このページのまとめ
- インターンシップとは、企業や業界への理解を深めるために参加するもの
- 説明会の延長線のような短期間のインターンや、長期間で実践的なインターンがあり、後者は有給の場合もある
- インターンは社会経験を積むためのもの、アルバイトはお給料を稼ぐためのもの、ボランティアは社会貢献するためのものという意識の違いがある
- インターンバイト(有給インターン)には、経験を積みながら給与を得られる、社会人としてのスキルが身につく…などのメリットがある
- ただし、採用のハードルが高い、業務への責任が大きい…という面もあるので注意が必要
インターンシップってどんなもの?アルバイトやボランティアとの違いは? このコラムではそんな疑問を解決するために、インターンシップについての詳細やアルバイト、ボランティアとの違いを丁寧に解説しています。 また、有給インターンであるインターンバイトのメリットや注意点についても説明しているので、インターンシップへの参加を考えている就活生の方はぜひ参考にしてみてください。
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インターンシップの概要
インターンシップ(インターン)とは、就業体験を通じて、その会社の業務や企業理念などへの理解を深めるためのもの。
1日、または数日の短期間で実際に企業に務める人に話を聞いたり、業務を経験したりする短期インターンの他、数か月から数年という長期間、実践的に業務に携わる長期インターンも近年は増加傾向にあります。
短期インターン
実践的に業務に携わるわけではなく、説明会を深く掘り下げたような1日型のプログラムである「1Dayインターンシップ」や、企業から出された課題にチームで数日間取り組んで解決を目指す「プロジェクト型短期インターンシップ」などが存在します。
後者の場合には、交通費や報酬が支払われることも。就職活動に向けて、企業や業界への理解を深めることができるインターンシップです。
長期インターン
ベンチャー企業などを中心に開催されている長期インターンでは、数か月から長い場合には数年という単位でインターンに参加します。
内容は短期のものに比べてより実践的で、社員の働き方に近いものが多いのが特徴。時給制、日給制などで報酬が支払われることがほとんどです。
新規プロジェクトの立ち上げに携わることができたり、自分の意見が実際の業務に反映されたり…と、実務レベルに近い経験を積むことができるため、就活の際のアピールポイントにもなるでしょう。
インターンシップに参加する場合、まずは自分が志望する業界の企業がインターンを行っているのかを調べ、自分の希望する内容に合ったインターンのコースを見つける必要があります。
短期のインターンは、夏休みや春、冬休みなどの長期休みを利用して参加できるコースが多いようです。
インターンシップに参加するのは、主に大学3年生。特に、3年生の夏に初めて参加するという人が多い傾向にあります。
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アルバイトやボランティアとの違い
インターンシップとアルバイトやボランティアとは、どのように異なるのでしょうか。
それぞれの違いを解説します。
アルバイトとの違い
アルバイトは給与をもらうことを目的として行う人が多いのに対して、インターンに参加する人は報酬よりも経験を目的としていることが多いというのが特徴。
有給インターンシップの場合、「給与をもらいながら仕事に携わる」という面からアルバイトに近いと感じる人もいるかもしれませんが、インターンのほうがより正社員の仕事に近い経験を積むことができる傾向にあります。
ボランティアとの違い
インターンが社会経験を積むためのものであるのに対して、ボランティアは社会貢献活動のためのものであるというのが大きな違いです。
また、インターンの場合には有給のものもありますが、ボランティアは基本的に無給で奉仕するものというのも異なる点のひとつでしょう。
その他、アルバイトやボランティアが年齢や学歴を問わずに募集されているものなのに対して、インターンは新卒採用に応募する予定の学生を対象としていることがほとんどという違いがあります。
このように、インターンはアルバイトやボランティアとはさまざまな面で異なるものです。
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インターンバイトのメリット
長期で取り組む有給インターンシップは、インターンバイトと呼ばれることもあります。
インターンバイトに取り組むメリットには、どのようなものがあるのでしょうか。
1つずつ解説していきます。
経験を積みながら給与を受け取ることができる
有給インターンでは、一般的にアルバイトと同じ程度の給与が支払われることが多いようです。
営業職などの場合は、それにプラスして成果に応じたインセンティブが支払われる場合も。また、業務に携わる中で能力が認められれば昇給することもあり、アルバイトよりも稼げる可能性があります。
社会人としてのスキルが身につく
インターンシップでは、アルバイトよりも正社員に近い環境で仕事に携わることになります。そのため、社会人としてのスキルアップがしやすいといえるでしょう。
職種によっては、アルバイトでは経験することができない専門的な職域に関われることもあり、学生としては貴重な経験を積むことができます。
会社によっては経営陣や社長と話せることも
特にベンチャー企業などの比較的新しい企業では、インターン生が経営陣や社長などと関わる会議に参加できたり、直接話をする機会が設けられたりすることもあるようです。
企業の理念をより深く知りたい、会社を動かす人がどんな考えをしているのか聞いてみたい…という方にとっては、大きなメリットとなるでしょう。
このように、インターンバイトにはさまざまなメリットがあります。
興味のある学生の方は、積極的に参加してみてはいかがでしょうか。
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インターンバイトをする上での注意点
前項ではインターンバイトのメリットを紹介しましたが、インターンバイトをする上ではいくつかの注意点があります。
インターンバイトを始めてから後悔することがないよう、しっかり押さえておきましょう。
採用されるのが難しい
無給のインターンに比べて、有給インターンは採用のハードルが高いのが特徴。
希望するコースになかなか採用されない…ということがあるかもしれません。
業務への責任が大きい
インターンバイトでは報酬が発生している分、関わる業務へ責任を持つ必要があります。
成果を出さなければならないというプレッシャーを感じることもあるでしょう。
インターン以外のことに割く時間が少なくなる
長期インターンでは決められた時間インターンに参加する必要があるので、サークル活動やもともと行っていたアルバイトなど、その他のことに割く時間が少なくなってしまうという注意点があります。
このように、インターンバイトには良い点ばかりがあるわけではありません。
注意点のことも気にしながら、自分に合ったインターンシップを選ぶことが大切です。
以上、インターンシップとアルバイト・ボランティアの違いや、インターンバイトのメリット、注意点などを紹介してきました。
インターンシップに参加するか迷っているという就活生の方の参考になったのではないでしょうか。
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