就活のWebセミナーとは?種類やメリット・デメリットをご紹介

このページのまとめ

  • Webセミナーとは、動画配信形式で行われる就活セミナーのこと
  • Webセミナーの形式は、「録画」「ライブ配信」「参加型」の3種類がある
  • Webセミナーは会場への移動にかかるコストや労力を軽減できる
  • 就活生にとって気軽さがある反面、意識していないとただ聞き流してしまう可能性もある
  • Webセミナーも会場での就活イベントと同様、服装や遅刻はNG

就活のWebセミナーとは?種類やメリット・デメリットをご紹介のイメージ

就活イベントの中には、「Webセミナー」というものがあります。Webセミナーとは具体的にどのようなものなのか気になっている就活生もいるのではないでしょうか。
Webセミナーは、インターネットを介した動画配信形式で行われる就活セミナーのこと。Webセミナーの種類やメリット・デメリットを知り、興味があるものに参加してみましょう。

 

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Webセミナーとは?

Webセミナーとは、文字通り動画配信形式で行われる就活セミナーのことを指します。会場で開催される就活セミナーと同様、内容は企業・業界研究や就活ノウハウなど、就活に役立つ情報が主です。
Webセミナーには、企業がアップした動画を好きなタイミングで見られるものと、視聴に事前予約が必要なものがあります。
Webセミナーの詳しい配信形式については、下記をご覧ください。

主なWebセミナーの3つの形式

Webセミナーの主な形式は、以下の3つです。

1.録画

企業が録画した動画を、就活情報サイトや動画サイトなどにアップする形式です。アップ先のWebサイトに会員登録していれば予約は必要なく、自分の都合に合わせて場所や日時を問わず視聴できます。
ただし、録画済みの動画のため、ライブ配信や参加型と比較すると情報の鮮度はやや劣る可能性も。最新の情報を仕入れるというよりは、企業の概要や就活の基礎知識を知りたい場合に向いているといえるでしょう。

2.ライブ配信

ライブ配信はリアルタイム形式で実施されるため、あらかじめ日時が決まっています。就活や企業に関する最新の情報を確実に手に入れたい場合は、ライブ配信のWebセミナーへの参加がおすすめです。担当者とライブチャットでやり取りできるため、聞きたいことがあったら積極的に質問しましょう。
予約は必須の場合と、任意の場合があるようです。
ただし、予約が任意だと多くの人が見ることが予想されるため、混雑で動画が見づらくなったり、視聴に制限がかかったりする可能性も。予約をしておけば混雑時でも優先的に視聴できるため、安心です。

3.参加型

参加型は、カメラを利用した対面型のWebセミナーです。
担当者も就活生もお互い顔が見える状態で直接やり取りできる形式のため、会場で開催されるセミナーと同じような感覚で参加できます。
会場で開催するよりもコストや時間を節約できるため、近年はこの参加型が増加傾向にあるようです。担当者と直接対話して就活や企業への理解を深めたい場合は、参加型のセミナーを探してみると良いでしょう。

Webセミナーもメリットについては「Webセミナーは就活でどのように役立つ?メリットや注意点もご紹介」も参考にしてください。

 

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Webセミナーの3つのメリット

Webセミナーは場所を問わず参加できるため、忙しいときも効率的に就活に役立つ情報を入手したい方に向いています。
Webセミナーの詳しいメリットは下記で紹介しているので、参考にしてください。

1.遠方からも気軽に参加できる

Webセミナーは動画配信という性質上、遠方の企業が開催しているものでも気軽に参加できるのがメリットです。
会場で開催されているセミナーに遠方から出向く場合、行き帰りだけで大幅に時間を取られてしまいます。場合によっては交通費や食事代、宿泊費など、さまざまな諸費用が発生することも。
Webセミナーなら、自宅にインターネット環境があれば労力や費用をかけずに参加できます。

2.録画ならいつでも視聴できる

録画した動画を視聴する形式のセミナーなら、都合の良いタイミングでいつでも見返せます。
何かと忙しい就活中は、興味があるセミナーがあってもスケジュールの都合で参加を断念せざるを得ないこともあるでしょう。配信日時が決まっていない録画のWebセミナーなら、自分の都合に合わせて好きなときに視聴できます。
また、ライブ配信のWebセミナーを後でアップしている場合もあるため、都合が合わずにリアルタイムで視聴できなかった場合も安心です。

3.参加型以外はリラックスした状態で臨める

カメラを使用する参加型以外は相手にどう見られているか気にする必要がないため、リラックスした状態で臨めるのもメリットの1つです。
録画やチャットメインのライブ配信なら自分の様子を相手に見られないので、部屋の掃除が行き届いていなかったり、服装が普段着だったりしても悪い印象を抱かれる心配はありません。また、視聴中におやつやジュースなどの小休憩を挟むことも可能です。
そのため、プレッシャーを感じやすい人や、人目を気にしやすい人の場合は、Webセミナーの参加も検討すると良いでしょう。

Web面接のマナーについては「Web面接ってどうやるの?就活生が知っておくべきマナーや注意点」も参考にしてください。

 

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Webセミナーの3つのデメリット

Webセミナーには動画配信ならではのメリットがある反面、デメリットもあります。下記で紹介するデメリットに注意し、有意義な体験をしましょう。

1.企業の雰囲気が伝わりづらい

企業が単独で主催するWebセミナーの場合、会場と比べると会社の雰囲気が伝わりづらいのが大きなデメリットです。
会場に直接出向けば働いている人の話を聞けるだけでなく、その企業が持っている雰囲気を細かい部分まで知ることができます。
一方、Webセミナーだと画面越しで説明を聞くことになるため、映っている範囲の情報しか得られません。
Webセミナーはあくまで有益な情報を得るための手段と考え、興味がある企業には積極的に足を運びましょう。

2.流し見してしまう可能性がある

Webセミナーは時間や場所を気にせず視聴できるという気軽さがある反面、意識して見ていないと流し見してしまう可能性もあります。
会場なら企業に与える印象も気にするので、おのずと「きちんと話を聞かなければ」という意識が働くでしょう。
しかし、Webセミナーは参加型以外だと相手の目を気にする必要がなく、聞き逃した部分があっても後で見返せるため、油断しているとただ動画を眺めるだけになってしまう可能性も。
せっかくセミナーに参加した時間を無駄にしないよう、Webでも「説明をきちんと聞く」ということを意識しましょう。

3.録画だと質問ができない

録画だと動画を見て一方的に説明を聞くだけなので、質問ができないというデメリットも。
ライブ配信ならチャット、参加型なら対面で担当者とやり取りできますが、録画は動画で言及された情報しか知るこができません。
スケジュールがどうしても合わせられないとき以外は、なるべくライブ配信や参加型のWebセミナーのほうが良いでしょう。

 

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Webセミナーに参加する際の3つのマナー

Webセミナーに参加する際に知っておきたい3つのマナーを紹介します。「Webだから」と軽く考えず、意欲的な姿勢を示しましょう。

1.参加型の場合は身だしなみや余計な映り込みに注意

参加型はカメラを使用した対面形式のため、身だしなみや余計な映り込みに注意しましょう。
普段の就活と同様、髪型や服装はビジネスの場にふさわしい清潔感を大切にしてください。企業から服装の指定がなければ、スーツで参加するのが無難です。
また、せっかく身だしなみを整えていても、カメラの映像に余計なものが写り込んでいたり、部屋が汚かったりするとマイナスポイントとなってしまいます。当日までに部屋の掃除や片づけを済ませておきましょう。

2.予約制の場合は欠席するならキャンセルの手続きをする

予約制のWebセミナーの場合、欠席するときはきちんとキャンセルの手続きをしましょう。
前日までに欠席が決まったのであれば、Web上でキャンセルできることもあります。当日に体調不良などのやむを得ない事情で欠席することになった場合は、担当者に電話で連絡を入れましょう。その際に、丁寧に謝罪をすることも忘れないでください。

3.Webセミナーであっても遅刻は厳禁

録画以外、Webセミナーであっても遅刻は厳禁です。遅れて参加すると相手にマイナスな印象を与えてしまうため、時間厳守を前提に行動しましょう。
万が一遅刻してしまいそうな場合はその時点で担当者に電話で連絡を入れ、遅れる理由と参加予定の時刻を述べたうえで、途中参加も可能か確認を取りましょう。

 

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本記事の監修者

淺田真奈(あさだまな)

大学時代は接客のアルバイトを3つかけもちし、接客コンテストで全店1位になった経験をもつ。新卒では地方創生系の会社に入社をし、スイーツ専門店の立ち上げからマネジメントを経験。その後、レバレジーズへ中途入社。現在はキャリアチケットのアドバイザーとして、学生のキャリア支援で学生満足度年間1位と事業部のベストセールスを受賞し、リーダーとしてメンバーのマネジメントを行っている。

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