面接で「学生時代頑張ったことを話してください」と質問されて、「人に話せるエピソードがない…」と悩んだ経験はありませんか?そう考えてしまう人は、就活で見られていることを勘違いしているかもしれません。内定に一歩近づくために、面接官がガクチカを問う理由や、アピールするときのコツと注意点を把握しておきましょう。
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面接官が学生時代頑張ったことを尋ねる理由
「学生時代頑張ったこと」と問われたら、留学やボランティア、リーダー経験など一目で「すごい」と思われることを伝えなければならないと勘違いしていませんか?
面接官が知りたいのは、応募者の人柄や考え方。「何を成し遂げたか」ということはあまり重要視されていません。
「学生時代頑張ったこと」の質問は自社で活躍できるか判断するための材料ですから、無理に大きな出来事を並べなくても大丈夫です。
むしろ、先に書いた「すごい内容」は仕事でどう活躍してくれるかわかりやすい反面、伝え方次第ではただの自慢話で終わってしまうケースもあります。
一方、日常的なことでも、仕事に対する姿勢や困難の乗り越え方、何に興味があり、どう学ぶ能力があるのか、学生生活を通して何を身につけ、今後どのように活かせるかをわかりやすく伝えられると高評価。選考でプラスに働くでしょう。
では、「学生時代頑張ったこと」をアピールするには具体的にどうすれば良いのでしょうか。次の項目で一緒に確認していきましょう。
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学生時代頑張ったことをアピールするコツ
学生時代頑張ったことは、下記の流れをもとに作成すると効果的にアピールできます。ぜひ自分の出来事に当てはめてみてください。
・はじめに活動の概要を伝える
・頑張ろうと思った理由やきっかけを伝える
・どんな課題だったのかを挙げる
・具体的なエピソードを話す
・成果や学んだことを伝える
エピソードには、困難を乗り越えるために掲げた目標と、目標達成するためになにが必要と考えたか、実際にどんな行動をしたかを盛り込むのが説得力を持たせるコツです。
たとえ失敗で終わってしまったことであっても、そこから学んだことや次に活かせることを身に着けていればアピール材料として使えます。
もし学生時代頑張ったことがなにもない…と悩んでしまったら、学業や部活動、アルバイトなど日常的なことを振り返ってみましょう。
また、就活では第三者がわかるように伝えることが大切です。実績を数値化したり、実施期間がいつからいつまでだったのか、などより具体性を持たせて、採用担当者がイメージしやすくすると良いでしょう。
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学生時代頑張ったことを伝えるときの注意点
面接官に将来性がある人材と捉えてもらうには、いくつか注意点があります。
自己PRにもなり得る「学生時代頑張ったこと」を作成する時は下記のポイントに注意しましょう。
・嘘をつかない
学生時代頑張ったことがないから…と嘘をついたり、実績を誇張したりするのは止めましょう。質問を深掘りされ、上手く答えられなくなることも考えられます。
・企業の求める人材像に合わせた内容にする
たとえば、ルーティンワークがメインの事務職に応募して「新しいことにチャレンジした」という内容を伝えても、採用担当者からすると「積極性はそんなに求めていない」と判断される可能性があります。企業ニーズや職種に必要なスキルを的確に捉えましょう。
・1つの内容を掘り下げる
ゼミや部活、アルバイト、勉強など頑張ったことが多くあっても、1つの出来事について話しましょう。色々なことを話すより、面接官の印象に残ります。
・深掘りされたときの答えも用意する
なぜそれを頑張ろうと思ったのか、より深く質問されることもあります。話す内容について深く質問されても答えられるように回答を準備しておきましょう。
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