学生時代に頑張ったことはゼミ!就活でのアピール法は?

このページのまとめ

  • 学生時代頑張ったことでゼミ活動はアピールにつながる
  • 学生頑張ったことでゼミ活動をアピールする際は課題と解決への取り組みを伝える
  • 学生時代頑張ったことでゼミの研究を伝える場合は、わかりやすい言葉で説明する

「学生時代頑張ったことってどんな内容を伝えればいいの?」「ゼミでの研究についてアピールしても大丈夫?」などと考える就活生もいるでしょう。学生時代頑張ったことでは、もちろんゼミについてアピールするのもOKです。

ただし、研究内容のみをアピールしてしまうと、自分の強みが伝わらず、思うように評価されません。この記事では、学生時代頑張ったこととしてゼミについて伝える場合のポイントや、基本的な構成を紹介するので、参考にしてください。

ゼミ活動をアピールする方法を相談する

   
目 次

「学生時代頑張ったこと」でゼミ活動はアピールポイントになる

「学生時代頑張ったこと(ガクチカ)」でゼミ活動をアピールするのは効果的です。どのような内容をアピールするか迷う場合は、材料に使うといいでしょう。

たとえば、ゼミはほかの学生と共同で作業する場面も多く、チームワークや協調性をアピールできます。目標達成に向けて取り組む姿勢や、課題を解決するための取り組みなどから得た経験やスキルなどもアピールにつなげられるでしょう。

さらに、就活生のなかにはゼミでの研究内容が志望企業で活かせる場合もあります。ゼミで得た知識をどのように仕事に活かすかを伝えれば、立派なアピールポイントになるでしょう。

ゼミのエピソードからアピールしやすい強み

ゼミでの経験からアピールできる強みには、コミュニケーション能力や課題解決能力などがあります。次のような強みをアピールする就活生もいるので、確認してみましょう。

・コミュニケーション能力
・協調性
・忍耐力
・表現力
・課題解決能力
・課題発見力
・情報収集力
・粘り強さ

どのようなエピソードをアピールするか迷う場合は、「高評価につながる就活でのガクチカの書き方|コツや探し方の解説・例文も!」の記事も参考にしてください。ガクチカの考え方を知り、どのようなエピソードが評価されそうかを考えてみましょう。

強みを見つけるためには自己分析が重要

「学生時代頑張ったこと(ガクチカ)」から強みを探すためには、自己分析が重要です。ゼミでの経験を振り返り、自分の特徴や考え方を明らかにしてみましょう。

自己分析で強みを見つけるためには、エピソードごとの共通点を探すのがおすすめです。複数のエピソードを書き出せば、「チームワークを発揮した経験が多い」「粘り強く研究に取り組めている」のように、自分の特徴がわかるでしょう。

自己分析は学生時代頑張ったことに限らず、自己PRや志望動機作成にも欠かせない作業です。まだ取り組んでいない就活生は、「自己分析のやり方は?具体的な方法やメリットについて解説」を参考に実施してみましょう。

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学生時代頑張ったことでゼミ活動をアピールするメリット

ここでは、学生時代頑張ったことでゼミ活動を伝えるメリットを解説します。

自分の人柄をアピールしやすい

ゼミ活動をアピールする場合、研究内容から自分の興味関心を伝えられる点がメリットです。自分がどのような物事に関心を持っているか、興味があるかなど、人柄のアピールにつながるでしょう。

就活では強みや志望動機はもちろん、「どのような就活生なのか」のような人柄も重視されています。自社にあう人柄であればミスマッチ防止につながり、長く働いてもらえる確率が上がるからです。

採用担当者に評価してもらうためには、自分の人柄を知ってもらい、企業にマッチすると思わせるのがポイント。研究内容で興味関心を伝えられれば、自分がどのような人物かアピールできます。

オリジナルのエピソードになりやすい

ゼミ活動の場合、ほかの就活生とかぶらない、自分だけのエピソードになりやすい点がメリットです。研究内容がまったく同じになるケースは少ないので、差別化になるでしょう。

部活やアルバイトの場合、同じような内容を経験している就活生がいるケースもあり、印象が薄くなってしまう場合もあります。ゼミの研究内容や取り組み方で個性を出し、強みをアピールできれば、ほかの就活生とは違うと印象に残りやすいでしょう。

どのエピソードを伝えるか、どのように伝えるかなどに迷った場合は、「どう伝えれば良い?就活で聞かれる、自分のエピソード」の記事も参考にしてください。

組織での役割や立場をアピールしやすい

集団で取り組むゼミの場合、組織でどのような振る舞い方をしていたのかがアピールできます。チームで働く企業の場合、チームワークや協調性の評価につなげられるでしょう。

たとえば、リーダーシップを発揮してゼミ活動を行っていた場合、仕事でもリーダーシップを発揮してもらえそうと評価されます。また。縁の下の力持ちタイプであれば、入社後はサポートに向いてそうなどと評価されるでしょう。

どのような業界や職種であっても、同僚と協力して仕事を行うケースがほとんどです。ゼミ活動を通してチームで動いた経験があれば、アピールに活用するといいでしょう。

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学生時代頑張ったことでゼミ活動をアピールする際の構成

学生時代頑張ったことを伝える場合、「結論から伝える」「強みを仕事で活かす方法を伝える」のように、必要なポイントがあります。よりいい評価をもらうためにも、どのように伝えるか基本的な構成を知っておきましょう。

ゼミ活動ではどんな内容に取り組んだか

まずはじめに、ゼミ活動で取り組んだ内容を伝えましょう。就活では、結論から伝えるのが基本です。

伝える際は、「私は学生時代、ゼミ活動に力を入れました。」「私が学生時代に頑張ったことは、△△の研究です」のようにすると簡潔でわかりやすいでしょう。

なぜその内容に取り組もうと思ったか

次に、ゼミや研究内容を選んだ理由を答えます。ほかの就活生と差別化をはかるためにも、オリジナルの内容にしましょう。

その際、ゼミを選んだきっかけになる具体的なエピソードや経験があるのであれば、伝えるのがおすすめです。「△△の経験があり、より詳しく知りたいと思い研究を始めました」などのように伝えれば、説得力が増すでしょう。

どのような課題があったか

次に、ゼミ活動を通して、大変だった出来事や課題について伝えます。ガクチカでは、研究内容ではなく、ぶつかった課題と解決方法が大切になるので覚えておきましょう。

研究内容だけを説明しても、仕事に関係ない企業では評価されません。ゼミの研究内容ではなく、取り組み方が評価されているので気を付けてください。

課題に対する取り組みと結果

課題を伝えたあとは、実施した対策とその結果を伝えましょう。この際、具体的に伝えるのがポイントです。

具体的に伝えるためには、数字を使うのがおすすめ。「メンバー同士で話し合いを行いました」よりも、「3日に1回は全員で集まり、進捗状況を話し合いました」の方が具体的でわかりやすくなります。抽象的な表現は避け、できるだけ明確に伝えられるように工夫しましょう。

ゼミ活動を通して何を学んだか

ゼミ活動を通して、得たものも伝えましょう。「チームワーク」「忍耐力」のように、強みになる内容を伝えるのがおすすめです。

学んだことを仕事にどう活かすか

最後に、ゼミ活動を通して学んだことを仕事でどのように使うかアピールしましょう。この際、応募した職種や仕事内容にあわせて伝えるのがポイントになります。

もし、仕事内容とアピールポイントがずれてしまっている場合、評価されにくくなるので注意しましょう。エピソードを選ぶ段階で、ゼミ経験で得た強みが仕事に活かせるかどうか考えておくのがおすすめです。

学生時代頑張ったことの書き方については、「「学生時代に力を入れたこと(ガクチカ)」の書き方をプロが解説!」の記事でも解説しているので、参考にしてください。

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学生時代頑張ったことでゼミ活動をアピールする際のポイント

ここでは、学生時代頑張ったことでゼミ活動をアピールする場合のポイントを解説します。

ゼミについての内容や状況は詳しく伝える

学生時代頑張ったことでは、ゼミについての状況も伝えましょう。興味を持った内容やゼミ仲間との関係性も伝えると、自分の人柄がより伝わるためです。

学生時代頑張ったことでは、経験を通して得たスキルだけではなく、人柄や考え方も評価されています。特に、ゼミや研究内容を選んだ理由を伝えれば、自分がどのような点に興味を持っているか伝えられるのでおすすめです。

研究内容が業務につながる場合はアピールする

ゼミでの研究内容が仕事につながる場合、積極的にアピールしましょう。たとえば、「研究職」「機械系」「IT系」などの場合、研究内容がそのまま仕事になる場合もあります。

研究内容が仕事につながるのであれば、研究内容や結果を軸にアピールしてください。あわせて、研究を通して得たスキルや強みを伝えれば、さらに評価してもらえるでしょう。

企業の求める人物像にあったアピールをする

学生時代頑張ったことを伝える場合、企業が求める人物像にあわせましょう。企業が必要とする人物に合っていると、入社後の姿が想像しやすく、印象がよくなります。

たとえば、チームで活動する場面が多い企業の場合、チームワークや協調性が評価されるでしょう。研究職のように地道にコツコツと研究する場合は、忍耐力や粘り強さのような強みが活かしやすいといえます。

どのような能力が求められるかは、企業ごとで変わるので注意しましょう。企業研究やOB・OG訪問などで調べておき、企業に適した内容をアピールできるようにこころがけてください。

企業研究の方法については、「企業研究とは?目的や手順を解説!ポイントを押さえて就職成功を目指そう!」の記事で解説しています。

わかりやすい言葉で説明する

ゼミ活動を伝える場合、採用担当者にわかりやすく伝えられているか注意しましょう。特に、専門用語の使いすぎは、内容がわかりにくくなるのでNGです。

就活では、「相手にわかりやすく伝える能力」も評価されています。入社後に、同僚や顧客などに対して説明する能力があるかを見極めるためです。

専門用語ばかりを使い、内容を複雑にしてしまうと、相手に対する配慮がないと思われてしまいます。研究内容を初めて聞いた人でもわかるような言葉選びを意識してみてください。

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学生時代頑張ったことでゼミ活動をアピールする際の例文

ここでは、学生時代頑張ったことで、ゼミ活動を伝える場合の例文を紹介します。あくまでも例文なので、提出時はオリジナルの内容にしましょう。

私が学生時代頑張ったことは、ゼミ活動です。特に、チームで協力し、結果を出すにはどのようにすべきか考えて行動していました。

私の所属していたゼミでは、加入後すぐに5人1組のグループで研究発表を行う機会がありました。集まった当初は初対面の人が多かったこともあり、言葉が少なく、うまく研究が進まない問題がありました。

そこで私はみんなが協力しやすいように、一人ひとりとコミュニケーションをとることに力を入れました。休憩時間や校内で会った際は積極的に話すようにして仲良くなれば、研究中でも話しやすいと考えたからです。

コミュニケーションを取り始めてから2週間くらいすると、私を中心に会話が広がり、ほかのメンバー同士も徐々に話し合えるようになりました。研究に向けた話し合いもスムーズに進むようになり、協力して取り組めるようになりました。

この経験から、チームで協力するためには、コミュニケーションをとり、話しやすい環境作りが重要だと学びました。入社後もチームで活動する際は、積極的にコミュニケーションをとり、協力しやすい環境を作れるように行動してまいります。

学生時代頑張ったことの例文については、「ガクチカの例文を紹介!書き方の考え方や人事の評価基準も解説」の記事でも紹介しています。複数の例文を読み、表現方法を学ぶようにしましょう。

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学生時代頑張ったことでゼミ活動をアピールして評価されたいあなたへ

学生時代頑張ったことで、ゼミ活動をアピールする就活生も多くいます。研究内容はもちろん、課題への取り組み方をアピールすれば、採用担当者にも評価してもらえるでしょう。

ただし、伝え方を間違ってしまうと、「どのように取り組んだかがわからない」「ほかの就活生との差別化ができていない」などのように、評価してもらえないことも。もし、学生時代頑張ったことの伝え方に悩む場合は、キャリアチケットに相談してください。

就活エージェントのキャリアチケットでは、就活生が悩みやすい、学生時代頑張ったことの伝え方やエピソードの選び方などのアドバイスを行っています。選考に向けて、どのようにすればいいか悩んでいる方も安心してください。

もちろん、自己分析やエントリーシート作成のように、内定獲得に向けて必要なアドバイスも実施。キャリアチケットで就活のサポートを受けて、志望企業の内定をゲットしましょう。

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