このページのまとめ
- 自己PRが書けない原因は「エピソードがない」という思い込み
- 重視されるのは「インパクト」より「取り組み方」。特別なエピソードがなくても、自分が真剣に取り組んだことを探そう
- 過去の経験から自分が頑張ったこと、真剣に取り組んだことを掘り下げて自己PRにしよう
- 結論、具体的なエピソード、それを仕事でどう活かせるか、という構成を意識しよう
就活において「自己PRが書けない!」「エピソードがない!」「そもそも難しい!」そう考えて悩んでしまう人が多いのが自己PRです。
では、なぜ自己PRが書けないのでしょうか?また、どのように書けば良いのでしょう?
当コラムでは、自己PRが書けない原因から自己PRに対する考え方、書き方のコツまでを解説していきます。
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自己PRが書けない原因
自己PRに限らず、就活とは「自分をアピールし、売り込む場」です。
自分をアピールするためにも、自己PRは特に力を入れるべき項目。誰もが説得力があり、採用担当者の印象に残るものにしたいと考えます。
では自己PRが書けない人は何が原因なのか?そこから解説していきます。
自己PRが書けない原因の多くは、「自分には書けるようなエピソードがない」という思い込みです。
周囲の友人の自己PRや、ネットで調べて出てくる例などには「何かで賞をとった」「サークル活動で実績を残した」「ゼミでこんな研究をした」「海外に語学留学をした」といった、華がありインパクトの強いエピソードが多く見受けられます。それと比べて「自分にはPRになるようなエピソードがない…」と思い込んでしまうのです。
しかし、そのようなことはありません。エピソードの内容にインパクトがないとPRにならないのでは、と勘違いしている人は多くいますが、就活の場ではなにも特別な経験だけが重視されるわけではないのです。
就活では、話の「インパクトの強さ」ではなく、物事に対し「どのように取り組んだか」が重視されます。アルバイトや部活動など、自分が真剣に取り組んだこと、頑張ったことを思い出してみましょう。
「アルバイトで◯◯というトラブルがあった。私も周りも困ったが、私が××という対応をして改善できた」「◯◯が趣味だ。最初は上手くいかなかったが、こういう工夫をして出来るようになった」など、日常生活のなかからでもエピソードは探せるはずです。
それらを掘り下げて、自分のアピールにつなげていきましょう。具体的なプロセスや学びがあり、自分の魅力をアピールできるのであれば、内容の華やかさは重視されません。
話のインパクトよりも、自分がどのように頑張ったか、そこから企業にどんな強みをアピールできるかを考えましょう。
また、何回か面接を受ける中で自己PRに対しての反応が良くなかった、と感じる人は一度見直すことをおすすめします。内容のほかにも、話し方や伝え方に問題があるかも知れません。
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自己PRの考え方・書き方
自己PRの書き方としては、まず過去の経験を振り返りましょう。
アルバイトや部活、勉強、趣味など、自分が頑張ったと思うことを探して、書き出します。
そのなかでもとくに自分が主体的に取り組んだことを探し、自分の長所を見つけましょう。複数のエピソードから、同じような長所が発揮されている共通点を探してみるのも良いです。
エピソードが見つかったら、それを掘り下げます。何に取り組んだのか、課題に対してどのような工夫や行動をしたのか、結果どうなったのか、などを挙げていきます。
自己PRは以下のような構成で組み立てると良いでしょう。
(1)長所や強み:「私の長所は~です」
(2)その根拠:長所や強みの証明になる具体的なエピソード。そこから何を学んだか
(3)長所や強みを会社でどのように活かすか:「この経験を活かし、御社でも~という活躍をしたいです」
はじめに結論を述べ、次にその証明となる具体的なエピソード、そこから何を学び、最後にそれを仕事に対してどう活かせるか、という構成で述べると、伝わりやすくなります。
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自己PRは第三者にチェックしてもらうのもおすすめ
自分で気づかなかった点を指摘してもらえる可能性もあるので、自己PRは家族や友人などにチェックしてもらうことがおすすめです。
もし難しい場合は、エージェントを利用してみてはいかがでしょう?
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本記事の監修者
淺田真奈(あさだまな)
大学時代は接客のアルバイトを3つかけもちし、接客コンテストで全店1位になった経験をもつ。新卒では地方創生系の会社に入社をし、スイーツ専門店の立ち上げからマネジメントを経験。その後、レバレジーズへ中途入社。現在はキャリアチケットのアドバイザーとして、学生のキャリア支援で学生満足度年間1位と事業部のベストセールスを受賞し、リーダーとしてメンバーのマネジメントを行っている。