このページのまとめ
- 働く意味が分からないのは仕事へのイメージが悪く、つらいものと感じているため
- 働く意味が分からないときは、人の役に立つことや理想の自分を描いてみるのがおすすめ
- 働く意味が分からないときに面接で問われたら、企業や社会に貢献できることを伝えよう

「働く意味が分からない」「お金以外の理由って何だろう」と悩んでいる就活生も多いでしょう。働く意味が分からなければ就活への意欲も上がらないため、自分が人の役に立てることや仕事をするメリットを把握することが大切です。
この記事では、働く意味が分からなくなる理由や解決方法、働くメリット・働かないデメリットを解説。また、面接での働く意味の回答方法や例文もまとめたので、ぜひ参考にして自信につなげてください。
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- 働く意味が分からないのはなぜ?悩む理由を解説
- 自分に向いている仕事ややりたいことが分からない
- 働くことはデメリットが強いと思っている
- 興味のない仕事に就こうとしている
- 仕事=つらいことだと思っている
- 無理に働く意味を見つけようとしている
- 「好きなこと」を仕事にするべきだと思い込んでいる
- 働く意味が分からない人が知るべきお金以外の目的
- 目的を達成させるため
- キャリアアップを目指すため
- 人の役に立つため
- 人脈を増やすため
- 働く意味が分からない状況を打開する6つの方法
- 1.「やりたいこと」「やりたくない」ことを書き出す
- 2.今の自分がもつスキルを書き出してみる
- 3.収入をどのように使うか考える
- 4.理想の自分を思い描く
- 5.ボランティアや短期インターンに参加してみる
- 6.人の役に立てることを考える
- 働くことで得られる3つのメリット
- 1.収入を得て生活が安定する
- 2.仕事を通して成長できる
- 3.人と関わる機会がある
- 働く意味が分からず仕事をしない3つの影響
- 1.社会的な信用が低くなる
- 2.金銭面で諦めるシーンが増える
- 3.就職のハードルが高くなる
- 働く意味が分からないときに避けたい行動
- フリーターとして働く
- ニートになって社会との関わりを断つ
- 最初から完璧を求める
- 働く意味は就活で問われる可能性がある
- 就活で働く意味を問われる理由
- 就活の面接で働く意味を回答するポイント
- 就活の面接で働く意味を答える例文
- 働く意味が分からないと立ち止まっているあなたへ
働く意味が分からないのはなぜ?悩む理由を解説
働く意味が分からないと就活にも身が入らず、周囲から取り残されている気持ちになる人もいるでしょう。働く意味を見つけるには、まず探せない原因を明確にすることが大切です。
ここでは、働く意味が分からない理由を解説するので、自分に当てはまるものがないか確認してみてください。
自分に向いている仕事ややりたいことが分からない
働く意味が分からない理由の一つに、自分が何に向いているのかや、やりたい仕事が分からないことが挙げられます。自分の適性や目的がないと、自分が何に貢献できるのかを想像するのが難しくなるためです。
たとえば、自己分析が不十分な状態では、企業選びの軸が定まらず、どの仕事も他人事のように感じられるでしょう。また、やりたいことが見つからないのは、世の中にどのような役割があるのかを知らないだけかもしれません。
その結果、判断基準をもたないまま「どの選択が自分にとって正解なのだろう」という問いに終始し、身動きが取れなくなってしまうのです。
働くことはデメリットが強いと思っている
「働くことはデメリットばかり」と考えるのも、働く意味が分からなくなる理由の一つです。「働くと自分の時間が減る」「責任を負いたくない」など、仕事に対するマイナス面ばかり考えていると、働くことへの動機を見つけるのは難しいでしょう。
負の側面にばかり焦点を当てると、得られるはずの報酬や経験よりも「失うもの」が大きく感じられ、結果として「何のために仕事を頑張るのか」という問いへの答えが出せなくなってしまうのです。
興味のない仕事に就こうとしている
興味のない仕事に就こうとしているのも、働く意味が見つからないと悩む原因の一つです。本心では関心がない業界や職種を志望していると、本来あるべき「やりがい」を見出すことが難しくなり、働く目的が妥協や義務へと変質してしまいます。
特に、「大企業なら安心だといわれているから」「親に勧められたから」といった他人の意見を優先して、自分の興味や価値観を無視した就活を行っている場合、「なぜ自分はこの仕事をしているのか」という実感がもてず、働く意味を見失いやすくなるでしょう。
仕事=つらいことだと思っている
働く意味が分からないのは、仕事はつらいことだと思っているためです。SNSなどで情報が溢れる現代では、仕事が自分に合わずつらい思いをしている人の声を見る機会も多いでしょう。
その結果、まだ就職していない段階から「働くことはきっとつらいに違いない」と思い込みが強まり、働く意義を見失ってしまう可能性があります。
無理に働く意味を見つけようとしている
「働く理由を見つけなければならない」と無理やり働く意味を見つけようとすると、悩みやすくなります。そもそも働きたいと思っていない場合、納得のいく答えには辿り着きにくいからです。
たとえば、「働きたくないけれど、周りに迷惑をかけるから就職しなければならない」などと義務感から就活しても、働く意味を見つけることは難しいでしょう。
「好きなこと」を仕事にするべきだと思い込んでいる
「好きなこと」を職にできない自分はダメだと考えてしまうと、就活が苦しくなるでしょう。趣味と仕事は別物であり、好きではなくても「得意なこと」を活かして社会に貢献している人は存在します。
「好き」にこだわりすぎると、条件面や適性を見落として選択肢を狭めてしまいがちです。また、期待値が高すぎるあまり、かえって働く意味を見失いやすくなるでしょう。
働く目的が見つからないのは、就活生によくある悩みの一つです。就活生によくある悩みとその対策方法は、「就活でよくある悩み20選!不安になる理由や解消法もご紹介」の記事で解説しているのでチェックしてみてください。
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働く意味が分からない人が知るべきお金以外の目的
仕事を通じて得られる価値は、目に見える報酬だけではありません。キャリアチケットが25卒を対象に実施したアンケートをみると、「企業を選ぶポイント」には給与以外にもさまざまな項目があることが分かります。

このように、仕事に求める価値観は人それぞれです。まずはアンケートの結果をヒントに、目標達成や自己成長など「自分はどんなときにモチベーションが上がるのか」を明確にすることで、自分が納得できる働く意味が見つかるでしょう。
以下では、お金以外に考えられる働く意味の具体例を解説します。自分に当てはまるものがないか、ぜひ参考にしてみてください。

目的を達成させるため
お金以外に考えられる働く意味には、「目的を達成するため」が挙げられます。仕事は、自分自身の「成し遂げたいこと」を具現化する絶好の機会です。
たとえば、企業に所属して大きなプロジェクトに携われば、個人では達成できないような大規模な目標をクリアできるでしょう。新しい製品を世に送り出したり、Webサービスを普及させたりするプロセスは、その成果が社会に還元される喜びを通じて、個人の夢やビジョンを達成するプロセスそのものとなるはずです。
また、自身の目的と企業の方向性が一致していることは、働くうえでの大きな原動力となります。そのため、就活において志望先企業の事業内容にマッチした目的を具体的に言語化して伝えれば、熱意や適性が高く評価され、選考で有利になる可能性があるでしょう。
就活の面接で働く目的を聞く理由が知りたい方は、「なぜ就職するのかは面接でどう回答する?理由を導くヒントや例文3選を紹介」の記事をチェックしてみてください。
キャリアアップを目指すため
キャリアアップを働く意味としている人もいるでしょう。業務を通じて得られる専門知識や汎用的なスキルは、自身の市場価値を高め、将来の選択肢を広げてくれます。
就活中は内定をゴールと考えがちですが、実際には入社後がスタートです。目の前の課題に取り組むことが、結果としてプロフェッショナルな能力の向上につながるでしょう。
このように自分を磨く意識をもつことで、仕事にも前向きな意味を見出せるはずです。
人の役に立つため
人の役に立つことを、働く目的とするのも良いでしょう。仕事の本質は、誰かの悩みや課題を解決することにあります。自分の提供したサービスや商品が顧客に喜ばれたとき、多くの人は「働いていてよかった」という根源的な喜びを感じるはずです。
「社会貢献」と聞くと大げさに感じるかもしれませんが、同僚のサポートや小さな改善も立派な貢献といえます。誰かに感謝される経験は、自己有用感を高めるメリットにもつながるでしょう。
人脈を増やすため
人脈が増えることが、仕事でのモチベーションにつながることも少なくありません。仕事を通じて、学生時代には出会えなかったような価値観を持つ人や、尊敬できるプロフェッショナルとつながる機会が得られるからです。
社内外に広がるネットワークは、単なるビジネス上の付き合いに留まりません。時には、以下のようなメリットをもたらしてくれることもあります。
・異なる分野の専門家から刺激を受けられる
・人脈を通じて新しいプロジェクトや転職の誘いが舞い込む
・切磋琢磨できる仲間や迷ったときに相談できるメンターが見つかる
こうした人間関係の広がりは、実務を通じた相互理解があるからこそSNS上での交流とはまた違った、信頼に基づく深い絆へと発展するケースもあるでしょう。
参照元
キャリアチケット
【2023年10月実施】25卒学生の就活状況についての調査
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働く意味が分からない状況を打開する6つの方法
働く意味を無理に「社会貢献」などの大きな言葉に当てはめる必要はありません。働く意味は仕事を通じて得られる報酬や経験をどう自分の人生に活かすか考えることで、見えてくるでしょう。
ここでは、働く意味が分からない状況を打開する方法を6つ紹介するので参考にしてみてください。
1.「やりたいこと」「やりたくない」ことを書き出す
働く意味が分からないときは、「やりたいこと」「やりたくない」ことを書き出してみましょう。頭のなかだけで考えるよりも、紙に書き出すことで客観的に自分を分析できます。
好きなことや興味がある「やりたいこと」だけでなく、これだけは避けたいという「やりたくないこと」もセットで書き出しましょう。たとえば、以下のような項目が挙げられます。
| 分類 | 具体例 |
|---|---|
| やりたいこと | ・人に感謝されたい ・専門スキルを身につけたい ・英語を使いたい |
| やりたくないこと | ・満員電車に乗りたくない ・数字に追われたくない ・転勤したくない |
このように整理すると、自分が仕事に対して何を求めているのか、何がストレスになるのかが浮き彫りになります。自分にとっての優先順位が明確になれば、自ずと働く目的も見えてくるはずです。
2.今の自分がもつスキルを書き出してみる
働く意味が見つからないときは、今の自分がもつスキルを書き出してみるのも良いでしょう。スキルがないと感じて不安になると、働く意味を見失いやすくなるからです。
資格や特技といった特別なものだけでなく、これまでの学生生活で培った経験をすべて書き出してみてください。アルバイトでの接客経験や、ゼミでの資料作成、サークルでの調整役なども立派なスキルといえます。
自分の強みを再確認できれば、「この力を活かして誰かの役に立ちたい」という前向きな意欲が湧いてくるでしょう。スキルを棚卸しすることは、自己分析を深めるうえでもおすすめです。
自己分析の方法は、「自己分析とは?就活におすすめの簡単なやり方9選や目的・活用例を解説」の記事で解説しているので、あわせてチェックしてみてください。
3.収入をどのように使うか考える
就職後に得られるお金をどのように使うか考えるのは、働く意味を見つけるために有効です。一般的に、正社員として就職するとボーナスや福利厚生を得られるため、学生時代のアルバイトよりも収入が増えるでしょう。
収入が増えれば、学生時代にはできなかった経験や自己投資など選択肢が広がります。「お金以外に働く理由が見つからない」と悩んでいる人は、お金はあくまでも「生活を安定させたうえで自分のやりたいことを我慢しないためのツール」という捉え方をしてみてください。
具体的な使い道が決まれば働く意味が見つかり、日々のモチベーションも高まるでしょう。
4.理想の自分を思い描く
働く意味を探す際は、理想の自分を想像するのがおすすめです。憧れの人や生活に近づこうとしたり、自分が活躍しているところを想像したりするのも良いでしょう。
理想の自分を思い描く際は、「自分にはどうせ無理」と決めつけないことが大切です。たとえ実現までに多くのステップを要するとしても、理想に近づく可能性は誰にでもあります。
「理想の自分」は何を目的とし、仕事を通じて何を得ているのか。それを具体的に想像することで、今の自分にとっての働く意味が自ずと見えてくるでしょう。
就活は、就職した先を見据えることで成功につながります。「就活のゴールって何?内定獲得だけに捉われず自分の目標を設定しよう」を参考にして、理想の就職につなげてください。
5.ボランティアや短期インターンに参加してみる
ボランティアや短期インターンに参加してみることで、働く意味が見つかる可能性があります。実体験を通して得られる刺激は、頭で考えた理屈よりも説得力があるからです。
短期インターンは、企業の雰囲気や実際の業務を肌で感じる絶好の機会といえます。ボランティア活動も、仕事がどのように社会とつながるかをダイレクトに実感できるためおすすめです。
現場で働く人の姿を見たり、感謝の言葉を直接受け取ったりすることで、「働くのも悪くないな」「この仕事を通じて将来△△を実現したい」と思える瞬間が訪れるでしょう。まずは、ハードルの低い、1日完結型のイベントやプログラムへの参加を検討してみてください。
6.人の役に立てることを考える
就職する意味を探すには、自分が誰かの役に立てることは何か考えるのも方法の一つです。
過去の経験のなかで、人に喜ばれたり感謝されたりした経験がないか振り返ってみてください。その際、満足感を覚えたり、「もっとやってみよう」と気持ちが高揚したりしたなら、自分に向いている活動だと想定できます。
自分に向いていることを基準に「これなら自分は人の役に立てる」と自信がもてる分野の仕事を探せば、働く意味も定まってくるでしょう。
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働くことで得られる3つのメリット
「働く意味がわからない」と悩む人のなかには、そもそも働くメリットを見つけられていないケースも少なくありません。働くことで得られるメリットを確認して、自分なりの働く理由を探してみましょう。
1.収入を得て生活が安定する
働くメリットは、収入を得られて生活が安定することです。一定の収入があれば、衣食住だけでなく、健康や老後の心配に備えられます。
たとえば、家などの不動産が欲しいと思った際も、お金があれば前向きに購入を検討できるでしょう。また、旅行や趣味、嗜好品に使えるお金も増えるため、ストレスを発散したり心を満たしたりしやすく、日々の充実にもつながります。
このように、仕事はお金を得て生活するためだけでなく、自立した豊かな生活につながるメリットがあるのです。
2.仕事を通して成長できる
仕事には、仕事を通して成長できるメリットがあります。自分の適性や才能は、他人との関わりや課題に向き合うなかで発見し、磨かれるものです。
自分の能力を発揮して誰かに喜ばれる経験はやりがいを見つけるきっかけとなり、さらなる高みを目指す原動力にもなります。仕事を通じて自己成長することで今まで以上に周囲から必要とされる存在になれば、やりがいにもつながるでしょう。
自分の能力がどのような職種で活かせるか知りたい人は「就活における職種の一覧とは?自分に合う仕事の見つけ方も紹介」をご覧ください。
3.人と関わる機会がある
多くの人と関わる機会があることも、働くメリットの一つです。
多くの仕事は、人との連携によって成り立っています。周囲と協力して業務を進めるなかで、自分の貢献できることや不足しているスキルが見えてくるはずです。
たとえ意見の食い違いやトラブルが生じたとしても、それを乗り越える過程で、これまでにない手法を取り入れたり多角的な視点をもてるようになったりします。こうした経験は、組織の発展のみならず、自己成長へとつながるでしょう。
また、多様な価値観に触れて視野が広がったり、自分を見つめ直すきっかけになったりするなど、仕事で人と関われば多くのメリットが得られます。
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働く意味が分からず仕事をしない3つの影響
働く意味が見い出せないからといって、働かないでいるのはリスクが伴います。ここでは、働く意味が分からないまま仕事をしないことで生じる影響を解説するので、自身のキャリアを再考する材料にしてみてください。
1.社会的な信用が低くなる
働く意味が分からず仕事をしない影響は、社会的な信用が低くなることです。社会的信用度は、雇用と収入の安定さが一つの指標となります。
フリーターは時間給が一般的となるため、月給制の正社員と比べて収入が不安定になりがちです。また、雇用契約も期限があるため、仕事を失うリスクは正社員より高め。社会的信用度が低いとローンが組めなかったり、賃貸やクレジットカードの審査が通らなかったりする可能性があるでしょう。
そのため、働かずに社会的な信用が低いと選択肢が狭くなり、将来のライフプランの設計に影響が出たりするデメリットが考えられます。
2.金銭面で諦めるシーンが増える
金銭面で諦めるシーンが増えるのも、働く意味が分からないままでいるリスクの一つです。一定の収入があれば、ある程度のお金が必要となる趣味や買い物を楽しむ選択の幅が広がります。
また、「数年後に△△をしたい」と夢や目標を抱いた際に、計画的に貯金ができ、達成へと近づけるでしょう。
しかし、働くことを避けている状態では、いざやりたいことや夢が見つかっても、資金面で諦めざるを得ない可能性が高まります。働かないことで得られる自由もありますが、働いて手に入る自由もあるため、自分にとってどちらが大切かをしっかり考えることが重要です。
3.就職のハードルが高くなる
働かない期間が長引くほど、いざ就職しようと考えたときのハードルが高くなる可能性があります。企業側は採用にあたって「空白期間に何をしていたのか」「働く意欲があるのか」を厳しくチェックするためです。
特別な理由がないまま空白期間ができ、志望動機から意欲を感じなければ、「嫌なことがあったらすぐに辞めてしまうのではないか」「責任感をもって仕事を完遂できるのか」とマイナスの印象をもたれかねません。
また、仕事から離れていることで、「業務に必要なスキルが身についていない」と判断される可能性もあります。手遅れになる前に、小さな一歩でもいいので社会との接点を持つことが重要だといえるでしょう。
就職しないメリット・デメリットは、「就活しない末路とは?メリット・デメリットを知って後悔しない選択をしよう」の記事でも解説しているので、あわせてチェックしてみてください。
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働く意味が分からないときに避けたい行動
働く意味が見つけられない状況から抜け出そうと焦ってしまうと、かえって将来の選択肢を狭めてしまう可能性があります。ここでは、働く意味が分からないときに避けたい行動を解説するので参考にしてみてください。
フリーターとして働く
「正社員として働く意味が分からないという理由だけで安易にフリーターの道を選ぶのは、おすすめできません。前述したように、フリーター期間が長引くと、将来的に正社員を目指したくなった際、就活でのハードルが上がる実態があるからです。
たとえば、「資格を取得して△月までに正社員を目指したい」といった目標をもって一時的にフリーターとして働くのは選択肢の一つとなるでしょう。しかし、明確な目的がないまま時間だけが過ぎると、いざという時に再び就活へ向かうモチベーションを維持するのも難しくなります。
夢を追うためなどの明確な目的があれば別ですが、「なんとなく」でフリーターを続けると、将来の自分を苦しめることにつながるので慎重に検討しましょう。
ニートになって社会との関わりを断つ
働く意味が分からないからといって、ニートになって社会との関わりを断つのは危険です。社会との関わりを断つと、孤独を感じやすくなったり、周囲と比較して焦りを感じたりして自己肯定感が著しく低下してしまう傾向があります。
一度社会から離れてしまうと、復帰するためには多大なエネルギーが必要です。また、空白期間が長くなるほど、面接で「この期間は何をしていたのですか?」という問いに答えるのが難しくなり、就活への恐怖心がさらに増してしまうでしょう。
最初から完璧を求める
働く意味が見つからず悩むときは、最初から完璧を求めるのは避けましょう。「一生を捧げられる天職を見つけなければならない」と最初から完璧な答えを求めすぎると、どの選択肢も正解に見えず、一歩も動けなくなってしまうからです。
仕事に対する価値観は、実際に働いて経験を積むなかで徐々に形成されていきます。今の段階で「人生の正解」を出そうとするのではなく、「まずはここなら頑張れそう」という点からスタートしてみましょう。
成功体験を積むことで、自分にとっての本当のやりがいや、働くことの意義がみえてくるはずです。就職したくないと感じている方は、「就活したくないのは甘え?モチベーションを上げる方法と就職以外の道を紹介」の記事を参考にしてみてください。
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働く意味は就活で問われる可能性がある
就活において、働く意味を面接で質問される可能性があるので入念な準備が必要です。ここでは、企業が就活生に働く意味を問う理由や回答のポイントを例文とあわせて解説するので参考にしてください。
就活で働く意味を問われる理由
就活で働く意味を問われる理由を理解することで、的を射た回答ができるようになります。企業側が知りたい情報を分かりやすく回答できれば、好印象を与えられるでしょう。
以下で、企業が就活生に働く意味を質問する理由を解説します。
学生の価値観を把握し自社にマッチするか確認したい
企業が面接で働く意味を問うのは、就活生の価値観を把握し、自社の社風や理念に合っているか確認するためです。
働くことへの価値観が社風に合わない場合、入社後に社員とのコミュニケーションに不和が起こる可能性があります。また、就活生の求めている職場環境と異なれば、仕事への意欲が湧かず早期退職にもつながりかねません。
採用の失敗を防ぐために、企業は働く意味の回答から就活生の価値観を知ろうとしているのです。
自社への入社意欲があるか把握したい
企業は、学生の考える働く意味の回答から入社意欲があるかをみています。
企業研究で志望先企業の社風や事業の方向性などを理解しておくと、働く意味の定義も企業のビジョンにマッチしたものになるはずです。反対に、就活生の回答が自社の方向性と明らかに異なったり、働くことへの熱意が感じられなかったりする場合は、自社への入社意欲が低いと判断できます。
働く意味の回答だけで合否が決まるわけではありませんが、志望動機と絡めて入社意欲をアピールする対策が大切です。
仕事で成長する可能性を把握したい
企業は、働く意味の質問を通じて、就活生が入社後に成長意欲があるか把握しようとしています。
働く意味を明確にもっている人は主体的に目的を見出し、行動できると判断することが可能です。自分なりに試行錯誤しながら行動できる人は、仕事での成長も期待できます。
また、明確な目的は、困難な壁にぶつかったときのモチベーションにもつながるでしょう。こうした「自律的な行動」と「逆境への強さ」を見極めるために、企業はこの質問をします。
就活の面接で働く意味を回答するポイント
就活で働く意味を聞かれたときに、企業側に好印象を与える回答をすることで選考をスムーズに進められます。一方で、本心から逸脱した取り繕った回答や「分かりません」といった回答は、意欲が低いとみなされマイナスの印象を与えかねません。
以下で、就活の面接で働く意味を回答するポイントを解説します。
自分の本心からずれない答えを用意する
面接で働く意味を回答するときは、自分の本心に基づいた内容を伝えることが大切です。内定が欲しいからといって、本心に沿わない回答をすると、入社後に「やっぱりこの仕事(企業)は自分には合わない」とミスマッチが起きやすくなってしまいます。
また、働く意味が見つからないといって、お金のためや趣味のためなど、仕事以外のことを答えた場合「収入や雇用条件が変われば退職するかもしれない」と面接官に思われかねないので気をつけましょう。
自分本位の回答は避けて具体的な内容にする
面接で働く意味を聞かれても、自分本位の回答をするのは避けて具体的な内容を伝えましょう。企業は、自社で活躍し、成果を上げる人材を求める傾向があります。
たとえば、「自分の成長のため」といった理由はポジティブに聞こえるかもしれませんが、それだけでは企業側に「会社を自分のための踏み台にしている」と受け取られかねません。
大切なのは、成長した結果、どのように企業や社会に貢献していくかまでを具体的に伝えることです。
ただし、どの企業でも通用する内容は避けましょう。「自社に入社する必要はない」と判断されれば、内定が遠ざかってしまいます。
企業の求めている人物像や、企業が社会に対してどのような役割を果たそうとしているかなどを調べたうえで、その企業だからこそ実現できる働く意味を考えましょう。
「分かりません」は避ける
働く意味を問われた際、「分かりません」と答えるのは避けてください。面接での回答で嘘をつくのは避けるべきですが、「分かりません」と伝えると「準備不足」「入社意欲が低い」といったネガティブな印象を与えやすくなります。
そのため、働く意味が見つからない場合でも、面接では何かしら答えられるように準備しておくのがおすすめです。これまでの経験を振り返り、自分がどのような瞬間に充実感を覚えるのかを深掘りすることで、自分なりの働く目的のヒントが見つかるはずです。
就活する意味が分からないと感じている方は、「就活する意味ってある?悩みの理由と対処法・就職の準備やポイントを解説」の記事をチェックしてみてください。
就活の面接で働く意味を答える例文
就活で働く意味を聞かれたときに、どのように答えるべきか迷う方もいるでしょう。ここでは、就活の面接で働く意味を答える際の例文を紹介します。面接官に好印象を与える答え方が知りたい方は、参考にしてみてください。
例文1
「私にとっての働く意味とは、相手の真のニーズを汲み取り、対等な立場で介在価値を提供することだと考えます。
以前、近所のお年寄りのお手伝いをしていた際、良かれと思って手を出したところ「自分でできることは自分でやりたい」と断られた経験があります。そのとき、一方的な手助けは時に相手の自尊心を損なうものであり、「相手が何を求めているか」を正しく理解して初めて、本当の貢献ができるのだと痛感しました。
営業という仕事を通じ、御社のサービスを「本当に必要としている場所」へ的確に届けることで、お客さまの自立や発展を支えたいと考えています。独りよがりではない、相手の期待を超える貢献をすることこそが、私の働く原動力です。」
例文2
「私にとって働く意味は、自らの専門性や能力を高め続け、組織の成果を最大化させることです。
高校時代の野球部では部員数が多く、私はレギュラーに選ばれませんでしたが、チームに貢献したい一心で、自分にできる役割を探しました。具体的には下級生の指導や、対戦相手の分析に基づくトレーニングメニューの提案などを自主的に行いました。
その結果、監督から「分析力を活かしてコーチのサポートをしてほしい」と役割をいただき、自分の磨いた力がチームの勝利に貢献できたことに、このうえない喜びを感じました。
御社においても、現状に満足せず自らを成長させ続け、その力を最大限に発揮することで、組織の発展に貢献したいと考えています。」
これらを参考にして、面接で働く意味を質問されても慌てないように準備しておきましょう。
かんたん1分!無料登録無い内定から脱却したい
働く意味が分からないと立ち止まっているあなたへ
働く意味が分からないと就活に身が入らず、立ち止まってしまうこともあるでしょう。就活の意味が分からないときは、最初から完璧な答えを目指さず、お金の使い方を考えたり、やってみたいことを思いつくままに書き出したりするのが有効です。
なお、自分の考えた働く意味に自信がもてなくて不安な就活生は、就職エージェントのキャリアチケットを利用してみてください。
キャリアチケット就職エージェントでは、経験豊富なキャリアアドバイザーがマンツーマンで就活をサポートしています。就活のプロと一緒に自分なりの働く意味を明確にできれば、自信をもって就活を進められるでしょう。
働く意味に限らず、就活で気になるポイントの相談やES(エントリーシート)の書き方、面接練習など一貫したサポートが可能です。また、あなたに合った求人の紹介も実施しているので、ミスマッチも防げます。
無料で利用できるので、まずは気軽にご相談ください。
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本記事の監修者
淺田真奈(あさだまな)
大学時代は接客のアルバイトを3つかけもちし、接客コンテストで全店1位になった経験をもつ。新卒では地方創生系の会社に入社をし、スイーツ専門店の立ち上げからマネジメントを経験。その後、レバレジーズへ中途入社。現在はキャリアチケットのアドバイザーとして、学生のキャリア支援で学生満足度年間1位と事業部のベストセールスを受賞し、リーダーとしてメンバーのマネジメントを行っている。