就活の選考辞退メールのマナーは?理由別例文5選と電話すべきケースを紹介

このページのまとめ

  • 就活での選考辞退の連絡は、原則としてメールで問題ない
  • 無断での辞退は避け、お詫びと感謝の気持ちを伝えよう
  • 選考の当日や前日に辞退する場合は、電話で連絡するのがマナー

就活で選考を辞退する際、「メールで連絡しても良い?」と悩む人もいるでしょう。基本的に、選考辞退の連絡はメールで問題ありません。ただし、お互いに気持ち良く終えるためには、送信のタイミングや書き方のマナーを押さえることが不可欠です。

この記事では、選考辞退メールのマナーや理由別の例文、電話で連絡すべきケースを解説します。マナーを正しく理解し、スムーズに連絡を済ませましょう。

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目 次

選考辞退は基本的にメールでOK!守るべきマナーを解説

選考辞退は基本的にメールでOK!守るべきマナーを解説のイメージ

「選考辞退の連絡をメールでするのはマナー違反?」と悩んでいる方もいるかもしれません。しかし、選考辞退の連絡方法は、基本的にはメールを選べば問題ありません。マナーを守れば、企業側からの心象が悪くなることはないでしょう。

なお、就活において、選考辞退は決して珍しいことではありません。キャリアチケットの調査では、内定を獲得した学生の6割以上が「辞退した企業がある」と回答しており、選考や内定の辞退自体は一般的に行われていることが分かります。

キャリアチケットの調査の引用画像

しかし、辞退が珍しくないからといって、雑に対応して良いわけではありません。企業側は学生一人のために、面接官の手配やスケジュールの調整を進めてくれています。採用担当者への配慮を忘れず、マナーを守った対応を心掛けましょう。

まずは、企業へ連絡する際に必ず押さえておきたい3つの基本マナーを解説します。

参照元
キャリアチケット
2025年卒の内定承諾・辞退に関する実態調査(後編)

無断辞退は絶対にしない

就活で選考を辞退する際、連絡せずに欠席するのは絶対に避けるべき行為です。企業側が多大な時間とコストを割いて採用活動を行っている以上、連絡なしの辞退は採用担当者や面接官へ大きな迷惑を掛けることになります。

「気まずい」「断りづらい」という気持ちから連絡を怠ると、大学の評判を落とすことにもつながりかねません。社会人としてのモラルを守り、必ず辞退の連絡を入れましょう。

辞退が決まったらできるだけ早く送る

就活で選考辞退を決意したら、できるだけ早く企業へ連絡するのが鉄則です。採用担当者は面接官のスケジュール調整などを日々進めているため、連絡が遅れるほど企業側の負担が大きくなってしまいます。

理想は辞退を決めた時点で即連絡を入れること。遅くとも選考予定日の2日前までには連絡してください。

営業時間内に連絡する

選考辞退のメールは、企業の営業時間内に送信するのが基本です。営業時間外に送ると、採用担当者が内容を確認するのが翌営業日以降になり、そのぶん対応が遅れてしまうリスクがあります。お互いにスムーズなやり取りを行うためにも、できるだけ日中の時間帯を選んで送信しましょう。

どうしても夜間や早朝にしか送れない場合は、文頭に「夜分遅くに失礼いたします」とひと言添えると、丁寧な印象を与えられます。

なお、就活全般のマナーを改めておさらいしたい場合は、「就活マナーの基本を解説!失敗しないための準備と対策」の記事をご参照ください。

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メールではなく電話で選考を辞退すべきケースもある

選考辞退の連絡は基本的にはメールで問題ありませんが、状況によっては電話での連絡が必須となるケースも存在します。連絡のタイミングや企業側の指定によっては、メールだけだとトラブルに発展しかねません。

どのような場合に電話を選ぶべきか、基準と具体的な伝え方について確認していきましょう。

当日または前日に連絡する場合

当日や前日に選考辞退を決めた場合は、メールではなく必ず電話で連絡してください。メールは採用担当者がリアルタイムで確認できるとは限らず、見落とされてしまうリスクがあるためです。

企業側は面接官の時間を確保して待っています。直前のキャンセルで迷惑を掛けないためにも、まずは電話で直接お詫びを伝えましょう。もし担当者が不在だった場合のみ、お詫びのメールを送信して履歴を残すようにしてください。

なお、当日に選考辞退をせざるを得なくなった場合の詳しい対処法は、「面接の当日キャンセルは大丈夫?辞退理由を電話・メールで伝える方法を解説」の記事で紹介しています。やむを得ず選考直前に連絡する人は、ぜひご参照ください。

企業から電話を指定されている場合

企業側からあらかじめ「辞退の連絡は電話で行うこと」と指定されている場合は、必ずその指示に従います。選考の案内メールや募集要項に注意事項として記載されているケースがあるため、連絡前に過去の通知をしっかり確認することが大切です。

企業のルールを無視してメールで済ませてしまうと、マナーを疑われかねません。指定がある場合は迷わず電話を掛け、誠意をもって辞退の意思を伝えることが大切です。

電話で辞退を伝えるときの例文

学生:「お忙しいところ恐れ入ります。△月△日に面接のお約束をしております、△△大学の△△(氏名)と申します。新卒採用の選考辞退の件でお電話いたしました。採用担当の△△様はいらっしゃいますでしょうか。
(採用担当者に代わったあと)
学生:「お世話になっております。△△大学の△△です。ただいまお時間よろしいでしょうか。」
(了承を得たあと)
学生:「本日△時より面接のお約束をいただいておりましたが、諸般の事情により、誠に勝手ながら選考を辞退させていただきたくご連絡いたしました。直前の辞退となり、多大なご迷惑をお掛けすることを深くお詫び申し上げます。」

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就活の選考辞退メールの書き方

就活で選考辞退のメールを作成する際は、採用担当者への配慮を意識した構成にすることが大切です。ビジネスメールとしての基本を押さえつつ、要点を絞って伝えると、お互いにストレスのないやり取りが実現します。

採用担当者がスムーズに状況を把握できるよう、以下の3つのポイントを意識して書き進めましょう。

用件と送信者が分かる件名をつける

選考を辞退する際のメールの件名は、以下のようにひと目で用件と送信者が分かる内容にすることが重要です。

件名:【選考辞退のご連絡】△△大学 △△(氏名)

採用担当者は毎日膨大な数のメールを受信しているため、分かりにくい件名だと見落とされるリスクが生じます。用件・大学名・氏名を簡潔にまとめ、メールを開く前に送信者と用件を把握できる工夫が必要です。

具体的な件名のつけ方を詳しく知りたい場合は、「就活メールの件名の書き方を解説!【例文付き】」の記事をご一読ください。

辞退の旨と理由を簡潔にまとめる

メールの本文では、選考を辞退する旨とその理由を簡潔にまとめることが欠かせません。結論を先延ばしにせず、まずは選考を辞退したいという旨を明確に伝えます。

理由は詳細に書く必要はなく、「諸般の事情により」「他社から内定をいただいたため」など、ひと言で問題ありません。回りくどい表現を避け、採用担当者が状況をすぐに理解できる文章を意識しましょう。

お詫びや感謝の言葉を添える

メールには、選考辞退のお詫びと、これまで時間を割いてくれたことへの感謝の言葉を添えてください。以下のように謝罪と謝意を示すと、丁寧な印象を残せます。

貴重なお時間を割いていただいたにもかかわらず、このような結果となり大変申し訳ございません。

丁寧な言葉遣いを心掛ければ、円満に選考を終えられるでしょう。

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【理由別】就活で選考辞退する際のメール例文

就活で選考を辞退する際は、状況に合わせて適切な文面を選ぶと、企業側に誠意が伝わりやすくなります。

ここでは、就活生が直面しやすい5つのケースに応じたメール例文を用意しました。自身の状況に近い例文をベースに、大学名や氏名、状況などを書き換えて活用してください。

他社から内定を獲得した場合

件名:【選考辞退のご連絡】△△大学 △△学部 △△(氏名)
本文:
株式会社△△
採用担当者様

お世話になっております。△△大学の△△(氏名)です。
先日は面接の機会をいただき、誠にありがとうございました。

大変心苦しいのですが、他社より内定をいただき、検討を重ねました結果、そちらへの入社を決意いたしました。つきましては、大変勝手ながら今後の選考を辞退させていただきたくご連絡いたしました。

貴重なお時間を割いていただいたにもかかわらず、このような結果となり深くお詫び申し上げます。
末筆ではございますが、貴社のますますのご発展を心よりお祈り申し上げます。
-------------
△△大学△△学部4年
△△(氏名)
電話番号
メールアドレス
-------------

適性と合わないと感じた場合

件名:【選考辞退のご連絡】△△大学 △△学部 △△(氏名)
本文:
株式会社△△
採用担当者様

お世話になっております。△△大学の△△(氏名)です。
先日は丁寧な会社説明と面接を実施いただき、ありがとうございました。

選考を通じて貴社の業務内容への理解を深めるなかで、自身の適性やキャリアプランと照らし合わせて慎重に検討した結果、誠に勝手ながら選考を辞退させていただきたく存じます。

ご多忙の折、これまで選考に貴重なお時間をいただきましたこと、深く感謝申し上げます。
何卒よろしくお願い申し上げます。
-------------
△△大学△△学部4年
△△(氏名)
電話番号
メールアドレス
-------------

就活の軸が変わった場合

件名:【選考辞退のご連絡】△△大学 △△学部 △△(氏名)
本文:
株式会社△△
採用担当者様

お世話になっております。△△大学の△△(氏名)です。
この度は、次回の面接をご案内いただき誠にありがとうございます。

大変申し上げにくいのですが、就活を進めるなかで自身の軸を見つめ直した結果、別の業界への志望度が高まり、今後の選考を辞退させていただきたくご連絡いたしました。

選考のお時間をいただいたにもかかわらず、ご期待に沿えず大変申し訳ございません。
本来であれば直接お詫びすべきところ、メールでのご連絡となりますことをご容赦ください。
貴社の今後のご繁栄を心よりお祈り申し上げます。
-------------
△△大学△△学部4年
△△(氏名)
電話番号
メールアドレス
-------------

体調不良の場合

件名:【選考辞退のご連絡】△△大学 △△学部 △△(氏名)
本文:
株式会社△△
採用担当者様

お世話になっております。△△大学の△△(氏名)です。
次回の面接日程をご調整いただき、心より感謝申し上げます。

大変恐縮ではございますが、体調を崩してしまい、今後の就活を継続することが困難になりました。
万全の状態で臨むことが難しいため、誠に勝手ながら今回の選考は辞退させていただきたく存じます。

日程調整をいただいたにもかかわらず、多大なご迷惑をお掛けしますことを深くお詫び申し上げます。何卒ご容赦いただけますようお願い申し上げます。
-------------
△△大学△△学部4年
△△(氏名)
電話番号
メールアドレス
-------------

理由を伝えたくない場合

件名:【選考辞退のご連絡】△△大学 △△学部 △△(氏名)
本文:
株式会社△△
採用担当者様

お世話になっております。△△大学の△△(氏名)です。
先日は一次面接のお時間をいただき、誠にありがとうございました。

今後に関しまして、諸般の事情により大変勝手ながら、選考を辞退させていただきたくご連絡いたしました。

選考のために貴重な時間を割いていただき、温かく対応してくださった皆さまには大変感謝しております。また、ご迷惑をお掛けしますことを心よりお詫び申し上げます。
メールにて大変恐縮ですが、選考辞退のご連絡とさせていただきます。
-------------
△△大学△△学部4年
△△(氏名)
電話番号
メールアドレス
-------------

就活メール例文14選!マナーや書き方・返信のポイントを紹介」の記事では、就活中に送るメールの例文を紹介しているので、企業に連絡する際は参考にしてみてください。

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就活で選考辞退の連絡に悩むあなたへ

選考辞退の連絡を入れるべきだと分かってはいても、いざ伝えるとなると「冷たい対応をされたらどうしよう」と不安に駆られる人もいるでしょう。また、就活が進むにつれて「自分の歩むべき道が分からなくなってしまった」と立ち止まってしまうケースも珍しくありません。

もし一人で悩みを抱え込んでいるのなら、キャリアチケット就職エージェントにご相談ください。キャリアチケット就職エージェントでは、就活を熟知したキャリアアドバイザーがマンツーマンであなたに寄り添い、納得のいく内定獲得を丁寧にサポートします。

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迷いや不安を解消し、納得のいくキャリアを一緒に見つけていきましょう。

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就活の選考辞退のメールにまつわるQ&A

ここでは、選考辞退のメールに関わる就活生の疑問にお答えします。選考辞退の連絡に不安がある人は、ぜひご覧ください。

Q.メール送信後、企業から返信が来ないときは?

A.基本的には再送や電話確認の必要はなく、そのまま選考辞退が受け入れられたと判断して問題ありません。採用担当者は多忙であり、辞退メールに対しての返信を省略するケースもあるためです。送信エラーが起きていないか、念のため送信履歴を確認しておくと安心でしょう。

Q.辞退を伝えて企業から引き留められたら?

A.入社の意思がないのであれば、はっきりと断る姿勢が大切です。感謝の気持ちを伝えつつ、「熟考したうえでの決断ですので、意思は変わりません」と毅然とした態度で伝えましょう。曖昧な返事をして期待を持たせるほうが、結果的に企業に対して不誠実な対応となってしまいます。

Q.就職エージェントから応募した企業を辞退したい…

A.企業へ直接連絡するのではなく、必ず就職エージェントの担当者へ連絡を入れてください。就職エージェントが企業との連絡を代行しているため、直接伝えるとトラブルにつながる恐れがあります。辞退理由も含めて担当者へ正直に伝えましょう。

Q.学校推薦(教授推薦)の選考は辞退できる?

A.原則として辞退できません。推薦は大学と企業の信頼関係に基づいて成り立っているため、辞退すると翌年以降の後輩の推薦枠が取り消されるなど、大学側に多大な不利益が生じます。どうしても辞退せざるを得ない事情がある場合は、まず大学の就職課や推薦者に相談してください。

Q.最終面接を辞退する場合もメール連絡で良い?

A.面接日まで余裕があるならメールで問題ありませんが、可能であれば電話で連絡しましょう。最終面接は、役員や社長といった経営層がわざわざスケジュールを確保してくれているケースがほとんどです。

辞退すると企業側への影響が大きいため、日程に余裕がある場合でも、メール送信後に電話でお詫びを入れると誠意がしっかりと伝わります。なお、前日や当日の辞退であれば、迷わず電話で連絡しましょう。

最終面接を辞退する場合の連絡方法は、「最終面接を辞退したい…電話・メールそれぞれの連絡方法と例文を紹介」の記事でご確認ください。

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