このページのまとめ
- オンライン面接では、安定的な接続をするためにLANケーブルを準備しておくと良い
- オンライン面接では、背景や部屋の明るさなど環境面の整備をしておくこともマナー
- オンライン面接では画面越しで暗く映りやすいため、普段より表情を明るく意識しよう
新型コロナウイルスの感染拡大を受け、オンライン面接が主流となってきました。オンライン面接ツールも様々にあり、使用方法や正しいマナーが何か分からず困ったことはないでしょうか。このコラムでは、オンライン面接でのマナーや注意点、各ツールの使用方法などについて解説していきます。
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- 就活オンライン面接前のマナー~PC設定編~
- パソコンで受けれる準備をする
- 安定的に接続できるかを確認する
- マイク・カメラの確認
- 使用ツールのアイコンと名前を変更する
- 就活オンライン面接前のマナー~環境整備編~
- 外の音が聞こえない、静かな場所で受ける
- 後ろに映る背景に注意する
- 部屋の明るさにも注意する
- Webカメラへの映り方を確認する
- オンライン面接当日の6つの注意点
- 1.使用機器の充電を満タンにする
- 2.服装と身だしなみを整える
- 3.5分前には入室しスタンバイする
- 4.SNSなど、面接に関係のないソフトは閉じる
- 5.カメラを見てハキハキ話す
- 6.途中で接続が切れた場合は、慌てずに状況を伝える
- オンライン面接に関するよくある疑問
- 端末は何を使用しても良いの?
- マイク付きイヤホンを使用しても良いの?
- カンペは使用しても良いの?
就活オンライン面接前のマナー~PC設定編~
オンライン面接が初めての方だけに限らず、面接前はPC設定の確認が欠かせません。特に、自宅のインターネット接続環境が悪いといったことはよくあるので注意しましょう。
パソコンで受けれる準備をする
携帯とは異なり、パソコンの場合は手で持って操作する必要がなく、画面が揺れたり不安定になるリスクが少ないため、パソコンでオンライン面接をするのがオススメです。
ただし、パソコンの用意が難しい場合はスマホでも問題ありません。面接時はスタンドなどを使って画面を固定しましょう。
安定的に接続できるかを確認する
有線(LANケーブル)で接続するのが望ましいです。なぜなら、なぜなら、有線LANであればほかの機器の干渉を受けず、障害物に阻まれて通信速度が落ちることがないため、通信速度が速く安定しているからです。一方、無線のポケットWi-Fiなどは使用場所の電波状況によって速度が変化するため、途中で画面が止まったり、音声が途切れたりすることがあります。面接を受ける場所で事前にビデオ通話ができるか確認しておくのが良いでしょう。
マイク・カメラの確認
パソコンを使う場合、内蔵カメラやスピーカーがあるか確認しておきましょう。
また、マイク付きイヤホンを使うと、より音声をクリアに届けることができるのでおすすめです。
オンラインツールのアイコンと名前を変更する
普段からオンラインツールを使っている人の場合、アイコンやプロフィール写真がプライベート感の強い画像のままになっていることがあります。
就活の面接はあくまでもビジネスの場なので、フォーマルな写真に差し替えるか、画像なしの状態にしておきましょう。
また、名前についてもニックネームのままにせず、フルネームに変更しましょう。
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就活オンライン面接前のマナー~環境整備編~
オンライン面接をする際は、事前に受ける場所の環境にも配慮しておく必要があります。「雑音が入る」「背景が汚い」「画面の映り方が悪い」ということはありがちですが、企業からの印象を悪くしてしまうので気をつけましょう。
外の音が聞こえない、静かな場所で受ける
オンライン面接では、自室などのネット環境が安定している場所で受けましょう。
家族と同居している場合は面接があることを伝えておき、その時間は静かに過ごしてもらうなどの
協力を仰ぎましょう。屋外や喫茶店など雑音の多い場所はNGです。
後ろに映る背景に注意する
自分の後ろには、壁や閉まっているカーテンのみが映っている状態が理想です。
後ろに物が映ってしまう場合は、場所を変えることをおすすめします。
部屋の明るさにも注意する
面接はできるだけ明るい部屋で受けるようにしましょう。
暗い部屋の場合、面接官から顔がはっきりと見えないことがあります。 オンライン面接では音声と同じく、映像の質によって相手に伝わる印象が大きく変わるため、 見え方は非常に重要です。明るい部屋であっても座る場所によっては影になり、 顔が暗く映ってしまうこともあるので事前に映り方を確認しておきましょう。
Webカメラへの映り方を確認する
面接を受ける場所が決まったら、自分がどのように見えるのか、Webカメラへの映り方も確認しておきましょう。
上半身が映る程度にカメラとの距離をあけ、視線とカメラの高さを合わせます。画面のフレームと頭部までの間が数センチ空く程度で映っているのが理想です。
パソコンやスマートフォンを低い位置に設置してしまうと、相手を見下しているように映ってしまう場合があるので注意しましょう。
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オンライン面接当日の6つの注意点
オンライン面接でのマナーとは別に、オンライン面接だからこそ当日気をつけるべきことを解説します。企業からの印象を良くするためにも以下6つ必ず確認しておきましょう。
1.使用機器の充電を満タンにする
オンライン面接で使用する機器の充電を満タンにしておきましょう。面接中に充電がなくなると、通信が切断されてしまいます。面接を円滑に行うためにも、充電するのを忘れないようにしましょう。
2.身だしなみを整える
オンラインでもジャケットを着用し、スーツで参加するのが無難です。服装や髪型など清潔感にも気を配りましょう。また、画面越しだと顔が暗く見えてしまう可能性があります。いつもより表情を明るくし、女性はオンラインでもメイクをするのがマナーです。
3.5分前には入室しスタンバイする
面接直前になって「ネットが繋がらない」などのトラブルを避けるために、 面接開始の5分前には、通話で使うツールをオンライン状態にしておきましょう。
4.SNSなど、面接に関係のないソフトは閉じる
言うまでもないことですが、面接中は面接に集中します。面接に関係のないソフトを開いていても見なければ問題ないと思うかもしれませんが、 SNSなどは通知音が鳴ってしまう場合もあります。 面接に関係のないソフトは、すべて閉じておくようにしましょう。
5.カメラを見てハキハキ話す
質問に回答するときはできるだけカメラを見て話をするように心がけましょう。相手の顔を見て話そうとパソコンやスマートフォンの画面を見てしまうと、相手からは目線が下を向いているように映ってしまいます。また、対面で会話するときよりも音声が聞こえにくい為、元気よくハキハキとした話し方を心がけましょう。
6.途中で接続が切れた場合は、慌てずに状況を伝える
途中で接続が切れてしまったら、慌てずに状況を伝えるようにしましょう。声が聞き取れなかった場合は「申し訳ありません。通信状況が悪く聞き取れなかったため、もう一度質問をお願いできますでしょうか。」と伝えれば、印象が悪くなることはありません。接続そのものが切れてしまい再接続ができない場合は、直接電話をして状況を伝える為に、あらかじめ企業担当者の電話番号を手元に控えておくと安心です。
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オンライン面接に関するよくある疑問
この項目では、オンラインならではのよくある疑問について解説します。オンライン面接に関する疑問をクリアにして、万全な状態で面接に臨みましょう。
端末は何を使用しても良いの?
オンライン面接では、パソコンだけでなくスマートフォンやタブレットなどの端末も使用可能です。ただし、パソコン以外の端末を使う場合は、映像がぶれないようにしっかりと固定し、目線の高さに注意しましょう。
マイク付きイヤホンを使用しても良いの?
オンライン面接では、マイク付きイヤホンを使用しても問題ありません。イヤホンは、音声トラブルが少ないとされている、有線タイプのものを使うのが無難です。イヤホンを使用しないと、相手の声が聞き取りづらく、自分の声も伝わりづらくなる可能性があるため注意しましょう。
カンペは使用しても良いの?
カンペはできるだけ使用しないのが無難です。カンペを読みながら話すと、言葉に感情がこもっていないように感じられてしまう可能性があります。たとえ相手から見えていないとしても、目線などでばれてしまう場合もあるため、よほどのことがない限りカンペを用意するのは避けましょう。
本記事の執筆者
土井あづみ(どいあづみ)
新卒でレバレジーズ株式会社入社後、医療介護領域の人材をサポート。現在は新卒就活のキャリアアドバイザーと並行して新卒向けメディアライティング、人事部採用業務に従事。文系理系問わず年間約1000名の学生をサポート。
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