このページのまとめ
- インターンシップの志望動機では、目的意識の高さと論理的思考能力がチェックされる
- インターンシップの志望動機を書く前に、自己分析と企業研究を徹底しよう
- インターンシップの体験内容を絡めると、説得力のある志望動機に仕上がる
- 志望動機は「結論→根拠→目的」の順で分かりやすくまとめる
- 実体験のエピソードを入れ、アピール力のある志望動機を作ろう
「インターンシップの志望動機ってどう書くの?」とお困りの就活生は多いのではないでしょうか。
「就活に役立つから」「友達も参加したから」など、志望動機は人によってさまざまだと思います。
志望動機は思いついたまま書かず、効果的なポイントを押さえることが重要です。
このコラムでは、インターンシップの志望動機の書き方を例文つきで解説します。アピール力の高い志望動機を作り、採用担当者に好印象を与えましょう。
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インターンシップの志望動機でチェックされること
インターンシップの志望動機は、合否を左右する重要な項目です。下記で、採用担当者がチェックするポイントを確認しておきましょう。
目的意識の高さ
採用担当者は、エントリーシート(ES)の志望動機から、就活生の目的意識を確認しています。
目的意識が高い就活生は、能動的にプログラムに参加し、知識やスキルを吸収する可能性が高いです。モチベーション高く業務に取り組むため、企業は採用するメリットが大きいと考えるでしょう。
論理的に説明する力
インターンシップの志望動機から、論理的に説明する力がチェックされます。
自分の考えを分かりやすく伝えられる人は、インターンシップでの業務を円滑に進められる可能性が高いです。
志望動機は思いついたまま書くのではなく、情報を整理して相手に伝わる文章を意識しましょう。
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志望動機を書く前に押さえておきたい3つのポイント
インターンシップの志望動機を書く前に、取り組んでおきたいポイントがあります。下記で、就活生が押さえておきたいポイントを確認しておきましょう。
1.自己分析で自分のやりたいことを明確にする
インターンシップの志望動機を書く前に、自己分析で自分のやりたいことを明確にしましょう。
自分のやりたいことが分かっていないと、説得力のある志望動機は書けません。
過去に熱中したことや努力したことを振り返り、「なぜ熱中したのか?」「なぜ努力したか?」と「なぜ?」を繰り返して掘り下げるのがおすすめ。
モチベーションの源泉を探ることで、自分のやりたいことが明確になるでしょう。
2.企業研究を徹底する
応募先企業について理解を深め、「他社ではなく貴社を志望する理由」を明確にするのも重要です。
下記で、企業研究で調べておきたいポイントを確認しておきましょう。
・事業内容、扱う商品やサービス
・競合他社、業界内での立ち位置
・資本金、売上金、営業利益など事業規模
・BtoB(企業が企業にサービス売る)かBtoC(企業が消費者にサービス売る)か取引先の違い
・企業が求める人物像
企業研究は、企業の公式サイトを調べるのが一般的です。
業界についても広く浅く調べておくと、企業の仕組みを理解しやすくなるでしょう。
3.インターンシップの業務内容を把握する
説得力のある志望動機を書くには、インターンシップの業務内容を知っておく必要があります。インターンシップの募集内容をよく読み、下記のポイントを確認しておきましょう。
・インターンシップの業務内容の目的は何か
・インターンシップの内容はビジネスのどの工程に関わるか
・どのような顧客に向けて行う業務か
・インターンシップを通じて、どんなスキルや知識が習得できるか
・どのような学生にインターンシップに参加してほしいか
分からない場合は同業他社のインターンシップ情報を読み、推測するのがおすすめです。
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志望動機が浮かばないときは視点を変えて考えよう
志望動機が浮かばないときは、視点を変えて柔軟に考えましょう。
たとえば、なりたい職種をもとにインターンシップを選んだ場合は、「なぜこの仕事に就きたいのか?」を突き詰めて考えます。
インターンシップの参加事態が目的の場合は、「なぜ参加したいのか?」を考えると良いでしょう。
原因を探ると、興味を持ったきっかけとなったエピソードが見つかるはずです。
実体験とインターンシップの内容を絡めて説明すれば、アピール力の高い志望動機が仕上がるでしょう。
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インターンシップ志望動機の3つの構成
志望動機は、思いついたまま書かず、構成を意識するのが重要です。下記で、構成の流れを確認しておきましょう。
1.結論:インターンシップに応募した理由
最初に、「貴社を志望したのは〇〇だからです」とインターンシップに応募した理由を書きます。
結論を最初に書くことで、要点が明確になり、話が伝わりやすくなります。
ビジネスシーンでも必要な姿勢なので、この機会に「結論から話す」癖をつけましょう。
2.根拠:インターンシップに興味を持った背景
結論を述べたら、根拠としてインターンシップに興味を持った背景を書きます。
ただ「インターンシップで業務を体験したいから」と言っても、明確な根拠がないとやる気が感じられません。
根拠を述べるときは、学生時代の実体験を絡めて説明するのがポイント。実際のエピソードを入れることで、説得力のある志望動機に仕上がるでしょう。
3.目的、意気込み:インターンシップで学びたいこと
最後に、インターンシップを通じて学びたいことを書き、目的や意気込みをアピールします。
「実現のためにどう取り組むか」を併せて説明すると、採用担当者が働き方をイメージしやすくなるでしょう。
意気込みは、「企業が求める人物像」に合わせて書くのが効果的。求める人材であるとアピールすることで、採用するメリットが分かりやすくなります。
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職種別!インターンシップ志望動機3つの例文
インターンシップの志望動機は、要点を簡潔に分かりやすくまとめましょう。志望動機の例文は下記のとおりです。
1.例文:営業職
「営業職として一連の実務を体験したいと思い、貴社のインターンシップに応募しました。
私は3年間野球場でジュースの売り子のアルバイトをしており、売上トップ3の常連です。ただ闇雲に場内を回るのではなく、ターゲット層を見つけて無駄な動きを減らすことが売上アップにつながると感じています。このことから、自分の行動が売上に直結する、営業職に興味を持つようになりました。
貴社のセールスは、〇〇メーカー主催のセールスコンテストにおいて、毎年トップ10に入っています。貴社でインターンシップを体験し、「売れる人材」の分析力や営業力を実戦的に学んでいきたいです。
インターンシップで習得した知識と技術を活かし、将来的には稼げる営業として活躍したいと思っています。」
2.例文:エンジニア職
「貴社のゲームアプリ開発部でエンジニアとして働きたいと思い、インターンシップに応募しました。
私は趣味で育成ゲームアプリを作っています。開発まで1年かかりましたが、これまでに累計約3万ダウンロードされており、アプリストアで1位になった経験があります。
プログラミングは独学ですが、C言語やJava、Ruby、PHPの基本は理解しています。貴社のインターンシップで実戦的な技術を学び、プログラミングスキルを高めていきたいです。
また、担当部分の仕様設計から開発、実装、リリースまで任せてもらえるよう、学ぶだけでなく結果を残したいと思っています。
インターンシップを通じてゲーム開発・運用の実戦的なノウハウを習得し、将来的にはエンジニアとして活躍していきたいです。」
3.例文:クリエイティブ職
「貴社の運用メディアでデザイナー経験ができると知り、インターンシップに応募しました。
私は大学では演劇部に所属し、公演ごとにチラシや看板、SNS用の画像制作を担当してきました。SNSでの発信により、来場者数が通常時より30%アップした経験があります。
このことから、人を動かすデザインを作りたいと思うようになりました。貴社の恋愛メディアは月間100万PVを越え、目を引く画像がユーザーを誘導していると感じています。貴社のインターンシップでは、希望によっては企画からデザイン、編集、広報まで体験できると聞き、積極的に挑戦したいと考えています。インターンシップを通じて、人を動かすデザインのノウハウを学び、将来的にはデザイナーとして活躍していきたいです。」
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