自己PRで自分の性格を伝える方法!自己分析に使える長所・短所の一覧つき

このページのまとめ

  • まずは自分の長所と短所を整理することが重要
  • 短所の説明をするときは、致命的なものは避け、どうカバーしているかもあわせて伝える
  • 自己分析を深めたり、診断ツールを使ったりすることで自分の性格を見極められる

自己PRで自分の性格を伝える方法!自己分析に使える長所・短所の一覧つきのイメージ

「自分の強みがよくわからない」「どう伝えればいいのだろう」と悩む就活生も多いのではないでしょうか。

自己PRで自分の性格を改めて聞かれると、答えにつまってしまう就活生は少なくありません。自分のことは自分が一番わかっているようで、意外と見えていないこともあるでしょう。

そこでこの記事では、具体的にどのように自分の性格を分析すればいいのか、強みや弱みの見極め方と伝え方について解説します。

目 次

自己PRで性格をアピールする理由

面接では、能力やポテンシャル以外に性格や強みも見られる場合もあります。

性格や強みを見ることで、求職者の性格と企業の相性を見ています。性格が社風と合わないと、早期離職に繋がってしまう可能性が高いです。そうなってしまった場合、お互いにとってよい結果にならないため、それを避ける意味合いがあります。

求職者の人柄を知ることは、企業にとって重要です。企業は多くの場合、キャリアアップを前提とした採用を行います。あなたが将来人の上に立つ立場となったとき、後輩がついていきたいと思えるような人格であるかどうかを判断する意図があるようです。

また、自分を客観的に捉えられているか、自己分析がきちんとできているか、職務内容への適性があるか、短所を克服しようという工夫や姿勢があるかなど、性格や強み・弱みを知ることでさまざまな一面を分析し、入社後どのように活躍してくれそうかを判断しています。

性格を伝える時のポイント

自己PRや志望動機の中で自分の性格を伝える際は、志望する職種で活かせそうな長所を述べましょう。また、長所だけでなく、短所も一緒に述べると効果的です。ただし、時間が守れない、約束を守れないなど、仕事に対して致命的な短所は避けましょう。面接官に不安を与えてしまう可能性があります。

マイナスなだけでなく、プラスの側面を併せ持つ短所を伝えるとよいでしょう。たとえば、短所が「慎重になりすぎる」という場合は、「準備をしっかりする計画的な性格」とも受け取れます。また、「頑固」は「意志が強い」、「目立ちたがり」は「積極性がある」というように、前向きに言い換えることも可能です。

ただ短所を伝えるだけでなく、短所を改善するための取り組みや姿勢についての具体的な説明も交えると、印象アップに繋がるかもしれません。性格を述べたら、それを裏づける具体的なエピソードを紹介しましょう。さらにあなたの主観だけではなく第三者からの評価を交えると、より説得力が増します。

自分の短所を上手く伝えるために、「「自分の短所」を就活時の面接でポジティブに答える方法」も参考にしてください。

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自己PRで使える性格の特徴一覧

自己分析をしても自分にどんな長所や短所があるかわからなかった就活生は、下記を参考にしてみてください。自己PRや志望動機をまとめるのに役立ちます。

自己PRで話せる長所一覧

以下は就活で活用できる長所と、どのように社会で活かせ、評価されるかの一覧です。自己PRや志望動機の文章をまとめるときに参考にしてください。

・コミュニケーション能力が高い:社内メンバーやお客様、取引先とのやり取りを円滑に進められます
・協調性がある:仕事ではチームプレーが求められるので、相手にあわせることは重要です
・リーダーシップがある:周りを巻き込む力は、チームで動く際に役立ちます
・主体的である:どの企業でも、指示待ちの方より自ら動く姿勢を持つ人材を求めています
・論理的に考えられる:仕事はやりっぱなしではなく、結果に対する分析が必要です
・柔軟性がある:状況に応じて臨機応変に対応できる人材は重宝されます
・好奇心旺盛:従来のやり方にこだわらず、新しいものに目を向けることで新しいアイディアが生まれます
・思いやりがある:一緒に働くメンバーやお客様の目線に経つことで、スムーズなコミュニケーションがとれます
・努力家:コツコツと継続して努力することで、着実に結果を出すことができます
・忍耐力がある:仕事が上手くいかないことがあっても、努力して乗り越えられます

自己PRで話せる短所一覧

以下は短所の内容とそれをどうカバーするかの一覧です。

・飽き性:新しい物事に目を向けられます
・意志が弱い:傾聴力があり相手の意見を受け入れられます
・頭が固い:真面目で真摯に業務に取り組むことができます
・自信がない:謙虚で常に慎重に行動できます
・八方美人:ムービーメーカーとして周りの雰囲気を明るくできます
・理屈っぽい:ロジカルシンキングができ、論理的に計画を組み立てられます
・諦めが悪い:困難があっても粘り強く努力できます
・計画性がない:不測の事態が起きても焦らず対応できます
・マイペース:芯が強く周りに流されることなく仕事を進められます
・負けず嫌い:向上心があり常に成長志向です

もっと強みや弱みについて知りたい方は、「就活における「長所・短所」の述べ方がわかる!26個の長所一覧と例文付き」を参考にしてみてください。

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自己PRできる性格の特徴を知る方法

あなたの性格の中で、どの要素を自己PRに使えるか悩んだら、以下の方法を試してみてください。

自己分析を深める

就活生が必ず行う自己分析ですが、十分にできていないとどの強みを自己PRに活用するか判断できません。アピールできるポイントがないと感じる方は、改めて自己分析に取り組んでみましょう。

あなた一人で行うだけでなく、キャリアセンターや就活塾などを活用するとより意義のある結果が得られるかもしれません。

自己分析について理解を深めたい方は、「自己分析のやり方は?簡単に行える方法をご紹介」も合わせてお読みください。

診断ツールを使う

就活生の強み・弱み診断や性格診断などができるWebサイトやアプリは多数あります。そういったツールを利用することで、簡単に長所・短所がわかるでしょう。

中には自分では納得感の薄いものもあるかもしれませんが、いくつかの診断を行い共通する要素が出てきたら、そこはあなたの性格の特徴であるといえます。

家族や友人にサポートしてもらう

自己分析だけでなく、他己分析も役立ちます。第三者からの意見を取り入れると、今まで見えなかった自分の一面が見えるものです。

特に役立つのが「ジョハリの窓」で、これは「解放の窓:自分も他人も知っている」「盲点の窓:自分は知らないが他人は知っている」「秘密の窓:他人は知らないが自分は知っている」「未知の窓:自分も他人も知らない」の4つにわける手法です。

まだやっていない方は、ぜひ一度試してみてください。

自己PRで自分の性格をどうアピールするか悩むあなたへ

自己PRや志望動機をまとめるため、まずはあなたにどんな長所や短所があるかを整理しましょう。その中でも志望する企業が求める人物像にあわせ、どの強みをピックアップするか決定します。

「自己分析がはかどらず自分がどんな性格かわからない」「どの要素をアピールするか決まったが、上手く文章にできない」という方は、キャリアチケットをご利用ください。

就活生の悩みを解決するため、あらゆるサポートをいたします。

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本記事の監修者

淺田真奈(あさだまな)

大学時代は接客のアルバイトを3つかけもちし、接客コンテストで全店1位になった経験をもつ。新卒では地方創生系の会社に入社をし、スイーツ専門店の立ち上げからマネジメントを経験。その後、レバレジーズへ中途入社。現在はキャリアチケットのアドバイザーとして、学生のキャリア支援で学生満足度年間1位と事業部のベストセールスを受賞し、リーダーとしてメンバーのマネジメントを行っている。

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