このページのまとめ
- 学生時代に最も打ち込んだことがない場合は自分史や日記から探す
- 学生時代に最も打ち込んだことがない場合はアルバイトなどを始めるのもおすすめ
- 学生時代に最も打ち込んだことでは1つのエピソードに絞って伝えるのがポイント
「学生時代に最も打ち込んだことは?」と聞かれて、「思いつかない」「何を答えていいかわからない」と悩む就活生もいるでしょう。エントリーシートでよく聞かれる内容なので、あらかじめ用意しておくのが重要です。
この記事では、学生時代に最も打ち込んだことがない場合に探す方法や、これから作る方法について紹介しています。面接などでどのように伝えればいいかについても紹介するので、ぜひ参考にしてください。
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- 「学生時代に最も打ち込んだこと」がない場合はどうする?対処法を紹介
- 自分史を作ってみる
- 日常の出来事から探す
- 家族や友人に聞く
- 日記やブログから振り返る
- 「学生時代に最も打ち込んだこと」を企業が聞く理由
- 人柄や考え方を知るため
- 物事への取り組み方を知るため
- どのような点でモチベーションを感じるか知るため
- 考えても「学生時代に最も打ち込んだこと」が本当にない場合にできること
- アルバイトを始める
- 課外活動に参加する
- インターンシップに参加する
- 資格を取得する
- 「学生時代に最も打ち込んだこと」の伝え方
- 1.結論から伝える
- 2.「打ち込んだ内容」のエピソードを伝える
- 3.エピソードから学んだ経験やスキルを伝える
- 4.学んだ内容を仕事でどのように活かすか伝える
- 「学生時代に最も打ち込んだこと」でやらない方がいい伝え方
- 結果や結論だけを伝える
- 自己PRや長所などとエピソードが被っている
- 複数のエピソードが入っている
- 「学生時代に最も打ち込んだこと」がない場合に参考にしたい例文
- 「学生時代に最も打ち込んだこと」がないと悩んでいるあなたへ
「学生時代に最も打ち込んだこと」がない場合はどうする?対処法を紹介
「学生時代に最も打ち込んだこと」が見つからない場合、自分史を作成したり、日常から探してみたりするのがおすすめです。ここでは、4つの探し方を紹介するので、実践してみてください。
自分史を作ってみる
「学生時代に最も打ち込んだこと」が見つからないのであれば、自分史を作ってみましょう。自分史とは、自分の過去を振り返り、まとめた年表のことです。
自分史で過去のエピソードをチェックすれば、当時のことを思い出し、何に力を入れたか思い出すでしょう。自分史の作り方を知りたい場合は、「自分史とは?就活のために設置する項目や自己分析への活用法を解説」の記事を参考にしてください。
日常の出来事から探す
日常の出来事を振り返り、力を入れていることや継続していることがないか探してみましょう。あたりまえになっているせいで、アピールにつながらないと勘違いしている可能性があります。
たとえば、「英語の勉強を2年間続けている」のエピソードも立派なアピールになります。「サークル」「アルバイト」「ランニング」などでもいいでしょう。
日常のなかにも、アピールできる内容は隠れています。生活を振り返り、伝えられるエピソードがないか探してみましょう。
家族や友人に聞く
家族や友人など、第三者に聞いてみるのもおすすめです。客観的な意見は新しい発見ができ、参考にもなるでしょう。
また、自分では普通の行動が、実は周囲に評価されていることも。自分では思いつかなさそうな場合、周囲に聞いてみましょう。
日記やブログから振り返る
日記やブログをチェックし、何をしていたか振り返るのもおすすめです。自分が残していた文章を読むことで、当時の気持ちが思い出され、「学生時代に最も打ち込んだこと」としてアピールできるかも知れません。
日記やブログの場合、そのときの気持ちや感想が書かれていることも。よりリアリティのあるエピソードを伝えられるでしょう。
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「学生時代に最も打ち込んだこと」を企業が聞く理由
企業が「学生時代に最も打ち込んだこと」について聞くのは、就活生の人柄や物事への取り組み方を知るためです。自社に合うかどうか判断しようとしています。
ここでは、「学生時代に最も打ち込んだこと」が聞かれる理由について詳しく解説。企業の意図を理解し、回答する際の参考にしてください。
人柄や考え方を知るため
「学生時代に最も打ち込んだこと」からは、人柄や考え方が確認されています。人柄や考え方から、自社の雰囲気や社風に合うかを判断したいからです。
経験やスキルのある人材であっても、企業の雰囲気に合わなければトラブルが起きることも。モチベーションがあがらず、成果が出ないかもしれません。
就活では、人柄が企業にあうかも評価ポイントの1つです。自分の人柄や考え方が伝わるようなアピールを心がけるといいでしょう。
物事への取り組み方を知るため
物事に対してどのように取り組むかも、エピソードから見られています。入社した際に、仕事にどのように取り組んでもらえそうかを判断するためです。
物事への取り組み方をアピールするために、結果よりも過程を伝えましょう。「課題に対してどのように考えたのか」「どのように行動したのか」「何を学んだか」などを伝えるのがポイントです。
結果や実績だけを伝えても、自分の考え方は伝わりません。どのように取り組んだのかを意識して、アピールするのがコツです。
どのような点でモチベーションを感じるか知るため
企業はエピソードから、モチベーションを持つポイントをチェックしています。仕事を行ううえでも、モチベーションの維持が大切だからです。
たとえば、課題を克服した達成感がモチベーションになる人もいるでしょう。あるいは、周囲の人と協力し、努力するのがモチベーションになる人もいます。
企業の業務内容や組織体制によっては、モチベーションが維持できない場合も。自社で活躍できそうか判断するためにも、「学生時代に最も打ち込んだこと」が聞かれています。
自分のモチベーションについて知りたい場合は、モチベーショングラフで分析するのもおすすめ。「自己分析に役立つモチベーショングラフとは?作成時のコツ・注意点・使い方」の記事を参考に、自己分析をしてみてください。
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考えても「学生時代に最も打ち込んだこと」が本当にない場合にできること
「学生時代に最も打ち込んだこと」がない場合、これから作ることもできます。アルバイトやインターンシップなどに取り組み、エピソードを作りましょう。
アルバイトを始める
アルバイトに対して真剣に取り組めば、アピールできるエピソードも作れます。社会経験ができ、お金も稼げるのでおすすめです。
アルバイトであっても、仕事に対しての責任感がかかります。目的意識をもって取り組めば、やりがいを感じられるでしょう。
課外活動に参加する
新しく課外活動に参加するのもおすすめです。同じ目的を持つ人同士で集まれば、いい経験ができるでしょう。
大学外の活動であれば、年齢や価値観の違う人が集まります。新しい環境で学ぶことで、得られる経験も多いでしょう。
インターンシップに参加する
就職活動を見据えて、インターンシップに参加するのもおすすめです。長期インターンシップに参加すれば、業務を体験でき、成長につながるでしょう。
業務を体験すれば、課題にぶつかったり、実力が足りずに悩んだりすることも。真剣に取り組む経験をしやすく、「学生時代に最も打ち込んだこと」でも伝えられるでしょう。
インターンシップに参加する場合は、「インターンシップとは何か?特徴や選び方などをご紹介!」の記事を参考にしてください。参加するインターンシップによって学べる内容も変わるので、慎重に選びましょう。
資格を取得する
資格を取得し、学びにするのもおすすめです。資格によっては、就職活動で有利になる場合もあるでしょう。
資格を取得するためには、計画的に勉強したり、時間をかけて努力したりするのが必要です。真剣に取り組めるので、「学生時代に最も打ち込んだこと」の経験にもなるでしょう。
就活に向けておすすめの資格については、「就職に有利な資格11選!取得するときの注意点も解説」の記事で紹介しているので、チェックしてみてください。
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「学生時代に最も打ち込んだこと」の伝え方
「学生時代に最も打ち込んだこと」を伝える場合、「結論」「エピソード」「学んだスキルや経験」「仕事への活かし方」の流れで伝えるのがおすすめです。どのように伝えればいいかを詳しく解説するので、参考にしてください。
1.結論から伝える
「学生時代にもっとも打ち込んだことはアルバイトです」のように、結論から伝えましょう。結論から伝えれば、このあとのエピソードが伝わりやすくなります。
いきなりエピソードについて話し始めると、何について話しているのか混乱する場合も。始めにどの出来事について話すのか、伝えるようにしてください。
2.「打ち込んだ内容」のエピソードを伝える
何に対して打ち込んだのか、具体的なエピソードを伝えましょう。「どのような課題があったか」「解決するためにどのようにして取り組んだか」をメインに伝えます。
面接官は初めて聞く内容なので、わかりやすく説明するようにしましょう。専門用語はできるだけ避け、誰でもわかる言葉で説明してください。
3.エピソードから学んだ経験やスキルを伝える
エピソードを通して、何を学んだかについても伝えます。具体的なスキルや強みがあるといいでしょう。
学んだ内容については、仕事に関連しているものがおすすめ。仕事内容に関連するかどうかで、エピソードを選ぶのもポイントです。
4.学んだ内容を仕事でどのように活かすか伝える
最後に、学んだ内容を仕事でどう活かすか、具体的に伝えましょう。入社後に活躍できそうなイメージを持ってもらうためにも、アピールが欠かせません。
たとえば、「この経験から学んだ協調性を活かして、メンバーと協力しながら成果を残せるように努力します」のように伝えるといいでしょう。
企業でどのような能力が求められているかについては、企業研究を行って調べてください。企業研究の進め方については、「企業研究とは?目的や手順を解説!ポイントを押さえて就職成功を目指そう!」の記事で解説しています。
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「学生時代に最も打ち込んだこと」でやらない方がいい伝え方
ここでは、「学生時代に最も打ち込んだこと」をアピールする場合に避けたい行動を紹介するので、参考にしてください。
結果や結論だけを伝える
打ち込んだことの結果や、結論だけ伝えないようにしましょう。結果だけを伝えても、頑張った内容がわからなければ評価されません。
たとえば、「陸上部に所属し、長距離の県大会で1位になりました」とアピールしたとします。すごい実績ですが、仕事にどのように活かせるのかはわかりません。
アピールするのであれば、「毎日2時間は欠かさずに練習をした」「少しでも記録が伸びるように、練習メニューを1から考えて実践した」のように過程を伝えるのが重要です。結果でアピールしないように、気を付けてください。
自己PRや長所などとエピソードが被っている
自己PRや長所を伝える際と、同じエピソードを使わないようにしましょう。まったく一緒のエピソードを使ってしまうと、手を抜いていると思われてしまいます。
ただし、部活動やアルバイトなど、同じテーマを使うのは問題ありません。エピソードの内容や伝え方などを工夫し、まったく同じにならないように意識してください。
複数のエピソードが入っている
伝えるエピソードについては、1つに絞りましょう。複数のエピソードを伝えると、内容がわかりにくく、混乱してしまいます。
たとえば、「私が頑張ったことは、アルバイトとサークルと部活動です」とアピールされても、どれをもっとも頑張ったのかがわかりません。エピソードをすべて伝えると話も長くなり、理解も難しくなるでしょう。
エピソードについては1つに絞り、具体的に伝えるのがコツです。「どう伝えれば良い?就活で聞かれる、自分のエピソード」の記事を参考に、エピソードの伝え方をチェックしておきましょう。
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「学生時代に最も打ち込んだこと」がない場合に参考にしたい例文
ここでは、学生時代に最も打ち込んだことがない場合に、参考にできる例文を紹介します。
私が学生時代に最も打ち込んだことは、部活動です。陸上部に所属し、長距離走を行っていました。
部活動で努力したのは、練習メニューの作成です。自分で考えて練習を行う方針だったため、準備運動から筋トレ、ランニングの距離や本数まで自分で決めなくてはなりませんでした。
最初は自分に合うメニューがわからず、タイムが伸びなかったり、オーバーワークで怪我をしてしまったりと、トラブルもありました。しかし、半年間毎日メニューと向き合い、試行錯誤した結果、自分なりのメニューが完成し、タイムも入学当初より30秒縮められました。
この経験から、試行錯誤し、辛くても粘り強く取り組む姿勢を学びました。貴社の業務にも粘り強く取り組み、試行錯誤しながら成果を出せるよう尽力いたします。
「学生時代に最も打ち込んだこと」の例文については、「ガクチカの例文を紹介!書き方の考え方や人事の評価基準も解説」の記事でも紹介しています。例文を参考に、自分なりのエピソードをアピールしてください。
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「学生時代に最も打ち込んだこと」がないと悩んでいるあなたへ
「学生時代に最も打ち込んだこと」や「ガクチカ」は、就活でもよく聞かれる内容です。しかし、学生時代を振り返っても、アピールできそうな内容が見つからないと悩む人もいるでしょう。
もし、アピールできる内容に困った場合は、就活エージェントのキャリアチケットに相談してください。キャリアチケットがあなたと一緒に過去を振り返り、アピールできる内容を見つけ出します。
アピール内容はもちろん、伝え方のポイントや文章の構成もアドバイス。面接官から高評価を受けられるように、キャリアチケットでレベルアップしましょう。
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