衆を惹きつける視覚的資料を作成しました。
本番では、複雑な情報を整理して伝えるだけでなく、聴衆の納得感を引き出し、具体的な賛同(行動喚起)を引き出すパフォーマンスを徹底しました。
御社において、ステークホルダーに対し明確かつ説得力を持って情報を伝える力は不可欠であると認識しています。私の培ってきた発信力を活かし、製品やサービスの価値を市場へ効果的に浸透させることで、収益の向上に直結する貢献をしたいと考えています。」
3.「リーダーシップ」をアピールする例文
「私のリーダーシップは、チームの個性を引き出し、組織全体の生産性を最大化させる強みがあると確信しております。
大学時代、学内サークルの部長として、『全員が主役になれる組織』というビジョンを掲げ、メンバーの強みに応じた適切な役割分担を徹底しました。年次を問わず意見を交わせる環境を整えた結果、チームワークが飛躍的に向上し、例年の1.5倍にあたる数のイベントを完遂することができました。
また、組織の持続可能性を重視し、勧誘活動の戦略を見直した結果、4年次の春には過去最多となる30名以上の新入生獲得を実現しました。単に人数を増やすだけでなく、新入生が即戦力として定着する仕組みを作ることで、組織の活性化に貢献しました。
私はこれらの経験から、目標達成に向けた指針を示し、周囲を巻き込んで成果を出すリーダーシップを培いました。御社においても、プロジェクトの進捗管理とメンバーの意欲醸成を両立させ、チーム全体のパフォーマンス向上に貢献いたします。」
4.「傾聴力」をアピールする例文
「私が御社に貢献できる最大の強みは、持ち前の傾聴力によって信頼関係を構築し、課題解決へと導く力です。
学生時代、サークルのリーダーとして、メンバーの意見を積極的に取り入れました。複雑な問題を解決するために、多様な視点から情報を収集し、それらを構造化して効果的な提案を行ってきました。
たとえば、イベント計画の際は、メンバー個々のアイデアを丹念にヒアリングし、対立する意見の折衷案を模索しながら企画を統合した結果、前年比120%の参加者数を記録しました。
この傾聴力を活かして、同僚や顧客のニーズを深く理解し、最適なソリューションを提供できる自信があります。御社では社内のコミュニケーションを円滑にし、チームの生産性を向上できるよう尽力いたします。」
5.「交渉力」をアピールする例文
「私の交渉力と合意形成能力が、御社の業績向上に貢献できると考えております。
学生時代、模擬国連大会では他国の代表団と粘り強く交渉を重ねました。単に自己の主張を通すだけでなく、各国の利害を調整する落としどころを見出すことで、自国の利益を最大化する決議案の採択に成功しました。
また、サークルの代表としてスポンサー企業に対し、学生ターゲットの広告効果を定量的に提示して協賛を依頼し、その結果、目標額の120%を達成しました。
この交渉スキルは、社内の円滑な連携や外部とのビジネス交渉においても有益な成果につながると確認しております。入社後は、自社とクライアント双方の利益を最大化できる関係を構築し、御社のビジネス発展に貢献してまいります。」
6.「協調性」をアピールする例文
「周囲の強みを引き出し、組織の成果を最大化させる協調性を活かして、御社の生産性向上に貢献いたします。
大学の研究プロジェクトでは、進行管理を担い、メンバー間の連携強化に注力しました。当初、意見の相違から作業が停滞していましたが、私は各メンバーの得意分野を分析し、それぞれの専門性を活かせる形にタスクを再配分しました。
個々のアイデアを補完し合う体制を整えた結果、チームとして最適な解を導き出すスピードが上がり、最終的に納期を予定より20%短縮することができました。
この経験から、真の協調性とは単なる同調ではなく、共通の目標に向けて個の力を統合することだと確信しています。チームワークを重視される御社においても、調整役として円滑な連携を生み出し、目標達成に貢献してまいります。」
7.「課題解決能力」をアピールする例文
「私は、多角的な視点から本質的な問題を特定し、最適解を導き出す課題解決能力を備えています。
アルバイト先の小売店では、画一的な対応では解決しない複雑なクレームや要望に対し、臨機応変に対応してきました。単にポリシーを提示するだけでなく、『お客さまが真に求めていることは何か』を対話から深掘りし、店舗のルールと顧客利益の接点を見出す解決策を提案しました。
その結果、顧客満足度調査で最高評価を継続して獲得し、個別にお礼の手紙をいただく機会も増えました。
この能力は、対外的な顧客対応のみならず、社内の業務フローにおけるボトルネックの解消や、チームの円滑な運営にも貢献できると考えています。入社後は、状況を迅速かつ正確に把握する力を活かし、御社とお客さまの双方に付加価値を提供できるよう尽力いたします。」
8.「柔軟性」をアピールする例文
「私が御社に貢献できる最大の強みは、持ち前の柔軟性により、いかなる状況にも対応できる点です。この柔軟性は、大学での学業と課外活動の両立、多様なプロジェクトへの適応を通じて培ってまいりました。
大学では複数の国際的な研究に携わり、異なるバックグラウンドをもつメンバーと連携しながらプロジェクトを成功に導きました。その過程で、ヒューマンスキルだけでなく、変化する要件や制約に迅速かつ効率的に適応するための能力も磨きました。
競争の激しい業界において、この柔軟性は不可欠な素養であると確信しています。採用いただいた暁には、チームの垣根を越えて円滑に連携し、新たな課題にも果敢に挑戦することで、競争の激しい業界における御社の優位性確立に貢献していく所存です。」
9.「責任感」をアピールする例文
「御社のチームにおいて、私は強い責任感と献身的な姿勢をもって業務の遂行に大きく貢献できます。
在学中に課外活動のリーダーとして100人以上のメンバーを率いて、プロジェクトを牽引いたしました。限られたリソースの中で工程管理を徹底し、メンバー一人ひとりの役割を明確にした結果、期限内に全タスクを完遂しただけでなく、イベントでは過去最高となる参加者数を記録することができました。
この経験を通じて、高い水準を維持しながらプロジェクトを完遂させる管理能力と、目標達成に対する強い執着心を養いました。
私は、与えられた役割に対して責任をもち、最後までやり遂げることを仕事の信条としております。御社においても、この遂行力を活かして着実に成果を上げ、チームの信頼に応えていく自信があります。」
10.「向上心」をアピールする例文
「御社に貢献できる最大の強みは、未知の領域に対しても自ら高い目標を課し、最短距離で習得しようとする向上心です。
大学の研究室では、AIを用いたデータ解析プロジェクトに携わりました。当初、統計学やプログラミングの知識が不足していましたが、私はこれを成長の好機と捉え、基礎講座の受講に加えて、毎日3本の関連論文を読み解くことを自らに課しました。
その結果、開始から半年でチームリーダーを任されるまでに知識を深め、最終的には研究成果を国際会議で発表し、専門家からも高い評価をいただくことができました。
私は、御社が掲げる『最先端技術の社会実装』というビジョンにおいて、この向上心を直接的な原動力にできると確信しています。入社後も、急速に変化する業界動向や専門知識を誰よりも早く吸収し、単なるスキルの習得に留まらず、実務における具体的な課題解決と事業の拡大に貢献し続けます。」
11.「実践的なスキル」をアピールする例文
「私は学生時代に培った実践的なデータ分析スキルを駆使し、御社の競合優位性を高める一助となれると確信しています。
大学のプロジェクトでは、200万件以上の大規模データセットを用いた分析と可視化を主導しました。単にデータを処理するだけでなく、複雑な解析結果を直感的に理解できるダッシュボードへと落とし込んだことで、チームの迅速かつ正確な意思決定を可能にし、プロジェクトを成功へと導きました。
この『膨大な情報から価値ある洞察を抽出する力』は、御社においても顧客動向の把握や製品開発の最適化に直結すると考えています。入社後は、データに基づいた客観的な根拠を提示することでチームの付加価値を高め、御社のビジネス目標達成に向けた確実な推進力として貢献いたします。」
面接での答え方に不安を感じる方は、「就活の面接対策をしたい!新卒におすすめの方法や頻出質問110選を紹介」の記事でまとめているので、あわせてチェックしてみてください。
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「あなたを採用するメリット」の質問に答えるときの注意点
あなたを採用するメリットに関する質問に答える際は、企業の利益に無関係な内容や抽象的な表現は避けましょう。また、内容だけでなく、自信のなさが伝わらないように注意するべきです。
ここでは、「あなたを採用したら当社にどのようなメリットがありますか」という質問に答える際の注意点を解説するので、選考を突破するために確認しておきましょう。
企業の利益に結びつかないメリットは避ける
自分を採用するメリットをアピールする際、企業の利益や業績に結びつかない内容を伝えるのは避けてください。
大前提として企業は、自社の利益につながる人材を採用したいと考えています。業務に関係のないメリットを提示しても、入社後に活躍しているイメージが湧かないため、採用の優先度が低いと判断されてしまうでしょう。
たとえば、自分を採用するメリットとして「コミュニケーション能力」をアピールする場合、その根拠として「毎晩、飲み会を企画して多くの人と交流を楽しんだ」というエピソードを伝えても、仕事に活かせるイメージが湧きません。
同じくコミュニケーション能力をアピールする場合でも「サークル活動でチームメンバーと協力してイベントを企画した結果、△人の集客に成功した」といった内容であれば、印象は大きく変わるはずです。
面接官に「自社の利益に直結するスキルをもった人材」と評価してもらい、スムーズに選考を突破するためにも、仕事を連想しやすいメリットやエピソードを伝えましょう。
抽象的なメリットを答えないようにする
企業に自分を採用するメリットを伝える際に注意すべきことは、抽象的な回答をすることです。
たとえば、「一生懸命働きます」や「成長できるように頑張ります」といった回答は具体性に欠けるため、採用メリットが見えてきません。ほかの就活生と差別化する要素もないため、面接官の印象に残らず、選考で落とされる可能性が高いでしょう。
また、抽象的な回答は「質問の意図を理解していない」や「自己分析や企業分析をしていないのでは」など、面接官にマイナスの印象を与える原因になります。その結果、入社意欲や熱意が欠けていると判断されてしまえば、選考突破は難しくなるでしょう。
自分を採用するメリットに限らず、面接ではできるだけ具体的に回答することが重要です。加えて、ありきたりな表現にならないよう、オリジナリティのある内容を意識できると、選考突破につながりやすいでしょう。
自信のなさが伝わるような答え方は避ける
「あなたを採用したら当社にどのようなメリットがありますか」という質問に答えるときは、自信のなさが伝わる答え方はおすすめできません。自信がなさそうに自分のメリットを答えると、面接官に「何か後ろめたいことがあるのでは」「嘘をついているのでは」といった不信感を抱かれてしまう可能性もあるためです。
面接官は回答の内容だけでなく、仕草や表情なども含めて総合的に評価しています。たとえ、高評価を期待できる回答ができたとしても、些細な不信感が選考で落ちる原因になりかねません。
そのような事態を避けるためにも、自分に自信がない人こそ、何度も繰り返し面接対策を行うのがおすすめです。自信は行動によって形成されます。面接当日に「あれだけ練習したのだから大丈夫」と自信をもって選考に臨めるように、回答作成や模擬面接などを徹底的に行いましょう。
模擬面接の方法が知りたい方は、「模擬面接のやり方とは?8ステップの流れと効果的なポイントを解説」の記事をチェックしてみてください。
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「あなたを採用するメリット」にうまく答えたい方へ
「あなたを採用するメリット」という質問は、自己分析と企業分析の深さが試される重要な局面です。単なる強みの紹介に留まらず、企業のニーズにどう応え、貢献できるかを具体的に提示することが内定へのカギとなります。
しかし、就活生のなかには「自分を採用するメリットが分からない」と悩んでいる人もいるでしょう。不安を解消し、自信をもって面接でアピールできるようになりたい人は、就職エージェントに相談するのがおすすめです。
キャリアチケット就職エージェントでは、就活生一人ひとりに寄り添う総合的な就活サポートを提供しています。専属のキャリアアドバイザーによる個別相談も実施しているため「自分を採用するメリットがみつからない」や「面接で自信を持ってアピールできない」といったお悩みの解消にも役立つでしょう。
面接であなたを採用するメリットを上手にアピールし、スムーズに選考を突破したい人は、お気軽にキャリアチケットへご相談ください。
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「あなたを採用するメリット」の答え方に関する質問
ここでは、「あなたを採用するメリット」の答え方に関する質問をQ&A形式で回答します。
Q.公務員の面接で「あなたを採用するメリット」を聞かれたら?
A.公務員の場合は、営利目的ではなく「全体の奉仕者」として、住民のニーズにどう応えるかが重要です。自身の強みが、地域の課題解決や行政サービスの向上にどうつながるかを伝えましょう。
たとえば、「粘り強い傾聴力」をメリットとするなら、多様な意見をもつ住民と真摯に向き合い、納得感のある合意形成ができることをアピールできます。派手な成果よりも、着実な遂行能力と公平・公正な姿勢を示すことで、信頼できる人材だと印象づけられるでしょう。
Q.「あなたを採用するメリット」の内容が思いつかない…
A.特別な実績がないと悩む必要はありません。新卒はポテンシャル重視のため、誠実さや学習意欲も立派なメリットになります。
これまでの経験で、人から感謝されたことや継続してきたことを振り返り、それを仕事にどう置き換えられるか考えてみましょう。具体的なエピソードが見つからない場合は、第三者に相談するのもおすすめです。
大学のキャリアセンターや就職エージェントなどの機関に相談することで自分では気づけなかった強みを客観的な視点で見つけ出せるでしょう。
就活の相談先に迷う方は、「就活のやり方と流れを解説!準備から内定までのポイントと相談先も紹介」の記事がおすすめです。就活を成功させるポイントも解説しているので、ぜひチェックしてみてください。
Q.新卒採用で評価される「あなたを採用するメリット」は?
A.企業は新卒に対し、即戦力スキルよりも「入社後の成長性」や「組織への適応力」を求めています。そのため、自分の強みが企業の社風や業務内容にマッチしていることを、過去の具体的なエピソードとともに伝えるのが効果的です。
具体的には、主体性、ストレス耐性、周囲を巻き込む力などが高く評価されます。「私の△△という強みは、過去に△△という場面で発揮されました。この力は御社の△△という業務において、△△という形で貢献できます」というように、過去の実績から入社後の活躍までを一本の線でつなげる構成で話しましょう。
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本記事の監修者
淺田真奈(あさだまな)
大学時代は接客のアルバイトを3つかけもちし、接客コンテストで全店1位になった経験をもつ。新卒では地方創生系の会社に入社をし、スイーツ専門店の立ち上げからマネジメントを経験。その後、レバレジーズへ中途入社。現在はキャリアチケットのアドバイザーとして、学生のキャリア支援で学生満足度年間1位と事業部のベストセールスを受賞し、リーダーとしてメンバーのマネジメントを行っている。