このページのまとめ
- 自己PR動画は、視覚情報で面接官に自分の強みをアピールできるチャンス
- 自己PR動画は伝えたいことを絞り、具体的なエピソードで説得力を高めるのがおすすめ
- 自己PR動画では、対面の面接以上に明るくハキハキと話すことが大切

「自己PR動画の撮影はどうするの?」「何を意識すれば良いかわからない」と悩む学生は多いでしょう。自己PR動画では、限られた時間で視覚情報を含めていかに自分の魅力をアピールできるかが鍵を握ります。
この記事では、面接官の印象に残る自己PR動画を作るポイントや撮り方のコツを解説。制限時間別の例文も紹介しているので、選考を突破したい人はぜひ参考にしてください。
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- 自己PR動画は視覚情報で企業にアピールするチャンス
- 自己PR動画で企業が重視している点
- 会社の社風や理念と合う人柄かどうか
- 時間内に内容をまとめられているか
- わかりやすくアピールできているか
- 入社への志望度や熱意が伝わるか
- 自己PR動画の作り方5ステップ
- 1.原稿を作成する
- 2.原稿を読んで練習する
- 3.撮影場所の環境を整える
- 4.自己PR動画を撮影する
- 5.動画を確認して企業に提出する
- 自己PR動画で印象に残る内容を作る5つのポイント
- 1.伝えたいことを「一つ」に絞り込む
- 2.企業に合わせた内容にする
- 3.自分の強みから伝える
- 4.具体的なエピソードで説得力を高める
- 5.「仕事にどう活かすか」が明確にする
- 【時間制限別】自己PR動画の文字数と例文
- 【30秒】120~150字程度
- 【1分】300字程度
- 【2分】600字程度
- 【3分】1,000字程度
- 自己PR動画で企業に好印象を与える5つの方法
- 1.明るい声と笑顔を意識する
- 2.カメラのレンズに目線を合わせて話す
- 3.背筋を伸ばして撮影する
- 4.意識的にゆっくりハキハキと話す
- 5.髪型や服装など身だしなみを整える
- 自己PR動画をきれいに撮るためのコツ
- 照明に気を配る
- 背景は白または明るいグレーにする
- 構図は胸または腰から上にする
- カメラの向きは横向きで撮影する
- 一度撮影して画角や明るさを確認する
- 自己PR動画の撮影に役立つ小道具
- 三脚
- 撮影用ライト
- 外付けマイク
- タイマー
- フリップボート
- 実績を証明するもの
- エピソードに関連するもの
- 【状況別】自己PR動画の撮影時に適切な服装
- 企業の指定がある場合はそれに従う
- 企業の指定がない場合はスーツが基本
- 自己PR動画を撮影する際の注意点
- 企業が指定した制限時間をオ-バーしない
- カンニングペーパーを見ながら話さない
- 嘘の内容を伝えない
- 自己PR動画を提出する際の注意点
- 動画編集や加工は行わない
- 指定されたフォーマットで提出する
- ファイルサイズを確認する
- わかりやすいファイル名にする
- 自己PR動画のセルフチェックリスト15選
- 自己PR動画の作り方に悩んでいるあなたへ
- 自己PR動画の作り方に悩んでいるあなたへ
- 就活の自己PR動画に関するよくある質問
- Q.自己PR動画と自己紹介動画の違いは?
- Q.自己PR動画は面白くしてエンタメ性をもたせるべき?
- Q.自己PR動画を撮影するときは「座る」「立つ」どっちがいい?
- Q.自己PR動画はパソコンとスマホどちらで撮影する?
自己PR動画は視覚情報で企業にアピールするチャンス
ES(エントリーシート)や履歴書だけでは、学生の熱意や個性を見極めるのは難しいのが現状でした。書類選考だけではわからない部分を評価できるため、近年では自己PR動画を積極的に選考で使用する企業が増えてきました。
自己PR動画は応募者が自分の言葉で語る姿を通じて、書面ではわからない話し方のトーンや表情、雰囲気といった言葉以外の魅力をチェックできます。「うちの社風に合いそう」といったマッチ度を確認しやすくなり、評価の精度がアップすることで採用活動をよりスムーズに進められるようになるでしょう。
今後動画を活用した選考はさらに増えると予想されます。自己PR動画は、自ら撮影環境を整えて録画・提出する点でWeb面接とは異なるため、画質や音質といった技術面も含めてしっかり準備をすることが大切です。画面の向こうで映像を見る採用担当者の方へ、伝えたいメッセージがしっかりと届くように工夫してアピールしましょう。
「エントリームービーの対策方法を知ろう!撮り方のコツや服装マナーを解説」の記事でも、自己PR動画について解説しているので、あわせてチェックしてみてください。
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自己PR動画で企業が重視している点
自己PR動画を作成する前に、企業が重視している点を確認しておきましょう。企業が確認するポイントを意図的に押さえて動画を制作することで、単なる情報伝達手段ではなく、ライバルと差をつける決定的なアピールツールとなります。選考通過の確率が上がる可能性があるため、以下チェックし、選考突破を目指しましょう。
会社の社風や理念と合う人柄かどうか
企業は、自己PR動画で応募者の人柄が自社の社風や企業理念と合っているかどうかを重視しています。なぜなら、どんなに優秀な人材であっても、組織の文化に馴染めなければ早期離職や生産性の低下につながる可能性があるからです。
応募者がどのような雰囲気をもっているか、入社後にチームの一員として協力して働けそうかを判断する材料として、動画で表現される表情や話し方、振る舞いを見ています。自己PR動画を作成する際は、企業が求める人物像を意識し、それにつながるエピソードや考え方を盛り込むと効果的にアピールできるでしょう。
時間内に内容をまとめられているか
自己PR動画は、決められた時間内に的確に内容をまとめる力を確認しています。就活で動画提出を求められる際は、「30秒」「1分」「3分」といった具体的な時間を指定されているのが一般的です。
これは単なる目安ではなく、指示どおりに行動できるか、情報を整理して話せるかといったビジネスに直結するスキルを見ています。規定時間を守れていない動画を提出したからといって、それが直接の不採用理由になるわけではありませんが、話が長過ぎたり要点がまとまらなかったりすると評価が下がりやすくなるでしょう。
限られた時間を有効に使って、自分の魅力をコンパクトに伝える準備をすることが大切です。
わかりやすくアピールできているか
自己PR動画では、内容のわかりやすさ、伝え方の工夫が評価されます。ビジネス社会では、情報を正確に、かつ簡潔に伝えるスキルが求められるためです。そのため、ただ自分の情報を羅列するだけでなく、聞き手に納得感を与える「伝える力」があるかどうかも重要な選考基準となるでしょう。
自己PR動画は、視聴する面接官に一度で内容が伝わることが必要です。動画の編集に凝りすぎる必要はありませんが、伝えたいメッセージがぼやけないように、わかりやすくアピールする方法を工夫しましょう。
入社への志望度や熱意が伝わるか
志望度や熱意が伝わっているかどうかも、自己PR動画での重要な評価ポイントの一つです。入社への志望度が低い人を採用すると、モチベーションの維持が難しくなるため早期退職につながる可能性があります。そのため、企業は、志望度が高く、積極的に業務に取り組み、長期的に活躍してくれる人かどうかを確認したいと考えるでしょう。
単に「入社したい」と伝えるだけでなく、その企業でなければならない理由や、入社後に実現したい目標を明確に述べるのがおすすめです。
自己PRで企業がみているポイントは、「自己PRとは?企業が求める理由や回答のポイント・例文を紹介」の記事でも解説しているのでチェックしてみてください。
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自己PR動画の作り方5ステップ
自己PR動画は個性を企業に直接アピールできるおすすめのツールです。しかし、初めて動画を作成する新卒の就活生にとって、作り方がわからない方もいるでしょう。
自己PR動画を効果的に作成するためには、計画的かつ段階的に進めることが重要です。ここからは、内定につながる自己PR動画の作り方を5つのステップに分けて詳しく解説します。
1.原稿を作成する
自己PR動画の作り方の最初のステップは、原稿を作成することです。「何をどの順序で話すか」を事前に整理し、文字に起こしておくことで、伝えたいメッセージに一貫性が生まれ、論理的なアピールが可能になります。
原稿を作成する際の主なメリットは、以下のとおりです。
・話す内容のブレを防ぎ、わかりやすくなる
・伝えたい主張と根拠が明確になる
作成時には、まず動画全体の構成を決めてから、伝えたい内容を書き出します。採用担当者の興味を引きつけやすくするために、冒頭で自分の主な強みや熱意を簡潔に述べましょう。
また、動画の原稿を作成する際は、入念な自己分析を行うことが重要です。自己分析で自己理解を深めておけば、企業の求める人材像に合った強みを効率的にアピールできるでしょう。
自己分析を効率的に行う方法については、「自己分析とは?就活におすすめの簡単なやり方10選や活用例を解説」の記事でも紹介しているので参考にしてみてください。
2.原稿を読んで練習する
自己PR動画の原稿が完成したら、声に出して練習しましょう。文章上では気にならなくとも、声に出して読んでみると、言いづらい表現や違和感のある言い回しなどが見つかる場合もあります。音読練習を通して、以下の事項に注意しながら発表の練習をしましょう。
・棒読みにならないようにする
・鏡の前などで、身振り手振りもつける
撮影を開始すると想像以上に緊張することもあるので、事前に何回か音読練習をしてから撮るのがおすすめです。
3.撮影場所の環境を整える
話す内容がまとまったら、撮影場所の環境を整えましょう。背景がごちゃごちゃしていたり、暗すぎたりすると、企業にマイナスの印象を与えて「真剣に取り組んでいないのでは」「志望度が低い」とネガティブな印象を与える可能性があります。
自己PR動画の本気度は撮影環境からも伝わるため、採用担当者に評価されるよう丁寧に準備をすることが大切です。あらかじめ、どこで撮るか、どの角度が良いかなど具体的に決めておくのをおすすめします。撮影環境の整え方も後述しているので、細部にも注意を払い、少しでも好印象を与えられるように工夫しましょう。
4.自己PR動画を撮影する
撮影環境の用意ができたら、自己PR動画を撮影します。本番では、練習の成果を発揮し、自信を持ってアピールしましょう。
撮影中に意識したい点は、以下のとおりです。
・熱意が伝わるよう、いつもより少し大きめの声で、はっきりとした口調で話す
・明るく、前向きな人柄が伝わるように笑顔を意識する
自己PR動画は、失敗しても撮り直しができるのがメリットです。完璧を求めすぎず、多少の間違いは気にせずに、まずは最後まで撮り切ることを優先しましょう。
5.動画を確認して企業に提出する
撮影が完了したら、最後のステップは動画を確認して企業に提出することです。提出前に必ず、自分で動画を視聴し、企業側の視点で最終チェックを行いましょう。
チェックすべき主な点は、以下のとおりです。
・内容主張がわかりやすく、企業への熱意が伝わるか
・音割れやノイズはないか
・顔が暗く写っていないか
・企業が指定するファイル形式や容量になっているか
企業によって提出用の動画フォーマットが指定されていたり就活サイトにアップロードしたりするなど、方法が異なるので必ず確認しましょう。
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自己PR動画で印象に残る内容を作る5つのポイント
自己PR動画で高い評価を得るためには、構成や内容にいくつかの重要なポイントがあります。特に意識すべきポイントは以下の5点です。
・企業に合わせた内容にする
・自分の強みから伝える
・具体的なエピソードで説得力を高める
・「仕事にどう活かすか」が明確にする
これらのポイントを押さえることで、ほかの就活生と差をつけ、選考を有利に進められるでしょう。
1.伝えたいことを「一つ」に絞り込む
自己PR動画で印象に残る内容を作るときは、伝えたいことを「一つ」に絞り込むことが大切です。動画は時間に限りがあるため、あれもこれもと情報を詰め込みすぎると、結局何が言いたかったのかがぼやけてしまい、採用担当者の記憶に残りにくくなります。
たくさんの情報を盛り込むよりも、一つの強みにフォーカスし、深掘りしたほうが、自分の人間性やポテンシャルを伝えるうえで効果的です。複数の強みがある場合でも、一つを軸にし、ほかの強みは軸となる強みを裏付けるエピソードのなかで軽く触れる程度に留めましょう。
自己PRで強みを効果的に伝える方法は、「自己PRで強みを伝える例文25選!アピールする際のポイントと一覧も紹介」の記事も参考にしてみてください。
2.企業に合わせた内容にする
自己PR動画の内容は、応募する企業の企業理念や事業内容に合わせて作成しましょう。企業が求める人物像と自身の強みが一致していると、採用担当者は「入社後に活躍してくれそうだ」と感じ、印象がアップしやすくなります。
企業が求める人物像を知るには、企業研究がおすすめです。企業のWebサイトや採用情報、IR情報などをしっかり読み込み、企業が何を大切にしているのかを動画を作成する前に理解しておきましょう。
企業研究の方法は、「企業研究とは?目的や手順を解説!ポイントを押さえて就職成功を目指そう!」で解説しています。
3.自分の強みから伝える
自分の強みから伝えることも、自己PR動画で印象に残る内容を作るうえで大切なポイントの一つです。結論を先に伝えることで、聞き手は「この動画は何について話しているのか」を理解したうえで視聴できます。
最初に強みを述べたあと、その強みが発揮された具体的なエピソードを説明すると、論理的でわかりやすい構成になるでしょう。その結果「話が論理的でわかりやすい」「要点を整理する能力が高い」といった印象を与え、評価される可能性が高まります。
4.具体的なエピソードで説得力を高める
自己PR動画で印象に残る内容にするには、具体的なエピソードを盛り込んで説得力を高めましょう。ただ「明るいです」「頑張れます」といった抽象的な表現だけでは、ほかの就活生と差別化できません。
たとえば、「継続力」をアピールすると決めたら、「大学2年生から1年間、宅地建物取引士の資格取得に向け、毎日欠かさず2時間の学習を継続し、一発合格を達成しました」のように伝えましょう。「いつ、何を、どれくらいの期間、どのように行い、どんな結果(成果・学び)を得たか」 を具体的に話すことで、聞いている人があなたの「継続力」をイメージしやすくなり、自己PR動画の説得力と印象が格段に向上します。
5.「仕事にどう活かすか」が明確にする
動画の締めくくりとして、アピールした強みや経験を「入社後にどう活かし、貢献できるか」を明確に伝えましょう。採用担当者は、応募者の過去にどのような経験をしたのかを知りたいわけではありません。企業が知りたいのは、過去の経験を将来の仕事にどうつなげたいと考えているかという点です。
単に「頑張ります」と意気込みを伝えるだけでなく、具体的な職種や貢献内容と結びつけることで、採用担当者に入社意欲の高さと即戦力性をアピールできるでしょう。
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【時間制限別】自己PR動画の文字数と例文
自己PR動画を作成する際は、指定された時間制限内で、内容を効果的に伝えるために文字数と時間配分の目安を知っておくことが重要です。企業が設定する時間制限はさまざまですが、目安を知っておくことで、事前に準備がしやすくなるでしょう。
自己PR動画の時間配分を検討する際は、以下の項目にそれぞれ必要な時間を割り当てるのがポイントです。
・自分の強み
・強みの根拠となるエピソード
・業務での強みの活かし方
・終わりの挨拶
自己PR動画の適切な文字数は、話すスピードによって異なりますが、一般的に「1分間に300字程度」が聞き取りやすいと言われています。この目安をもとに、それぞれの時間制限に合わせた文字数と、動画内での時間配分の構成案を紹介します。
【30秒】120~150字程度
30秒の自己PR動画の場合、文字数の目安は約120~150字程度となります。「結論ファースト」で最も伝えたいことを簡潔にまとめ、インパクトを残すことが大切です。30秒で自己PR動画を作成する場合は、以下の内容と時間配分を目安にしましょう。
| 内容 | 時間配分 | 文字数の目安 |
| はじめの挨拶と自己紹介 | 5秒 | 20~25字 |
| 自分の強み | 5秒 | 20~25字 |
| 強みの根拠となるエピソード | 10秒 | 40~50字 |
| 業務での強みの活かし方と終わりの挨拶 | 10秒 | 40~50字 |
30秒で話せる文字数は約120~150文字程度になるため、各項目をよりコンパクトにまとめる必要があります。特に、聞き手に伝わりやすくするために、150文字を超えないよう意識しましょう。慌ただしい印象にならないようにするためにも、自分の強みをアピールすることを最優先にして、削れる内容はできる限りカットするのがおすすめです。
△△大学の△△△△と申します。
私の強みは、コミュニケーション能力です。雑貨屋のアルバイトでは、商品を探しているお客さまに積極的に声かけをし、ニーズにあった商品をご案内していました。その結果、お客さまに対する満足度アンケートで1位を獲得し、半年間継続できています。
御社でもコミュニケーション能力を発揮し、お客さまのニーズに応えた販売業務を行いたいと考えております。ありがとうございました。【1分】300字程度
1分の自己PR動画は、結論となる自分の強みから話し始め、拠となるエピソードを最もコンパクトかつ具体的に伝えるための時間です。文字数の目安は300字程度になります。
聞き取りやすさを考慮すると、文字数の目安は250字から300字程度、250字前後を目安にするのが望ましいでしょう。1分の場合は、以下の時間配分で台本を作成してみてください。
| 内容 | 時間配分 | 文字数の目安 |
| はじめの挨拶と自己紹介 | 5秒 | 約25文字 |
| 自分の強み | 5秒 | 約25文字 |
| 強みの根拠となるエピソード | 25秒 | 約150文字 |
| 業務での強みの活かし方 | 15秒 | 約75文字 |
| 終わりの挨拶 | 10秒 | 約25文字 |
1分の場合は約250~300文字話せるため、10秒あたり約40〜50文字が目安になります。最も重要なエピソード部分に全体の約半分の時間を割き、強みと活かし方を明確に伝える構造にすることで、論理的で説得力のある内容を伝えられるでしょう。
はじめまして、△△大学の△△△△と申します。
私の強みは、提案力と実行力があることです。大学では学内新聞のサークルに所属しておりました。発行部数の伸び悩みから紙面の変更などを提案し、企画リーダーとして実行に携わった経験があります。
具体的には、新聞のサイズを持ち運びしやすいB4タブロイド版にし、地域のお店に紙面への取材記事掲載とクーポン添付の許可をもらいました。改変後の新聞は発行後すぐになくなるようになり、500部だった発行部数が1500部へと増えました。
この経験から、課題に対する「なぜ?」を掘り下げ、形にする提案力と最後までやり抜く実行力の大切さを学びました。御社におきましても、新規顧客の開拓に精力的に取り組み、売上アップに貢献したいと考えております。ありがとうございました。1分間の自己PRを作成するコツは、「自己PRを1分間でまとめよう!強みを面接で話すコツや内容の作成方法を解説」を参考にしてみてください。
【2分】600字程度
自己PRの内容をより詳細に、そして入社後の意欲まで伝えられます。文字数の目安は約550字〜600字程度で、話すスピードを考慮すると2分で600文字程度が上限です。
業務での強みの活かし方では、企業理念や事業内容に触れつつ、「自分の強み」が具体的な業務シーンでどのように貢献できるかを述べると、熱意と具体性がより伝わるでしょう
約2分程度の口頭での自己PR(面接など)を想定した構成は、以下のとおりです。
| 内容 | 時間配分 | 文字数の目安 |
| はじめの挨拶と自己紹介 | 10秒 | 約50文字 |
| 自分の強み | 10秒 | 約50文字 |
| 強みの根拠となるエピソード | 60秒 | 約300文字 |
| 業務での強みの活かし方 | 20秒 | 約80文字 |
| 終わりの挨拶 | 10秒 | 約20文字 |
「強みの根拠となるエピソード」と「業務での強みの活かし方」に全体の約半分の時間を割くことで、エピソードの「行動」と「結果・学び」を深掘りして伝えられます。これにより、2分という時間設定で、バランス良く説得力のある自己PRを構成できるでしょう。
△△大学の△△△△と申します。私の強みは、真摯な傾聴力と、それによって多様なメンバーを巻き込み目標を達成するチームマネジメント力です。
以前、アルバイト先のカフェで新人スタッフの離職率が高いという課題がありました。私はまず、新人や先輩スタッフ双方の意見を丁寧に聞き取り、離職原因を調査しました。その結果、教育内容に個人差があることが主な原因だと特定しました。そこで、私はヒアリングで得た共通認識に基づき、OJT手順を明確化した教育マニュアルを作成・導入しました。
そして、最も注力したのがチームをまとめるプロセスです。マニュアル作成後、運用担当となる先輩スタッフ一人ひとりにその目的と効果を丁寧に説明し、現場での意見を再度反映させることで、「自分たちのルール」として受け入れてもらう体制を築きました。その結果、この新しい教育制度はスムーズに定着し、半年間で新人スタッフの離職率を半減させることができました。
この経験を通じて、人の意見に耳を傾けることが、組織全体を一つの方向に導く最大のメリットだと学びました。御社が掲げるチームワーク重視の社風において、この傾聴力とチームをまとめる力を活かし、部署内の連携を円滑にし、目標達成に貢献できるよう尽力いたします。よろしくお願いいたします。【3分】1,000字程度
3分の自己PR動画では、自己PRだけでなく、志望動機や入社後の貢献イメージなど多面的なアピールが可能になります。文字数の目安は1,000字程度です。この長さでは、話す内容を細かく区切り、場面転換を意識した時間配分にすると、聞いている側が内容を理解しやすくなります。
自己PR動画の作成にあたっては、以下の構成案がおすすめです。
| 内容 | 時間配分 | 文字数の目安 |
| はじめの挨拶と自己紹介 | 10秒 | 約50文字 |
| 自分の強み | 10秒 | 約50文字 |
| 強みの根拠となるエピソード | 60秒 | 約300文字 |
| 志望動機 | 40秒 | 約200文字 |
| 業務での強みの活かし方 | 20秒 | 約80文字 |
| 入社後の貢献イメージ | 30秒 | 約150文字 |
| 終わりの挨拶 | 10秒 | 約20文字 |
3分という比較的長い尺を活かし、「なぜこの会社でなければならないのか」という志望動機や企業研究の深さを盛り込むことで、採用担当者へ強い印象を残しやすくなります。入社後の活躍イメージを具体的に伝えれば、採用担当者から評価される可能性があるでしょう。
△△大学の△△△△と申します。私の強みは、新しいことへの挑戦を恐れない探求心と実行力です。
私は、大学時代に地域活性化プロジェクトに参加し、地元の特産品をPRするWebサイト立ち上げに挑戦しました。専門知識がなかったため、最初は失敗続きでしたが、外部の勉強会に参加し、プログラミングやマーケティングの知識を独学で身につけました。特に、商品写真の撮影からWebサイトのコーディング、SNSでの情報発信まで、すべてを一人で行いました。
この過程で、計画通りに進まない困難にも直面しましたが、「必ずやり遂げる」という強い意志をもって、試行錯誤を繰り返しました。たとえば、アクセス数を伸ばすために、ターゲット層のニーズを分析し、コンテンツの方向性を3回変更しました。
その結果、立ち上げから1年でWebサイトへのアクセス数が前年比150%を達成し、特産品の売上向上に貢献することができました。この経験から、目標達成のために自ら学び、実行に移す力が身についたと確信しています。
また、データに基づいたPDCAサイクルを回すことの重要性も学びました。御社が常に新しい技術に挑戦し続ける姿勢に強く共感しています。私のこの探求心と実行力で、御社の新規事業の立ち上げやサービスの改善に貢献し、企業の成長につながるよう全力で取り組みます。よろしくお願いいたします。3分で自己PRを伝えるポイントは、「自己PRを3分で伝えるポイントは?評価されるコツや例文も紹介!」を参考にしてみてください。
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自己PR動画で企業に好印象を与える5つの方法
自己PR動画で企業から評価されるには、完璧な内容を伝えるだけでは難しいでしょう。動画は、対面より熱意が伝わりにくい特性があるためです。表情や話し方など、少し意識をするだけで好印象を与えやすくなるでしょう。以下で、自己PR動画で企業に好印象を与える方法を5つ解説するので、実践するときの参考にしてみてください。
1.明るい声と笑顔を意識する
自己PR動画で企業に好印象を与えるために、撮影するときは明るい声と笑顔を意識してみましょう。画面越しでは、実際よりも表情が硬く、声も小さく聞こえることが。そのため、いつもどおりのテンションでは「元気がない」「暗い」と誤解されることもあります。
自己PR動画では、普段よりもワントーン明るい声と笑顔を意識するだけで、印象アップにつながるでしょう。口角をしっかり上げ、少し明るめの声で話すだけで、画面越しでも明るく親しみやすい印象を与えられます。
自己PR内容が良くても、伝え方で損してしまうのはもったいありません。表情を意識して撮影することで、「この人と一緒に働きたい」と思ってもらえる可能性が高まるでしょう。
2.カメラのレンズに目線を合わせて話す
自己PR動画を撮影するときは、カメラのレンズを見ながら話しましょう。目線がキョロキョロしていたり、原稿を見て下を向いていたりすると、「自信がなさそう」「準備不足」などマイナスな印象を与えかねません。面接官は、話の内容だけではなく話しているときの目線や態度も見ています。
カメラのレンズに目線を合わせて話すことで、「この人は自分の言葉で伝えている」「堂々としていて頼もしい」と感じてもらえるでしょう。さらに、強調したいポイントで軽く手を動かすなど、自然なジェスチャーを加えると、話に抑揚が出て印象に残りやすくなります。
カメラ目線は、熱意をダイレクトに伝える手段です。レンズをしっかり見て、堂々とした印象を残しましょう。
3.背筋を伸ばして撮影する
自己PR動画では、背筋をしっかり伸ばした姿勢で話すことが大切です。猫背やリラックスし過ぎた姿勢で話すと、「どうしてもだらしない」「やる気がなさそう」といった印象を与える可能性があります。
画面越しのコミュニケーションでは、表情や姿勢といった視覚的な情報が話し手の熱意や意欲を伝える重要な要素です。姿勢の良さを意識することで、プロフェッショナルな印象や自信を伝えられるでしょう。
自宅で撮影するときは、柔らかいソファやベッドなどではなく、背もたれがしっかりした椅子を使うのがおすすめです。また、あごを少し引いて正面を見て話すことで、知的で誠実な印象になります。就活写真を撮るときの姿勢を参考にすると、動画を通じてプロフェッショナルな印象や自信が伝わりやすくなるでしょう。
4.意識的にゆっくりハキハキと話す
自己PR動画では、普段よりもゆっくり・ハキハキと話すことが、内容を正確に伝えるためのコツです。時間が限られていると、焦りから早口になる傾向があります。しかし、早口だと内容が伝わりづらくなり、印象にも残りません。
話すテンポや声の明瞭さは、視聴者である面接官にとって理解しやすいかどうかに直結します。焦らず、落ち着いて、ゆっくりとハキハキ話し、「聞き取りやすい」と感じられれば、「プレゼン力がある」「論理的思考力をもっている」と評価につながる可能性があるでしょう。
理想は、「多少ゆっくり過ぎるかな?」と感じるくらいのペースです。文字数を調整して、自分にとって話しやすく、聞き手にとって聞き取りやすいリズムを見つけましょう。
また、「えー」「あのー」などのフィラーワード(つなぎ言葉)を減らす意識をすると、よりスマートな印象になります。フィラーワードを言う代わりに、意図的に「間(ま)」を取ることで、次の言葉を考えつつ、聞き手にも内容を整理する時間を与えられるでしょう。
自己PR動画は何度も撮り直しが可能なので、スマホで試し撮りしながら、自分の話し方を確認してみるのがおすすめです。
「自己PRのポイントをつかむ!企業が学生に求めることは?」の記事では、自己PRを効果的にアピールできるポイントをご紹介しているので、こちらもあわせて参考にしてください。
5.髪型や服装など身だしなみを整える
自己PR動画の撮影する際も、対面面接同様に、髪型や服装など身だしなみを整えましょう。新卒の就職活動における動画審査では、清潔感が重要視されます。
シワのないスーツを着用したり、寝癖を直したりするなど、対面面接と同じくらいの意識で準備をしてください。身だしなみが整っていることは、企業への入社意欲や真剣さをもっていることの裏付けになります。
また、背景に生活感のあるものが映り込まないようにするなど、撮影環境にも注意を払うようにしましょう。
面接で好印象を与える身だしなみは「面接で避けるべき服装とは?好印象を与えるためのポイント」の記事で解説いています。
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自己PR動画をきれいに撮るためのコツ
自己RP動画を撮影するにあたり、服装や内容のほかに、「撮影方法で気をつけることがわからない」「どんな場所で撮るのが適切なのか」と悩む方もいるでしょう。撮影環境を整えたうえで好印象を残せる話し方を実践すれば、より魅力的に強みをアピールできます。
ここでは、自己PR動画を撮影する際のコツを5つ紹介するので参考にしてみてください。
照明に気を配る
自己PR動画を撮影するときは、室内の明るさにも配慮しましょう。撮影の場所は、背景がシンプルで生活感が少なく、光の調整がしやすい部屋やリビングルームなどがおすすめです。
自然光がある日中に撮影すると顔を明るく、柔らかく照らしてくれるので、顔に影ができにくく、明るい印象になりやすいでしょう。
窓を被写体の正面(カメラとは反対側)、または斜め前にする位置で撮影すると、自然光を最大限に活かせます。ただし、光が強すぎると顔が白飛びしてしまう場合があるため、レースのカーテンなどで光を和らげると良いでしょう。
光が足りない場合は、リングライトやLEDライトなどの撮影機器専用のライトを併用したり、膝の上に白い用紙や白い布を載せて、レフ版代わりに使用するのも方法の一つです。光を反射させてくれるので、顔色が明るく映り、好印象につながります。
レフ版は、カメラに映らない位置で、顔の正面下(顎の下から胸の上)や顔の横など、影を消したい部分に光が当たるように調整すると効果的です。
また、夜間の撮影は光量が不足するため、手ブレやノイズが発生し、鮮明な画像を撮ることが難しくなるので、やむを得ない事情がない限り避けましょう。
背景は白または明るいグレーにする
自己PR動画を撮影する際の背景は、白または明るいグレーにするのがおすすめです。白または明るいグレーを背景にすると清潔感を演出でき、人物が引き立ちやすくなるでしょう。また、明るい背景は光を反射し、表情をより明るく見せる効果も期待できます。
逆に、カーテンやポスター、雑多な収納家具などが背景に映り込むと、悪目立ちしたり暗く見えたりするため気をつけてください。
室内に白や明るいグレーの背景がない場合は、模造紙を貼って環境を用意します。ほかにも、大学の教室やレンタルスペースなどを活用するのもおすすめです。
構図は胸または腰から上にする
動画を撮影する際の画角や構図は、胸元まで映るバストショットか腰まで映るミディアムショットにしましょう。
バストショットはカメラとの距離が近いため表情を見せやすく、笑顔で撮影できると印象アップにつながります。ミディアムショットは身体の動きも映せるため、フリップや小道具を使う演出が効果的です。
動画の原稿を作成する際、どのような内容にしてアピールしたいか考え、目的に合わせて適切な構図を選びましょう。たとえば、話し手の感情や親近感を伝えたい場合は、表情が強調できるバストショットを選び、全身を使ったジェスチャーや小道具による情報を伝えたい場合は、動きが映せるミディアムショットを選ぶといった具合です。
目的に応じて最適な構図を選択することが、視聴者にメッセージを効果的に伝え、動画の質を高めるカギとなります。
カメラの向きは横向きで撮影する
スマートフォンで自己PR動画を撮影する場合、カメラの向きは横向きで撮影するのが望ましいでしょう。多くの企業ではパソコンで動画を視聴するため、横向きのほうが全画面表示になり、画面いっぱいに映せて見やすいからです。
縦向きで撮影すると、パソコンで再生した際に動画の左右に黒い帯(黒枠)ができてしまい、映る面積が小さく、面接官が見づらくなる可能性があります。
なお、撮影する際、インカメラは使わないほうが無難です。インカメラを使うと画面映りが気になってしまい、カメラ目線を維持できなくなるかもしれません。アウトカメラのほうが一般的に画質が良いのできれいに撮影できます。動画撮影時は三脚やスマホスタンドを用意して、映像がブレないようにしましょう。
一度撮影して画角や明るさを確認する
自己PR動画をきれいに撮るには、複数回撮影して画角や明るさを確認することが大切です。
面接は本番の一発勝負ですが、動画撮影は納得がいくまでやり直せます。撮影条件を変えて何度か試したうえで、最も明るく映り、印象アップにつながりそうな撮影環境を検討しましょう。
自分が一番きれいに見える環境で撮影することで、自信をもって話せます。その自信が面接官に伝われば、好印象を与えられるでしょう。
動画撮影のコツや基本的な注意点は「Web面接ってどうやるの?就活生が知っておくべきマナーや注意点」も参考にしてみてください。
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自己PR動画の撮影に役立つ小道具
自己PR動画を撮影する際は、いくつかの小道具を使うことで、視聴者が内容をより明確に理解しやすくなったり、内容の説得力を増したりできます。以下で、自己PR動画の撮影に役立つ小道具を紹介するので、準備するときの参考にしてみてください。
三脚
自己PR動画を撮影するときは、三脚を用意しておきましょう。手持ちで撮影すると、どんなに気をつけても映像が細かく揺れてしまい、視聴者に不安感や見づらさを与えてしまう可能性があります。
三脚を使うとカメラの位置と角度を安定させられるため、見やすく安定した映像になるでしょう。スマホ用のコンパクトなものや高さが調整できる本格的なものなどさまざまな種類があります。予算や撮影場所に合ったものを選びましょう。
撮影用ライト
撮影用ライトは、表情を明るく、はっきりと見せるために役立つでしょう。自宅などの室内で撮影する場合、部屋の照明だけでは光が不十分だったり、影ができやすかったりして、顔色が暗く映ってしまうことがあります。
撮影に使うおすすめの証明は、リングライトやLEDライトなどです。これらの撮影用ライトを使うと、顔全体に均一な光を当てられ、表情がみやすくなりイキイキとした印象を与えられるでしょう。顔の影をなくすことで、清潔感や健康的なイメージを演出するメリットも期待できます。
外付けマイク
外付けマイクは声をクリアに録音できるため、動画作成におすすめの小道具です。カメラやスマホ内蔵のマイクは、周囲の雑音を拾いやすかったり、声がこもって聞こえたりすることがあり、聞きづらい動画になってしまうリスクがあります。
たとえば、衣服に取り付ける小さなピンマイクや卓上マイクなどを利用すると、周囲の環境音を抑えつつ、自分の声をクリアに、適切な音量で録音できます。音声の品質が高いと、採用担当者はストレスなく自己PRの内容に集中でき、伝えたい内容がしっかりと届きやすくなるでしょう。
タイマー
タイマーは設定した制限時間に対する残りの時間を把握できるため、自己PR動画の長さを正確に把握し、時間制限を守って撮影するために役立ちます。就活の自己PR動画では、「1分以内」「2分程度」のように企業によってさまざまな制限時間が設けられているケースがあります。
タイマー機能を利用して、撮影時間や残りの時間を意識しながら話すことで、時間オーバーを防ぎ、規定の枠内に伝えたい情報を収める練習ができます。また、時間を気にしすぎると焦ってしまうため、目立たない位置にタイマーを置き、時間をコントロールしながら落ち着いて撮影することがおすすめです。
フリップボート
フリップボートは、動画内で伝えたい主なメッセージやキーワードを視覚的に示し、内容を強調したいときに有効です。特に、自己PRが数値や具体的な実績を伴う場合、文字情報として見せることで説得力が増します。
口頭での説明に加えてフリップボートを使用すると、採用担当者の理解度を高め、記憶に残りやすくするメリットがあります。効果的な活用のためには、話す内容の重要なポイントに差し掛かったタイミングでボードを提示するといったように情報を出すタイミングを工夫しましょう。
ただし、情報を詰め込みすぎるとごちゃごちゃして見づらくなるので、ポイントを絞ったシンプルなデザインにすることがおすすめです。
実績を証明するもの
Web面接や動画選考において、自己PRで紹介する実績を証明するものは、話の信憑性を高める根拠になります。たとえば、以下のようなものがある場合、画面越しで示したり、動画のなかで紹介したりできるよう用意しておきましょう。
・作成した企画書
・表彰状
・トロフィーやメダル
また、その実績がどのように努力と結びついたのかを説明すると、「本気度」や「努力の成果」を示せます。ただし、個人情報が含まれるものや、画面越しで見せるには不適切な大きすぎるもの、実物提示が難しいものは避けましょう。
自己RPで資格取得をアピールする方法は、「自己PRで資格取得をアピールするには?例文3選と書き方のポイントを紹介」の記事を参考にしてみてください。
エピソードに関連するもの
エピソードに関連するものは、経験した出来事を具体的にイメージさせ、採用担当者の記憶に残りやすくするためのおすすめの小道具です。たとえば、以下のようなものが挙げられます。
・ボランティア活動で使った道具
・趣味に関するアイテム
エピソードに関連するものを使うと、個性や情熱が伝わりやすくなり、話にリアリティが増します。ただし、あくまで主役は自己PRの内容なので、小道具に注目が集中しすぎたり、アイテムを使いすぎたりすることに注意して、自然な形で映しましょう。
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【状況別】自己PR動画の撮影時に適切な服装
自己PR動画の撮影における服装選びは、企業に対する真剣度やビジネスシーンにおける常識(TPO)が試される重要なポイントです。しかし、企業によって服装指定の有無は異なるため、適切なものを選ぶ必要があります。
服装が不適切だと、たとえ自己PRの内容が優れていても、「常識がない」「社風に合わない」と判断されかねません。以下で、自己PR動画の撮影時に適切な服装を状況別に解説するので、参考にしてみてください。
企業の指定がある場合はそれに従う
自己PR動画を提出するにあたって、企業側から「服装自由」「私服推奨」「スーツ禁止」など、指定がある場合は、その指示に従ってください。企業の指示を無視してスーツを着用したり、反対に指定された私服を着用しなかったりすると、「指示を理解できない」「協調性に欠ける」と評価されるリスクがあります。
ただし、「私服推奨」の場合であっても、極端にカジュアルなTシャツやジーンズ、派手な服装は避けましょう。オフィスカジュアルなど清潔感があり、企業イメージに合った服装を選ぶことがおすすめです。
「『私服でお越しください』と言われたときのおすすめの服装とは?」の記事で、私服で好印象を与えるポイントを紹介しているので、参考にしてみてください。
企業の指定がない場合はスーツが基本
自己PR動画の募集要項に、服装に関する指定がない場合は、リクルートスーツを着用するのが基本です。対面と異なり、動画では色や柄の写り方、上半身のアップなどが特に重要になります。スーツの色は黒、紺、グレーなどオーソドックスなものを選びましょう。
カメラ映りを考慮し、派手な柄や光沢の強い生地は避けると同時に、白いシャツやブラウスはレフ板効果で顔色を明るく見せるためおすすめです。ネクタイの色や柄は、派手すぎないものを選び、誠実さや熱意がつながるように意識しましょう。
清潔感が重要になるためシワや汚れがないか事前にチェックし、シャツやブラウスはアイロンをかけておくことが大切です。
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自己PR動画を撮影する際の注意点
自己PR動画を撮影するときに、注意したい点がいくつかあります。印象が悪くなったり、選考に悪影響を及ぼす可能性があったりするため、しっかり確認しておきましょう。
企業が指定した制限時間をオ-バーしない
自己PR動画を撮影する際は、企業が指定した制限時間をオーバーしないように注意しましょう。企業が指定した制限時間を制限時間を守れないと、「指示を守れない人」「時間管理ができない人」と評価されてしまうリスクがあります。
たとえ話したい内容が多くても、企業が設定した枠内で重要なポイントを絞り込み、簡潔に伝える練習をしましょう。何度も撮影を繰り返し、制限時間内に収まっているか確認してください。事前にタイマーなどで時間を計測しながら練習することで、本番で落ち着いて話せるでしょう。
カンニングペーパーを見ながら話さない
自己PR動画だからといって、カメラの横にカンニングペーパーを置いて、それを見ながら話さないようにしてください。カンニングペーパーを見ていると、目線が不自然に動いたり、棒読みのような話し方になったりして、熱意や自信がないように見えてしまいます。
採用担当者は話す内容だけでなく、表情や視線からも真剣度を判断するのが一般的です。すべてを完璧に暗記する必要はありませんが、主な構成や伝えたいキーワードを頭に入れておき、カメラのレンズを見て、自分の言葉で自然に話しましょう。練習を重ねて、自己PRの内容を体に染み込ませることで、カンニングペーパーなしでもスムーズに話せるようになります。
嘘の内容を伝えない
自己PR動画では、自分を良く見せたいという気持ちがあっても、嘘の内容を伝えるのは避けましょう。嘘の内容で採用選考を突破できたとしても、入社後の業務で実力が伴わなかったり、あとの面接で内容に矛盾が生じたりして、会社にバレることがあります。嘘をついていたことがバレると、会社からの信頼を失うことにつながり、内定取り消しや解雇になる可能性があるでしょう。
自分が本当に頑張ったことや経験したことを、正直に伝えることがおすすめです。たとえば、経験したエピソードが小さくても、そこから何を学び、どのように成長したのかという「過程」を具体的に話すことで、十分な自己PRになります。真実に基づいて話すことが、誠実さを伝える一番のメリットとなるのです。
自己PRで話す内容が見つからず悩んでいる方は、「自己PRのネタがないときはどう探す?強みの探し方や作り方を紹介!」を参考にして自分の強みを探してみましょう。
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自己PR動画を提出する際の注意点
自己PR動画を提出する際は、企業の指示や提出方法をよく確認しましょう。失敗しやすい点や注意点をまとめたので参考にしてください。
動画編集や加工は行わない
自己PR動画を提出する際は、過度な動画編集や加工は行わず、そのまま提出するのが望ましいでしょう。就活では加工技術ではなく、応募者の本来の話し方や人となりを把握することが重要視され、話し方の印象が評価されているからです。
印象を大きく変えてしまうテロップ挿入や大幅なカット編集など動画編集をしてしまうと、素の状況がわからず、面接官も判断に困ってしまいます。動画の印象と、面接で実際に合った印象が違うケースも出てくるでしょう。
編集や加工に頼らなくても済むように、最低限の配慮として明るさを調節したり、雑音が入らないようにしたりするなど撮影環境はしっかりと整えたうえで撮影することがおすすめです。
指定されたフォーマットで提出する
動画形式に指定がある場合、その指示に従って提出しましょう。「mp4」「MOV」などファイルにもさまざまな種類があります。企業が指定するフォーマットと違う形式で提出すると、ファイルが開けない、または正しく再生されないなどのリスクがあります。
提出形式の指示を遵守することは、ビジネスにおける基本的なマナーであり、応募者の細部への注意深さや指示への理解度を示す機会となります。必ず確認しましょう。もし、指定がない場合は、多くのOSや再生環境で互換性が高く、扱いやすい「mp4」を選ぶのがおすすめです。
ファイルサイズを確認する
ファイルサイズを確認することは、撮影した自己PR動画を提出するときの注意したい点の一つです。規定のファイルサイズを超えている場合、アップロードできず提出できない可能性があります。
たとえば、高画質や長時間の動画はファイルサイズが大きくなります。ファイルサイズが大きいと、アップロードも時間がかかりやすくなり、非効率なだけでなく、多くの提出先で設定されている上限サイズをオーバーして提出できなくなる場合があるため、提出前に規定のサイズを必ず確認しておきましょう。
わかりやすいファイル名にする
応募先企業に自己PR動画を送るときは、わかりやすいファイル名にすることも大切です。ファイル名は「【氏名】自己PR動画【応募日or応募職種】」のように、一目で誰が送ったか、どの動画かわかる明確な名前にしておきましょう。
自動でつく日付だけのファイル名や文字羅列のまま提出すると、採用担当者が大量の応募ファイルの中からあなたの動画を見つけにくくなり、管理工数が増え困る場合があります。整理しやすく検索しやすいわかりやすいファイル名は、担当者への配慮でもあり、ビジネスマナーの一環でもあるので、送付前にチェックしておきましょう。
メールでエントリーシート(ES)を送信する際のマナーは、動画送信時のメールにも共通して適用できるので、「エントリーシートをメールで送るにはどうする?マナーや例文を解説」の記事もあわせてチェックしてみてください。
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自己PR動画のセルフチェックリスト15選
自己PR動画が完成したら、表情が隠れていないかやカメラ目線で話せているかなどの最終チェックを行いましょう。
ここでは、作成した自己PR動画をセルフチェックできる15のリストを紹介します。マイナス評価を避けるために、以下の内容をすべてクリアできているか確認してみてください。
・2.最初から最後までカメラ目線になっている
・3.口角を上げて明るい表情になっている
・4.音声がはっきりと聞こえる
・5.声のテンポ感やリズムに違和感がない
・6.背筋が真っ直ぐ伸びている
・7.覚えた内容の棒読みになっていない
・8.フリップや小道具を効果的に使えている
・9.明るい撮影環境を維持できている
・10.耳障りな雑音が入っていない
・11.冒頭と締めの挨拶を含んでいる
・12.開始15秒で見るのを止めたくならない
・13.伝えたい内容がシンプルにまとまっている
・14.動画から強みが何であるか伝わる
・15.実際に会って話を聞いてみたいと思える
これらのチェックリストをクリアして、魅力的な自己PR動画を作成しましょう。
自己PR動画をチェックする際は「受かる自己PRのまとめ方と分かりやすく伝えるポイントを解説【例文付き】」の記事でも紹介しているので参考にしてみてください。
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自己PR動画の作り方に悩んでいるあなたへ
「自己PR動画の選考があるけれど、具体的に何から始めて良いかわからない」と悩む就活生もいるでしょう。自己PR動画の提出が選考に盛り込まれるケースが増えているものの、慣れない動画撮影に苦労するのは無理もありません。
自己PR動画の作成に関するノウハウは、就活のプロに相談するのがおすすめです。就活エージェントのキャリアチケットでは、就活生の内定獲得をサポートしており、自己PR動画の撮影方法についてもアドバイスしています。
自己分析の方法や自己PRの作り方も含めてアドバイスしますので、「アピールできる強みがわからない」「自己分析ができていない」と悩んでいる人も、困った際はキャリアチケットにご相談ください。
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就活の自己PR動画に関するよくある質問
ここでは、就活の自己PR動画に関するよくある質問にQ&A形式で回答します。
Q.自己PR動画と自己紹介動画の違いは?
A.自己PR動画は、自分の強みをアピールする動画です。「強みは何か」「強みを仕事でどのように活かせるか」を面接官に向けて伝えます。
一方で、自己紹介動画は、自分の氏名や大学、部活やアルバイトなどの基本情報を伝える動画です。選考への意気込みを簡単に伝えても問題ありません。
自己PR動画と自己紹介動画は聞かれている内容が違うので、違いを意識して応募するようにしましょう。
Q.自己PR動画は面白くしてエンタメ性をもたせるべき?
A.基本的に、自己PR動画は面白くしてエンタメ性をもたせる必要はありません。採用担当者が確認したいのは仕事への適性や入社意欲であり、笑いをとる必要はないためです。
動画の質を上げるために、派手な演出や過度な編集に時間をかけるよりも、自己PRの内容を論理的かつ熱意をもって伝えることに注力することがおすすめです。ただし、クリエイティブな業界など、企業から「自由な発想」を求められている場合は、例外的にエンタメ性もつながる要素になり得ます。
Q.自己PR動画を撮影するときは「座る」「立つ」どっちがいい?
A.自己PR動画を撮影する際は企業からの指定がなければ、どちらでも問題ありません。指定がなく、迷った場合は立って撮影するのがおすすめです。立って話すことで、全身を使ったジェスチャーや姿勢によって、よりエネルギッシュで自信に満ちた印象を与えるメリットがあるからです。
ただし、立って撮影する場合は、画面の揺れや、体の一部がフレームアウトしないよう三脚などを使い、安定した映像を心がけましょう。
Q.自己PR動画はパソコンとスマホどちらで撮影する?
A.自己PR動画は、パソコン(Webカメラ)とスマホのどちらで撮影しても問題ありません。しかし、スマホで撮影するのがおすすめです。なぜなら、最近のスマホのカメラ性能は高く、パソコンのWebカメラよりも高画質でクリアな映像を撮りやすいからです。
また、スマホなら三脚などを利用することで、さまざまな場所や角度から撮影しやすいというメリットもあります。ただし、どちらの場合も、音声がクリアに録音できるよう、できれば外付けマイクの小道具を使うと、さらに質の高い動画につながります。
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