このページのまとめ
- 就活アドバイザーは、企業探しや具体的な選考対策の進め方をサポートしてくれる存在
- 学生は無料でアドバイザーを利用できるのは、企業側から手数料を受け取っているから
- アドバイザーの言うことを鵜呑みにせず、自分でも積極的に就活を進めることが大切
就活アドバイザーへの相談を迷っている、または「怪しいのでは」と不安に感じている就活生へ。就活アドバイザーは自己分析から内定獲得までサポートしてくれる心強い存在で、無料の仕組みを知れば安心して活用できます。
この記事では、就活アドバイザーのメリット・デメリットや利用の流れ、27卒・28卒・29卒それぞれの活用ポイントを解説するので、ぜひご一読ください。
かんたん1分!無料登録就活の不安について相談したい
- 就活アドバイザーとは就活の悩みや進め方のアドバイスをする人
- 就活アドバイザーが在籍する場所・組織
- 就活アドバイザーの主なサポート内容
- 就活アドバイザーの主な経歴や所有資格
- 就活アドバイザーは怪しい?無料の仕組みと見極め方
- なぜ無料なのか?お金の仕組み
- 就活アドバイザーが「怪しい」といわれる理由
- 信頼できるアドバイザーの見極め方
- 就活アドバイザーに相談する4つのメリット
- 1.自分に合いそうな企業を一緒に探してもらえる
- 2.ESや面接の対策を実践ベースでサポートしてもらえる
- 3.就活の予定や優先順位を整理してもらえる
- 4.非公開求人により早期内定につながる可能性がある
- 就活アドバイザーに相談する3つのデメリット
- 1.紹介される企業に偏りが出ることがある
- 2.提案される企業数が多く感じる場合がある
- 3.断りにくく感じてしまうことがある
- 就活アドバイザーを利用する流れ
- 1.登録・初回面談
- 2.企業紹介・選考対策
- 3.内定~内定後
- 就活アドバイザーを上手に利用するための4つのコツ
- 1.複数のサービスを利用して比較する
- 2.選考状況や希望条件を正直に伝える
- 3.担当者が合わない場合は遠慮なく変更を申し出る
- 4.アドバイザー任せにせず自分でも積極的に行動する
- 27卒・28卒・29卒の就活アドバイザー活用ポイント
- 27卒は秋・冬採用に向けて選考対策を強化しよう
- 28卒は非公開求人や早期選考の情報収集をしよう
- 29卒は今のうちに自己分析や業界研究の相談をしよう
- 就活に不安を抱えているあなたへ
- 就活アドバイザーについてよくある質問
- 提案された求人や企業が合わなかったら断っても大丈夫?
- 大学がエージェント利用の注意喚起をしているのはなぜ?
就活アドバイザーとは就活の悩みや進め方のアドバイスをする人
就活アドバイザーとは、就職活動を行う学生一人ひとりの相談に乗りながら、内定までをサポートしてくれる担当者のことです。自己分析や企業選び、エントリーシートや面接対策などを、状況に合わせて一緒に取り組んでくれる存在だと考えると分かりやすいでしょう。
就活アドバイザーは、就活の正解を押しつける存在ではありません。学生のこれまでの経験や希望をもとに、「今の状況では何を優先すべきか」「どんな選択肢が現実的か」を一緒に整理し、判断を助けてくれる存在です。そのため、サービス名や知名度も大切ですが、「話しやすいか」「自分の状況を理解してくれているか」といった観点で選びましょう。
就活アドバイザーが在籍する場所・組織
学生を支援するアドバイザーは、主に大学のキャリアセンターや民間の就職エージェント、公的な就労支援機関などで活動しています。身近な場所で就活アドバイザーに相談したい場合は、キャンパス内に設置されているキャリアセンターを利用するのが便利といえるでしょう。
一方、民間の就職エージェントに所属する担当者は企業の採用動向に精通しており、非公開求人の紹介などを含めた手厚いサービスを展開しているため、就活生にとって非常に頼れる存在です。さらに、ハローワークをはじめとする公的機関にも、若年層の就職を専門に支援する窓口が用意されています。それぞれの組織で提供されるサービスには特色があるため、目的や状況に合わせて相談先を選んでみてください。
就活エージェントについては「就活エージェントとは?無料で使える仕組みや選び方を解説」の記事で詳しく解説しているので、こちらをご一読ください。
就活アドバイザーの主なサポート内容
就活アドバイザーが実際に行っているサポートは幅広く、面談から内定後のフォローまで一貫して行います。主なサポート内容は次のとおりです。
就活アドバイザーの主なサポート内容
- 自己分析や希望条件の整理をサポートする面談
- 適性や志向に合った企業・求人の紹介
- エントリーシートや履歴書の添削
- 模擬面接などの選考対策
- 企業との面接日程調整や内定後の連絡代行
上記のサポートをバラバラに行うのではなく、就活生一人ひとりの状況に合わせて、内定獲得までの道のりを総合的にサポートすることが、就活アドバイザーの役割です。たとえば、「自己分析で行き詰まっている」という段階であればじっくりと対話を重ね、「来週面接がある」という状況であれば、実践的な模擬面接を優先するなど、今まさに必要な支援を柔軟に提供してくれます。
一人で進めると迷いがちな各ステップを、プロの視点でナビゲートしてもらうことで、効率的かつ安心して就活を進められるでしょう。
就活アドバイザーの主な経歴や所有資格
就活アドバイザーの経歴はさまざまですが、多くは「企業と学生を結びつけるプロ」としての背景をもっています。具体的には、人材業界での営業経験者や企業の人事部門で採用に携わった経歴をもつケースが目立つ傾向にあるでしょう。企業側が求める人物像や採用の背景を知り尽くしているからこそ、学生に対して説得力のある助言ができるためです。
また、アドバイザー業務を行ううえで必須の資格ではないものの、国家資格であるキャリアコンサルタントや産業カウンセラーなど、資格を保有している専門家も活躍しています。これらの資格の保有は、人の話に耳を傾け、キャリア形成を支援するための専門的な訓練を受けた証拠です。
とはいえ、資格をもっていなくても、数多くの就活生を内定に導いてきた実力派のアドバイザーは多く存在します。就活アドバイザーを選ぶときは、資格の有無だけで判断するのではなく、「自分の志望業界に詳しいか」「悩みを丁寧に聞き取ってくれるか」「自分との相性が良いか」といった対話の質を重視しましょう。まずは面談を通じて、自分にとって頼れるパートナーかどうかを確かめてみるのがおすすめです。
まずはあなたのモヤモヤを相談してみましょう
「キャリアチケット就職エージェント」は、量より質の就活を叶える無料の就活支援サービスです。経験豊富なキャリアアドバイザーが、あなたの希望や適性に寄り添い、自己分析から企業紹介、面接対策まで一貫して伴走します。
就活の進め方に迷う時期から内定獲得まで、就活に関わるどんな悩みも丁寧に寄り添い、あなたの就活をバックアップします。
こんなお悩みはありませんか?
- 何から手をつければいいか分からない
- 選考で落とされる理由が分からない
- 自分にピンとくる会社が見つからない
就活は、正解が見えない中で決断の連続です。「何から始めればいいかわからない」「本当にこの会社でいいのか」「自分の強みは何なのか」と、一人で抱え込んでしまうのは無理もありません。
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就活アドバイザーは怪しい?無料の仕組みと見極め方
就活アドバイザーについて検索すると、「怪しい」という言葉が目に入ることがあり、不安になった人もいるでしょう。手厚いサポートを無料で受けられることに対して、何か裏があるのではないかと警戒したり疑念を抱いたりするのは、自然な心理といえます。しかし、費用がかからないのには明確なビジネスモデルが存在しているため、むやみに恐れる必要はありません。
ここでは、就活アドバイザーが無料で利用できる仕組みや怪しいといわれる背景、信頼できるアドバイザーの見極め方を解説します。
なぜ無料なのか?お金の仕組み
就活アドバイザーのサポートを受ける場合、就活生側の費用負担は基本的にありません。これは、就活アドバイザーの多くが所属する人材紹介会社が「有料職業紹介事業」として運営されており、就活生を採用した企業側から紹介手数料を受け取る仕組みになっているためです。
民間の就活アドバイザーが所属する人材紹介会社は、紹介した学生が無事に企業へ入社した段階で、その企業から手数料を受け取る仕組みを採用しています。企業が採用活動にかかるコストの一部を負担しているため、就活アドバイザーが学生側から料金を徴収する必要がないのです。これは職業安定法の「第32条」でも定められており、原則として求職者から手数料を徴収してはならないことになっています。
就活アドバイザーのサポートが無料で受けられる理由を詳しく知りたい方は、「【新卒】就活エージェントの料金は?無料と有料の違いや賢い活用法を解説」の記事をご確認ください。
参照元
e-Gov法令検索
職業安定法
就活アドバイザーが「怪しい」といわれる理由
就活アドバイザーが怪しいといわれる背景には、一部の担当者が強引な対応を行ったケースがインターネット上で広まっているケースが挙げられます。特に民間のエージェントは成果報酬型のビジネスであるため、ノルマに追われた担当者が学生の希望を軽視し、内定の出やすい企業へ誘導しようとした事例もあったようです。
また、頻繁にかかってくる電話や大量のメールに疲弊し、不信感を募らせる学生も存在しています。自分のペースで進めたいのに急かされていると感じると、どうしてもサービス自体に疑念を抱きやすくなるものです。このような一部のネガティブな体験談が拡散され、警戒心を強める要因となっていると考えられます。
先述した就活アドバイザーが無料である点についても、理由や仕組みを知らないまま利用すると、裏に何かあるのではと疑ってしまうのも無理はないでしょう。
信頼できるアドバイザーの見極め方
怪しいアドバイザーに当たるリスクを減らすには、利用前・利用中にいくつかのポイントを確認することが大切です。
チェックポイント
- 運営会社の情報や実績が公式サイトに明記されているか
- 利用者の口コミや評価が極端に偏っていないか
- 初回面談で自分の話を丁寧に聞き、無理な提案をしてこないか
特に、初回面談は自分に合うアドバイザーかどうかを見極める貴重な機会です。少しでも違和感がある場合は、遠慮せずに担当変更や他社サービスの利用を検討しましょう。
就活アドバイザーが怪しい・やめとけと言われる理由と信頼できる選び方については、「就活エージェントが『怪しい・やめとけ』と言われる理由と信頼できる選び方」の記事でも詳しく解説しているので、あわせてご確認ください。
こんなお悩みはありませんか?
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就活アドバイザーに相談する4つのメリット
就活アドバイザーを利用すると、「自分に合う企業を提案してもらえる」「選考対策を実践的に行える」といった多くのメリットがあります。一人で抱え込みがちな就活だからこそ、プロの力を借りることで効率的、かつ納得感を持って進められるようになるでしょう。
就活アドバイザーへの相談を迷っている人は、以下で紹介する4つのメリットを確認し、自分に必要かどうかを判断する参考にしてみてください。

1.自分に合いそうな企業を一緒に探してもらえる
就活アドバイザーに相談するメリットの一つは、「どの企業を受けるべきか」を一人で考えなくて良くなる点です。就活サイトで膨大な求人情報を前にして、「どこが自分に合うのか分からない」と手が止まってしまう学生は少なくありません。
しかし、就活アドバイザーに相談すれば、あなたのこれまでの経験や価値観、仕事に対する希望を丁寧にヒアリングし、強みが活きる企業を客観的な視点でピックアップしてくれます。
また、自分一人で探していると、どうしても知名度のある大企業や知っている業界ばかりに目が向きがちです。プロのアドバイザーを介することで、一般にはあまり知られていなくても特定の分野で高いシェアを誇る優良企業や、独自の強みをもつ成長企業などに出会える機会が増えるのも、就活アドバイザーを利用する大きなメリットといえます。
なお、応募する企業の選び方は「企業の選び方の基準13選!就活で失敗しないコツや面接での回答例文も紹介」の記事でもまとめています。アドバイザーに伝える希望や条件を考える参考にしてみてください。
2.ESや面接の対策を実践ベースでサポートしてもらえる
就活アドバイザーは、エントリーシートや面接対策を「実際に通過しやすい形」に近づけるサポートをしてくれます。文章の添削だけでなく、「この伝え方だと評価されにくい」「ここを補足すると伝わりやすい」といった実践的なアドバイスをもらえるのが特徴です。
特に面接対策では、自分では気づきにくい話し方のクセや、伝わりづらいポイントを第三者の視点で指摘してもらえるため、本番でも高評価を得やすくなるでしょう。
3.就活の予定や優先順位を整理してもらえる
就活アドバイザーに相談すると、現在の進捗状況に合わせて「今、何を最優先すべきか」を明確に整理できます。多くの学生にとって、就活は初めての経験でしょう。インターネット上の情報や先輩の話を参考に「やるべきこと」を頭では理解していても、いざ始めると「今の時期にこの進め方で合っているのだろうか」と不安になりがちです。
就活アドバイザーはそうした漠然とした不安に対し、「今は応募数を増やす時期」「ここからは選考対策に集中しよう」といった具体的な道筋を示してくれます。自己分析や企業選びに関しても、「今の段階ならここまでできていれば十分」と客観的な合格ラインを教えてもらえるため、一人で迷って遠回りするリスクを減らし、効率良く就活を進められるようになるでしょう。
4.非公開求人により早期内定につながる可能性がある
就活アドバイザー経由の就活では、一般の就活サイトには掲載されていない「非公開求人」を紹介してもらえる場合もあるため、早期内定につながりやすいというメリットもあります。
非公開求人とは、企業が「応募の殺到を防ぎたい」「自社が求めるターゲット層に絞って効率良く採用したい」といった理由で、信頼できるエージェントだけに預けている特別な求人です。ライバルが少ない状態で選考に進めるため、必然的に内定のチャンスが高まります。
さらに、就活アドバイザーを通じて応募する場合、これまでの面談を通して自分の人柄や適性が企業側に推薦の形で伝わっています。そのため、企業によっては書類選考や一次面接が免除されるなど、選考フローが一部簡略化されるケースも少なくありません。結果として、通常よりもスピーディーに内定までたどり着ける可能性が高くなります。
就活アドバイザーのメリットまとめ
- 自分に合いそうな企業を一緒に探してもらえる
- ESや面接の対策を実践ベースでサポートしてもらえる
- 就活の予定や優先順位を整理してもらえる
- 非公開求人により早期内定につながる可能性がある
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就活アドバイザーに相談する3つのデメリット
先述したようにさまざまなメリットがある就活アドバイザーは非常に心強い存在ですが、利用するにあたってあらかじめ知っておきたい注意点やデメリットもいくつか存在します。事前にこれらのポイントを頭に入れておけば、実際にサービスを利用した際に「思っていたサポートと違った」「少し使いづらいな」と感じるミスマッチを防げるでしょう。
メリットとデメリットの両方を客観的に比較したうえで、就活アドバイザーを賢く活用してみてください。
1.紹介される企業に偏りが出ることがある
就活アドバイザーが紹介できる企業は、サービスごとにある程度限定されています。たとえば、大学のキャリアセンターの場合は地元や卒業生が在籍する企業、ハローワークやジョブカフェの場合は地元の中小企業などを中心に紹介する傾向があるようです。そのため、志望業界や職種によっては、「希望に合う求人が少ない」と感じるかもしれません。
特に、大手企業や特定の業界に強いこだわりがある場合は、希望に合う求人が少ないと感じやすいでしょう。その場合は、就活アドバイザーだけに頼るのではなく、就活サイトや企業の採用ページと併用しながら企業探しを進めるのがおすすめです。
2.提案される企業数が多く感じる場合がある
就活アドバイザーによっては、一度に複数の企業を提案されることがあります。就活を始めたばかりの段階では、「こんなに受けきれない」「どれを選べば良いか分からない」と感じることもあるでしょう。
この場合、提案された企業のすべてを受ける必要はありません。提案された企業のなかから、興味がもてそうなものや今の自分に合いそうなものを選び、ペースを調整しながら進めてみてください。就活アドバイザーに相談しながら、応募数や優先順位を整理していくのもおすすめです。
提案される企業が多いことを「選択肢が広がる」「視野を広げてくれている」とポジティブに捉えることもできます。「仕事選びで後悔しないためにはどうする?選び方のコツや準備を解説」の記事も参考に、アドバイザーの提案を受け入れるかどうかを検討してみてください。
3.断りにくく感じてしまうことがある
就活アドバイザーは親身になって長期間サポートしてくれることが多いため、提案された企業や進め方に対して「断りにくい」と感じてしまう学生もなかにはいます。せっかく時間を作って探してくれたのだからと無理に選考へ進むと、結果的に時間と労力を無駄に消費することになりかねません。
しかし、就活アドバイザーも仕事として支援を行っているため、学生の率直な意見を聞ける方が軌道修正しやすいと考えています。自分のキャリアを決めるのは自分自身であるという意識をもち、意に沿わない提案にははっきり断るのがお互いのためになるので、遠慮なく意見を伝えましょう。
強く勧められると感じたときの考え方と対処法
就活アドバイザーの多くは学生の意思を尊重してくれますが、ごく一部、特定の企業や進め方を強く勧めてくるケースがあるのも事実です。たとえば、「とりあえず受けたほうが良い」「今決めないとチャンスを逃す」といった言い方をされ、違和感を覚えることもあるかもしれません。
もしアドバイザーから強い勧めがあっても、その場で即決する必要はありません。就活アドバイザーの提案はあくまで選択肢の一つであり、最終的に決めるのは自分自身です。アドバイザーの対応に不安を感じたら、「一度持ち帰って考えたい」「今回は見送ります」とはっきり伝えましょう。
就活アドバイザーのデメリットまとめ
- 紹介される企業に偏りが出ることがある
- 提案される企業数が多く感じる場合がある
- 断りにくく感じてしまうことがある
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就活アドバイザーを利用する流れ
ここからは、実際に就職エージェントに属する就活アドバイザーのサポートを受ける際、どのようなステップで進んでいくのか、全体の流れを解説します。
登録から内定獲得、そして利用を終了するまでの流れをあらかじめ把握しておくことで、「今どのようなサポートを受けられる時期なのか」が見えやすくなり、よりスムーズにサービスを活用できるようになるでしょう。基本的には、以下の3つのステップで進みます。
1.登録・初回面談
就活アドバイザーを利用する第一歩は、自分に合った就活エージェントを選ぶことです。一口に「エージェント」といっても、新卒向けのほかに、転職者向けやフリーター向けなど、対象者を絞ったサービスがたくさんあります。特定の職種や業界に特化したエージェントも多いでしょう。大学生の場合、まずは「新卒向け」のエージェントに絞って探すのがおすすめです。
利用したいエージェントのWebサイトから登録を済ませると、担当のアドバイザーからメールや電話で連絡が届き、初回面談の日程調整を行います。この際、連絡のスピードや対応の丁寧さが、信頼できるサービスかどうかを見極める一つの目安です。
初回の面談はオンラインで行われるケースも多く、服装は私服で問題ありません。「上手く話せるか不安」という場合でも、特別な準備は不要です。今の就活の進み具合や、現状のモヤモヤをそのまま話してみましょう。
相談しやすいアドバイザーを見極めるポイント
- こちらの話を否定せず、丁寧に聞いてくれるか
- 自分のペースを無視して、無理な提案をしてこないか
- 本音で話しやすい雰囲気があるか
上記の点を意識しながら話してみると、そのアドバイザーが自分にとって信頼できるパートナーかどうかを判断しやすくなるでしょう。
2.企業紹介・選考対策
初回面談で共有したあなたの希望条件や適性をもとに、就活アドバイザーがマッチする企業をいくつかピックアップして紹介してくれます。提案された求人の資料を見ながら、「この企業のどこに魅力を感じるか」「逆にどこが不安か」をアドバイザーとすり合わせていきましょう。ただ一方的に紹介されるのを待つのではなく、気になる点があればその場で質問し、受けるか主体的に決めることが大切です。
応募したい企業が決まったら、いよいよ選考対策がスタートします。就活アドバイザーは、その企業の採用傾向や、過去の選考でどのような学生が評価されたかといった、個別の情報を熟知しています。そのため、企業の特性に合わせたエントリーシートの添削や模擬面接といった実践的なサポートを受けられるでしょう。また、面接が終わったあとに、アドバイザー経由で「どの部分が評価されたか」「どこで不合格になってしまったか」といったフィードバックをもらえる場合もあります。
3.内定~内定後
内定が出たあとは、そのまま就活を続けるか、就活を終えるかを自分で判断できます。就活アドバイザーは、内定先を無理に決めさせる立場ではないため、条件面や不安点を整理しながら、慎重に考えてみましょう。
就活アドバイザーに紹介された企業から内定が出たとしても、必ずそこに決めなければいけないわけではありません。内定承諾の返事をする前に、給与や勤務地などの条件面をもう一度見直したり、不安点をアドバイザーにぶつけて整理したりすることもできます。ほかの企業の選考が残っている場合は、そのスケジュールとの兼ね合いも含めて、どう動くべきかを客観的にアドバイスしてもらえるので安心です。
じっくりと考えた結果、納得して就活を終えると決めたタイミングで、就活エージェントのサービスを退会する流れになります。退会の手続きはメールや専用の管理画面から簡単にできることが多く、最後まで費用は発生しません。
就活アドバイザーの利用は、必要な期間だけ使うことができるため、「まずは相談してみる」という使い方もしやすいでしょう。
なお、就活の全体の流れを「就活とは?いつから何をやる?基本の流れと今からできる準備を解説!」の記事にまとめているので、アドバイザーへの相談時期を検討する際にぜひお役立てください。
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就活アドバイザーを上手に利用するための4つのコツ
就活アドバイザーへの相談は便利なサービスですが、ただ登録して受け身のままでいるだけでは、その効果を最大限に引き出すことはできません。納得のいく就活を叶えるためには、「プロの知見を上手に使いこなそう」という主体的な姿勢が大切です。
ここでは、アドバイザーの力を味方につけて就活を有利に進めるための、具体的な4つのコツを解説します。

1.複数のサービスを利用して比較する
就活アドバイザーは最初から1社だけに絞り込まず、複数社のサービスに登録して比較検討してみるのが賢明な方法です。人材紹介会社によって得意とする業界や保有している求人の種類は異なり、担当者との相性にもバラつきがあります。複数のアドバイザーと面談を行うことで、それぞれのアプローチの違いや提案の質を客観的に評価できるようになるでしょう。
その中から、最も自分の話を真摯に聞いてくれ、的確な助言をくれると感じた担当者をメインの相談相手として絞り込んでいくと、より満足度の高いサポートを受けられるようになります。
まずは実績のあるサービスをいくつか比較することから始めましょう。「就活エージェントおすすめ12選!27卒・28卒向けの選び方も解説」の記事では、利用者からの評価が高いおすすめの就活エージェントを紹介しています。それぞれの特徴や強みを比較しながら、相性の良いエージェントを探してみましょう。
2.選考状況や希望条件を正直に伝える
面談では、自分の今の状況や希望条件についての本音を包み隠さず共有しましょう。言いづらいからという理由で、「他社の選考が最終まで進んでいる」「この条件は譲れない」などの事実を伏せていると、希望に合ったアドバイスをもらえず時間を浪費してしまうためです。
アドバイザーは、共有された情報をもとに今後のスケジュールや対策を組み立てます。たとえ「まだ迷っている」という状態であっても、そのまま伝えればプロの視点から思考を整理してもらえるので心配はいりません。本音を正直に打ち明けることで、より精度の高いマッチングが実現しやすくなるでしょう。
3.担当者が合わない場合は遠慮なく変更を申し出る
アドバイザーも一人の人間である以上、相性の良し悪しはどうしても発生します。担当者とのコミュニケーションが円滑に進まないと感じたら、担当の変更を申し出ることが大切です。コミュニケーションのテンポが合わなかったり、希望と異なる企業ばかり勧められたりする状態では、良い結果に結びつきにくくなります。
変更を希望する際は、事務局やお問い合わせ窓口へ連絡するのが一般的。「今の担当者のここが嫌だ」と感情的に伝えるのではなく、「別の視点のアドバイスも聞いてみたい」「より志望業界に詳しい方と話したい」と前向きな理由で伝えれば、円満に交代してもらえるでしょう。
担当者変更を申し出る場合のメール例文
「担当アドバイザーを変えてほしい」と直接伝えるのは、少し気まずいと感じるかもしれません。その場合は、メールで連絡するのがおすすめです。以下の文面を参考に、必要に応じて書き換えて利用してみてください。
担当変更を申し出るメール例文
担当変更を申し出るメール例文
件名:担当アドバイザーの変更依頼につきまして(刈谷 知景子)
本文:
○○(エージェント名など) 事務局 御中
(※窓口が不明な場合は、お問い合わせ窓口担当者様)
いつもお世話になっております。
現在、貴社の就活サポートを利用させていただいている、○○大学の刈谷 知景子と申します。
この度は、今後の就活をより納得のいく形で進めていくため、担当アドバイザーの方の変更をお願いしたくご連絡差し上げました。
現在ご担当いただいている方には、これまで丁寧にご対応いただき深く感謝しております。一方で、私の志望している○○業界について、より専門的な知見をお持ちの方や、別の視点からのアドバイスをいただける方ともお話ししてみたいと考えるようになりました。
就活という一生に一度の機会を後悔なく終えるため、勝手なお願いではございますが、改めて相性の良い方をご紹介いただけますと幸いです。
お忙しいところお手数をおかけいたしますが、何卒ご検討のほどよろしくお願い申し上げます。
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氏名:刈谷 知景子
大学・学部:○○大学○○学部
電話番号:○○○-○○○○
メールアドレス:○○○@○○○○.jp
4.アドバイザー任せにせず自分でも積極的に行動する
就活アドバイザーはあくまで支援者であり、就活の主役はあなた自身であることを忘れてはいけません。提案された求人を言われるがままに受けるのではなく、自分でも企業の公式サイトを確認したり、口コミサイトを調べたりして、情報を裏付ける姿勢が求められます。
並行して自分でも企業を探しつつ、「自分で見つけたこの企業についてどう思いますか?」とアドバイザーに相談を投げ掛けるような使い方が理想的です。プロの知見を参考にしながらも、情報の取捨選択や最終的な意思決定は自分で行う意識をもつようにしてください。自ら動いて得た納得感こそが入社後のミスマッチを防ぎ、自信をもって社会人生活をスタートさせる鍵になります。
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27卒・28卒・29卒の就活アドバイザー活用ポイント
「27卒が今から就活アドバイザーに相談するのは遅い?」「29卒だけど、まだ就活の準備をするのは早い?」と悩む人もいるでしょう。結論から言うと、就活アドバイザーへの相談に「この時期でなければならない」という決まりはなく、気になったタイミングで登録するのがおすすめです。
ここでは、27卒・28卒・29卒の大学2~4年生向けに、就活アドバイザーを活用する際のポイントを解説します。
27卒は秋・冬採用に向けて選考対策を強化しよう
27卒の就活生(大学4年生)は、就活アドバイザーを頼ってESの最終ブラッシュアップや面接の練習などの選考対策に注力するのが効果的といえます。秋・冬採用は採用枠が限られており、企業側も即戦力や熱意を厳格に見極める傾向が強まるからです。
就活アドバイザーに第三者としてESを添削してもらったり模擬面接をしてもらったりすれば、自分では気づきにくい癖やアピールの説得力不足を修正できます。秋以降の限られた時間で合格率を引き上げるためにも、専門家の客観的なフィードバックを積極的に取り入れて対策を固めましょう。
28卒は非公開求人や早期選考の情報収集をしよう
28卒の就活生(大学3年生)は、就活アドバイザーから非公開求人の情報や早期選考の傾向を聞き出し、情報収集に取りかかりましょう。近年早期化している就活スケジュールに対応するには、インターネット上に載っていないリアルな動向をいち早く掴む行動が欠かせません。
内閣官房が公表している「新卒者の就職・採用活動に関する要請」によると、就活は卒業・修了年度に入る3月1日以降に広報活動、6月1日以降に選考活動が始まるとされています。28卒の場合は2027年3月がその起点にあたります。
ただし、実際には公式スケジュールより前倒しでインターンシップや早期選考を行う企業が多いのが実情です。事実、就職みらい研究所の「2027年卒学生 就職内定率調査(2026年6月1日時点)」によると、27卒の就活生の場合、卒業・修了年度の6月1日時点で77.2%が内定を獲得しています。28卒の場合も、おおよそ同じ傾向を辿ると予想できるでしょう。
就活アドバイザーに自身の志向性を伝えておくことで、マッチする企業の特別枠や早期選考の案内を直接紹介してもらえる可能性があります。さらに、早くから動き出しているライバルに差をつけるために、これまでの傾向を踏まえた個別の対策を依頼するのも一つの手段といえるでしょう。
28卒の詳しいスケジュールは「28卒大学生の就活スケジュールとは?早期化の実態と今やるべき準備10選」でも解説しているので、あわせて参考にしてみてください。
参照元
内閣官房
新卒者の就職・採用活動に関する要請
就職みらい研究所
2027年卒学生 就職内定率調査(2026年6月1日時点)
29卒は今のうちに自己分析や業界研究について相談しよう
29卒の就活生(大学2年生)の場合、就活アドバイザーとの対話を通じて自己理解を深めたり、幅広い業界の知識を吸収したりしていきましょう。本格的な就職活動がスタートする前だからこそ、客観的なアプローチで自分の強みや価値観を整理する時間を十分に確保できます。
就活アドバイザーと作業を進める中で、一人では思いつかないような適性や興味のある分野を発見できるケースもあるでしょう。志望動機の土台となる軸を早めに構築しておけば、今後のインターンシップ選びや本格的な選考でも迷わずに対応できる基礎が整います。焦らず準備を進められる段階だからこそ、アドバイザーを思考整理のパートナーとしてうまく活用してみてください。
かんたん1分!無料登録就活の不安について相談したい
就活に不安を抱えているあなたへ
就活を進める中で、「このやり方で本当に合っているのか」「周りと比べて遅れていないか」と不安を感じることは、決して珍しいことではありません。特に最近はAIの活用が広がり、エントリーシートや自己PRの文章だけでは差がつきにくくなっています。その分、一人ひとりに合わせた対策や、話し方・考え方といった「個別の部分」をアピールすることが重要です。
こうした環境の中で、就活を一人で進め続けるのは簡単ではないでしょう。だからこそ、第三者の視点で状況を整理し、今の自分に合った進め方を一緒に考えてくれる就活アドバイザーの存在は、大きな助けになるはずです。
キャリアチケット就職エージェントでは、就活生一人ひとりの状況や悩みに寄り添いながら、自己分析や企業選び、選考対策までを丁寧にサポートしています。「何から始めれば良いか分からない」「選考がうまくいかず不安」「誰かに相談しながら就活を進めたい」と感じている方にとって、現状を整理するきっかけになるでしょう。
就活に正解はありませんが、一人で抱え込まなくて良い場面も多くあります。もし少しでも不安を感じているなら、ぜひご相談ください。
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就活アドバイザーについてよくある質問
就活アドバイザーの利用にあたって、就活生からよく寄せられる質問にお答えします。
提案された求人や企業が合わなかったら断っても大丈夫?
問題ありません。就活アドバイザーの提案は、あくまで選択肢の一つです。紹介された企業を受けなければいけない義務はないため、合わないと感じたら「今回は見送ります」と伝えましょう。
なお、担当者との相性が合わないと感じた場合は、担当変更を依頼したり、別のエージェントを併用したりすることもできます。就活アドバイザーは「従うべき存在」ではなく、「活用する存在」だと考えて、自分のペースを優先しましょう。
提案された求人を見極める際は、「会社選びのポイントは?後悔しない企業の見つけ方と面接の例文紹介」の記事も参考にしてみてください。
大学がエージェント利用の注意喚起をしているのはなぜ?
大学が注意喚起を行うのは、「情報や他人の意見を鵜呑みにせず、最終的には自分で判断する姿勢を持ってほしい」という教育的な目的があるためです。就活エージェントは非常に便利なサービスですが、アドバイザーの提案はあくまで選択肢の一つであり、絶対の正解ではありません。
そのため大学側は、「仕組みを理解したうえで利用すること」「困ったらキャリアセンターにも相談すること」を勧めているようです。就活アドバイザーやエージェントを使うときは、自分で判断しながら使う姿勢が大切だという意味での注意喚起と捉えましょう。
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