このページのまとめ
- 11月以降も採用活動を続けている企業は存在するため、内定獲得のチャンスはある
- 限られた選考の機会を活かすためには、効率良く自分に合った求人を探すことが大切
- これまでの就活を見直して戦略的に行動すれば、11月以降でも内定を獲得できる
大学4年の11月時点で就職先が決まっていないと、「卒業までに内定を獲得できるのか」と不安や焦りを感じるでしょう。企業によっては、11月以降も秋採用や通年採用を実施しています。そのため、行動次第では11月からでも内定を目指すことが可能です。
この記事では、11月からの就活でやるべきことを解説します。就活の終盤ならではの事情やチェックすべき求人情報もまとめているので、ぜひ参考にしてください。
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- 11月の就活は遅い?大学4年の秋でも間に合う理由
- 1割以上の学生が12月以降に内定を獲得しているから
- 内定獲得後に辞退する学生もいるから
- 11月からの就活についてキャリアアドバイザーのアドバイス
- 大学4年・11月の就活事情
- 採用枠が限られる
- 応募者の水準が高くなる傾向にある
- 選考スケジュールがタイトな場合がある
- 多くの企業で内定式が終わっている
- 優良企業に採用枠が残っているケースがある
- 11月からの就活で採用を行っている企業の特徴
- 採用予定人数を確保できていない
- 通年採用を行っている
- 戦略的にほかの企業と採用時期をずらしている
- 11月からの就活で内定のためにやるべき対策8選
- 1.これまでの就活のやり方を見直す
- 2.遅れを意識しながら前向きに取り組む
- 3.年内を目標に就活スケジュールを組み立てる
- 4.就活の軸を再構築する
- 5.応募する業界や企業の幅を広げる
- 6.面接対策に力を入れる
- 7.選考後に改善点を整理する
- 8.第三者の意見を聞く
- 11月からの就活でチェックすべき5つの求人
- 1.大学経由の求人
- 2.大手企業のグループ会社の求人
- 3.ベンチャー企業の求人
- 4.スカウト型就活サイトの求人
- 5.就活エージェントの紹介による求人
- 11月からの就活でよく聞かれる質問と回答例
- なぜ現在も就活を続けているのですか?
- なぜ春・夏採用で弊社を志望しなかったのですか?
- 11月からの就活で内定獲得を目指すあなたへ
11月の就活は遅い?大学4年の秋でも間に合う理由
就活は、企業の採用情報が解禁される大学3年の3月から本格化し、内定式が行われる大学4年の10月ごろまでが一般的なピークです。そのため、大学4年の11月時点で内定がない状況はやや厳しい状況であるといえるでしょう。
しかし、内定を目指せる企業がまだ残っているのも事実です。まずは大学4年の秋からでも内定獲得が間に合う理由について解説します。
1割以上の学生が12月以降に内定を獲得しているから
厚生労働省の「令和7年3月大学等卒業者の就職状況(4月1日現在)を公表します」によると、2025年3月卒の学生のうち2024年10月1日時点で内定を獲得しているのは72.9%でした。
そのあと、内定率は12月1日時点の84.3%から2025年4月1日時点で98.0%まで上昇しており、全体の1〜2割の学生は12月以降に内定を獲得していることが分かります。
引用元:厚生労働省「令和7年3月大学等卒業者の就職状況(4月1日現在)を公表します(5p)」
このように、11月以降の就活でも内定を獲得できる可能性は残されています。自分が置かれている状況を客観的に捉え、最後まで諦めずに行動を続けることが大切です。
参照元
厚生労働省
令和7年3月大学等卒業者の就職状況(4月1日現在)を公表します
内定獲得後に辞退する学生もいるから
就活生の中には、内定獲得後に辞退する学生もいます。企業によっては内定辞退を受けて追加募集を行うケースがあるため、11月以降も応募できるチャンスがあります。
「2025年卒の内定承諾・辞退に関する実態調査(前編)」によると、約2割弱の学生が入社予定の企業を辞退する可能性があると回答しました。
また、学生が入社予定企業に辞退を伝える時期については、「2024年8月」が46.7%で最も多く、次いで「2024年9月」が26.7%でした。
8月から9月にかけて内定辞退が発生した場合、企業は就活のピークが終盤に差し掛かっていることから、できるだけ早く追加募集を開始するのが一般的です。
この時期の追加募集に遅れないよう、11月からの就活においては興味を持った企業があれば積極的にエントリーしましょう。
就活が遅れている学生が今すぐやるべきことについては、「今から就活を始めて間に合う?スタートに遅れた人がすぐやるべき対策を解説」の記事も参考にしてください。
また、「就活はいつからスタートすれば良い?一般的なスケジュールや準備を解説」では、一般的な就活のスタート時期について解説しています。
参照元
キャリアチケット
2025年卒の内定承諾・辞退に関する実態調査(前編)
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11月からの就活についてキャリアアドバイザーのアドバイス
結論からお伝えすると、大学4年の11月時点で内定がなくても挽回は十分に可能です。実際に、私がアドバイザーとして支援していた学生の中には、2月まで就活を続け、最終的に内定を獲得した方もいます。
ただし、焦ってむやみに多くの企業へ応募するのは避けてください。この時期になると「とにかく持ち駒を増やさないと」と考える方もいます。しかし、採用枠が限られる11月だからこそ、1社ごとの対策にじっくり取り組むことが大切です。
応募企業は10社前後を目安に、しっかり対策を行いましょう。また、企業側も限られた枠で優秀な学生を選びたいと考えているため、11月以降の就活では選考の評価基準がより厳しくなる傾向にあります。
不安な方はキャリアチケットも利用してみてください。「対策不足でチャンスを逃してしまった」と後悔しないよう、スケジュール管理を徹底して慎重に企業選びをしましょう。
就活の相談先については、「就活相談先のおすすめ15選!悩み別の聞くこと一覧や相手選びのコツも解説」の記事もご覧ください。
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大学4年・11月の就活事情
就活のピークを過ぎた大学4年の11月時点で内定がないと、「もう手遅れなのでは」と不安になる方もいるでしょう。11月になると企業の採用活動は縮小傾向にあるものの、この時期ならではの就活のポイントを押さえて行動すれば内定獲得に近づけます。
採用枠が限られる
11月になると、採用枠が縮小します。現在の就活スケジュールでは、大学3年の3月に情報が解禁され、春から夏にかけて選考が本格化。多くの企業は10月の内定式に間に合うよう採用活動を終わらせるのが一般的です。
11月以降は、採用計画どおりに人材を確保できなかった企業を中心に追加募集を行います。そのため、春・夏採用に比べると応募できる求人は少なくなるでしょう。
応募者の水準が高くなる傾向にある
11月以降の就活では、ライバルとなる学生の水準が高くなる傾向にあります。すでに内定を獲得しているものの、より条件の良い企業への就職を目指して活動を続けている人がいるためです。
ほかにも、公務員を目指していた学生や留学、部活動などに取り込んでいた学生が新たに秋採用以降の選考に加わるケースも見受けられます。応募者一人ひとりの背景は異なるものの、全体として選考通過の競争はやや厳しくなるため、気を引き締めて準備に取り組みましょう。
秋採用について詳しく知りたい方は、「秋採用とは?実施企業の特徴や探し方は?内定獲得のコツも解説」の記事もチェックしてみてください。
選考スケジュールがタイトな場合がある
11月の就活では、目標にしている採用枠をできるだけ早く埋めようとする企業が多く、選考スケジュールが短くなる傾向にあります。就活生にとって選考期間の短期化は早く内定を獲得できる一方で、準備時間が限られるといった難しさも伴います。
また、選考スケジュールがタイトになっても、内容が簡略化されるわけではありません。11月からの就活で内定を目指すためには、限られた時間の中でも着実に選考対策を進めることが重要だといえるでしょう。
多くの企業で内定式が終わっている
11月は多くの企業で内定式が終わっている時期です。一般的に内定式は10月に実施されるため、11月の就活で内定を獲得した場合、ほかの新入社員と初めて顔を合わせるのは翌年4月になる可能性があります。
大学4年の秋になり身近な人が内定式の話題で盛り上がっていると、自分だけ取り残されたような気持ちになることもあるでしょう。11月からの就活ではこのような不安に押しつぶされないよう、自分のペースで着実に行動する姿勢が求められます。
優良企業に採用枠が残っているケースがある
11月の就活では、採用枠が埋まっていない優良企業が引き続き募集を行っているケースがあります。優良企業であっても、知名度が低かったり事業内容が専門的で学生に伝わりにくかったりする場合は応募が集まりにくいためです。
このような企業の中には、規模が小さくても待遇や制度が整っているところもあります。丁寧な企業選びによって好条件の求人に出会える可能性もあるため、内定獲得に向けて諦めずに就活を続けることが大切でしょう。
優良企業の探し方については、「隠れた優良企業に就職するには?探し方のポイント」の記事で詳しく解説しています。
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11月からの就活で採用を行っている企業の特徴
一定数の企業は11月でも採用を継続しています。特に、人材が集まりにくい業界や専門性の高い分野を扱う企業などは11月以降も採用活動を行っているケースが多い傾向です。
ここでは、11月からの就活で採用活動を続けている企業の特徴について解説するので、ぜひ参考にしてください。
採用予定人数を確保できていない
採用予定人数を確保できていない企業の多くは、11月でも採用活動を続けています。内定辞退が相次いだり、事業内容の専門性が高く人材が集まりにくかったりするなど、すべての企業が10月の内定式までに採用計画どおりの人材を確保できるわけではありません。
このような理由で採用活動を続けている企業は採用の意欲が高い傾向にあります。そのため、チャンスを逃さずエントリーすると、短期間で内定獲得を目指せる可能性も考えられるでしょう。
通年採用を行っている
通年採用を行っている企業であれば、11月からの就活でも応募が可能です。なかには、「優秀な人材がいれば時期を問わず採用したい」といった考えで通年採用を行っている企業も存在します。
通年採用を行っている企業には、大手のグループ会社やベンチャー、外資系などの幅広い企業が含まれます。11月からの就活における選択肢の一つとして、通年採用を受けることも検討してみてください。
通年採用を行っている企業の特徴は、「就活生が通年採用を受けるメリットは?通年採用を導入する企業の特徴も解説」の記事でも紹介しています。
戦略的にほかの企業と採用時期をずらしている
11月まで採用活動を継続するにあたり、戦略的にこの時期を選んでいる企業もあります。中小規模の企業などは、春・夏採用で大手と競合しても応募が集まりにくい傾向にあり、選考が落ち着く11月ごろに募集を始めるケースがあるからです。
そのほか、「現時点の内定に満足していない優秀な学生を確保したい」「新たな事業の立ち上げに伴い、追加で新卒を迎え入れたい」などの目的で採用を継続している企業もいます。このように、企業によっては採用戦略やニーズに応じて時期をずらし、11月ごろまで募集を続けているのです。
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11月からの就活で内定のためにやるべき対策8選
大学4年の11月時点で就職先が決まっていなくても、行動を続けていれば道は開けます。自分の就活状況を理解したうえで、やるべきことに集中しましょう。
ここでは、11月からの就活でやるべき対策を8つ紹介するので、今の自分に必要な行動について考えてみてください。
1.これまでの就活のやり方を見直す
11月からの就活では、まずはこれまで取り組んできたことを振り返り、どの部分にどのような課題があったのか見直してみましょう。
不採用になったタイミングを把握して理由を分析すれば、今後の対策につながります。たとえば、書類選考を通過できない場合は、履歴書やエントリーシートや内容をブラッシュアップする必要があるでしょう。
また、書類選考通過後の面接で不採用になっている場合は、質問に対する答えや立ち居振る舞いに改善が必要であると考えられます。この場合、模擬面接を繰り返したりよくある質問への回答を準備したりして実践的な対策に取り組むことが大切です。
2.遅れを意識しながら前向きに取り組む
11月からの就活で内定を目指すためには、やるべきことを明確にして一つひとつ着実に取り組む姿勢が不可欠です。
多くの企業は10月に内定式を終えているため、この時期に就活を続けている学生は「出遅れている」と判断されるケースもあるでしょう。そのため、11月からの就活では自分の状況を客観的に把握し、スピード感を持って行動することが求められます。
たとえば、To Doリストを作成して応募企業の選定・エントリー・選考対策などを細かく管理し、スケジュールを逆算して行動することで、限られた時間の中でも効率的に就活を進められます。日々の進捗を見える化すると、焦りを減らして前向きに取り組めるでしょう。
3.年内を目標に就活スケジュールを組み立てる
11月からの就活では、年内に内定を獲得することを目標にスケジュールを組み立てるのがポイントです。11月以降は採用枠が徐々に少なくなります。そのため、限られたチャンスを確実に活かせるよう、明確な目標に向けて行動することが大切です。
たとえば、「12月中に内定を2社確保する」といった具体的なゴールを設定しておけば、応募企業やエントリー数を検討する際の判断基準になります。具体的な行動計画を立てて着実にタスクをこなすことで、11月からの就活を成功させられるでしょう。
4.就活の軸を再構築する
11月の就活では、あらためて自分の軸を明確にすることも重要です。
就活の軸とは、自分ができることや挑戦したい分野、働くうえで譲れない価値観や条件などを意味します。軸が定まっていないと、就活の方向性がぶれてしまい、自分に合わない企業を選んでしまう可能性があるため注意が必要です。
たとえば、「成長できる環境で働きたい」という軸を持つ学生が給与や福利厚生だけを基準に企業を選ぶと、入社後にやりたい仕事ができず早期離職につながる恐れがあります。
一方で、就活の軸を明確にしておけば、志望動機や自己PRにも一貫性が生まれ、内定獲得につながりやすくなります。
あらためて自分の軸を見直しておくと、11月からの就活をより効果的に進められるでしょう。
5.応募する業界や企業の幅を広げる
11月からの就活では、視野を広げて企業を探すと納得のいく内定につながります。特定の業界や企業にこだわり過ぎると、自分に合った環境や仕事との出会いを逃してしまう可能性があるからです。
また、規模の大小だけで企業の良し悪しを判断することもおすすめできません。中小企業やベンチャー企業の中にも、安定した経営基盤や充実した福利厚生を備えた企業が多くあります。
企業選びの視野を広げると、自分に合う企業と出会える可能性が高まり、結果として内定に近づけるでしょう。
6.面接対策に力を入れる
11月からの就活で内定を目指すためには、面接対策を重点的に行うことがポイントです。11月以降の就活は応募から内定までのスケジュールが短い傾向にあるため、一度のチャンスを確実に活かす必要があります。
自己PRや志望動機のほか、よくある質問の回答を事前に用意して自分の言葉で伝えられるようにしておくと、面接で好印象を与えられるでしょう。また、模擬面接で実践的な練習を重ねることも、自信を持って選考に臨むために欠かせない準備の一つです。
面接での頻出質問と回答例は、「面接でよく聞かれることは?頻出質問集とそれぞれの答え方を例文付きで解説」の記事で紹介しています。
7.選考後に改善点を整理する
11月の就活では、面接や書類選考のたびに振り返りを行いましょう。11月以降は採用枠が限られ、一つひとつの選考が重要な機会になるため、経験を次に活かす意識が必要です。
たとえば、「面接で質問の回答に詰まってしまった」「自己PRが十分に伝わらなかった」など、うまくいかなかった点を明確にして改善点を次回の面接に取り入れると、伝え方や受け答えの精度を高められるでしょう。
選考ごとに丁寧に振り返りを重ねることで、より効果的に自己アピールできるようになり、内定獲得の可能性が高まります。
8.第三者の意見を聞く
11月からの就活においては、第三者の意見に耳を傾ける姿勢も必要です。家族や友人からのアドバイスによって、新たな視点に気づける場合もあるでしょう。
ほかにも、大学のキャリアセンターや就活エージェントなどに相談すれば、履歴書やエントリーシートの添削、企業ごとの面接対策など、より実践的なアドバイスがもらえます。
キャリアチケットでも、一人ひとりの状況に応じたサポートを行っています。11月からの就活に不安を感じている場合は、ぜひ利用を検討してみてください。
また、就活を成功させるコツに関しては、「就活成功のコツ12選!楽しいと感じるための秘訣も紹介」の記事で詳しく解説しています。
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11月からの就活でチェックすべき5つの求人
11月からの就活では、春や夏とは求人の傾向が異なるのが特徴です。全体的に募集数は少ないものの、自分に合った企業と出会えるチャンスも残されています。
ここでは、11月の就活でチェックすべき5つの求人タイプを紹介するので、ぜひ参考にしてください。
1.大学経由の求人
11月の就活では、まず大学の就職課やキャリアセンターで紹介されている求人を確認しましょう。大学に届いている求人は、企業が「この大学の学生を採用したい」と明確に考えていることを示しており、応募者にとって有利に働く可能性が高いからです。
大学経由の求人は応募対象が限定されているぶん、企業も学生の特徴や強みに理解があると考えられます。そのため、自分の経歴や適性が伝わりやすく、書類選考や面接もスムーズに進む可能性が高いでしょう。
2.大手企業のグループ会社の求人
11月の就活では、大手企業のグループ会社に注目するのも有効な選択肢です。大手企業のグループ会社は親会社に準じた労働条件や福利厚生が整っている場合が多く、安心して働ける環境が期待できます。また、大手の親会社ほど応募者が多くないため、競争率が比較的低い点も魅力です。
大手企業のグループ会社は待遇面や安定性バランスが良く、11月の就活でも狙い目の求人といえるでしょう。
3.ベンチャー企業の求人
11月の就活では、ベンチャー企業に目を向けるのも選択肢の一つです。
ベンチャー企業は通年採用を行っているケースが多く、春や夏に比べて求人数が少なくなる11月でも選考に臨めるチャンスが残されています。また、ベンチャー企業は少人数体制の職場が多いため、自分の働きが事業や組織の成長に直結しやすく、大きなやりがいを感じられる点も特徴です。
若手のうちから裁量を持って働きたいと考える学生にとって、ベンチャー企業は11月からの就活でも有効な選択肢だといえるでしょう。
ベンチャー企業とスタートアップの違いについて知りたい方は、「知っていますか?スタートアップとベンチャー企業の違い」の記事も参考にしてください。
4.スカウト型就活サイトの求人
11月からの就活では、スカウト型就活サイトも利用しましょう。スカウト型就活サイトを利用すると、登録したプロフィールを見た企業から直接スカウトを受けられるため、時期にかかわらず効率良く企業との接点を増やせるからです。
これまで関心がなかった業界や知名度の低い企業からスカウトが届けば、新たな選択肢も増えるでしょう。より多くの企業の目に留まるよう、プロフィールや自己PR文を丁寧に作り込むといった工夫もできます。
スカウト型就活サイトは視野を広げるきっかけにもなるため、11月の就活において有効な手段だといえるでしょう。
5.就活エージェントの紹介による求人
11月からの就活に不安を感じている方は、就活エージェントに求人を紹介してもらうのも方法の一つです。就活エージェントは希望条件をヒアリングしたうえで、適性もふまえて求人を紹介してくれるため、効率良く自分に合った企業に出会えます。
新卒向けに特化した就活エージェントのキャリアチケットは、選任のアドバイザーによるマンツーマンのサポートが特徴です。求人の紹介から選考対策まで一貫したサポートを行っており、11月の就活で焦りを感じている方でも安心して取り組めます。
キャリアチケットをはじめとするエージェントを利用すれば、効率良く納得のいく就職先を見つけられるでしょう。
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11月からの就活でよく聞かれる質問と回答例
11月からの就活では、春や夏と違って企業からの質問内容も少しずつ変化します。回答の内容によってはマイナスな印象を与える可能性があるため、事前に質問の傾向を把握し、回答の準備をしておきましょう。
11月の就活でよく聞かれる質問と回答例を紹介するので、ぜひ選考対策に役立ててください。
なぜ現在も就活を続けているのですか?
11月の就活では、面接で「なぜ今も就活を続けているのですか」と質問されるケースがあります。この質問は、すでに他者からの内定があるかどうかによって答え方が異なります。具体的な回答例は以下のとおりです。
内定がある場合の回答例
△△社から内定をいただいたあと、御社の△△製品に出会い、自分の価値観が大きく変わりました。経営理念の△△にも深く共感しております。
私の英語力を△△の分野で活かし、この製品を世界に広める一員として貢献したいと考え、御社を志望しました。
内定がない場合の回答例
春から夏までの就活では、自己分析が不十分でやりたいことが明確に定まらないまま選考に臨んでしまい、内定をいただくことができませんでした。その後、自分と向き合う時間を取り、△△分野で働きたいという意志が固まりました。
現在はこの思いを軸に企業選びを進めており、御社の事業内容に強く惹かれて志望しております。
なぜ春・夏採用で弊社を志望しなかったのですか?
採用担当者の中には、「志望度が高いのであれば、なぜ春・夏採用で弊社を志望しなかったのか」と疑問を持つ人もいます。
この質問に対する答え方の一例としてあげられるのが、「就活の軸が変わったこと」です。面接では自分の気持ちの変化を素直に伝えましょう。
回答例
春・夏の就活では、企業選びの軸として△△を重視していました。しかし、あらためて自己分析をやり直すなかで、自分にとって本当に大切にしたい価値観は△△であることに気づきました。
現在は、その気づきに基づいて企業選びを進めており、御社はその軸に最も合致していると感じています。だからこそ、今あらためて御社を志望しています。
状況別の就活の悩みと具体的な対処法については、「就活悩みあるある12選|よくある悩み・失敗談から学ぶ対処法もご紹介!」の記事もご覧ください。
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11月からの就活で内定獲得を目指すあなたへ
大学4年の11月時点で就職先が決まっていないと、「このまま卒業を迎えることになったらどうしよう」と不安や焦りを感じる方もいるでしょう。しかし、11月の就活事情を理解すれば、今からでも内定を目指せる十分なチャンスが残されていることが分かります。
最後まで諦めずに就活のやり方を見直してみると、結果に結びつく可能性が高まるでしょう。11月の就活において悩みや不安を抱えている方は、就職エージェントへの相談がおすすめです。
キャリアチケットでは、一人ひとりの状況に合わせてマンツーマンでサポートを行っています。求人の紹介だけではなく、エントリーシートの添削や面接対策など、内定獲得に向けたアドバイスも可能です。「このまま就活を続けていても内定がもらえるのか不安」と悩んでいる方は、ぜひ気軽にご相談ください。
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本記事の監修者
淺田真奈(あさだまな)
大学時代は接客のアルバイトを3つかけもちし、接客コンテストで全店1位になった経験をもつ。新卒では地方創生系の会社に入社をし、スイーツ専門店の立ち上げからマネジメントを経験。その後、レバレジーズへ中途入社。現在はキャリアチケットのアドバイザーとして、学生のキャリア支援で学生満足度年間1位と事業部のベストセールスを受賞し、リーダーとしてメンバーのマネジメントを行っている。