冬採用の特徴とは?ほかの時期との違いや内定に近づくコツを紹介

このページのまとめ

  • 主に人員補充や、節税対策として冬採用を行う企業が多い
  • 春夏採用と比べて、冬採用は募集人数が少なく大規模な面接はあまり行わない
  • 面接では、冬採用の選考を受けている理由を問われることが多い
  • 冬採用では自分を責めず、新しいチャンスだと思って気持ちを切り替えよう

冬採用の特徴とは?ほかの時期との違いや内定に近づくコツを紹介のイメージ

冬採用は、就活のピークである春夏選考とは特徴が異なります。これまで就活を続けてきた方も、これから就活を開始する方も、どのように選考を進めるべきか悩むことが多いのではないでしょうか。このコラムでは、ほかの季節の選考と違う点や、冬採用ならではの注意点について解説しています。また、内定に近づくためのコツにも触れているので、ぜひ参考にしてみてください。

冬採用ってなに?

一般的に冬採用とは、おおよそ12月から3月にかけて行われる人材採用活動のことです。ほか、4~6月頃は春採用、7~8月頃は夏採用、9~11月頃は秋採用と呼ばれています。春採用と冬採用の2回を行っている企業や、夏採用のみを行う企業など、採用活動の時期や回数には企業によって違いがあるもの。すべての企業が一年をとおして採用活動を行っているわけではありません。

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冬採用をする企業の4つの特徴

この項目では、冬採用をする企業の特徴についてご紹介します。

1.想定よりも内定辞退が多かった

春採用や夏採用で採用予定人数に達しなかった場合、新たに人材を確保するために冬採用を行うようです。企業は、内定辞退を考慮した上で就活生に内定を出していますが、辞退者数が予想を上回ることもあるでしょう。この傾向は、同業他社が多い大手企業や、専門分野に強みを持っている中堅企業などによく見られます。このような企業は、毎年のように冬採用を実施している場合も多いです。そのため、過去の採用実績を調べることで、対策が立てられるでしょう。

2.人員が不足している

急遽人員が不足してしまい、新たに人材を補充したいと考える企業もあるでしょう。たとえば、企業内合併や部署数減によって人員削減をした結果、通常業務に支障が出てしまった場合。来年春以降の大幅な企業戦略変更を受けて、冬採用に踏み切る場合があります。

3.戦略的に冬採用を行っている

企業が戦略的に採用活動を延長している場合があります。冬採用は、今の内定に満足していないスキルの高い学生が応募してくることも。したがって、優秀な人材を確保するために、期待をこめて冬採用を行うパターンもあります。

4.予算に余裕がある

収入と課税率を考えた場合、冬採用で新卒を採用し予算を使用するほうが、得になる場合があります。採用に関する予算は、前年度に基づいて計算されているもの。予算よりも大幅に支出が少なく、利益が出た場合、節税対策として支出を増やさなくてはいけません。ほかに、年度の途中に予算外の各種助成金給付を受けた場合にも、冬採用を行う可能性があるでしょう。
 

冬採用の3つの注意点

冬採用の就活では、以下の3つの点に注意して就活を進めていきましょう。

1.ブラック企業もある

上記のような理由で冬採用を行っている企業が多い中、長期間にわたって採用活動をしているブラック企業も存在するのが現状です。こうした企業は、離職率が高かったり、社員の平均年齢が極端に若かったりするため、就職を決めてしまう前に情報収集を行い精査しましょう。

2.焦ると企業とのミスマッチに繋がる

焦って熟考せずに内定を決めてしまうと、企業とのミスマッチに繋がる恐れがあるので注意しましょう。せっかく就職が決まっても、企業と自分の考えにズレがあれば、早期離職へと繋がってしまいます。ほかの選択肢として、就職浪人や就職留年があることも知っておきましょう。ただし、それぞれメリット・デメリットがあるので、十分な検討が必要です。

3.募集が急に締め切られる可能性がある

冬採用は、予定よりも早く募集が締め切られる場合があります。人員が十分に確保できた時点で、採用を終了する企業が多いからです。また、反対に人員が不足して急遽採用が始まる場合もあります。いずれにせよ、気になる企業の採用情報は、こまめに確認しておくと良いでしょう。

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春夏採用との3つの違い

冬採用の就活では、ほかの時期と異なる点があります。

1.一社あたりの募集人数が少ない

秋冬採用を行っている企業自体は多いですが、それぞれの企業で募集している人数は少ない傾向です。前項で説明したように、大半の企業は春夏採用ですでに人材を補充しているため、秋冬採用時にはそれほど多くの人材を求めていないことがほとんど。募集人数が少ないため、大規模なグループ面接をする企業も必然的に少なくなります。

2.応募者の背景が多様

秋冬採用は、応募者の背景が多様化していることも特徴です。主な応募者は、就活したが内定をもらえなかった人や内定先に納得できず辞退した人、留学していた人や就活を初めて行う人など。前々から就活を開始していた人は、今までの志望企業から内定がもらえなかった原因を探る必要があります。また、初めて就活する人は、短い時間の中で自己分析や企業研究を綿密に行わなくてはいけません。応募者の背景が異なるため、行うべき対策もまたそれぞれです。

3.選考スケジュールが短い

冬採用は選考スケジュールが短いことが特徴です。卒業というタイムリミットがあるので、3月を待たずに早めに内定がでることも珍しくありません。春夏採用よりも、スピード感のある選考になることが多いでしょう。

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冬採用で内定に近づくための5つのポイント

以下の5つのコツを押さえて就活すると、内定に近づく可能性が上がるでしょう。

1.大学の求人票をチェックする

会社のホームページや求人サイトなど、募集要項を探す方法は複数ありますが、特に大学の求人票をチェックするのがおすすめです。企業側が「この大学の学生を採用したい」と思って連絡してきたものなので、その大学に在学しているというだけで採用される確率が高くなります。

2.積極的に多くの企業を受ける

冬採用は募集人数が少ないため、たくさんの企業に応募することが大切です。内定辞退した人の欠員補充である場合が多く、中には、内定辞退者と能力や保有資格が似ている人材を求めているケースも。その場合、応募者の出来不出来で採用が決まるわけではありません。したがって、少ない企業に力を入れるよりも、母数を増やして採用される確率を上げるほうが良いでしょう。

3.就活エージェントを利用する

何から手をつけたらいいか分からないという方は、就活エージェントを利用してみましょう。就活のプロが、あなたにマッチする企業を一緒に考えてくれるのはもちろん、書類作成や面接対策などの相談にものってくれます。通常の求人サイトには掲載されていない、非公開求人を紹介される場合もあるでしょう。

4.合同説明会に参加する

就職したい業界や会社がはっきりと決まっていない場合は、ぜひ合同説明会に参加してみてください。思いもよらなかった企業に出会い、就活の選択肢が広がる場合もあります。また、一度に多くの企業のことを知れるので、効率的なのも利点です。

5.今就活している理由を答えられるようにする

企業側の「なぜ秋冬採用の時期に就活をしているの?」という疑問に対して、スムーズに答えられるようにしておきましょう。一般的に、春夏採用の時期が就活のピークなので、この質問をされる可能性は高いです。「春夏採用時に貰った内定に満足できなかった」「留学していた」などの理由なら問題ありません。しかし、「春から就活しているのに1つも内定をもらえていない」というケースは、マイナスな印象を与えてしまう恐れがあるため注意が必要です。この場合は、内定がもらえなかった理由と改善策を併せて考えておき、スムーズに答えられるように準備しておきましょう。

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冬採用でも焦らず前向きな姿勢で就活しよう

冬採用に臨む方は、卒業が迫っているために焦りがちになってしまいますが、落ち着いて前向きに就活しましょう。特に、春夏採用で複数の企業の面接に落ちていると、「自分はだめだ」「誰にも必要とされていない」と自己否定をしてしまう人も多いはず。しかし自信がなくなってしまうと、小さい声で話すようになったり、姿勢が悪くなったりして、さらに面接にとおりにくくなってしまいます。面接に落ちたからといって、人間性や能力を否定されたわけではありません。面接に落ちた企業は「あなたと合わなかった」というだけ。冬採用は、本当に自分に合った企業を見つけるチャンスだと考え、企業研究をしっかり行いながら進めていきましょう。
 
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