面接では質問への受け答えも大切ですが、会場に入るまでのマナーや身だしなみも重要なチェックポイント。 「これくらい大丈夫…」と思っても、面接官は思わぬ部分を評価しているかもしれません。 コラムを読んで、面接マナーや身だしなみの基本を知りましょう！
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面接の基本マナー
就活の際は面接室に入る前から評価が始まっていると考え、企業に失礼のない振る舞いを心がけましょう。
会場に到着する時間は10分から15分前が目安。もちろん遅刻はいけませんが、到着が早すぎても担当者が別の仕事をしていたり、面接室の準備ができていなかったりと迷惑になってしまうかもしれません。
早く到着したら会場近くの喫茶店に入るなどして時間を調整すると良いでしょう。
また、電車遅延などで遅れそうな時は、なるべく早く担当者に連絡してどれくらで到着できそうかを伝えます。
面接中は緊張していても挨拶をしっかりし、声が小さくならないようにはきはきと話しましょう。話し方や表情はその人の印象を大きく左右するので、口角を上げ、声のトーンが下がらないように意識します。
面接中は自分が話すことに夢中になりがちですが、相手の話を聞く姿勢も大切です。面接官の質問をさえぎるように回答する人がいますが、そのような態度は相手に失礼ですし、「コミュニケーション能力に問題がある」と判断されてしまうので要注意。
面接中は適度なアイコンタクトと自然な会話を心がけましょう。
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身だしなみのポイント
きちんとした身だしなみは相手へのマナーでもあるので、面接の前に以下をチェックしてみてください。
・スーツの折れや汚れ
連日スーツを着ていると、折れや汚れが目立ってきます。こまめにクリーニングに出すのは難しいかもしれませんが、スーツは家に帰るたびにブラッシングし、市販のシワとりスプレーなどを使ってお手入れするようにしましょう。
・靴の汚れ
靴の汚れは意外と目立つものなので、スーツと同様に日々の手入れを欠かさないようにしてください。
・髪型
寝癖はもちろん、顔に髪がかかると暗い印象になるので避けましょう。男女ともに、眉毛と耳が見えるヘアスタイルは明るく爽やかな雰囲気を演出できます。
・メイク
就活メイクは「ナチュラル」が基本です。普段のメイクが派手という方は、アイメイクやチークの濃さを見直してみましょう。
・におい
身だしなみを整えていても、自分では気づかない「におい」に注意してください。きつ過ぎる柔軟剤や香水、整髪剤のにおいは不快に思われる可能性があります。
夏場は制汗剤を使い、汗のにおいにも気を使うと良いでしょう。
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入室・退室の流れとマナー
面接を受ける前に、入室と退室の手順を知っておきましょう。
入室の際はドアを3回ノックします。「どうぞ」と声をかけられたら扉を開け、「失礼します」と言いながら入室、後ろ手にならないようにドアを閉め、後椅子に向かって歩き出しましょう。
椅子の横で大学、学部学科名、氏名を述べ、「よろしくお願いいたします」と挨拶し、面接官に促されたら「失礼します」と言って着席してください。
面接が終わったら着席したまま「本日はお時間をいただきありがとうございます」と挨拶し、立ち上がったら椅子の横でもう一度「ありがとうございました」とお礼を言ってお辞儀をします。
ドアまで歩いたら面接官の方を向き直って「失礼いたします」と言い、静かに退室してください。
以上が入退室の流れですが、面接中は姿勢が崩れないように意識するのがポイントです。
退室後は会場を離れるまでが面接と考え、ほかの就活生とおしゃべりしたり、携帯をいじるのはやめましょう。
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