就活で忘れ物をしたときはどうすれば良い?対処法と防止策を解説

このページのまとめ

  • 就活で忘れ物をしたら、お詫びの言葉を必ず伝える
  • 忘れ物を防ぐために、就活用の鞄を用意しよう
  • 忘れ物を防ぐには、前日までに持ち物を用意することも大切
  • 就活にまつわる失敗には、遅刻や過度な緊張もある
  • 遅刻や過度な緊張を防ぐには、事前の準備が欠かせない

かばんを持つ就活生のイメージ画像

就活で忘れ物をした場合、どのように対応したら良いのでしょうか。企業に余計な手間を取らせないためにも、適切な対処法を知っておくことが大切です。
このコラムでは、面接時に履歴書を忘れた場合と企業に忘れ物をしたときについて、対応方法や防止策をご紹介します。コラムの内容を参考にし、落ち着いた行動を取りましょう。

 

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就活で忘れ物をしたときの対処法


ここでは、2つのケースについて忘れ物をしたときの対処法をご紹介します。

面接に履歴書を持参するのを忘れた場合

履歴書を忘れた場合は、その旨を正直に面接官に伝えましょう。どのような対応をとるかは企業によって異なりますが、後日提出すればOKとし、予定どおり面接を行うこともあるようです。面接会場に向かう途中に忘れ物に気付き、取りに帰るべきか迷うときは、企業に連絡して指示を仰ぎましょう。

会社説明会や面接の会場に忘れ物をした場合

スマートフォンや定期券など、どうしても必要な物を会場に忘れた場合、企業に電話して指示を受けましょう。忘れ物の保管場所が自宅から近ければ取りに行き、遠方で難しい場合は、着払いで郵送してもらいます。忘れ物が手元に届いたら、迷惑をかけたことへのお詫びと、忙しい中対応してくれたことへのお礼をメールで伝えましょう。
なお、シャープペンシルや消しゴムといった忘れ物の場合、企業に手間を取らせないよう連絡しないのも1つの方法です。

 

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就活で忘れ物を防ぐコツ


企業が寛容な態度で忘れ物の対応をしてくれたとしても、基本的には「確認不足」「緊張感が足りない」と悪印象を与えてしまいます。不注意からマイナスイメージを与えることがないよう、以下の2点を実践してください。

就活用の鞄を用意する

プライベートと就活で同じ鞄を使っていると、用途が変わる度に中身を入れ替える必要があります。就活用の鞄を用意し、必需品を出し入れしないのが忘れ物を防ぐコツです。

面接前日までに持ち物を用意する

当日に「履歴書が見つからない…」などと焦らないよう、前日までに準備を済ませましょう。必要な物がすべて揃っているか確認するために、チェックシートを用意するのも1つの方法です。

〈面接に必要な物の例〉
・履歴書(企業から指定された場合)
・履歴書のコピー
・応募先企業に関する書類
・筆箱
・メモ帳
・携帯電話、スマートフォン
・財布
・交通系ICカード
・ハンカチ
・ティッシュ

履歴書のコピーや企業情報の書類を持参すれば、会場に向かう途中や面接前の空き時間に復習できます。携帯電話やスマートフォンは急な連絡が必要になったときのために持参しますが、会場に着く前に電源を切るのがマナーです。
上記のほか、折りたたみ傘やモバイルバッテリー、鏡、替えのストッキングなども状況に応じて持参してください。

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ほかにもある!就活の失敗談


就活にまつわる失敗として、忘れ物のほか、面接への遅刻や過度な緊張が挙げられます。

遅刻

「面接の開始時間を勘違いしていた」「道に迷って遅刻してしまった」などが例です。面接への遅刻を招く原因として、以下の例が考えられるでしょう。

・面接開始時間をスケジュール帳にメモしていない
・時間に余裕を持って自宅を出発していない
・最寄り駅から会場までのアクセスを十分に調べていない

遅刻をすると「入社後も繰り返すのでは?」と思われてしまうので、十分に気をつけなければなりません。

過度な緊張

「面接で緊張しすぎて質問の回答を忘れてしまった」「終始表情が暗い状態で面接を受けてしまった」などが例として挙げられます。適度な緊張感は大切ですが、完璧を求めて自分にプレッシャーをかけすぎると、萎縮して自分の良さをアピールできなくなる恐れがあるでしょう。

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遅刻や過度な緊張を防ぐ方法


就活の失敗を防ぐために、以下の内容を実践してみてください。

遅刻を防ぐ方法

面接への遅刻を防ぐ方法は、以下の4つです。

・公共交通機関の乗車時間や乗り換えの有無を前日までに確認する
・最寄り駅から会場までの地図をプリントアウトする
・面接開始時間の5~10分前に会場に着くよう自宅を出発する

最寄り駅から会場までの地図は携帯電話やスマートフォンで確認できますが、電池切れや電波の不調を考慮し、印刷しておくと安心です。

過度な緊張を防ぐ方法

面接時の過度な緊張を防ぐには、以下の4つの方法が有効です。

・模擬面接で雰囲気に慣れる
・面接前に深呼吸する
・ほかの応募者を気にしすぎない
・「多少のミスは問題ない」と考える

十分に面接練習しないまま本番に臨むと、自信のなさが表情に出たり不安から言葉に詰まったりする恐れがあります。家族や友人に面接官役をお願いし、何度も練習して本番に臨んでください。
そのほか、集団面接を受ける際、ほかの就活生の回答が素晴らしくて引け目を感じそうになっても、「自分は自分」と考えて気持ちを落ち着かせましょう。

 

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本記事の監修者

淺田真奈(あさだまな)

大学時代は接客のアルバイトを3つかけもちし、接客コンテストで全店1位になった経験をもつ。新卒では地方創生系の会社に入社をし、スイーツ専門店の立ち上げからマネジメントを経験。その後、レバレジーズへ中途入社。現在はキャリアチケットのアドバイザーとして、学生のキャリア支援で学生満足度年間1位と事業部のベストセールスを受賞し、リーダーとしてメンバーのマネジメントを行っている。

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