内定とは?内々定との違いやもらった後の流れ、辞退について

このページのまとめ

  • 内定は正式な労働契約の成立、内々定は「内定を出せる時期になったら内定を出す」という口約束
  • 採用の連絡に対して入社の意思を示し、送られてくる内定承諾書に同意することで内定契約となる
  • 内定承諾書に同意してしまった後でも辞退することは可能だが、その際はできるだけ早めに行う
  • 留年や手続きの不備などがあった場合、企業側から内定を取り消されることもあるので注意
  • 内定が出ない人は、自己分析を企業研究を改めて行うほか、自己PRや面接マナーの見直しをしよう

当コラムでは、就活を行うにあたって知っておきたい、内定の意味、内々定との違い、内定が出てからの流れ、辞退の可否などを解説しています。また、なかなか内定が出ないという人に向けて、内定獲得のためのポイントもご紹介していますので、ぜひ参考にしてみてください。

 

内定とは


まずは、内定に関する基本的な情報を確認しておきましょう。

内定の概要

内定とは、労働契約の成立を指します。企業が内定を出すということは、学生に採用を約束するということであり、学生が内定を受けるということは、企業への入社を約束するということです。多くの場合は、内定と同時に企業側が採用通知を交付し、就活生が内定承諾書を提出することで、雇用の契約を行います。
内定は就活におけるゴールともいうべきもので、就活生はこれを獲得するために企業への応募や筆記試験、面接などに臨んでいることでしょう。

内々定との違い

内々定とは、「内定を出せる時期になったら、内定を出します」という口約束のことを言います。書面で交わすことは少なく、メールや口頭で伝えられることが多いです。
内定との決定的な違いは、正式な労働契約ではないということですが、内々定だからといって簡単に取り消されるものでもありません。なぜなら、企業側のイメージを損なうリスクが大きいからです。しかし、経歴詐称などの発覚や素行不良などがあれば取り消される可能性が高くなりますので、SNSを含む自身の行動や言動に気をつけましょう。

内定が出る時期

経団連(日本経済団体連合会)に所属する大手企業の場合、正式な内定を出すのは大学4年生の10月以降になります。これは、経団連が毎年発表している、「採用活動に関する指針」を遵守しているためです。
また、経団連に関係のない外資系企業は、優秀な人材確保を図りスピーディーな採用活動を行うため、大学3年生の12月頃には内定を出しています。さらに、経団連に所属していないベンチャー企業なども、同様の理由で大学3年生の3月頃~大学4年生の8月頃に順次内定を出している企業が多いようです。

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内定をもらったらなにをすればいい?


内定をもらってから内定式に参加するまでの基本的な流れは、以下のようになります。

内定連絡が来る

まずは企業から内定の連絡が来ますが、連絡の方法は、電話かメールが多い傾向にあります。電話に出られなかったらすぐに折り返す、メールはこまめにチェックするということを徹底するようにしましょう。

入社意思の連絡

内定の連絡に対して、入社の意思をはっきりと示しましょう。もし別の企業の結果を待ちたいという場合は、保留を願い出ても問題ありませんが、自分から期間を提示し、保留期間は1週間程度~長くても1ヶ月以内にしないと、内定取り消しのリスクが大きくなります。

内定通知書の承諾

入社することを伝えたら、内定通知書とともに内定承諾書が郵送されますので、確実に受け取りましょう。この承諾書に同意して返信した時点で入社を誓約したということになり、内定契約となります。

内定式への参加

内定が決まったら、内定式に関する案内が届きます。入社の手続きに必要なものなども載っているはずなので、よく目を通しておきましょう。内定式の開催日は企業によって異なりますが、10月1日以降に行われることが多い傾向にあります。

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内定を辞退したい…その方法とは


「就活を終わらせたい一心で内定に同意してしまったけど、自分に合わない気がしてきた」「内定承諾後に、家庭の事情で入社できなくなってしまった」などの理由から、内定を辞退したいという人もいるかもしれません。では、内定承諾書を返送してしまった後で内定を辞退することは可能なのでしょうか。

内定承諾書に法的効力はない

内定承諾書には法的効力がないため、同意した後でも辞退することができます。
内定承諾書への同意は労働契約の成立を意味しますが、民法においては、解約の申し入れを行った2週間後に解約が成立することになっています。つまり、働き始める日の2週間前に内定辞退を表明すれば、入社の必要はないということです。
ただし、企業側が難色を示しているようであれば、後々トラブルにならないよう、きちんと書面で残す、配達証明付き内容証明郵便を利用するなどの対策をとっておきましょう。

辞退の連絡はできるだけ早めに行う

企業は、内定が決まった新入社員のために、各種手続きや備品の購入などの準備を進めています。内定承諾後の辞退は、理由はどうあれ企業側に多大な迷惑を掛けてしまうということを自覚し、誠意を持ってできるだけ早めに伝えるように心がけてください。
また、ケースとしては少ないですが、用意した備品などの損害賠償を請求される恐れもあります。そうではなくても、今後その企業と関わっていく可能性はゼロではありませんから、辞退するかどうかの判断は慎重に行いましょう。

企業側から内定を取り消されることもある

求職者自身に問題があった場合は、企業側から内定を取り消されるパターンもあります。たとえば、「大学を卒業できなかった」「健康上の理由で入社できなくなった」「必要な手続きをしなかった」などは内定取り消しの理由として十分あり得ます。
内定をもらうと一安心して気が抜けてしまうかもしれませんが、上記のようなことがないよう気をつけましょう。

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なかなか内定が出ないときは


内定が出なくて悩んでいる人も少なくないと思いますが、そういった方は、選ぶ企業やアピールの仕方、面接での印象が良くないのかもしれません。以下のポイントを押さえて再チャレンジしてみましょう。

自己分析を改めて行う

自己分析が不十分で、自分のやりたいことや強みなどが明確でない状態では、アピール力が弱くなってしまいますし、そもそも選んだ企業が自分に合っていない可能性があります。まずは自分のこれまでを振り返り、「楽しかったこと」「大変だったこと」「頑張ったこと」などを書き出して、なぜそう思ったのかを深掘りしていきましょう。自分がどんな性格で価値観を持っているか分かれば、それが企業選びの軸になります。

企業研究は入念に行う

応募している企業についてしっかりと理解できていないと、志望理由が具体的に伝えることができず、志望度が低いと判断されてしまいます。もし、これまで「何となく」で企業を選んでいたなら、その企業の仕事内容や労働条件だけでなく、扱っている商品やサービス、組織風土、同業他社との相違点、制度、将来性などから良いと思う点、気になる点を挙げ、その企業に決めた理由をよく考えてみましょう。

エントリーシートや履歴書を丁寧に作成する

就活では、書類選考から厳しく評価されますので、ESや履歴書は丁寧に作成しましょう。空欄が多いものや、雑な字で書かれているもの、誤字があるもの、用紙が汚くなっているものは、採用担当者にマイナスイメージを持たれてしまいます。

具体的なエピソードを用いた自己PRにする

「私はコミュニケーション能力に自信があります」「私の長所は笑顔です」といった自己PRはよくありますが、それを裏付ける話や、これまでにどういった場面で役に立ったか、どのように貢献できたかなどの具体的なエピソードがないと、説得力に欠けます。
また、こうした自己PRは、いかに優れたスキルを持っているかではなく、企業が求める人物像にマッチしているかを伝える場なので、アピールの方向性が応募企業に合っているかも重要です。

身だしなみや基本的なビジネスマナーを再確認する

書類は通るのに、面接で落ちてしまうという方は、身だしなみや姿勢、話し方を振り返ってみましょう。髪がボサボサだったり、無意識の内に下を向いてしまっていたり、声が小さくなっていたりしませんか。第一印象を良くするポイントとしては、清潔感のある格好をする、背筋を伸ばす、面接官の顔を見る、笑顔ではきはきと話すなどが挙げられます。
また、入室時や退室時などのマナーなども見られているため、自信がない方は今一度面接におけるマナーを確認しておくと良いでしょう。


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