このページのまとめ
- 面接落ちたと感じるのは、採用担当者の態度が冷たかったり早くに終わったりしたとき
- 回答を深堀りされない、次の選考の説明がないというときも面接落ちたと感じる人は多い
- 基本的なマナーがなっていない人や意欲が見られない人は不採用になりやすい
- 面接落ちたと思ったら、内容を振り返って次の面接につなげることが大切
採用担当者の態度や行動次第では、面接中でも「落ちた」と感じることはあると思います。では、どのようなときに「面接に落ちた」と思うのでしょうか。このコラムでは、いわゆる不合格フラグについてまとめています。しかし、フラグすべてが正しいとは限りません。採用担当者が面接で重視するポイントを知り、適切な対策を行うことが大切。フラグに惑わされずに面接を突破しましょう。
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どんなときに「面接落ちた」と感じる?
短時間で面接が終了したり会話が弾まなかったりすると、面接に落ちたのではないかと不安になってしまうでしょう。このように、面接中の採用担当者の態度や行動から不合格の可能性が高いとされるもの「不合格フラグ」と呼びます。代表的なものを以下にまとめました。
・面接官の態度がそっけなかった
・会話が弾まなかった
・面接官がメモをとっていなかった
・面接官が目を合わせなかった
・面接官が終始厳しい表情だった
・面接後、次の選考について説明されなかった
・面接官に自分の意見を否定された
・回答内容を深堀りされなかった
・企業や業務についての話をされなかった
・仕事に関係のない雑談が多かった
・就職活動のアドバイスをされた
・他社の選考状況を聞かれなかった
・「最後に何か質問はありますか」と聞かれなかった
面接の合格サインについては「面接での合格サインって何?不合格の見極め方とは」も参考にしてください。
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フラグに惑わされない!採用担当者がチェックしている4ポイント
前述のとおり、いわゆる不合格フラグが見られたとしても、真の合否は分かりません。フラグを気にするよりも、採用担当者が面接で何を重視しているかを知り、対策するほうが合格の可能性はグッと上がるでしょう。1.基本的な社会人マナー
面接では、就活生に社会人としてのマナーがきちんと身についているかチェックしています。社会人として最低限のマナーが守れていないと、面接官に良い印象を与えられず、不採用に繋がってしまう恐れも。入退室の仕方や服装・髪型などの身だしなみ、話し方、態度などのマナーを守って、面接に挑むのが大切です。
2.コミュニケーション能力
面接では、就活生のコミュニケーション能力を推し量っています。社会人になると同僚や上司、取引先など、さまざまな相手と関わるため、就活生が誰とでも円滑なコミュニケーションを取れるかを見極める必要があるのです。一方的に話し続けたり質問と噛み合っていない回答をしたりすると、面接官に不安を与え不採用の可能性が高くなってしまいます。「相手の言うことを正しく理解する能力」や「伝えたいことを的確に表現し、相手に理解してもらう能力」を身につけましょう。
3.採用ニーズへの合致
就活生が自社の採用ニーズに合っているか、「会社にとって必要な人材か」「適性はマッチしているか」「将来性を有しているか」なども、面接で確認されています。そのため、いくら企業分析ができていても企業が求める人材像と自分の強みが一致しなければ、採用には繋がりにくいでしょう。自己分析をしっかりと行い、自分の強みが企業でどう活かせるのか理解したうえでアピールすることが大切です。4.企業研究や自己分析の程度
面接官は多くの就活生を見ているので、自己分析や企業研究が不十分だとすぐに見抜かれてしまいます。さらに、自己分析や企業研究が不十分だと、回答に深みがなくなり説得性に欠けたり、面接官からの質問の意図を正しく理解できず、回答がしどろもどろになったりします。いまいちな回答が続くと、志望度や意欲に対しても疑心を持たれ、採用は遠のくでしょう。
面接の事前準備については「事前準備はOK?面接当日の流れ&訪問マナー」も参考にしてください。
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面接に落ちやすい人の特徴
面接が突破できない人には、「マナーが守れていない」「前向きな印象に欠ける」といった特徴が見られます。基本マナーができていない
スーツの着こなしやシワ、汚れ、寝癖や髪型といった外見のマナーだけでなく、挨拶や受け答え、所作などのマナーが守れていないと、「社会人としての意識が低い」「第一印象が良くない」と判断されてしまいます。明るさや前向きな姿勢が見られない
声が小さい、曖昧な回答、姿勢が良くない、うつむきがちだと、「仕事に対して意欲がない」「指示待ち」といった印象につながります。無理に明るく振る舞う必要はありませんが、新卒生ならではのフレッシュさをアピールしつつ、「一緒に働きたい」と思わせる姿勢を示しましょう。質問の意図を理解していない
質問の意図を理解せずに見当違いな回答をしてしまうと、「話を聞いていない」「理解力に欠ける」「コミュニケーションが苦手」と評価されることも。質問に対して間髪入れずに回答するのではなく、自分の中でしっかりと質問を噛み砕いてから答えましょう。自己分析や企業研究ができていない
就活の基本ともいえる自己分析や企業研究。これらが不十分だと、採用担当者が求める回答はできません。前項でも触れたように、自己分析や企業研究の程度は面接でしっかりと確認されています。入社意欲や企業選びにも影響するので、就活の序盤にしっかりと行ってください。就活のメンタル切り替え方法については「就活の選考で落ちたときのメンタル切替方法は?具体的な対策法もご紹介」も参考にしてください。
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面接で落ちたときの対処法
面接で落ちるとショックを受けてしまうのは当然ですが、いつまでも落ち込んでいられません。面接に落ちたときは、まずは自分の言動や行動を客観視して振り返りましょう。そして、気持ちを切り替えて、次の就活に向けた行動をすることが大切。就活の期間は短いので、貴重な時間を無駄にしないように心がけましょう。面接を振り返る
面接に落ちたときは、面接時の自身の受け答えや行動を振り返ることが大切です。「自己PRを上手く伝えられなかった」「◯◯の質問に対してズレた回答をしてしまった」「緊張して硬くなっていた」など、反省すべき点がいくつか浮かぶでしょう。頭に浮かんだ反省点が直接的な原因とは限りませんが、今後の面接で繰り返さないように改善する余地はあります。
面接は事前準備が重要です。自身の課題を知って、次の面接で同じミスを繰り返さないようにしましょう。
不採用を引きずらない
不採用をいつまでも気にせず、次の面接対策や企業研究など、できることを行いましょう。不採用にショックを受け、落ち込んでいても就職先は決まりません。就活は短い期間で一斉に始まってあっという間に終わるため、落ち込んでいる間に採用のチャンスを逃してしまう可能性もあります。少しでも志望度が高い企業から内定をもらうには、次の機会に向けた迅速な行動も必要です。
理由を企業に問い合わせるのも一つの方法
どうしても不採用に納得がいかなければ、企業に問い合わせるのも一つの方法です。しかし、採用基準は社外秘の場合が多く、不採用の理由を尋ねても教えてくれることは稀。もし不採用理由を聞けたとしても、交渉して結果が覆ることはほぼないでしょう。不採用通知を受けたら素直に受け止め、次に繋げる意識が大切です。一般的な合否連絡はいつ?
合否が気になるなら、連絡の目安を確認しておきましょう。近年ではメールで合否連絡を行うほか、合格の場合は電話、不合格の場合はメールと結果によって連絡方法を使い分ける企業もあります。合否連絡は、一般的に面接から1週間~10日程度ですが、企業や時期によって異なるので注意。気になる場合は、面接時に連絡方法と連絡時期について問い合わせておきましょう。
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本記事の監修者
淺田真奈(あさだまな)
大学時代は接客のアルバイトを3つかけもちし、接客コンテストで全店1位になった経験をもつ。新卒では地方創生系の会社に入社をし、スイーツ専門店の立ち上げからマネジメントを経験。その後、レバレジーズへ中途入社。現在はキャリアチケットのアドバイザーとして、学生のキャリア支援で学生満足度年間1位と事業部のベストセールスを受賞し、リーダーとしてメンバーのマネジメントを行っている。