このページのまとめ
- プレエントリーとは、自分の個人情報を気になる企業に登録することを意味する
- エントリーとは、応募書類を提出して企業の本選考に参加することを指す
- プレエントリーはワンクリックで行えるものが多いが、エントリーは設問に回答する手間がかかる
- プレエントリーは、企業の採用ページから行う方法と就活情報サイトから行う方法とがある
- 50社程度を目安として自分の戦略にあったプレエントリーを行おう
就活が解禁になると、興味のある企業へのプレエントリーが可能となります。
「プレエントリーって何?」「プレエントリーとエントリーは同じじゃないの?」
このように考えたことのある学生の方もいるのではないでしょうか。
こちらのコラムでは、プレエントリーとエントリーそれぞれの違いや、プレエントリーの方法について紹介します。
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プレエントリーとは?
プレエントリーとエントリーには、どのような違いがあるのでしょうか。
プレエントリーとは、企業に自分の氏名や年齢、所属する大学名、電話番号などの個人情報を登録することを意味します。
その企業に対して興味があることを意思表示する行動であり、就活における最初の一歩と言えるでしょう。
プレエントリーをすれば、会社説明会や採用に関する情報を受け取ることができます。
なお、プレエントリーの段階ではまた本選考に参加していません。
この時点では志望動機や自己PRなどは求められないことが多いので、「選考を受けるかはまだわからないけど採用情報がほしい」という場合でもプレエントリーが可能です。
エントリーとは、履歴書やエントリーシートを提出して企業の本選考に参加することを意味します。
つまり、エントリーをした段階から就活が本格化すると言えるでしょう。
プレエントリーと差別化するため、本エントリーと呼ばれることもあります。
エントリーシートとは、学生の氏名・年齢・住所・大学名・メールアドレスなどの個人情報に加え、志望動機や自己PR、長所と短所などの項目を埋めて提出するもの。
自分なりの言葉で企業への熱意を伝えなくてはならないため、自己分析や企業研究などの準備が必要です。
エントリーシートはWebでの提出が主流となっていますが、企業によっては手書きを求めているところもあります。
エントリーシートを提出したら、筆記試験やWEBテストを受けることが可能です。
これらの選考に通過すれば、採用担当者との面接を受ける資格を手に入れられるでしょう。
プレエントリーは比較的簡単に行えるのに対し、エントリーには情報収集や設問への回答に手間や時間がかかるといった違いがあります。
気になる企業があれば、まずはプレエントリーをしましょう。
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プレエントリーの方法と時期
上記で解説した通り、就職活動を始めるためにはまずプレエントリーを行わなくてはなりません。
プレエントリーをするには、企業の採用ページから行う方法と就活情報サイトから行う方法とがあります。
各企業の採用ページからプレエントリーする場合は、マイページをすぐに開設することが可能です。
ただし、Webサイトごとに個人情報を入力しなくてはらないので、手間や時間がかかってしまうのがデメリットとして挙げられるでしょう。
就活情報サイトからプレエントリーする場合は、自分の個人情報を登録しておけばワンクリックでプレエントリーできるので、企業毎に入力する手間を省くことが可能。
また、プレエントリーの傾向に合わせておすすめの企業がピックアップされるため、検討する候補を増やせるというメリットがあります。
企業によっては専用の採用ページがなく、就活情報サイトに限定しているところもあるので、登録がおすすめです。
ただし、就活解禁日の0時には全国の就活生が一斉アクセスするので、サーバーが落ちてしまうというケースが考えられます。
Webサイトに入れずに張り付いているよりも、翌朝からプレエントリーをした方が効率が良いかもしれません。
また、タイミングによっては登録のIDやパスワードが到着するのが遅くなる可能性もあります。
これらのメリット・デメリットを踏まえ、志望度によってプレエントリーの方法を使い分けるのも一つの手です。
志望度の高い企業は採用ページから、「とりあえず情報を受け取りたい」という企業は就活情報サイトからというように、自分が把握しやすい形でプレエントリーをしてみましょう。
就職活動の際は、専用のメールアドレスを取得しておくと、採用情報の見逃しを避けることが可能です。
プレエントリーの時期は、就活が解禁される大学3年生の3月頃から開始となっています。
エントリーシートの提出には期限があるので、余裕を持ってプレエントリーしておくことが大切です。
プレエントリーは、早期に行うほど情報入手に有利と言えます。
志望度の高い企業ほど早めにプレエントリーをし、効率の良い就活を心がけましょう。
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プレエントリーの目安
プレエントリーをしたら必ず本エントリーをしなければならないという決まりはありません。
すべての企業にエントリーするのは難しいので、企業研究や情報収集の結果を踏まえてどの企業の選考へ進みたいかを考える必要があります。
数に上限はありませんが、50社程度を目安としてプレエントリーした方が良いでしょう。
プレエントリー数が少なすぎると、本選考に進める企業数も少なくなってしまいます。
反対に、プレエントリー数が多ければ、就活の選択肢を広げることが可能です。
しかし、闇雲にプレエントリーしても企業情報を把握しきれなくなります。
大事なのは、プレエントリーの数ではなく興味のある企業を見つけることです。
プレエントリーの数はあくまでも目安であるため、自身の戦略や性格に合った進め方で取り組みましょう。
早期のプレエントリーで情報を素早く手に入れられれば、日程調整が立てやすくなるといったメリットがあります。
プレエントリーをする前に、あらかじめ興味のある企業をピックアップしておきましょう。
ある程度業界を絞っておくと、就活を効率的に進めやすくなります。
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プレエントリーがなかなか進まないときは
志望する業界や企業の傾向が掴めていない人は、複数のプレエントリーをするのが難しいかもしれません。
プレエントリー先の企業を見つけるのが難しい人は、自己分析して自分が本当にやりたい仕事や向いている分野について考えてみましょう。
自分の方向性が定まれば、無限にある選択肢を絞り込むことが可能です。
すでに何社かプレエントリーしている場合は、業務内容や社風、福利厚生など、共通している項目を探します。
業界範囲を拡大しすぎると志望動機にまとまりがなくなってしまう場合も考えられるため、バランスや統一性を考えながら可能性を広げてみましょう。
「プレエントリーしようと思ったら、エントリー期間が終わっていた」「その企業を知っていれば応募したかった」という事態は誰もが避けたいことだと思います。
期間内に興味のある企業へプレエントリーできるよう、効率的な行動を心がけることが大切です。
企業によっては、プレエントリーの段階でも簡単な設問が用意されているケースがあります。
質問内容次第では回答を面倒に感じる人もいるかもしれません。
本エントリーでは自身や企業に関してより深く質問されるので、エントリーシートを書く練習と捉えて取り組んでみましょう。
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