このページのまとめ
- これまでの経歴を書き出したり、第三者に聞いてみたり、モチベーショングラフを書いてみたりして自己分析を行う
- 公式サイトを見たり、OB、OG訪問をしたりして、企業研究を行い、気になる企業をリストアップする
- ESや履歴書を作成する時は、内容が重複しないように気をつけつつ、一貫性を持たせることがポイント
- まずプレエントリーしないと会社説明会や選考の案内、エントリーシートが送られてこないこともあるのでしっかり行う
- 適性テストがある場合は合格しないと面接を受けることができないのでしっかり対策しておくことが大切
いざ就職活動を始めようとしても、一体何からすればいいのかわからない…。
そんな風に頭を抱えている就活生はたくさんいるでしょう。そこで、当コラムでは就職活動の進め方をご紹介します!
就活の効率の良い進め方について知りたい方は、「就活は何から始める?基本の進め方や効率良く終わらせるためのコツが分かる!」も参考にしてください。
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まずは就職活動の流れを把握しよう
就職活動を進めるにあたって大切なのは、1番最初に就職活動全体の流れを把握することです。
効率よく就職活動を進めたいのなら、しっかりと計画を立てて、何から始めるべきなのかを理解しましょう。
(1) 自分について知る
(2) 企業を選ぶ
(3) 書類を作成する
(4) エントリー
(5) 選考、内定
これから就職活動を始めるのなら最低限知っておくべき内容を、シンプルに5つのステップに分けました。
具体的に「何をどのように進めれば良いのか」が分かれば、今やるべきことが自然と分かるはずです。
就職活動を効率良く進めたい方は、ぜひご覧ください。
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就職活動のやり方・自己分析編
まず1つ目の「自分について知る」ですが、自分のことをよくわかっていなければ、企業に自分をアピールすることはできません。
そこで、まずは自分の長所や短所、アピールポイントを知り、自分がどんな仕事をしたいのか、どんな企業に就職したいのか、就職したら何がしたいのかを明確にするために自己分析から始めましょう。
自己分析のやり方はいくつかありますが、そのうちの1つに生まれてから現在に至るまでの経歴をすべて書き出してみる、という方法があります。
頑張ったこと、苦労したことを深掘りしていけば、自分をアピールするためのエピソードを作成することができるでしょう。
また、第三者に自分のことを聞いてみる、他己分析という方法もあります。
家族や友人、先輩方などに自分のことを聞いてみると、強みだと思っていたことがそうではなかったり、意外なことが強みだったりするかもしれません。思っていた自分と周囲に見えている自分の差異に気づくことがあるでしょう。
他にもモチベーショングラフを書いてみる、という方法もあります。
これは生まれてから現在に至るまでのモチベーションをグラフに書き出すというもので、どんな時にモチベーションが高く、どんな時に低くなっているかを可視化できるのがメリット。自分がどのような環境に身を置けばモチベーション高く働けるか、知ることができるでしょう。
就活生の中には自己分析を行う意味を見い出せず、なぜやらなくてはならないのか、面倒だからやらなくてもいい、と思っている方は少なくありません。
もし自己分析を行っていないのなら、しっかり行いましょう。自己分析を行っておくと、就職活動を効率よく進めることができます。
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就職活動のやり方・企業研究編
2つ目の「企業を選ぶ」では、気になる企業をリストアップしましょう。
しかし、自分にどんな企業が合っているのかがわからなければ選びようがありません。
そこで、自己分析で明らかになった自分の長所や短所、アピールポイントをどんな仕事、どんな企業で活かせるのかを考えながら企業研究を行いましょう。
企業研究のやり方としては、まず公式サイトをチェックする、という方法があります。
公式サイトの企業概要や新卒採用ページを見ることで、企業が展開している事業、従業員の数、企業がアピールしたいこと、求めている人材像を知ることができるでしょう。
これらの基本情報を理解していないと、ESを書くことも面接で受け答えすることもできなくなってしまいます。
企業研究には、OB・OG訪問も有効です。
実際に働いている先輩社員の話を聞くことで、企業への理解を深めることができるでしょう。
最大のメリットは、新卒採用ページを見ただけではわからない、現場で働く社員の本音を聞けることです。
現場の実情を知ることによって、具体的に自分が働くイメージを持つことができます。
企業を深く理解するために有効なので、ぜひ実践してみてください。
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就職活動のやり方・書類作成編
3つ目の「書類を作成する」では、履歴書やESといった応募書類の作成に着手します。
履歴書は記入するスペースが限られているので簡潔に。ESは記入するスペースが広く、自由に書き込めるので、表現を工夫するのがポイントです。
履歴書とESは記入項目が共通しているので、内容が重複しないように気をつけましょう。ただし、内容には一貫性を持たせることが大切です。
たとえば履歴書の趣味・特技の欄に「料理・手芸」と書いたのに、ESではスポーツやアウトドアについてアピールしていると、一貫性がなくどういった人物なのか不明瞭になってしまいます。
ESでスポーツやアウトドアといったアクティブさをアピールしたいのなら、履歴書の趣味・特技の欄にも同じことが書いてあるほうが自然です。
そのため、履歴書には要約した内容を、ESには詳細な内容を書くようにして書き分けるといいでしょう。
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就職活動のやり方・エントリー編
4つ目の「エントリー」では、企業に「興味がある」という意思表示をします。
しかし、エントリーするにはまずプレエントリーをしなければなりません。プレエントリーは企業の新卒採用ページか、大手就活サイトからできます。
プレエントリーしないと会社説明会や選考の案内、エントリーシートが送られてこない場合もあるので、まずは氏名や住所、電話番号といった個人情報をしっかり登録しましょう。
なお、大手就活サイトは、同じ業界や職種の企業を一括エントリーすることができ、1件1件個人情報を入力せずに済みます。
プレエントリーできたらいよいよ次はエントリーです。この辺りから就職活動が本格化してくるので、心して取り掛かりましょう。
エントリーはプレエントリーと区別するために本エントリーとも言われ、送られてきたエントリーシートを提出しなければなりません。
企業ごとに自己PRや志望動機を考えなければならず、エントリーシートを手書きで提出させる会社もあり手間がかかるので、自己分析や企業研究をしっかり行っておきましょう。
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就職活動のやり方・選考編
5つ目の「選考、内定」では、いよいよ選考に臨むことになります。
まずは適性テストや性格テストを受けるのが一般的。応募者が殺到する企業だと半数以上の就活生が落とされてしまうこともあるようです。
適性テストは主に語彙力や文章読解力を問う「言語問題」、計算力や論理的思考能力を測る「非言語問題」が出題されますが、問題集を繰り返し解くなどして個人で対策するしかありません。
テストはマークシート形式のものや○×△で回答していくものなど、企業によって出題形式が異なります。事前に過去の出題傾向をチェックしておきましょう。
なお、テストはWeb上で受けられる場合もあれば、試験会場で受ける場合もあります。
テストに合格すると、面接を受ける資格を得られます。
面接には1対1で行う個人面接、複数の学生を同時に面接する集団面接、学生同士が自由に討論するグループディスカッションなど様々な形式があり、企業によって異なります。
また、しっかり準備していても、面接官からは多種多様な質問をされるでしょう。
上手く乗り切るためには、ある程度場慣れしておくことが大切です。
大学で行われる模擬面接を活用したり、なるべく多くの企業の面接に参加したりしてみるといいでしょう。
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