働く意味がわからない…お金以外に仕事の目的を見つける効果的な方法を解説

このページのまとめ

  • 働く意味がわからないときには、自分の気持ちに向き合って原因を探ることが大切
  • 人の役に立つことや理想の将来について考えると、働く意味を見つけやすくなる
  • 働く意味が見つからず不安なときは、一人で抱え込まず就職エージェントに相談しよう

「働く意味がわからない…」と悩んでいる就活生も多いでしょう。自己成長や社会貢献、理想の生活の実現など、働く意味は人によってさまざま。まずは価値観を深掘りして自分なりの答えを見つけることが、前向きにキャリアを歩み出すための第一歩です。

この記事では、働く意味がわからなくなる理由や見つけ方を解説します。また、面接での働く意味の回答方法や例文もまとめたので、ぜひ参考にして自信につなげてください。

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目 次

【新卒】働く意味がわからない人は多い!不安にならなくて良い理由

「なぜ働かなければならないのだろう」「お金のためだけに一生を捧げるのが正解なのだろうか」などと、ふとした瞬間に働く意味を見失ってしまう人は決して少なくありません。

毎日忙しく過ぎていく社会のスピードや、周囲が当たり前のように進路を決めていく姿を目の当たりにすると、働く理由が見つからない自分だけが取り残されているような、漠然とした不安を感じることもあるでしょう。

しかし、働く意味がわからないと感じるのは、あなたが自分の人生を真剣に考えようとしている証拠でもあります。最初から「社会貢献」や「自己実現」といった立派な理由をもっていなくても、心配する必要はありません。

まずは、今の自分が感じているモヤモヤを否定せず、仕事を通して得られるメリットや自分の価値観を一つひとつ整理してみることから始めてみましょう。

「生活・自立のため」が立派な動機になるから

働く理由がお金以外に見つからなくても、「生活・自立のため」が立派な動機になるため過度に不安になる必要はありません。厚生労働省の「令和5年若年者雇用実態調査の概況(4)働いている理由(p.14)」によると、若年労働者が働いている理由は「主たる稼ぎ手として生活を維持するため(51.0%)」が最も高く、次いで「自分の学費や娯楽費を稼ぐため(49.7%)」、「自立のため(31.5%)」と続いています。

このことから、「生活すること」そのものを目的として働くことは決して珍しいことではなく、多くの若者にとって共通かつ現実的な動機であるといえます。自分の力で生活費を稼ぎ出すことは、社会人として最も基本的で重要な役割を果たしている証拠です。

もちろん「お金のために働く」と聞くと、どこか不純な動機のように感じるかもしれません。しかし、親に頼らず自らの足で立つことは、生存戦略として極めて正当であり、社会の一員としての立派な第一歩です。まずは生活の基盤を安定させること。その先にこそ、仕事のやりがいや新たな目標が見えてくるものでしょう。

参照元
厚生労働省
令和5年若年者雇用実態調査の概況

お金を「自立・責任感」という言葉に変換するのがコツ

「お金が欲しい」という本音をポジティブに捉え直すには、言葉を変換するのがおすすめです。単に「給料のため」とするのではなく、「経済的に自立する」「市場価値を高めて対価を得る」といった、成長や自律に結びつく言葉に言い換えてみてください。

働く目的がお金の場合の言い換え例は、以下のとおりです。

元の考え方 変換後の表現
生活費を稼ぎたい 経済的に自立し、自分の足で人生を歩みたい
安定した給料が欲しい 専門性を高め、継続的に価値を提供することで、安定した対価を得たい
自由に使えるお金が欲しい 自己研鑽や新たな挑戦への投資を行い、自分の可能性を広げたい

このように視点を変えることで、企業から働く目的を聞かれても自身の成長意欲として伝えやすくなり、自律的にキャリアを築こうとする姿勢が評価につながるでしょう。

働くなかでやりがいや意味が見つかることがあるから

働く意味は、入社前に頭で考えてひねり出すものではなく、実際の経験を通してあとから気づくことがあるため、現時点で見つからなくても問題ありません。現場で顧客から感謝されたり、チームで目標を達成したりする瞬間に、初めて働く意味を実感する人も少なくないからです。

たとえば、最初は生活のために始めた仕事であっても、業務を覚える楽しさや自分の介在価値を知る中で、自分なりの目的が芽生えることもあります。最初から完璧な答えを求め過ぎず、まずは社会に出てから「意味を探していく」という柔軟なスタンスをもつのも一つの手です。

実務経験がないなかで見つけるのは困難だから

就活中に働く意味を想像できないのは、単純に働く現場のリアルを経験していないからです。未経験の物事に対して、深い納得感や具体的な意義を見出すのは、誰にとっても難しいことだといえます。

今は「答えがなくて当たり前」だと割り切り、まずは社会に飛び込む準備を進めることが、現状を打破する一番の近道になるでしょう。

「働く意味がわからない」と悩む就活生は多くいます。就活生が抱きやすい悩みと解消法は、「就活でよくある悩み20選!不安を溜め込まないための心構えや解消法を紹介」の記事にまとめているので、あわせてチェックしてみてください。

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働く意味がわからない…と悩む原因

働く意味がわからないと就活にも身が入らず、心細さを感じるものです。納得のいく答えを見つけるためには、まず「なぜ自分は働く意味を見失っているのか」という原因を整理することから始めてみましょう。

ここでは、働く意味がわからないと感じる主な原因を解説します。自分の今の心境に当てはまるものがないか、客観的に確認してみてください。

向いている仕事ややりたいことを把握していない

働く意味がわからない理由の一つに、適性や興味を自分自身で掴めていないことが挙げられます。自分の強みや「何をしたいか」という目的が曖昧だと、仕事を通じて自分がどのように社会に貢献できるのか、具体的にイメージするのは困難です。

特に、自己分析が不十分な状態や、世の中にどのような職業があるのかを知らない段階では、企業選びの軸が定まらず、「自分に合う仕事はない」と感じやすくなります。また、本心では関心がないのに「大企業だから」「親に勧められたから」といった他人の価値観を優先して就活を進めている場合も注意が必要です。

自分の興味を無視した選択は、働くことを義務に変えてしまい、結果として「なぜ自分はこの仕事をするのか」という意味を見失う原因となります。

仕事=つらいことだと思っている

「働くとつらいことばかり」というネガティブなイメージが強いのも、働く意味を見失う原因です。SNSで仕事の悩みやつらさに触れる機会が多い現代では、就職する前から「仕事=自分の時間を奪われるつらいもの」という思い込みが強まる傾向にあります。

「自由がなくなる」「責任を負いたくない」といった負の側面にばかり焦点を当ててしまうと、仕事から得られるはずの報酬や経験、達成感よりも失うもののほうが大きく感じられてしまうでしょう。働くことへの心理的なハードルが高過ぎると、前向きな動機を見つけるのが難しくなってしまいます。

ライフプランが立てられていない

将来どのような生活を送りたいかというライフプランが描けていない場合も、働くことが単なるお金を稼ぐための手段になりがちです。

たとえば、「30代で家を建てたい」「若いうちに海外旅行へたくさん行きたい」「将来は家族と穏やかに暮らしたい」といった具体的な理想があれば、仕事はその実現のための前向きな手段になります。

しかし、将来のビジョンが白紙の状態では、働くことが自分の理想の人生にどうつながっているのかがみえず、意欲が湧きにくくなってしまうのです。

自分の生きがいを理解していない

自分がどのような瞬間に喜びを感じるのか、何に価値を置いているのかという「生きがい」を理解していないことも、働く意味がわからなくなる理由の一つです。

「誰かの役に立ったとき」「一つのことをコツコツ成し遂げたとき」「新しい知識を得たとき」など、心が充実する瞬間は人によって異なります。自分がどのようなときに幸福感を感じるかをわかっていないと、仕事選びにおいても自分を満たしてくれる要素を見いだせず、働く意味を見失ってしまうでしょう。

無理に働く意味を見つけようとしている

「働く理由を見つけなければならない」と自分を追い込み過ぎることも、悩みを深くさせる原因といえます。現時点で「働きたい」という強い意欲がない場合、いくら頭で考えても納得のいく答えには辿り着きにくいものです。

「働きたくないけれど、周囲に迷惑を掛けるから就職しなければならない」といった義務感や焦燥感だけで動こうとすると、働く意味を探すこと自体が苦痛になってしまいます。理由を無理にひねり出そうとするほど、かえって本心とのギャップに苦しむ可能性があるでしょう。

好きなことにこだわり過ぎている

「好きなことを仕事にしないとダメだ」と考えてしまうと、働くことが苦しくなってしまいます。趣味と仕事は別物です。一番好きなことではなくても、得意なことを活かして社会に貢献している人は多くいます。

「好き」にこだわり過ぎると、条件面や適性を見落として選択肢を狭めてしまいがちです。また、仕事に対する期待値が高過ぎるあまり、現実の仕事とのギャップを感じやすく、かえって働く意味を見失いやすくなるでしょう。

「意味がわからないから働きたくない」と感じるほかの理由は、「なぜ働きたくないのか?対処法と就職するメリットを解説」の記事で解説しています。こちらもぜひご確認ください。

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働く意味がわからない人に向けたお金以外の目的7選

仕事を通じて得られる価値は、目に見える報酬だけではありません。仕事に求める価値観は人それぞれ異なるため、給与以外にも働く目的は多岐にわたります。

キャリアチケットの「【2023年10月実施】25卒学生の就活状況についての調査」によると、企業を選ぶポイントは、給与のほかにも「業務・仕事内容」「勤務地」「福利厚生」などさまざまあることがわかるでしょう。

25卒学生が企業を選ぶポイントのイメージ

まずはアンケートの結果をヒントに、「自分はどのようなときにモチベーションが上がるのか」を深掘りしてみてください。自分にとってのモチベーションを言語化することで、働く意味がみえてくるはずです。

以下では、お金以外に考えられる働く意味を解説します。

参照元
キャリアチケット
【2023年10月実施】25卒学生の就活状況についての調査

1.思い描く夢やビジョンを叶えるため

仕事は、自分の夢や理想とする社会を実現するための強力な手段となります。組織のリソースを活用することで、個人では成し遂げられない大きな目標に挑戦できるからです。

たとえば「新しいサービスを世に広めたい」「地元を活性化させたい」といった願いは、仕事を通じて具現化します。また、「将来は海外で暮らしたい」「趣味を極めてコミュニティを作りたい」といったプライベートな願いも、仕事を通じた自己研鑽の先で実現できるはずです。

仕事と私生活、両方のビジョンを明確にすることが、日々の業務に主体性をもたせる大きな原動力になるでしょう。

将来のビジョンを考える方法は、「就活で将来のビジョンを聞かれたら?考え方のコツと面接で使える例文10選」の記事で解説しているのでチェックしてみてください。

2.キャリアアップを目指すため

キャリアアップを働く意味としている人もいるでしょう。業務を通じて得られる専門知識や汎用的なスキルは自身の市場価値を高め、将来の選択肢を広げてくれます。

内定を得ることをゴールにせず、その先の「なりたい自分」を見据えることが大切です。入社後に実務を通して専門性を磨いていけば、将来的に大きな仕事を任されたり希望の部署へ異動したりと、自分らしい働き方が叶うかもしれません。

自分を磨く意識をもつと、仕事にも前向きな意味を見出せるでしょう。

3.人の役に立つため

人の役に立つことを、働く目的とするのも良いでしょう。仕事を通じて誰かの悩みや課題を解決し、その対価として報酬を得るというサイクルのなかに、自分なりの意義を見出す人は多くいます。

たとえば、自分が提供したサービスや商品が顧客に喜ばれたとき、「働いていて良かった」という喜びを感じたこともあるでしょう。「社会貢献」と聞くと大げさに聞こえるかもしれませんが、同僚のサポートや業務の小さな改善も立派な貢献といえます。誰かに感謝される経験の積み重ねは、自分自身の存在意義を再確認することにもつながるでしょう。

4.人脈を増やすため

人脈を広げることを、働くうえでのモチベーションとしている人も少なくありません。仕事を通じて、学生時代には出会えなかったような価値観をもつ人や、尊敬できるプロフェッショナルとつながる機会が得られるからです。

社内外に広がる人脈のネットワークは、単なるビジネス上の付き合いに留まりません。ときには、以下のようなメリットをもたらしてくれることもあります。

・異なる分野の専門家から刺激を受けられる
・新しいプロジェクトや転職の誘いが舞い込む
・切磋琢磨できる仲間や迷ったときに相談できるメンターが見つかる

仕事を通じた相互理解から生まれる絆は、SNS上での交流とはまた違う、信頼に基づく深い絆へと発展するケースもあるでしょう。

5.趣味をより楽しむため

「趣味を全力で楽しむため」というのも、立派なお金以外の目的になります。仕事を通じて安定した収入と生活基盤を得れば、自分の好きなことに心置きなく打ち込めるようになるからです。

たとえば、週末の旅行やライブ、こだわりの道具をそろえるといった活動は、働いて得た対価があるからこそ、より深い満足感を得られるものです。また、仕事で適度な緊張感をもって過ごすことで、オフの時間の解放感やリフレッシュ効果も高まります。

仕事のために生きるのではなく、豊かな私生活のために働くと割り切れば、働くことへの心理的なハードルが下がり、日々の業務にも前向きに取り組めるようになるでしょう。

6.自分の成長を実感するため

自分の成長を実感することが、仕事でのやりがいになっている人もいるでしょう。仕事で直面する壁を乗り越えるたびに、以前の自分よりもスキルや精神面が成長していることを実感できます。昨日までできなかったことが今日できるようになる喜びは、仕事ならではの醍醐味です。

論理的思考力やコミュニケーション能力など、汎用的なスキルはあらゆる場面で役立ちます。成長を実感し続けることで、自信にもつながるはずです。こうした「自己成長」を働く目的に据えることで、今の仕事が単なる労働ではなく、自分自身の価値を高める貴重な時間と感じられるでしょう。

7.社会に自分の居場所を作るため

社会に自分の居場所を作るために、仕事に取り組んでいる人もいるかもしれません。働くことは、社会という大きな枠組みのなかで自分のポジションを確保することを意味します。組織の一員として役割を担うことで、社会とのつながりを感じ、孤立を防げるからです。

「自分も社会を構成する一員である」という自覚は、精神的な安定感をもたらします。人は誰かとつながり、認められることで心の平穏を保つ側面があるのでしょう。

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働く意味を見つける方法3ステップ

働く意味がわからず足が止まってしまうときは、一度に正解を出そうとせず、段階を追って自分の内面と向き合ってみましょう。ここでは、働く意味を見つける方法3ステップを解説します。自分なりの働く意味を見つけたい方は、参考にしてみてください。

働く意味を見つける方法3ステップのイメージ

1.やりたいこと・やりたくないことを書き出す

働く意味がわからないときは、「やりたいこと」と「やりたくないこと」を書き出してみましょう。頭の中だけで考えるよりも、紙に書き出すことで客観的に自分を分析できます。

たとえば、以下のように整理してみるのがおすすめです。

やりたいこと やりたくないこと
・人に感謝されたい
・専門スキルを身につけたい
・英語を使いたい
・チームで一つの目標を成し遂げたい
・場所を問わず自由に働きたい
・新しいアイデアを形にしたい
・満員電車に乗りたくない
・数字に追われたくない
・転勤したくない
・休日も仕事の連絡を返したくない
・単純作業を繰り返したくない
・殺伐とした人間関係のなかで働きたくない

このように整理すると、自分が仕事に対して何を求めているのか、反対に何がストレスになるのかが浮き彫りになります。自分にとっての優先順位が明確になれば、自ずと働く目的もみえてくるはずです。

2.収入をどのように使うか考える

働いて得られるお金をどのように使うか考えるのは、仕事の意味を見つけるために有効なアプローチです。一般的に、正社員として就職するとボーナスや福利厚生を得られるため、学生時代のアルバイトよりも経済的な余裕が生まれます。

収入が増えれば、学生時代にはできなかった経験や自己投資などの選択肢が広がるでしょう。「お金以外に働く理由が見つからない」と悩んでいる人は、「自分のやりたいことを我慢しないためのツール」という捉え方をしてみてください。

具体的な使い道が決まれば「何のために働いているか」が明確になり、仕事に対するモチベーションも高まるでしょう。

3.答えを仮決めして1社受けてみる

最後の手順は、今の時点でしっくりくる答えを仮で設定し、実際に企業の選考を受けてみることです。どれだけ机の上で悩んでも、実務経験がない大学生が働く意味を100%理解するのは限界があります。

一度「私は△△のために働く」と決めて選考に臨むことで、以下のような変化が期待できるでしょう。

・企業の担当者と話すなかで、新しい価値観に触れられる
・「この仕事なら頑張れそう」という直感が働く
・不採用や内定といった結果を通じて、自分のこだわりが明確になる

完璧な答えを求めて立ち止まるよりも、動きながら修正していくほうが効率的です。もし選考が進むなかで違和感を抱いたら、その都度「仮の答え」を書き換えれば問題ありません。まずは1社、自分の仮説をぶつけるつもりでエントリーしてみてください。

やりたいことの見つけ方は、「自分が何をしたいのかわからない…やりたいことの8つの見つけ方を紹介」の記事もご覧ください。

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働く意味がわからない状況を打開する8つのポイント

働く意味を無理に「社会貢献」や「自己実現」といった大きな言葉に当てはめる必要はありません。大切なのは、働くことで得られる報酬や経験を、自分の人生という限られた時間にどう活かしていくかを考えることです。

ここでは、働く意味がわからない今の状況を前向きに打開するためのポイントを8つ紹介します。自分に合ったアプローチから試してみてください。

1.「仕事=生きる意味」と深く考えない

「仕事こそが人生のすべてである」と重く捉え過ぎないことが、働く意味がない状況から抜け出すポイントです。仕事は人生を豊かにするための手段の一つに過ぎないと考えることで、もっと気楽にキャリアを選択できるようになります。

たとえば、「平日はしっかり働いて週末の趣味を全力で楽しむというライフスタイルを確立させたい」といった理由も、立派な働く意味といえるでしょう。働く意味を「人生の目的」という壮大なテーマに置き換えず、まずは「生活を支えるツール」として割り切ってみてください。

2.働くメリットとデメリットを整理する

働く意味を見つけるために、仕事をすることで得られるメリットとデメリットを整理してみましょう。働くこと・働かないことが自分の生活や将来にどのような影響を与えるのかを洗い出すことで、納得感を得やすくなります。

【働くことで得られるメリット】
・収入を得て生活が安定する
・仕事を通して成長できる
・人と関わる機会がある

働くことは、単に生活するための収入を得るだけでなく、自己成長や社会とのつながりといった精神的な充足感にも直結します。一定の収入があれば、趣味や旅行などの自分のやりたいことを我慢せずに済むため、結果としてプライベートの充実にもつながるでしょう。

一方、働かずにいると仕事上のストレスは避けられますが、以下のようなデメリットが生じます。

【働かないことで生じるデメリット】
・社会的な信用が低くなる
・金銭面で諦めるシーンが増える
・就職のハードルが高くなる

働かない状態が長引くと、将来の選択肢を狭めてしまうリスクがあります。金銭的な制約で夢を諦めざるを得なくなったり、いざ就職しようと思った際に空白期間が足かせになったりすることもあるため、長期的な視点で考えることが大切です。

働かないことのデメリットは、「大学卒業後に就職しないとどうなる?メリットとデメリット・進路を解説」の記事でも解説しています。こちらもあわせてご一読ください。

3.自分の経験やスキルを書き出してみる

働く意味が見つからないときは、今の自分がもつ経験やスキルを書き出してみるのも良いでしょう。自分の能力やポテンシャルに不安を感じると、仕事を通じて社会に貢献できるイメージがもてなくなり、結果として働く意味を見失いやすくなるからです。

資格や特技といった目に見えるものだけでなく、これまでの学生生活で培った経験をすべて書き出してみてください。アルバイトでの接客経験やゼミでの資料作成、サークル内での意見調整なども立派なスキルといえます。

自分の強みを再確認できれば、「この力を活かして誰かの役に立ちたい」「この分野なら自分らしく働けそうだ」という前向きな意欲が湧いてくるでしょう。スキルを棚卸しすることは、自分に合った環境を見つけるための自己分析としてもおすすめです。

自己分析の方法は、「自己分析のやり方9選!うまくいかないときの対処法や就活での活用法も解説」の記事で解説しているので、あわせてチェックしてみてください。

4.人の役に立てることを考える

自分が誰かの役に立てることは何か考えるのも、働く意味を見つける方法の一つです。「自分に何ができるか」という視点をもつことで、仕事を単なる義務ではなく、「自分の力を発揮する場」と前向きに捉えられるようになります。

過去の経験のなかで、人に喜ばれたり感謝されたりした小さなエピソードを振り返ってみましょう。その際、少しでも満足感を覚えたり、「またやってみたい」と気持ちが動いたりしたなら、それは自分に向いている活動である可能性が高いといえます。

「これなら自分は人の役に立てる」と自信がもてる分野の仕事を探せば、働く意味も自然と定まってくるでしょう。

5.OB・OGに体験談を聞く

実際に社会に出て働いている先輩たちの生の声を聞くことは、働く意味を見つける効果的な方法です。多くの社会人も、学生時代にはあなたと同じように「働く意味がわからない」と悩んでいた事実を知れるからです。

OB・OG訪問を通じて、彼らがどのような瞬間にやりがいを感じ、どのような葛藤を乗り越えているのかをリサーチしてみてください。リアルな体験談に触れると、働くことへの漠然とした恐怖心が和らぎ、自分なりの答えが見えてくるかもしれません。

6.理想の将来を思い描く

働く意味を探す際は、5年後・10年後の理想の自分を想像してみるのもおすすめです。理想を思い描く際は、仕事の内容だけでなく、以下のようなライフプランの視点をもってみてください。

・30代で家族をもち、穏やかに暮らしたい
・若いうちに海外旅行へたくさん行きたい
・自分の好きな趣味を一生かけて追求したい

こうした将来のビジョンが定まっていないと、働くことは単なる義務になりがちですが、具体的な理想があれば、仕事はその夢を実現するための強力な手段へと変わります。憧れの生活スタイルや自分が社会で活躍している姿を具体的にイメージすることで、今の自分にとっての働く意義がみえてくるでしょう。

7.ボランティアやインターンに参加してみる

ボランティアや短期インターンに参加してみると、働く意味が見つかることがあります。実際の現場に身を置いてみると、自分一人では気づかなかった新しい視点や感覚が得られる場合があるためです。

短期インターンは、企業の雰囲気や実際の業務を肌で感じる機会になります。また、ボランティア活動を通して、自分の行動が誰かに直接喜ばれる経験をすることも、仕事が社会とどうつながっているのかを考える材料になるでしょう。

現場で働く人の姿を見たり実際に役割を担ってみたりすることで、「自分にはこういう環境が合っているかも」「将来はこんな貢献をしてみたい」といった具体的な実感が湧く瞬間が訪れるかもしれません。まずは、ハードルの低い1日完結型のイベントやプログラムへの参加から検討してみてください。

8.就職エージェントに相談する

自分一人で考えても答えが出ないときは、就職エージェントに相談することをおすすめします。多くの就職活動を支援してきたプロのキャリアアドバイザーが、これまでの経験や価値観を丁寧にヒアリングし、一緒に働く意味を探してくれるでしょう。また、その結果をもとに、自分にピッタリの企業を紹介してくれます。

「働く意味がわからない」という漠然とした悩みであっても、第三者に話すことで思考が整理され、心が軽くなるはずです。また、自分の価値観にマッチする企業を提案してもらうと、実際に働くイメージが具体的になり、自然と前向きな働く理由が見つかることも少なくありません。

一人で抱え込まずにプロの力を借りることが、納得のいく答えを見つけるための効率的な方法です。

就活エージェントとは?自分に合ったサービスの選び方と活用法を解説」の記事では、就職エージェントを活用する利点や注意点を詳しくまとめているので、ぜひ参考にしてみてください。

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働く意味がわからないときに避けたい行動

働く意味がわからないときは、現状から逃げ出したいという気持ちや、逆に「早く答えを見つけなければ」という焦燥感に駆られがちです。しかし、一時的な感情で極端な選択をしてしまうと、将来の自分を苦しめたり、選択肢を狭めてしまったりするリスクがあります。

ここでは、働く意味がわからないときに陥りやすい、避けたい行動について解説するので、後悔のない道を選ぶための参考にしてください。

就活を諦めてフリーターとして働く

「正社員として働く意味がわからない」という理由だけで、安易にフリーターの道を選ぶのはおすすめできません。フリーター期間が長引くと、将来的に正社員を目指したくなった際、就活でのハードルが上がってしまうからです。

たとえば、「資格を取得して△月までに正社員を目指したい」といった目標をもって一時的にフリーターとして働くのは選択肢の一つでしょう。しかし、明確な目的がないまま時間だけが過ぎると、いざというときに再び就活へ向かうモチベーションを維持するのも難しくなります。

夢を追うためなどの明確な目的がない限り、「なんとなく」でフリーターを続けると、将来の選択肢を狭め、自分を追い込む結果につながりかねません。進路を決める際は、自身のキャリアプランをしっかりと考慮し、慎重に検討することが大切です。

ニートになって社会との関わりを断つ

働く意味がわからないからといって、ニートになって社会との関わりを断つのは危険です。社会との関わりを断つと、孤独を感じやすくなったり周囲と比較して自己肯定感が低下してしまったりする傾向があります。

また、一度社会から離れてしまうと、復帰するためには多大なエネルギーが必要です。加えて、空白期間が長くなるほど、面接で「この期間は何をしていたのですか?」という問いに答えるのが難しくなり、就活への恐怖心がさらに増してしまうでしょう。

「働かずにニートになりたい」と感じている方は、「就活したくないのは甘え?就職以外の道やモチベーションを上げる方法を紹介」の記事を参考にしてみてください。

最初から完璧な就職先を求める

働く意味が見つからず悩むときは、最初から完璧な就職先を求めないように注意しましょう。一社目ですべての理想を叶えようとすると、どの選択肢も物足りなく感じたり、失敗を恐れて動けなくなったりする可能性があるからです。

キャリアは一本道ではなく、働きながら自分に合う形に修正できます。最初から天職に出会おうと力み過ぎず、「まずは社会人としての基礎を身につけたい」「今の自分が少しでも興味をもてる場所で働きたい」といった、現実的な目標からスタートしてみるのが良いでしょう。

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働く意味は就活で聞かれるため対策が必要

就活の面接では、「あなたにとって働く意味とは何ですか?」と質問される場合があります。そのため、就職先を探すためだけでなく、面接対策としても働く意味をあらかじめ言語化しておくことが重要です。

ここでは、面接官が就活生に働く意味を質問する理由や自信をもって回答するポイント、具体的な回答例を紹介します。

就活で働く意味を質問される理由

企業が「働く意味」の質問を通じて確認したいのは、主に「自社の社風に馴染めるか」「長く貢献し続ける熱意があるか」「入社後に自律して成長できるか」の3点です。仕事への考え方を知るだけでなく、就活生の目指す方向と企業のビジョンが重なっているかを見極めようとしています。

以下で、就活で働く意味を質問される3つの理由を詳しく解説するので、企業が知りたい情報をわかりやすく回答して、好印象を目指しましょう。

自社にマッチするか確認したい

企業が面接で働く意味を質問する理由の一つは、就活生の価値観を把握し、自社の社風や理念に合っているかを確認するためです。

働くことへの価値観が社風と大きく異なる場合、入社後に周囲とのコミュニケーションが円滑にいかなかったり、仕事の進め方に違和感を覚えたりするリスクがあります。また、企業が提供する環境と就活生が求めるものが異なれば、モチベーションの維持が難しくなり、早期離職につながりかねません。

採用のミスマッチを防ぎ、ともに長く活躍できる人材を見極めるために、企業は働く意味を質問するのです。

入社意欲があるか把握したい

企業は、就活生の考える働く意味の回答から、入社意欲があるかもみています。

企業研究で志望先企業の社風や事業の方向性などを理解しておくと、働く意味の定義も企業のビジョンにマッチしたものになるはずです。反対に、就活生の回答が自社の方向性と明らかに異なったり、働くことへの熱意が感じられなかったりする場合は、自社への入社意欲が低いと判断できます。

企業が働く意味を問うのは、単に個人の価値観を知るためだけではなく、その価値観が自社の目指す方向性と共鳴し、長期的に貢献し続けてくれる人材かどうかを見極めるためなのです。

成長する可能性の有無を把握したい

企業は、働く意味の質問を通じて、就活生に成長意欲があるかも把握しようとしています。自分なりの働く意味を明確にもっている人は、指示を待つだけでなく自ら目的を見出し、主体的に行動できると判断されるためです。

仕事においては、壁にぶつかる場面も少なくありません。しかし、確固たる目的意識があれば、困難な状況も自己成長の糧と捉えて乗り越えるモチベーションを維持できます。企業は、成長への意欲やポテンシャルを見極めるために、この質問を投げかけているのです。

就活の面接で働く目的を聞く理由が知りたい方は、「なぜ就職するのかは面接でどう回答する?理由を導くヒントや例文3選を紹介」の記事もチェックしてみてください。

働く意味を回答する際のポイント

就活で働く意味を聞かれた際は、これまでの経験を根拠に自分なりの考えを言葉に落とし込むことが大切です。一方で、自分の本心から離れた取り繕った回答や、回答を避けるような「わかりません」という言葉は、仕事への意欲が低いとみなされマイナスの印象を与えかねないため注意しましょう。

以下で、就活の面接で働く意味を回答する際の3つのポイントを解説します。

本心からずれない答えを用意する

面接で働く意味を回答するときは、自分の本心に基づいた内容を伝えることが大切です。内定が欲しいからといって本心に沿わない回答をすると、入社後に「やっぱりこの仕事は自分には合わない…」とミスマッチが起きやすくなってしまいます。

また、働く意味が見つからないといって、お金のためや趣味のためなどと答えた場合「収入や雇用条件が変われば退職するかもしれない」と面接官に思われかねないので避けるのが無難です。

自分本位な回答をしない

面接で働く意味を質問された際は、自分本位の回答をするのは避けましょう。企業は、自社で活躍し、組織に貢献してくれる人材を求めています。そのため、「自分の成長のため」や「スキルを身につけたいから」といった個人的なメリットだけを伝えてしまうと、企業側には「会社を自分のステップアップのためだけの場所と考えている」と受け取られかねません。

大切なのは、成長した結果として、どのように企業や社会に対して価値を提供していきたいかをセットで伝えることです。自分の理想を叶えることが企業の利益につながるという視点をもつと、より説得力のある回答になります。

「わかりません」は避ける

面接で働く意味を問われた際、「わかりません」と答えるのは避けてください。面接での回答で嘘をつくのは避けるべきですが、「わかりません」と伝えると「準備不足」「入社意欲が低い」といったネガティブな印象を与えやすくなります。

そのため、働く意味が見つからない場合でも、「現時点での自分なりの考え」を言語化しておくことが重要です。自己分析や頻出質問への対策を行う際に、併せて回答を準備しておきましょう。

面接でよくある質問26選!逆質問の例や面接官が見ているポイントを紹介」の記事では、よくある質問と回答例を紹介しています。ぜひ参考にしてみてください。

働く意味の回答例文

ここでは、就活の面接で働く意味を答える際の例文をご紹介します。面接官に好印象を与える答え方が知りたい方は、ぜひご覧ください。

働く意味が「生活・自立」の例文

私にとって働く原点は、自らの足で立ちながら日々の生活を主体的に営み、社会の一員としての責任を全うすることにあります。

学生時代、一人暮らしを始めた当初は、親の支援に頼り切りで自分の生活を維持することの難しさを痛感しました。しかし、アルバイトで得た収入のなかで家計を管理し、自らの手で生活を整える経験を通じて、心身ともに自立していくことに強い充足感を覚えるようになりました。
この経験から、生活の基盤を自ら築くことは、自分自身の誇りと心の余裕を生むために不可欠な要素だと考えています。

私は、プロとして対価を得る以上、その報酬に見合う、あるいはそれ以上の成果を出すことは当然の義務であると捉えています。生活を豊かにしたいという想いを、決して甘えではなく質の高い仕事を完遂し続けるための責任感へと昇華させ、御社の事業成長に粘り強く貢献していきたいと考えています。

働く意味が「他者貢献」の例文

私にとっての働く意味は、相手の真のニーズを汲み取り、期待を超える価値を届けることにあります。

以前、地域活動で高齢者の方をサポートした際、良かれと思った一方的なサポートが「自分のやり方を尊重してほしい」と指摘を受け、自ら独りよがりな姿勢を痛感した経験があります。この経験から、本当の貢献とは、相手の価値観や背景を深く汲み取ったうえで、その人にとっての最善をともに形にすることだと学びました。

営業という仕事においても、単に商品を売るのではなく、御社のサービスを真に必要としている場所へ的確に届けることで、お客さまの事業成長や課題解決を支えたいと考えています。相手の期待を超える価値を提供し、信頼されるパートナーとして貢献することこそが、私の働く原動力です。

働く意味が「組織への貢献」の例文

私にとっての働く意味は、自らの専門性を研鑽し続け、それを組織の共通資産とすることで、チーム全体の成果を最大化させることにあります。

高校時代の野球部では部員数が多く、私はレギュラーに選ばれませんでしたが、チームに貢献したい一心で、自分にできる役割を探しました。具体的には、下級生の指導や対戦相手の分析に基づくトレーニングメニューの提案などを自主的に行いました。

その結果、監督から「分析力を活かしてコーチのサポートをしてほしい」と新たな役割を任されました。自分の磨いた力がチームの勝利に貢献できたことに、このうえない喜びを感じたことを覚えています。

御社においても、現状に満足せず自らを成長させ続け、その力を最大限に発揮することで、組織の発展に貢献したいと考えています。

働く意味の回答に正解はありません。実際の経験に基づいたエピソードを交えて、自分なりの働く意味を言語化しましょう。自分の体験に裏打ちされた言葉であれば、たとえ不器用な表現であっても、相手の心に響く説得力のある回答になるはずです。

面接官に好印象を与える回答をしたい方は、「面接の受け答えで好印象を与えるコツは?回答の長さや答え方の例文も紹介」の記事も参考にしてください。

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働く意味がわからない…と悩んでいるあなたへ

働く意味がわからないと就活に身が入らず、立ち止まってしまうこともあるでしょう。就活の意味がわからないときは、最初から完璧な答えを目指さず、収入の使い方を考えたり、やってみたいことを思いつくままに書き出したりするのが有効です。難しく考え過ぎず、「理想の生活を手に入れたい」「新しい環境で自分を試してみたい」といった素直な気持ちを大切にしましょう。

なお、自分の考えた働く意味に自信がもてなくて不安な就活生は、就職エージェントのキャリアチケット就職エージェントにご相談ください。

キャリアチケット就職エージェントでは、経験豊富なキャリアアドバイザーがマンツーマンで就活をサポートしています。就活のプロと一緒に自分なりの働く意味を明確にできれば、自信をもって就活を進められるでしょう。

働く意味に限らず、就活で気になるポイントの相談やES(エントリーシート)の書き方、面接練習など一貫したサポートが可能です。また、あなたに合った求人の紹介も実施しているので、ミスマッチも防げます。すべて無料で利用できるので、まずはお気軽にご相談ください。

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働く意味がわからない…とお悩みの方によくある質問

ここでは、「働く意味がわからない…」とお悩みの方が抱える疑問や不安に、Q&A形式でお答えします。

Q.お金以外に働く理由って何がある?

A.お金以外にも人が働く理由は多くあります。たとえば、「スキルを磨いて自己成長するため」「仕事を通じて誰かの役に立ち、感謝されるため」「社会とのつながりをもち、孤独を防ぐため」などが挙げられるでしょう。また、「趣味や旅行を全力で楽しむための手段」と割り切っている人もいます。

自分にとって何が心の充足につながるのかを基準に考えると、納得できる働く意味が見つかりやすくなるでしょう。

Q.働く意味を考えるときのステップが知りたい

A. 働く意味を考えるときは、まずは「自分がどのような状態なら心地良いか」という理想の解像度を上げることから始めましょう。将来どのような暮らしがしたいか、どのような瞬間に自分が納得感を得られるのか、素直な欲求を認めることが大切です。

そこに、自分が無理なく発揮できる力や、興味のある分野を重ね合わせてみてください。最初から崇高な目的を見つけようとせず、「今の自分ならこのために動けそうだ」という仮の動機を一つ作るのがポイントです。その積み重ねによって、あなたなりの働く意味が見つかるでしょう。

Q.働く意味がわからないからニートになっても良い?

A.一時的な休息として就活から離れるのは選択肢の一つですが、無期限に社会との関わりを断つのはリスクが伴います。空白期間が長引くほど、いざ働こうと思った際の就職ハードルが上がり、選択肢も狭まってしまうためです。

また、孤独感を抱えたり自己肯定感が下がったりする恐れもあります。最初から天職を求めて動けなくなるよりは、アルバイトやインターンなどで社会との接点をもち続けるのがおすすめです。

動いているうちに、「これくらいなら続けられる」「ここは嫌ではない」といった自分なりの基準が見えてくるでしょう。

Q.何のために働くのかわからなくなったらどうすべき?

A.まずは無理に立派な理由を探そうとせず、立ち止まって今の自分を見つめ直してみましょう。頭の中だけで悩まず、やりたいこと・やりたくないことを紙に書き出したり、理想の生活をイメージしたりして思考を可視化するのが有効です。また、一人で抱え込まずに就職エージェントといったプロに相談することで、客観的な視点から働く意味につながるヒントを見つけてもらえるでしょう。

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本記事の監修者

淺田真奈(あさだまな)

大学時代は接客のアルバイトを3つかけもちし、接客コンテストで全店1位になった経験をもつ。新卒では地方創生系の会社に入社をし、スイーツ専門店の立ち上げからマネジメントを経験。その後、レバレジーズへ中途入社。現在はキャリアチケットのアドバイザーとして、学生のキャリア支援で学生満足度年間1位と事業部のベストセールスを受賞し、リーダーとしてメンバーのマネジメントを行っている。

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