このページのまとめ
- 履歴書の免許・資格欄は正式名称で記載し、取得順に並べるのが基本
- 志望職種に関連する資格を優先的に書き、仕事に対する意欲をアピールしよう
- 合格を目指して学習中の資格は、「取得予定」「勉強中」と履歴書に書いてOK

「履歴書の資格欄はどうやって書けば良いの?」「書ける資格がないときはどうすべき?」と悩む就活生もいるでしょう。履歴書の免許・資格欄は、正しく記載するとスキルや意欲を客観的に証明する手段になります。
この記事では、履歴書の免許・資格欄の書き方や見本、書ける資格がない場合の対処法をまとめました。適切な書き方をマスターして、採用担当者に強みやポテンシャルをアピールしましょう。
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- 履歴書の資格欄でスキルや学習意欲をアピール!
- 履歴書の免許・資格欄の5つの書き方と見本
- 1.正式名称を略さず書く
- 2.取得年月が古い順番で並べる
- 3.免許は取得・検定は合格と語尾を使い分ける
- 4.西暦・和暦表記は履歴書内で統一する
- 5.終わりに「以上」は書かない
- 【状況別】履歴書の免許・資格欄の書き方
- 資格が多く書ききれない場合
- 仕事と関係のない資格しかない場合
- 履歴書に書ける主な免許・資格
- 普通自動車運転免許
- 国家資格
- 語学資格
- ITやパソコンスキルの認定資格
- 専門スキル・実務系の資格
- 履歴書に書く資格がない場合の対処法
- 「取得予定」や「勉強中」で意欲を伝える
- 何もない場合は「特になし」と記載する
- 履歴書の免許・資格欄の書き方に悩むあなたへ
- 履歴書の免許・資格欄にまつわるQ&A
- Q.資格や検定は何級から書ける?
- Q.英検3級はあえて書かないほうが良い?
- Q.そろばんや書道の検定は書ける?
- Q.資格欄に書けるものと書けないものの違いは?
履歴書の資格欄でスキルや学習意欲をアピール!
履歴書の免許・資格欄は、自身のスキルや専門知識、学習意欲を客観的に証明する重要な項目です。
厚生労働省の「令和5年若年者雇用実態調査の概況」によると、企業が新卒選考にあたって重視した点として、「業務に役立つ専門知識や技能(資格・免許や語学力)」を挙げた事業所は30.4%でした。

参照:厚生労働省「令和5年若年者雇用実態調査の概況(p.7)表4」
このデータから、一定数の企業が新卒選考において資格を評価の指標としていることが分かります。履歴書に正しく資格を書けば、内定獲得のチャンスを広げられるでしょう。
書類選考を突破するには、まずエントリーについて知っておくことが大切です。開始時期や応募数などは、「就活におけるエントリーとは?開始時期や応募数などを解説」の記事で詳しくご確認ください。
参照元
厚生労働省令和5年若年者雇用実態調査の概況
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履歴書の免許・資格欄の5つの書き方と見本

履歴書の免許・資格欄を書く際は、採用担当者がひと目で内容を把握できるよう、正確さや見やすさを意識しましょう。ここでは、履歴書の免許・資格欄を書く際のポイントを詳しく紹介します。基本的なルールを守って履歴書を作成し、社会人としてのマナーや丁寧さを印象づけてください。
1.正式名称を略さず書く
履歴書に書く資格や免許は、略称ではなく正式名称を書きましょう。民間資格やあまり知られていない資格の場合は、資格名と合わせて実施団体も書くと、読む側にとって分かりやすく丁寧です。保有資格や実施団体の正式名称が分からない場合は、Webサイトで調べてみてください。
代表的な資格・検定の正式名称
代表的な資格・検定の正式名称は下記のとおりです。
・英検:実用英語技能検定
・漢検:日本漢字能力検定
・日商簿記:日本商工会議所及び各地商工会議所主催簿記検定
・全商簿記:全国商業高等学校協会主催 簿記実務検定
・宅建:宅地建物取引士
・FP:ファイナンシャル・プランニング技能検定
・秘書検:文部科学省後援 秘書技能検定
・運転免許:普通自動車第一種運転免許/普通自動車第二種運転免許
ただし、日商簿記は実施団体と正式名称を合わせると長くなるので、「日本商工会議所簿記検定試験〇級」もしくは「日商簿記検定試験〇級」と記載して問題ありません。また、秘書検定は「秘書技能検定〇級」と書くのが一般的です。
2.取得年月が古い順番で並べる
履歴書の免許・資格欄は、取得年月の古い順番で上から並べてください。一般的に、資格取得日は、免許証や合格証明書に記載されています。分からない場合は資格・検定を管理する団体に問い合わせてみましょう。
運転免許から書いてもOK
運転免許は、取得年月を問わずほかの資格より上に書いても問題ありません。営業職や配送業務など車を運転する機会がある職種の選考では、運転免許の有無が重要な判断基準となります。業務に直結する免許を先に書けば、採用担当者が確認しやすくなるでしょう。
3.免許は取得・検定は合格と語尾を使い分ける
履歴書では、資格の種類に合わせて語尾を使い分けるのがマナーです。運転免許や国家資格などには「取得」、民間検定や試験には「合格」と記載します。
たとえば、「普通自動車第一種運転免許 取得」「実用英語技能検定2級 合格」という形です。語尾を正しく使い分けると書類の完成度が高まり、採用担当者からの信頼獲得につながります。
4.西暦・和暦表記は履歴書内で統一する
資格・検定の取得年月日は、西暦・和暦どちらでも構いません。ただし、履歴書内で表記を統一させるのが鉄則です。学歴欄や免許・資格欄で表記が統一されていないと、採用担当者が時系列を確認しづらくなります。
5.終わりに「以上」は書かない
学歴欄は「以上」と書きますが、免許・資格欄には必要はありません。資格取得年月と資格名を書き終わったら、そのままにしてOKです。
「就活用履歴書の書き方は?迷わず作成するためのポイントを見本付きで紹介!」の記事では、履歴書のマナーや書き方を詳しく紹介しています。書類選考を突破するため、正しい書き方を確認しておきましょう。
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【状況別】履歴書の免許・資格欄の書き方
資格の数が多過ぎたり、逆にアピールできるものが少なかったりすると、履歴書作成時に悩むことがあります。ここでは、状況別の免許・資格欄の書き方を紹介します。応募する職種や自分の現在の状況に合わせ、柔軟に書き方を調整しましょう。
資格が多く書ききれない場合
保有資格が多過ぎて欄に収まらない場合は、応募先の業務に関連が高いものを優先的に記載します。すべての資格を詰め込もうとして字が小さくなったり、枠からはみ出したりすると最もアピールしたい強みが埋もれてしまいかねません。
まず応募する職種に直結するものを抜き出し、残りのスペースに難易度の高い資格や業務を問わず活かせる汎用性の高い資格を書きましょう。
仕事と関係のない資格しかない場合
応募職種と直接関係がない資格であっても、空白にせず記載することをおすすめします。一見無関係に見える資格でも、取得に向けた努力や継続力を証明する材料になるからです。
たとえば、事務職志望でスポーツ関連の資格を持っている場合、心身のタフさや多趣味な一面をアピールするフックになります。ただし、あまりに数が多い場合は、難易度が高いものや汎用的なスキルをアピールできるものを選んでバランス良く記載してください。
「就職に有利な資格11選!取得するときの注意点も解説」の記事では、就活でアピールしやすい資格を紹介しています。スキルや知識を証明するため、資格の取得を考えている人はぜひご覧ください。
履歴書に免許・資格欄がない場合の対応
使用する履歴書に免許・資格欄がない場合は、自己PR欄や自由記述欄に保有資格を記載しましょう。資格の内容とそれをどう仕事に活かすかを書くのが効果的です。
もし資格を強くアピールしたいなら、最初から免許・資格欄が設けられている履歴書を選ぶことをおすすめします。
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履歴書に書ける主な免許・資格

ここでは、就活においてどのような資格が評価されやすいのかをまとめました。多くの資格のなかから評価される資格を厳選したり、就活に向けて資格取得を目指したりする際の参考にしてみてください。
普通自動車運転免許
多くの職種で役立つのが普通自動車運転免許です。営業車での移動や社用車を使った備品の買い出しなど、実務で必要とされる場面は多岐にわたります。
記載する際は、マニュアル(MT)かオートマ(AT)限定かを明記しましょう。最近ではAT車が主流ですが、運送業界や建築業界などではMT車が使われる場合もあるため、正確な情報が必要です。
なお、ペーパードライバーであっても、免許を所持しているため資格として履歴書に書いて構いません。
国家資格
以下のような国家資格は、専門性が高いため、就活において強いアピールポイントになります。法律に基づいて一定の知識や技術が保証されているため、企業側からの信頼も絶大です。
・保育士
・宅地建物取引士
・社会保険労務士 など
取得難易度が高いものが多いため、履歴書の免許・資格欄に書くと努力家という証明にもなります。卒業前で看護師や介護福祉士などの国家試験の結果待ちの場合は、履歴書に「取得見込み」と記載してください。
語学資格
語学資格は、グローバル化が進む現代において高く評価されるポイントです。以下のように、英語以外の語学資格も評価対象になります。
・TOEIC
・実用英語技能検定(英検)
・中国語検定
・韓国語能力試験 TOPIK など
応募企業の事業展開に合わせた語学スキルを履歴書に書いてアピールできれば、入社後の活躍を期待させられるでしょう。
ITやパソコンスキルの認定資格
業種や職種を問わず、現代のビジネスシーンにおいてパソコンスキルやITリテラシーは欠かせない要素です。そのため、以下の認定資格は、就活で評価されやすい傾向にあります。
・MOS(マイクロソフト オフィス スペシャリスト)
・ITパスポート
・基本情報技術者試験 など
特に、MOSはビジネスシーンで広く使われているWordやExcelなどのスキルを証明する資格のため、事務職はもちろん営業職や企画職などでも評価されるでしょう。また、国家資格のITパスポートや基本情報技術者試験もあわせて記載すれば、情報セキュリティや経営全般の基礎知識も備えていることをアピールできます。
専門スキル・実務系の資格
以下のように、特定の業界や職種で重宝される実務的な資格も履歴書で積極的にアピールしましょう。
・日商簿記
・秘書検定
経理職を目指すなら日商簿記、事務・受付職を目指すなら秘書検定など、志望職種と関連性の強い資格を優先して記載するのが効果的です。実務に即した知識をすでに備えていることを証明できるため、入社後の活躍をイメージさせられます。
どの資格を書くべきか迷う場合は、まず自分の強みやキャリアの方向性を明確にするのがおすすめです。「自己分析とは?就活での目的や簡単なやり方9選を解説」の記事を参考に、自己分析をして自分自身への理解を深めましょう。
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履歴書に書く資格がない場合の対処法
「アピールできるような資格が一つもない」と過度に不安を感じる必要はありません。何も書かずに提出するのではなく、前向きな姿勢を伝えるために書き方を工夫してみましょう。ここでは、履歴書に書ける資格がない場合の対処法を解説します。
「取得予定」や「勉強中」で意欲を伝える
現在取得に向けて努力している資格があれば、履歴書に積極的に記載してください。卒業と同時に資格を手にするなど、取得がほぼ確実な場合は「〇年〇月 △△資格 取得見込み」と記載します。
合格に向けて学習を進めている場合は、「○○資格 取得に向けて勉強中」と書くと向上心や仕事に対する意欲を伝えられるでしょう。
何もない場合は「特になし」と記載する
アピールできる資格がどうしても見つからない場合は、空欄にせず「特になし」と記入してください。何も書かずに空白のまま提出すると、採用担当者が記入漏れなのか意図的なのかを判断しにくくなります。
基本的に、就活では資格がないからといって不採用に直結するわけではありません。そのぶん、自己PRや志望動機などほかの項目を充実させて熱意を伝えましょう。
自己PRの書き方は、「自己PRとは?書き方や強み・職種別の例文と合わせて回答のポイントを解説」の記事を参考にしてみてください。
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履歴書の免許・資格欄の書き方に悩むあなたへ
履歴書の作成中、「資格の書き方が分からない」「そもそも書ける資格がない」と悩んで手が止まることもあるでしょう。就活において、履歴書は第一印象を決める大切な書類だからこそ、細かなマナーやアピール方法に不安を感じるのは当然のことです。
もし履歴書の書き方に悩んでいるなら、キャリアチケット就職エージェントを活用してみませんか。キャリアチケット就職エージェントでは、就活のプロがマンツーマンで履歴書やESの作成をお手伝いします。
作成した応募書類の添削はもちろん、適性に合った企業の紹介や面接対策などのサポートも可能です。ぜひ一緒に、納得のいく企業からの内定獲得を目指しましょう。
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履歴書の免許・資格欄にまつわるQ&A
ここでは、資格欄に関する就活生のよくある疑問をまとめました。書類選考に関する不安を解消するため、ぜひ参考にしてみてください。
Q.資格や検定は何級から書ける?
A.一般的には、ビジネスで評価されやすい2級から書くのが目安です。3級や初級は基礎レベルとみなされることが多いため、専門性をアピールするには不十分な場合があります。
ただし、難易度の高い国家資格であったり、ほかに資格がない場合には、3級であっても学習の成果として記載して問題ありません。
Q.英検3級はあえて書かないほうが良い?
A.英検3級は、中学校卒業程度とされるため、ビジネスシーンでの英語力アピールとしては弱いのが実情。そのため、就活ではあえて書かないのが一般的です。
ただし、上位の級を目指して学習している場合は、「準2級取得に向けて勉強中」と併記すると前向きな印象を与えられるでしょう。
Q.そろばんや書道の検定は書ける?
A.もちろん記載可能です。これらの資格は、集中力や忍耐力などの証明になります。特に事務系職種では、そろばんで培った計算能力や書道で身につけた美しい字が好印象を与えるケースも珍しくありません。強みの一つとして、自信をもって履歴書に書きましょう。
Q.資格欄に書けるものと書けないものの違いは?
A.公的な証明書が発行される免許や検定試験は、すべて資格欄に記載できます。一方で、趣味に関する認定や修了証のない習い事は、資格欄ではなく特技欄に書くのが適切です。
また、有効期限が切れているものや、名称が変わっているものについては、現在の基準に照らし合わせて記載すべきか判断しましょう。
就活では、履歴書を準備するだけでなく、ビジネスマナーを身につけたり面接対策をしたりすることも大切です。就活のやり方については、「就活のやり方と流れを解説!準備から内定までのポイントと相談先も紹介」の記事で詳しく解説しているので、ぜひご覧ください。
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本記事の監修者
淺田真奈(あさだまな)
大学時代は接客のアルバイトを3つかけもちし、接客コンテストで全店1位になった経験をもつ。新卒では地方創生系の会社に入社をし、スイーツ専門店の立ち上げからマネジメントを経験。その後、レバレジーズへ中途入社。現在はキャリアチケットのアドバイザーとして、学生のキャリア支援で学生満足度年間1位と事業部のベストセールスを受賞し、リーダーとしてメンバーのマネジメントを行っている。