自己PRと学生時代頑張ったことの違いは?かぶる場合の対策や例文も解説!

このページのまとめ

  • 自己PRは強みをアピールし学生時代頑張ったことは取り組みの内容をアピールする
  • 自己PRも学生時代頑張ったことも、結論から伝えるようにする
  • 自己PRや学生時代頑張ったことを探すには、自己分析が効果的

自己PRと学生時代頑張ったことの違いは?かぶる場合の対策や例文も解説!のイメージ

「自己PRと学生時代頑張ったことの違いは何?」「内容がかぶる場合はどうしたらいい?」と悩む就活生も多いでしょう。それぞれ聞かれている意図が違うので、意図を理解して答えるのが大切です。

この記事では、自己PRと学生時代頑張ったことの違いや、内容がかぶる場合の対策を解説しています。自己PRと学生時代頑張ったことの違い、それぞれの例文も紹介しているので、参考にしてください。

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目 次

自己PRと学生時代頑張ったことの違いについて解説

自己PRは自分の強みを、学生時代頑張ったことは学生時代に力を入れた内容をアピールする点が異なります。それぞれの違いについて詳しく解説するので、参考にしてください。

自己PRは自分の強みを伝える

自己PRでは、自分の強みを伝えましょう。「コミュニケーション能力」「行動力」のように、性格や特徴を伝えます。

自己PRのポイントは、企業が求める人物像を把握しておく点です。企業研究を行い、業務にはどのような能力が必要か、企業にはどのような人材が適切かを調べましょう。企業が求める人物像に合わせて、自分の強みをアピールしてください。

自己PRについては、「就職活動の基礎!自己PRの作り方とポイントを例文付きで解説」も参考にしてください。

学生時代頑張ったことは経験をとおして学んだ内容を伝える

学生時代頑張ったこと(ガクチカ)は、経験をとおして学んだ内容を伝えましょう。エピソードを交えて、成長の過程を示すのがポイントです。

たとえば、「部活動をとおして、大変な練習でも努力する忍耐力を得た」「サークル活動を経て、メンバーをまとめるコミュニケーション能力を得た」のようにアピールします。頑張った内容に加えて、得た能力や成果なども伝えましょう。

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自己PRや学生時代頑張ったことを伝える際のポイント

自己PRや学生時代頑張ったことを伝える際は、「結論から伝える」「数字を使って具体的に伝える」などの工夫が大事です。伝え方のポイントを解説するので、参考にしてください。

結論から伝える

自己PRなどを伝える際は、結論から伝えるようにしましょう。結論から伝えれば、そのあとに説明するエピソードの内容が分かりやすくなります。

自己PRの場合は、「私の強みはコミュニケーション能力です」のように、強みから伝えましょう。学生時代頑張ったことの場合は、「私は学生時代、部活動のサッカーに力を入れました」のように、力を入れた内容から伝えます。

いきなりエピソードを伝えると、伝えたい内容がまとまらなくなるので注意しましょう。採用担当者が話を聞きやすいように、結論から伝えてください。

伝え方や内容を変えれば別のアピールにできる

同じエピソードを伝える場合でも、伝え方や内容を変えれば別のアピールにできます。

大学時代に、野球部の活動に力を入れた就活生がいるとしましょう。たとえば、自己PRでは、「毎日欠かさず練習を行う継続力」をアピール可能です。同じ野球部の活動でも、「試合に勝つために委員たちと話し合い、コミュニケーション能力を成長させた」のように、別の視点から捉えて「学生時代頑張ったこと」としてアピールできます。

もし、エピソードが見つからない場合には、エピソード探しから始めましょう。「どう伝えれば良い?就活で聞かれる、自分のエピソード」を参考に、アピールできる内容を探してください。

エピソードは数字を使い具体的に伝える

エピソードを伝える際は、数字を使い、具体的に伝えるようにしましょう。客観的に示しやすく、説得力も生まれます。

たとえば、「練習を頑張りました」だけでは、どのように、どれだけ頑張ったのかがわかりません。「1日3時間、2年間毎日続けました」と伝えれば、どれだけ努力したかが伝わるでしょう。

「1日」「1時間」のような時間や、「1位」「売上50万円」のような結果は、具体的な数字で示すのがおすすめです。「たくさん」「さまざま」などの曖昧な表現を使っている場合には、具体的な表現に変えてみましょう。

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自己PRや学生時代頑張ったことを探す方法

自己PRや学生時代頑張ったことを探すには、自己分析を行ったり、友人に聞いてみたりする方法があります。ここでは、2つの方法を紹介するので参考にしてください。

自己分析を行う

自己PRや学生時代頑張ったことを探すためには、自己分析を行いましょう。過去を振り返り、どのような点に力を入れたか、どのような考え方をしているかなどを明らかにするのが大切です。

たとえば、過去のエピソードをとにかく書き出し、共通点を探す方法もあります。「コミュニケーション能力を活かしたエピソードが多い」「新しい挑戦が多くて行動力がある」のように、自分の特徴を見つけられるでしょう。

また、過去のエピソードを振り返れば、自分が力を入れてきたこともわかります。自己分析の進め方は「【就活生向け】自己分析のやり方を解説!内定に近づく活用方法とは」で解説しているので、参考にしてください。

友人や家族に聞いてみる

友人や家族に聞いて、教えてもらう方法もあります。客観的な意見をもらえるでしょう。

自分の特徴や性格は、自分ではわかりにくいものです。第三者からみると、自分の想像とは違った印象に見える場合もあります。

自己分析と併用して、友人や家族の意見も取り入れてみましょう。新しい強みや、頑張ったことの発見につながります。

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自己PRや学生時代頑張ったことの例文

自己PRや学生時代頑張ったことを伝えるために、例文を参考にしてみましょう。伝える内容が違うので、どのように伝えるかイメージして読んでみてください。

自己PRの例文

私の強みは、コツコツと努力できる継続力です。

大学時代はサッカー部に所属していましたが、周囲のレベルが高く、なかなかレギュラー獲得に至りませんでした。1年経っても大きな成長は実感できず、どうすればいいか悩んだのを覚えています。

2年生になった私は、「毎日欠かさずに、自分の決めた練習をやりきろう」と考え、部活動の練習とは別に1時間の練習メニューを作成し、取り組みました。

3年生が終わるまでの2年間、毎日欠かさずに練習し、2年生の後半からはレギュラーで試合に参加できるようになりました。練習メニューにはランニングを取り入れ、課題だったスタミナの改善に成功したからだと考えています。

貴社に入社後も、業務で成果を出すために、コツコツとまじめに努力し、貢献したいです。

自己PRの作り方や例文については、「自己PRの見つけ方について解説!役立つ例文も公開」でも紹介しています。あわせて参考にしてください。

学生時代頑張ったことの例文

私が学生時代に頑張ったことは、飲食店のアルバイトです。アルバイト先のマニュアルを改善し、顧客満足度向上に力を入れました。

アルバイト先では顧客満足度が低く、クレームの多さが課題になっていました。私は、マニュアルが古く、教え方もバラバラになっている点が問題だと考え、マニュアルの改善と指導方法の統一を行いました。

マニュアル作成にあたっては、お客さまからの評判がいい従業員に話を聞き、どのように接客をしているか教えてもらい、マニュアルにまとめました。また、教え方もマニュアルに反映し、誰が指導しても同じ教え方ができるように改善しました。

その結果、クレームの発生は減り、1ヶ月に1度もクレームがない状況も達成できました。顧客満足度も当初の50%から、80%まで改善できています。

この経験から、原因を考え、対策する問題解決の大切さを学びました。貴社でも問題や課題に対して諦めずに向き合い、解決できるように力を注ぎます。

学生時代頑張ったことの伝え方については、「学生時代に頑張ったことの攻略ポイントとは?例文も紹介」でも解説しています。あわせて参考にしてください。

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自己PRや学生時代頑張ったことに苦戦しているあなたへ

自己PRや学生時代頑張ったことを考えるのは大変です。どのエピソードを選ぶのか、どのような強みを伝えるのか、アピールに苦労するでしょう。自己PRなどの作成に悩んだら、ぜひキャリアチケットに相談してください。

キャリアチケットでは、自己PRや学生時代頑張ったことなど、就活に必要なアピールを一緒に考えます。アピールに必要な自己分析からサポートするので安心してください。内定獲得に向けて、自己PRや学生時代頑張ったこと作成に取り組みましょう。

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自己PRと学生時代頑張ったことに関するよくある質問

ここでは、自己PRと学生時代頑張ったことに関する、よくある質問に回答しています。

Q.自己PRと学生時代頑張ったことの違いは?

A.自己PRは「自分の強み」を、学生時代頑張ったことは「頑張ったことをとおして得た経験や能力」をアピールする点で違います。

自己PRは性格や能力に、学生時代頑張ったことでは学生時代に力を入れた内容や過程に注目しているので、区別しておきましょう。

Q.自己PRと学生時代頑張ったことがかぶる場合はどうする?

A.自己PRと学生時代頑張ったことの内容が被る場合は、伝え方やアピールする内容を変えましょう。同じ出来事でも、別の強みや成果がアピールできます。

たとえば、アルバイトに力を入れたとしましょう。同じアルバイトでも、「お客さま対応のためにコミュニケーション能力を発揮した」「行動力を発揮して、新しいメニューを開発した」のように、違ったアピール内容を考えられます。

エピソードが被っても、アピールする内容さえ違えば問題ないので、切り口を変えて考えてみましょう。

Q.自己PRと学生時代頑張ったことが思いつかない場合はどうする?

A.自己PRや学生時代頑張ったことが思いつかない場合は、自己分析を行いましょう。過去を振り返り、エピソードを見つけるのが大切です。

自己分析のやり方に悩んでいる場合は、「「自己分析のやり方がわからない」と悩む人へ」も参考にしてください。

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