履歴書に「健康状態」を書く理由とは?正しい書き方を例文つきで解説

このページのまとめ

  • 履歴書に健康状態を書く理由は、会社が“業務に支障が出るかどうか”を把握するため
  • 風邪や花粉症の場合は“業務に大きな支障がない”ため、「良好」と記載してOK
  • 履歴書の健康状態で詳しい病名を書く必要はない
  • 通院がある場合は、履歴書の健康状態の欄にどのくらの頻度で休むのかを明記する

履歴書に「健康状態」を書く理由とは?正しい書き方を例文つきで解説のイメージ

履歴書の健康状態の欄に、何と書けば良いか戸惑う就活生は多いでしょう。健康に問題がなければ「良好」と記載するだけでOKです。持病や既往歴がある場合にはどう書くのか、正しい書き方を例文つきで紹介。また、風邪などの症状は「良好」と書いて問題ないため、どのような状態であれば「良好」と判断して良いのか具体例をいくつか挙げています。履歴書の健康状態を書くとき、自身の体調と照らし合わせながら参考にしてください。

 

25卒の就活について相談したい

 

履歴書に健康状態を書く理由

履歴書の健康状態は企業が「業務に支障が出ないか」を確認するために必要とされています。企業には「採用したら長く働いてもらいたい」「応募者の健康状態は会社で対応しながら働けるものなのか知りたい」という気持ちがあるためです。持病などがあっても業務上問題ないと判断されれば、選考に影響はありません。
たとえば、膝の持病で重いものが持てない状態であっても、デスクワークが中心の職業であれば、重いものを持つ業務がある可能性は非常に低いため、影響しにくいと考えられます。健康状態に不安を抱えていたとしても、必ずしもそれがマイナス評価に繋がるわけではありません。自身の身体のためにも正直な健康状態を書きましょう。

嘘の健康状態を書くのはNG

既往歴や持病があった場合は、正直にその内容を書きましょう。選考に影響する可能性があるという不安によって、嘘の健康状態を書くのは避けてください。嘘の健康状態を書くことで、入職後に通院がしにくくなることも。事前に申告していれば、入社後に通院のために有給を取る理解も得やすくなります。

▼関連記事
病気の有無は就活に影響する?隠すのはダメ?持病の告知義務について解説!

 

25卒の就活について相談したい

 

健康状態に問題がなければ「良好」でOK

健康状態に問題がない場合は、履歴書の欄に「良好」と記載するだけです。花粉症や頭痛持ちなどで体調に不安があるという人も、健康状態は「良好」で問題ありません。実際の業務に差し支えがなく、定期的に休む可能性が低いからです。
このように、症状があっても履歴書に書く必要のないものがあります。今抱えている症状を書いておけば良いということではないので、注意しましょう。

健康状態「良好」と判断できるケース

どのような健康状態であれば「良好」と書けるのか具体的なケースを挙げます。持病や既往歴がある場合に隠すことはNGですが、業務に大きな支障がでないものや、一時的な体調不良であれば、「良好」と書いて問題ありません。
あくまでも、履歴書の健康状態で重要なことは「応募者の健康状態が業務に大きな支障が出ないかどうか」のため、下記の具体的なケースとあわせて確認しましょう。

・応募時点で健康
・過去に大きな病気やケガを経験していない
・過去に病気やケガを経験していても、現在は完治している
・花粉症など業務に影響のない持病
・風邪などの一時的な体調不調
・薬を服用すれば業務に支障の出ない持病
・月経痛や頭痛といった不定期に起こる体調不良

 

25卒の就活について相談したい

 

持病や既往歴がある場合の3つの書き方

持病や既往歴がある場合の3つの書き方を紹介します。業務に支障のない怪我をした場合や、通院で休みが必要となる場合など、状態に応じて書きましょう。
健康状態が前述のとおり、「良好」に当てはまる場合でも、面接を行う際に骨折などの怪我を治療中の場合には、いつ完治するかなどの情報も書いておくのがおすすめ。そうすることで面接官と対面する前に自身の健康状態を事前に伝えることができます。

1.業務に支障がない場合

業務に支障がない持病や既往歴の場合には、詳細は記載せずに「良好」と書けば問題ありません。ただし、治療の目処が立っている怪我に関しては、“どのような怪我”で“いつ完治する予定なのか”を書いておくと、面接中に怪我を治療中でも問題ないと事前に判断してもらうことができます。

【例文】
良好(部活動により〇〇を捻挫、△月に完治見込みのため業務に支障はありません。)

2.定期的な通院が必要な場合

定期的な通院が必要な場合は、どのくらいの頻度で通院するのか明記する必要があります。会社で定期的に休みをもらうことは、ほかの人に仕事を回したり仕事量を調整したりする必要があり、業務に支障が生じるからです。休みは全日なのか半日で済むのかも明記しておくと親切です。

【例文】
業務上の問題はありませんが、通院のため3ヶ月に一度、半日休暇を希望いたします。

3.特定の業務に支障が出る場合

通常の業務に支障はなくても、ある特定の業務には影響がでる健康状態の場合には、その旨を書きましょう。どのような健康状態によって、どのような業務は避けたいのかしっかり書いておくことで入社後の業務に配慮してもらうことができます。
その場合には、“通常の業務には支障がない”ということをしっかりアピールしておきましょう。

【例文】
通常の業務に問題はありませんが、膝の持病があり、重いものを持ち上げるなどの作業を頻繁にすることができません。

▼関連記事
病気の説明は履歴書に書くべき?健康状態欄の正しい書き方を例文つきで解説

 

25卒の就活について相談したい

 

履歴書の健康状態に病名を詳しく書く必要はない

うつ病などの精神疾患は、詳しい病名を書く必要はありません。すでに完治しているのであれば「良好」と記載してください。
まだ治療が必要という人の中には、精神疾患を履歴書に書くことで不採用に繋がらないか不安な人もいるでしょう。2020年に成立した改正個人情報保護法によって、本人が不当な差別を受けることがないように、会社が無理に病歴や健康状態を聞き出してはいけないことになっています。
そのため、“通院のための休みが必要”など、業務に支障がある場合にはどれくらいの頻度で休みが必要かを明記し、精神疾患とは書かず「持病による通院のため」と書けば、詳しい病名の記載は不要です。

 

25卒の就活について相談したい

 

履歴書の健康状態は採用に影響するのか

本来は、健康状態のみで採用を判断されるのは好ましくありません。しかし企業は「採用したあとで、業務上に大きな支障がないか」事前に把握するために、健康状態について確認をします。
また、持病のための通院などが必要な場合、会社はそれを受け入れるための準備をしなくてはなりません。会社が応募者に合った受け入れの準備ができない場合には採用に影響が出る場合もあります。
不安に思う人は多いと思いますが、あらかじめ履歴書に書いておくことで、採用された会社で自身の体調に合った形で働くことが可能です。詳しい病名まで書く必要はありません。入社後の自分を守るためにも必要なことだけは書くようにしましょう。

 

25卒の就活について相談したい

   

本記事の監修者

淺田真奈(あさだまな)

大学時代は接客のアルバイトを3つかけもちし、接客コンテストで全店1位になった経験をもつ。新卒では地方創生系の会社に入社をし、スイーツ専門店の立ち上げからマネジメントを経験。その後、レバレジーズへ中途入社。現在はキャリアチケットのアドバイザーとして、学生のキャリア支援で学生満足度年間1位と事業部のベストセールスを受賞し、リーダーとしてメンバーのマネジメントを行っている。

キャリアチケットについて

キャリアチケットは、就活生の最高のキャリアスタートを支援するサービスです。