このページのまとめ
- 大学3年の12月は、企業の採用情報解禁や選考開始に向けて準備を整える時期
- 12月は自己分析や企業研究を行い、企業説明会やインターンに参加するのがおすすめ
- 就活の進め方に迷ったら、エージェントに相談するのも一つの手

「就活で大学3年生の12月は何をしたら良い?」とお悩みの方もいるでしょう。冬季インターンシップや早期選考が実施される12月は、翌年からの本格的な選考に向けた準備が必要です。
本記事では、12月から就活を始める大学3年生に向けて、具体的な準備内容や行動計画、スケジュールなどを詳しく解説します。効率的で効果的な就活に向けて、まずは何から始めれば良いのかを明確にしていきましょう。
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- 大学3年生の12月の行動が就活に影響する
- 【学年別】12月の就活状況
- 大学3年生の場合
- 大学4年生の場合
- 【大学3年生向け】12月以降の就活スケジュール
- 12月以降:情報解禁に向けた準備
- 12月~2月:冬インターンシップへの参加
- 3月以降:情報解禁・エントリー
- 3月~6月まで:本選考に向けた対策
- 6月以降:本選考
- 大学3年生が12月に取り組む7つのこと
- 1.自己分析を深掘りして就活の軸を定める
- 2.業界・企業研究で選択肢を広げる
- 3.企業説明会やイベントに参加する
- 4.インターンシップに参加する
- 5.OB・OG訪問でリアルな情報を得る
- 6.適性検査の対策を始める
- 7.早期選考に挑戦して実践経験を積む
- 12月に就活を始めたいあなたへ
- 12月の就活に関するよくある質問
- Q.就活を大学3年の12月から始めるのは遅い?
- Q.就活で12月に内定なしはヤバい?
- Q.就活で12月に何するべきか分からない…
大学3年生の12月の行動が就活に影響する
就職活動において、大学3年生の12月は重要な時期です。この時期の行動が、そのあとの就活を左右することがあります。
就活では、大学3年生の3月に情報解禁され、大学4年生の6月から選考開始されるのが一般的。大学3年生の12月は、年明けから本格化する就活シーズンに向けて、準備を整える最後の機会といえるでしょう。
12月は、多くの企業が冬季インターンシップや早期選考を実施する時期でもあります。この時期に積極的に行動を起こすことで、ほかの就活生との差別化を図ることができるでしょう。たとえば、業界研究や自己分析を深めることで、より明確な志望動機を形成できます。
就活を大学3年生の12月以前に始める方もいるようです。「就活はいつからスタートすれば良い?一般的なスケジュールや準備を解説」の記事では、就活を始める時期についてご紹介しているので、こちらもあわせてご一読ください。
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【学年別】12月の就活状況
ここでは、学年別の12月の就活状況を詳しく見ていきましょう。大学3年生と4年生では、それぞれ置かれている状況や、取り組むべき課題が異なります。
大学3年生の場合
大学3年生の12月は、すでに本格的に就活を始めている方も多い時期といえます。そのため、自己分析や企業研究を継続しつつ、インターンシップへ参加している大学3年生も多いでしょう。志望業界や企業が決まっている場合は、早期選考に参加することもあります。
キャリアチケット就職の「2026年入社予定学生の就活状況に関する調査」によると、2026年入社予定学生のうち85.5%が、大学3年の12月の時期までに「本格的な就活を始めている」もしくは「本格的に就活を始めたい」と考えていることが明らかになりました。一般的な企業の選考は6月以降のため、多くの就活生が早期選考にも参加したいと考えていることが分かります。

引用元:キャリアチケット就職「2026年入社予定学生の就活状況に関する調査」
早期選考に参加するかどうかは個人が自由に決定できますが、12月から就活を始める大学3年生は、本格的な就活に向けてできることから着実に進めていく必要があるでしょう。
大学4年生の場合
大学4年生の12月は、就活が落ち着きを見せる時期です。多くの学生がすでに内定を得ているため、就活を継続している学生は少数派となります。
しかし、この時期でも諦める必要はありません。年末にかけて追加募集を行う企業や、第二新卒枠での採用を行う企業も存在します。また、ベンチャー企業などでは、通年採用を行っている場合もあります。
4年生だからと焦ってやみくもに就活を進めるのではなく、企業研究を行いながら、自分に合った企業を見つけることが大切です。
12月に就活を進める大学4年生の方は、「冬採用攻略法!夏・秋採用との違いや内定獲得へのポイントを解説」の記事を参考にしてみてください。
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【大学3年生向け】12月以降の就活スケジュール
就職活動は長期戦となるため、計画的な準備が重要です。ここでは、12月以降の就活スケジュールについて、時期ごとの具体的な行動を解説します。焦らず着実に準備を進めることで、本選考を乗り切りましょう。
大学3年生の12月以降の基本的な就活スケジュールは、以下のとおりです。
12月以降:情報解禁に向けた準備
12月~2月:冬インターンシップへの参加
3月以降:情報解禁
3月~6月まで:本選考に向けた対策
6月以降:本選考
12月以降:情報解禁に向けた準備
大学3年生の12月以降は、3月の新卒採用の情報解禁に向けて基礎を固める期間です。まずは、自己分析に時間をかけましょう。これまでの経験を振り返り、学生時代に頑張ったこと、自分の強み・弱み、そして大切にしている価値観や将来の目標を明確にすることが重要です。
次に、業界研究に取り組みましょう。気になる業界の市場動向や主要企業のビジネスモデルを理解し、業界特有の課題を把握することで、企業選びの軸が見えてきます。
また、就活に必要な基本的な準備も進めておきましょう。就活用スーツの準備や証明写真の撮影、履歴書やESのテンプレート作成など、早めに準備しておくことで、後々の負担を軽減できます。
12月~2月:冬インターンシップへの参加
冬のインターンシップは、実際に企業で働く経験ができる貴重な機会です。インターンシップに参加すると、業界や企業に対する理解を深められるだけでなく、社会人として必要な基礎力を向上させることができます。また、企業の社風や雰囲気を肌で感じられるのも大きなメリットです。早期選考につながる可能性もあるため、積極的な参加をおすすめします。
3月以降:情報解禁・エントリー
3月1日からは、いよいよ企業の新卒採用情報が解禁されます。企業説明会には積極的に参加し、採用情報を集めましょう。対面だけでなく、オンライン説明会も活用することで、効率的に情報を収集できます。説明会に参加する際は、事前に質問事項を準備しておくと、より有益な情報を得られるでしょう。
並行して、エントリーも開始しましょう。企業へのプレエントリーを行うとともに、エントリーシートの作成も始めてください。
3月~6月まで:本選考に向けた対策
本選考開始までの期間は、集中的な対策が必要です。ES(エントリーシート)の作成と添削を繰り返し行い、自己PRの内容を磨き上げましょう。また、面接練習も欠かせません。個人面接だけでなく、集団面接の練習も行うことで、さまざまな状況に対応できるようになります。
SPIなどの筆記試験対策も忘れずに行いましょう。参考書や問題集を活用し、苦手な分野を克服することが重要です。
さらに、業界知識を深めるために、業界のニュースや専門誌を読むなどして、知識の幅を広げましょう。OB・OG訪問も積極的に行い、企業の内情や仕事のやりがいについて直接話を聞くことで、企業理解を深めることができます。
6月以降:本選考
いよいよ本選考が始まります。選考期間中は、スケジュール管理を徹底しましょう。複数企業の選考を並行して進める必要があるため、余裕をもった日程調整が重要です。また、内定辞退に関するルールも事前に確認しておきましょう。
選考期間中は、心身のコンディションを良好に保つことも大切です。十分な睡眠時間を確保し、バランスの取れた食事を心掛けましょう。適度な運動も、ストレス解消や体調維持に効果的です。
就職活動は決して楽なものではありませんが、計画的に準備を進めることで、必ず道は開けます。自己分析と業界研究にしっかりと時間をかけ、自信をもって本選考に臨みましょう。
就活のスケジュールをより詳しく知りたい方は、「27卒大学生の就活スケジュールと流れは?26卒の動向や準備のコツを解説」の記事をご参照ください。
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大学3年生が12月に取り組む7つのこと
ここでは、大学3年生が12月に取り組む7つのことをご紹介します。3月の新卒採用の情報解禁に向けて、計画的に準備を進めていきましょう。
1.自己分析を深掘りして就活の軸を定める
まずは、自己分析を深掘りして就活の軸を定めましょう。自己分析は就活の土台となる重要な作業です。自分の価値観や強み、やりたいことを明確にできれば、志望企業の選定や面接での受け答えに活かせます。自己分析で定めた軸は、今後の就活全体の方向性を決める方針となるので、じっくり時間をかけて行ってください。
自己分析を行う際は、自分の過去の経験を振り返り、以下のポイントを整理しましょう。
・学生時代に力を入れたこと
・成功体験と失敗体験
・大切にしている価値観
・将来なりたい自分像
これらの要素を掘り下げることで、自分らしい就活の軸が見えてくるはずです。自己分析を丁寧に行い、自信をもって就活に臨めるようにしましょう。
自己分析の詳しい方法については、「自己分析のやり方おすすめ10選!正しく長所を理解するコツも解説」の記事で解説しています。こちらもあわせてご覧ください。
2.業界・企業研究で選択肢を広げる
業界・企業研究は、将来のキャリアを考えるうえで欠かせません。さまざまな業界・企業の特徴や今後の展望を理解できれば、自分に合った仕事を見つけることができます。興味のある業界だけでなく、関連する業界にも目を向けることで、仕事探しの視野が広がるでしょう。
業界研究で調査するポイントは以下のとおりです。
・市場規模や成長性
・主要企業の特徴
・業界特有の課題
・今後のトレンド
企業研究では、以下の情報を中心に調べましょう。
・企業の理念や方針
・事業内容と強み
・社風や働き方
・採用実績や求める人物像
業界・企業研究を通じて、自分の興味や適性に合った仕事を見つけ、将来のキャリアプランを具体的に描きましょう。
3.企業説明会やイベントに参加する
12月以降は、さまざまな企業説明会や就活イベントが開催されます。これらのイベントは、企業の最新情報を得られるだけでなく、人事担当者と直接話すことができる貴重な機会となります。また、同じ志望業界を目指す就活生と交流することで、新たな視点や情報も得られるでしょう。
企業説明会やイベントに参加する際のポイントは以下のとおりです。
・事前に企業研究を行う
・質問事項を準備する
・ほかの就活生との交流を大切にする
・参加後は必ずメモを整理する
企業説明会やイベントは、企業理解を深めるだけでなく、就活仲間との情報交換の場としても活用できます。積極的に参加し、就活を効果的に進めていきましょう。
4.インターンシップに参加する
冬のインターンシップは、実際の業務を体験できる貴重な機会です。企業によっては早期選考へのルートとなることもあります。インターンシップに参加することで、企業理解を深められるだけでなく、自己成長の機会にもなるでしょう。
冬のインターンシップへ参加する際は、以下のポイントを押さえましょう。
・業務内容や社風を観察する
・社員と積極的にコミュニケーションをとる
・学びをメモしておく
インターンシップは短い期間ではありますが、積極的に業務に取り組み、社員の方々とコミュニケーションを図ることで、企業の雰囲気や文化を肌で感じられます。また、インターンシップを通して、自分の強みや弱み、興味のある分野を再確認することも可能です。将来のキャリアを考えるうえで、非常に有益な経験となるでしょう。
5.OB・OG訪問でリアルな情報を得る
12月以降は、 OB・OG訪問でリアルな情報を得るのも良いでしょう。OB・OG訪問は、実際に企業で働いている社員から、仕事のやりがいや苦労、社内の雰囲気など、リアルな情報を聞ける機会です。企業のWebサイトや説明会では得られない情報を得るためにも、積極的に活用し、企業理解を深めましょう。
OB・OG訪問に参加する前には、以下の準備を行ってください。
・業界/企業研究に取り組む
・質問事項を用意する
・OBやOGの経歴を確認する
OB・OG訪問で聞きたいことを事前にリストアップし、企業の文化や働き方、キャリアパスなどを遠慮なく質問してみましょう。訪問後のお礼も忘れないようにしてください。
OB・OGと良好な関係を築くことで、今後の就職活動において貴重なアドバイスやサポートを受けられる可能性もあります。
6.適性検査の対策を始める
多くの企業で実施される適性検査に向けて、早めの対策で高得点を目指しましょう。適性検査は、企業が応募者の能力や性格を客観的に評価するためのツールです。しっかりと対策を行い、自信をもって本番に臨めるようにしましょう。
適性検査対策のステップは以下のとおりです。
・適性検査の種類と特徴を理解する
・問題集で実践練習を行う
・時間配分を意識した模擬テストを行う
適性検査には、SPIや玉手箱、GABなど、さまざまな種類がありますが、それぞれの特徴を理解し、自分に合った対策を行うことが重要です。問題集やWebテストを活用し、繰り返し練習することで、出題傾向や時間配分を把握できます。
7.早期選考に挑戦して実践経験を積む
早期選考は、本選考の前に選考の流れを体験できる貴重な機会です。早期選考に挑戦すると、本選考に向けての準備をより効果的に進めることができます。積極的に参加し、実践経験を積み重ねましょう。
選考プロセスを体験すると、自分の強みや弱みを把握でき、改善点を見つけることができます。また、面接での受け答えや自己PRのスキルを磨くことも可能です。たとえ不採用になったとしても、その経験は必ず本選考に活きてくるはずです。
これらの活動に取り組むことで、本格的な就活シーズン解禁までに必要な経験と知識を得ることができます。就活は徹底的な準備が大切です。12月からしっかりと準備を進め、効率的な就活を目指しましょう。
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12月に就活を始めたいあなたへ
大学3年生の12月は、本格的な就活シーズンに向けて、基礎固めと準備を行う重要な時期です。焦らず、着実に準備を進めていきましょう。
12月から就活を始めるにあたって、「何から手をつければ良いか分からない」「効率的に情報収集したい」という方は、就活エージェントを利用するのも一つの手です。
就活エージェントは、あなたの希望に合った企業を紹介してくれるだけでなく、ES添削や面接対策など、就活に関するさまざまなサポートを提供してくれます。自分に合った就活エージェントを活用することで、効率的に就活を進めることができ、内定獲得の一歩を踏み出せるでしょう。
12月からの就活の方法にお悩みの方は、キャリアチケットへご相談ください。キャリアチケットは、就活にお悩みを抱える学生のサポートに特化した就活エージェントです。多くの学生をサポートしてきた経験豊富なキャリアアドバイザーが、一人ひとりの希望や適性を分析し、ピッタリの企業をご紹介します。
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12月の就活に関するよくある質問
就活を始めるにあたって、さまざまな疑問や不安があるのは当然です。ここでは、大学3年の12月の就活に関してよく寄せられる質問とその回答をまとめました。
Q.就活を大学3年の12月から始めるのは遅い?
A.決してそんなことはありません。大学3年の12月は、自己分析や業界・企業研究など、就活の基礎を固めるのに最適な時期です。焦らずに、一つずつ丁寧に準備を進めていきましょう。早期選考を実施している企業もありますが、多くの企業は3月から新卒採用情報を解禁します。12月からしっかりと準備をすれば、十分に間に合うでしょう。
Q.就活で12月に内定なしはヤバい?
A.大学3年の12月の時点で内定がないからといって、焦る必要はありません。多くの企業は、6月から本格的な選考を開始します。12月は、まだ選考が本格化する前の準備期間です。内定がないことを悲観するのではなく、自己分析や企業研究を深め、万全の状態で本選考に臨めるように準備しましょう。
内定時期以外にも就活に関するお悩みを抱えている方は、「就活悩みあるある12選|よくある悩み・失敗談から学ぶ対処法もご紹介!」の記事をご覧ください。
Q.就活で12月に何するべきか分からない…
A.12月にやるべきことは、大きく分けて以下の3つです。まずは、自己分析を徹底的に行い、自分の強みや弱み、興味のある分野を明確にしましょう。次に、業界・企業研究を行い、自分に合った企業を見つけます。そして、インターンシップや企業説明会に参加し、企業理解を深めてください。
これらの活動を通して、就活の軸を定め、自信をもって選考に臨めるように準備しましょう。
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