漢検を履歴書に記載する際の書き方は?就活でアピールするメリットも解説

このページのまとめ

  • 履歴書に漢検を書く際の正しい書き方は「日本漢字能力検定」
  • 漢検を履歴書に記載する際は2級からがおすすめ
  • 履歴書に漢検を記載すれば語彙力や一般常識をアピールできる

漢検を履歴書に記載する際の書き方は?就活でアピールするメリットも解説のイメージ

就職活動で履歴書を書く際に、「漢検の正しい書き方はどうするの?」と悩む就活生もいるでしょう。漢検や英検などの資格は、正式名称で書くのがマナーとされています。履歴書への正しい書き方を学び、印象をよくしておきましょう。

この記事では、漢検を履歴書に記載する際の正しい書き方を解説します。漢検をアピールするメリットも紹介しているので、合わせてチェックしてください。

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目 次

漢検を履歴書に書く場合はどうする?書き方を解説

漢検を履歴書に書く際は、正式名称で記載しましょう。「日本漢字能力検定」が正式名称です。

資格欄には、資格名と合わせて取得年月も必要です。取得年月は検定日から約40日後に合格証明書が送られてくるので確認しましょう。

履歴書には、「令和3年6月 日本漢字能力検定1級取得」のように記載します。

履歴書に書けるのは2級から

漢検を履歴書に書く際は、2級が目安です。2級は高校卒業、大学、一般程度とされており、常用漢字がすべて読み書きできるレベルに該当します。

漢検などの資格を履歴書に書く場合、低い級は書かないように気を付けてください。「その程度のレベルしかないのか」と思われ、評価を下げることにつながります。

就職で資格をアピールするのは有効ですが、一定の水準を満たしているかどうかは確認しましょう。

これから受験する場合は「勉強中」と書く

資格をこれから取得する場合でも、履歴書に記載は可能です。その場合、「勉強中」と書いておきましょう。

たとえば、「日本漢字能力検定 2級 勉強中」「現在、日本漢字能力検定1級に向けて勉強中」などのように記載します。

漢検だけではなく、英検などほかの資格の場合でも、履歴書に勉強中と書けるので覚えておきましょう。就職に役立つ資格については「就職に有利な資格11選!取得するときの注意点も解説」も参考にしてください。

取得日がわからないときは合格証書を確認する

漢検を取得した日がわからない場合、合格証書で確認できます。年月の西暦和暦については、履歴書やエントリーシート全体で統一するようにしてください。

また、日本漢字能力検定協会に問い合わせを行い、取得年月を確認する方法もあります。日本漢字能力検定協会のWebサイトから書面をダウンロードし、郵送またはFAXで送付しましょう。

参照元
日本漢字能力検定協会
よくある質問

漢検に有効期限はない

漢検を履歴書に記載する場合、有効期限はありません。1度取得したら、取得日から期間が空いていても履歴書に記載できます。

ただし、TOEICのように取得から一定期間で履歴書に記載できなくなる資格もあるので気を付けましょう。

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履歴書に漢検を書くメリット

履歴書に漢検を記載すると、「採用にプラスになる」「一般常識をアピールできる」などのメリットがあります。4つのメリットを紹介するので、参考にしてください。

採用へプラスになりやすい

就活での評価基準に、漢検などの資格を含めている企業もあります。資格を所持しているだけでプラスに働くので、記載しておきましょう。

漢検などの資格が評価されるのは、資格取得までの過程も評価されているからです。新しい資格へのチャレンジや、勉強への取り組み、継続性なども見られています。

入社してからも向上心を持ち、勉強してくれそうだとイメージを持たれやすいことからも、漢検が評価されているので覚えておきましょう。

漢字力や語彙力をアピールできる

漢検を取得していれば、漢字力や語彙力を証明できます。仕事で言葉を使う場面は多く、コミュニケーションにも活かせそうだと評価されるでしょう。

特に、語彙力が豊富であれば相手に伝える表現力も増えます。商品説明やプレゼンなどで表現力を発揮できれば、成果につながるでしょう。仕事での活躍もイメージしてもらいやすいため、漢検のアピールが効果的です。

一般常識をアピールできる

漢検の取得は、一般常識もアピールできます。近年はパソコンやスマホの普及でなんでも調べられるので、漢字や言葉を覚えていない人も多くいるためです。

一般常識が不足している場合、社内外のコミュニケーションに支障が出ます。コミュニケーションエラーが発生すれば、仕事でのミスやトラブルにもつながりかねません。

漢検を取得していれば、日常で必要な常識や言葉は備えていると思われます。問題なく会話できることのアピールにつながるでしょう。

就活の書類記入でも活かせる

漢検を取得していると、履歴書やエントリーシートにも活用できます。語彙力や表現力が成長し、ほかの就活生とは違ったアピールがしやすくなるからです。

また、就活では会社説明会の直後にエントリーシートを書く場面など、会場で書類を書く場合も。スマホを使用できない状況で書類を書く場合、漢検で得た知識が発揮されるでしょう。

書類の誤字脱字や言葉の間違えは、一般常識がないと評価を下げてしまいます。就活場面でも役立つ場合があるので、漢検取得はおすすめです。

履歴書の誤字脱字が与える影響については「履歴書の誤字脱字は内定に影響する?ミスしたときの対処法や防ぐコツを解説」も参考にしてください。

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履歴書の提出期間に間に合わない場合は「漢検CBT受検」がおすすめ

漢検を受けておらず、履歴書の提出まで間に合わない場合は、「漢検CBT受検」をしてみましょう。漢検CBTとは、コンピューターで漢検を受検する方法です。予約すれば2級〜7級を受検でき、受検からおよそ10日で結果通知を受けとれます。

会場は47都道府県に約150カ所以上設置されているため、どこに住んでいても気軽に受験可能。出題形式は、読み問題(キーボード入力)、多肢択一式(マウス操作)、書き問題(タブレットに記述)の3つです。

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漢検の履歴書への書き方など就活の情報を学びたいあなたへ

漢検を履歴書に書く際の書き方など、就活にはマナーがあります。マナーを守っていない場合、評価が下がってしまうので気を付けなければなりません。

しかし、就活マナーは膨大であり、すべてを自分一人でカバーするのは大変です。就活マナーに不安を抱える場合は、就活エージェントのアドバイスを受けてみましょう。

キャリアチケットでも、就活マナーについての相談や、内定取得へのアドバイスを実施しています。履歴書の書き方や模擬面接も行っているので、就活の準備を行いたい方はぜひ相談してください。

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本記事の監修者

淺田真奈(あさだまな)

大学時代は接客のアルバイトを3つかけもちし、接客コンテストで全店1位になった経験をもつ。新卒では地方創生系の会社に入社をし、スイーツ専門店の立ち上げからマネジメントを経験。その後、レバレジーズへ中途入社。現在はキャリアチケットのアドバイザーとして、学生のキャリア支援で学生満足度年間1位と事業部のベストセールスを受賞し、リーダーとしてメンバーのマネジメントを行っている。

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