このページのまとめ
- 短期は無給が一般的だが、実務を伴う長期インターンシップは有給の場合がある
- 給料は時給1,200~1,800円が相場で、専門スキルにより高単価も狙える
- 有給のインターンシップに応募する際は、税制やスケジュールを確認しておく
「インターンシップで給料はもらえるの?」と気になる就活生もいるでしょう。多くの場合、インターンシップは無給ですが、企業によっては給料が出ることもあります。
この記事では、短期・長期のインターンシップの給料事情や時給の相場を解説。また、給料がもらえるインターンシップの探し方や注意点もまとめました。自分に合ったプログラムを見つけるため、ぜひ参考にしてください。
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- インターンシップの給料事情を解説
- 短期インターンシップ:基本的に給料なし
- 長期インターンシップ:給料をもらえる場合がある
- 大学生のインターンシップの給料相場
- 平均時給:1,200~1,800円程度
- エンジニア・デザイナー:スキル次第で高単価
- 営業職:成果に応じたインセンティブで上乗せ可能
- 給料がもらえるインターンシップのメリット
- 稼ぎながらガクチカのエピソードを作れる
- 実務経験を積める
- 早期に内定を獲得できる可能性がある
- 給料がもらえるインターンシップの探し方
- 大学のキャリアセンターに相談する
- 企業のWebサイトやSNSで調べる
- 就職サイトを活用する
- 給料がもらえるインターンシップの注意点
- 時給の高さだけで選ばない
- 扶養控除と税金について知っておく
- 学業と両立できるプログラムを選ぶ
- インターンシップ選びに迷うあなたへ
インターンシップの給料事情を解説
インターンシップは、教育や就業体験の側面が強いため、基本的には無給と考えておくのが無難です。
内閣府の「学生の就職・採用活動開始時期等に関する調査 調査結果 報告書」によると、25卒を対象とした調査において、就業体験を伴う1日以内のインターンシップで有給だったケースはわずか0.7%でした。

引用:内閣府「学生の就職・採用活動開始時期等に関する調査 調査結果 報告書(p.42)」
また、5日以上のインターンシップであっても、有給の割合は21.1%と決して高くありません。

引用:内閣府「学生の就職・採用活動開始時期等に関する調査 調査結果 報告書(p.42)」
ただし、実施期間やプログラム内容によっては、給料が発生するケースも存在します。

まずは、短期と長期インターンシップにおける給料事情について詳しく見ていきましょう。
参照元
内閣府
学生の就職・採用活動開始時期等に関する調査
短期インターンシップ:基本的に給料なし
1日から数週間程度の短期インターンシップでは、基本的に給料は支給されません。企業説明会やグループワークなど、見学や体験に特化したプログラムが中心だからです。
学生が企業の利益に直結する業務を行わない場合、企業側は給料を支払う義務を負いません。そのため、無給でインターンシップが実施されるのが基本です。
長期インターンシップ:給料をもらえる場合がある
数ヶ月から1年以上にわたる長期インターンシップでは、給料をもらえる場合があります。有給となる主な理由は、学生が現場の一員として実際の業務に従事するためです。社員に近い責任をもってプロジェクトを担当し、成果を求められる場面も増えます。
ただし、すべての長期インターンシップで給料が支給されるわけではありません。研修や教育が中心の場合は、無給の可能性もあります。
インターンシップの期間別の特徴は、「インターンシップとは?行う意味や期間別の特徴をご紹介」の記事で解説しているので、ぜひプログラム選びの参考にしてください。
実務型は給料の支払い義務がある
学生が実際の業務を担当し、企業の利益に貢献する実務型のインターンシップでは、企業に給料の支払い義務が発生します。法律上、学生が企業の指示を受けて働くことは「労働」とみなされるためです。
具体的には、営業への同行、商談、プログラミング、マーケティング施策の立案など、事業活動に直接関わる場合は、必ず給料が支払われなければいけません。
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大学生のインターンシップの給料相場
インターンシップの給料相場を把握しておけば、条件に見合ったプログラムを選びやすくなります。業界や職種によって給料相場に幅があるため、一般的な傾向を理解しておきましょう。
平均時給:1,200~1,800円程度
大学生のインターンシップの平均時給は、1,200~1,800円程度が相場です。多くの場合、地域の最低賃金よりも高い水準に設定されています。給料相場に幅があるのは、業界や職種、企業規模による差が大きいためです。
たとえば、IT業界やコンサルティング業界は高めに設定される傾向がありますが、サービス業や小売業などは、最低賃金に近い設定となるケースも珍しくありません。また、個人のスキルや過去の経験が考慮され、時給が変動することもあるでしょう。
エンジニア・デザイナー:スキル次第で高単価
エンジニアやデザイナーのインターンシップは、スキル次第で高単価を期待できます。専門性が高い場合、即戦力として期待されるからです。
プログラミングがある場合、時給2,000円を超える募集も珍しくありません。特に、PythonやJavaなど、需要の高い言語を扱える場合は優遇されます。
デザイナーも同様に、デザインツールの習熟度やポートフォリオの質に応じて、時給1,500~2,500円程度のプログラムを探せるでしょう。
営業職:成果に応じたインセンティブで上乗せ可能
営業職のインターンシップでは、基本の時給にインセンティブ(歩合給)が加算される仕組みを導入している企業があります。成果を上げたぶんだけ収入が増えるため、優秀な学生であれば時給換算で2,000円を超えることも珍しくありません。
ただし、成果が出ない時期は基本給のみとなるため、自身の適性を見極めて選ぶことが重要です。
自分に合ったインターンを探す方法は、「業界から?職種から?インターン先の選び方と探す方法」の記事でご確認ください。
給料以外に支給される手当の内訳
インターンシップでは、給料以外にもさまざまな手当が支給される場合があります。主な手当の内訳は以下のとおりです。
| 手当の種類 | 内容 | 支給額の目安 |
|---|---|---|
| 交通費 | 電車代・バス代 | 実費または月額上限あり |
| 昼食代 | 社員食堂の利用料や食事代の補助 | 1日500~1,000円程度 |
手当の有無や金額は企業の規定により異なるため、事前に募集要項をチェックしておきましょう。
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給料がもらえるインターンシップのメリット
本格的な就活を控えた学生にとって、給料がもらえるインターンシップは多くのメリットがあります。単なるアルバイトとは異なり、キャリア形成に直結する経験を積めるからです。ここでは、有給のインターンシップの主なメリットを紹介します。
稼ぎながらガクチカのエピソードを作れる
給料がもらえるインターンシップは、稼ぎながらガクチカ(学生時代に力を入れたこと)のエピソードを作れるのがメリットです。実際の業務で数値目標を追いかけた経験は、選考において強い説得力をもちます。
「SNS運用でフォロワーを20%増加させた」といった具体的な成果は、ほかの就活生との差別化に直結するでしょう。
実務経験を積める
現場の空気に触れながら実務経験を積める点も、給料をもらえるインターンシップに参加するメリットの一つです。実務を通じて、業界の動向や企業の仕組み、チームワークの重要性などを肌で感じられます。プログラムで得た経験は、就職後の業務にも直接活かせるでしょう。
早期に内定を獲得できる可能性がある
給料がもらえるインターンシップに参加すると、早期に内定を獲得できる可能性があります。多くの企業が、インターンシップで優秀な成果を収めた学生に対して早期選考や特別選考の機会を提供しているためです。
文部科学省の「学生・企業の接続において長期インターンシップが与える効果についての検討会 学生に対するアンケート調査結果」によると、インターンシップの良かった点として、「内定獲得に直結した」と答えた学生の割合は約2割でした。

引用:文部科学省の「学生・企業の接続において長期インターンシップが与える効果についての検討会 学生に対するアンケート調査結果(p.10)」
インターンシップでの活躍が企業側の目に留まれば、通常の選考ルートよりも有利に就活を進められるでしょう。
給料をもらえるインターンシップのメリットをさらに詳しく確認したい人は、「無給とはここが違う!有給インターンシップ参加のメリット」の記事もあわせてご覧ください。
参照元
文部科学省
学生・企業の接続において長期インターンシップが与える効果についての検討会 調査結果
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給料がもらえるインターンシップの探し方
効率的に希望のプログラムを見つけるためには、複数の情報源を活用することが重要です。以下の3つの手段を組み合わせ、給料がもらえるインターンシップを探しましょう。
大学のキャリアセンターに相談する
大学のキャリアセンターは、信頼性の高い情報源の一つです。特定の学部を対象としたものや先輩の推薦があるものなど、隠れた優良案件が含まれているケースもあります。職員に客観的なアドバイスをもらいながら、プログラムを選べるのも大きなメリットです。
企業のWebサイトやSNSで調べる
志望企業が決まっている場合は、公式Webサイトの採用ページをチェックしましょう。最新の募集要項や選考スケジュールが掲載されているため、チャンスを逃さずに済みます。過去の参加者の声や社風を伝える記事なども確認できるため、ミスマッチを防ぐ貴重な判断材料になるでしょう。
また、SNSでインターンシップの情報を公開する企業も増えています。社長や現場社員の投稿からは、募集要項の文字面だけでは読み取れない現場の熱量や、具体的に求められるスキルをリアルタイムで把握することが可能です。
気になる企業のアカウントをフォローして通知をオンにしておけば、大手の就職サイトには掲載されない急募案件や追加募集のチャンスもいち早くつかめるでしょう。
就職サイトを活用する
就職サイトやインターン専門の求人サイトを活用すると、条件を絞って一括検索が可能です。給料の有無だけでなく、職種や期間、勤務地などを比較できるため、効率的に希望のプログラムを探せます。企業の詳細情報や先輩の体験談なども確認できるため、応募前の情報収集にも役立つでしょう。
大手の就職サイトは、インターンシップに向けて合同説明会やセミナーを実施することがあります。就職イベントについては、「就活イベントのメリット・デメリットとは?参加前に知っておくべきこと」の記事で詳しくご確認ください。
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給料がもらえるインターンシップの注意点
給料がもらえるインターンシップに参加する際は、時給だけでなく扶養控除や税金、スケジュールなどをチェックしておきましょう。ここでは、応募前に知っておきたい注意点をまとめました。
時給の高さだけで選ばない
給料は判断基準の一つですが、それだけで決めるのは控えましょう。高時給であっても作業内容によってはスキルが身につかないケースも考えられます。
インターンシップを選ぶ際は、「何を学べるか」「誰からどんな指導を受けられるか」など成長環境を重視するのがおすすめです。給料だけに囚われず、将来のキャリアにおいてプラスに働くプログラムを選びましょう。
判断基準に迷う際は、「インターンの種類はどれを選ぶ?目的・時期別に解説」の記事もご一読ください。
扶養控除と税金について知っておく
給料が出るインターンシップに参加する場合、税金や扶養控除の仕組みを正しく理解しておく必要があります。2026年度の税制改正では、学生自身の所得税が非課税となる枠が178万円(年収665万円以下の場合)に引き上げられました。
ただし、大学生世代(19歳以上23歳未満)が親の健康保険の扶養にとどまるための「社会保険の壁」は、原則として年収150万円が基準です。年収がこれを超えると自身で保険料を支払う必要が生じるため、事前に家族と相談しておくことをおすすめします。
学業と両立できるプログラムを選ぶ
インターンシップに熱中するあまり、単位を落としてしまっては本末転倒です。長期休暇や授業の空きコマを利用できるか、試験期間中に休みをとれるかなど、勤務の柔軟性を事前に確認しておきましょう。
無理のないスケジュールを組むことが、結果として充実したインターン生活につながります。
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インターンシップ選びに迷うあなたへ
「給料が出るインターンシップに挑戦したいけれど、自分のスキルで通用するのか不安」「学業と両立しながら成長できる企業をどう探せば良いか分からない」と一人で悩んでいる人もいるでしょう。特に有給のインターンシップは責任を伴う場面も多いため、最初の一歩を踏み出すには勇気がいるものです。
納得のいくインターンシップ先を見つけたいなら、就職エージェントに相談するのも一つの手。キャリアチケット就職エージェントでは、経験豊富なキャリアアドバイザーが悩みや不安を丁寧にヒアリングし、将来のキャリアを見据えた企業選びをプロの視点でアドバイスします。将来につながる一歩を踏み出すため、ぜひご相談ください。
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