履歴書のボールペンにおすすめの種類は?選び方のポイントや注意点を解説

このページのまとめ

  • 履歴書には黒の0.5〜0.7mmで、ゲルインクか油性のボールペンを選ぶのがおすすめ
  • 消せるボールペンやシャープペンシルは、履歴書の記入には不適切
  • 履歴書の作成方法は、企業の雰囲気や指定により手書きとパソコンを使い分けよう

「履歴書はどのボールペンを使って書けば良いの?」と不安を感じる就活生もいるでしょう。非常識だと思われて評価を下げてしまわないよう、基本的なルールやマナーは押さえておきたいものです。

この記事では、履歴書の記入におすすめのボールペンの選び方や、きれいに仕上げる書き方のコツを解説します。自信をもって履歴書の作成を進めたい方は、ぜひ最後までご覧ください。

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目 次

履歴書に適したボールペンを選ぶための3つの基準

履歴書はあなたの第一印象を決める大切な書類です。内容はもちろんですが、読みやすさやマナーも評価の対象といえます。ここでは、就活生が押さえておくべき「色」「太さ」「インクの種類」という3つの基準について詳しく見ていきましょう。

履歴書に適したボールペンを選ぶための3つの基準のイメージ

色は「黒」

履歴書に使用するインクの色は、「黒」を選びましょう。ビジネス文書や公的書類は、黒で記入するのがマナーです。稀に「青でも可」とされるケースもありますが、保守的な文化が根強い日本の就職活動においては、黒が無難な選択といえます。

また、同じ黒でも薄墨のようなグレーに近い発色のものは避け、くっきりと濃く発色するタイプを選ぶのがポイントです。鮮明な黒で書かれた文字は力強く、読みやすさも向上するため、採用担当者の目に留まりやすいでしょう。

太さは「0.5mm」か「0.7mm」

ボールペンの芯の太さは、0.5mmか0.7mmがおすすめです。0.5mmはスタンダードな太さであり、氏名や志望動機、自己PR欄など、どの項目でもスッキリと読みやすく記入できます。細かい文字を詰め込みたい場合も、潰れにくいのがメリットです。

0.7mmはやや太めで力強い印象を与えます。名前や住所などの大きな枠を記入する際に使用すると、堂々とした雰囲気の履歴書になるでしょう。

0.3mmなどの極細ペンは、文字が貧弱に見えてしまい、自信がない印象を与える可能性があるため注意が必要です。自分の筆圧や文字の大きさに合わせて、0.5mmと0.7mmのどちらかから選んでみてください。

インクは「ゲルインク」か「油性」

履歴書の記入におすすめのインクの種類は、「ゲルインク」または「油性」です。特におすすめなのがゲルインクで、油性の耐水性と水性のような書き心地の良さを兼ね備えています。軽い力でくっきりとした文字が書けるため、長文を書いても疲れにくく、文字がかすれにくいでしょう。

最近では速乾性の高いゲルインクが多く販売されているため、書きやすさと美しさを両立させたい方におすすめです。

油性ボールペンは耐水性に優れており、万が一書類が濡れても文字が滲みにくいという強みがあります。ただし、書き始めにインクの塊(ダマ)が出やすいため、こまめにペン先を拭き取るなどの注意が必要です。

履歴書の書き方について解説している「就活用履歴書の書き方は?迷わず作成するためのポイントを見本付きで紹介!」の記事も、合わせてご覧ください。

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履歴書のボールペン選びに関するNG例や注意点

道具選びを間違えてしまうと、素晴らしい内容の履歴書でも「常識がない」と判断されてしまう可能性があります。日常的に使い慣れているペンが、実は就活の場ではNGというケースも少なくありません。

ここでは、うっかり使いがちなボールペンのNG例と、なぜダメなのかという理由を詳しく解説します。

消せるボールペンは不可

摩擦熱で消えるタイプのボールペンは、履歴書の記入に使うべきではありません。

便利な道具ですが、消せるということは「第三者が容易に内容を書き換えられる」ことを意味します。また、郵送時の摩擦や保管場所の温度変化によって、意図せず文字が消えてしまうリスクがあるため、正式な書類への使用は認められていないのです。

消せるボールペンで書いた履歴書を提出した場合、どんなに内容が素晴らしくても「ビジネスマナーが欠如している」と、マイナスイメージにつながる可能性があります。必ず消えないタイプのボールペンを使用し、書き間違えた場合は新しい用紙に書き直しましょう。

シャープペンシルや鉛筆も不可

シャープペンシルや鉛筆による記入も、履歴書では使用してはいけません。消せるボールペンと同様に、あとから簡単に修正できてしまうからです。また、鉛筆の文字は時間が経つと周囲が黒ずんで汚れたり、ほかの書類と擦れて文字が読めなくなったりすることもあります。

万が一、シャープペンシルや鉛筆で記入した履歴書を提出した場合、内容が素晴らしくても「マナーを知らない」と判断され、不採用の直接的な原因になりかねません。下書きとして使用するのは問題ありませんが、提出する完成品は必ずボールペンで仕上げる必要があります。

水性ペンや万年筆などのにじみやすいものは避ける

一般的な水性ペンや万年筆はインクが滲みやすく、裏写りの原因にもなるため避けたほうが賢明です。水性インクは乾くのに時間がかかり、書いた直後に手が触れると文字が伸びて書類が汚れてしまうリスクがあります。

また、万年筆は書き味に独特の魅力があるものの、慣れていないと線の太さが安定せず、メンテナンスも難しいため就職活動には不向きです。「ゲルインク」や「油性ボールペン」などの水に強く速乾性のあるペンを選ぶことが推奨されます。

履歴書の作成をはじめ、就活全体で失敗を避けるためには、やり方や流れを正しく理解しておくことが重要です。「就活のやり方と流れを解説!準備から内定までのポイントと相談先も紹介」の記事にも、目を通してみてください。

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履歴書をきれいに仕上げるためのコツ

ペンを選んだら、次は丁寧に仕上げることが重要です。ここでは、採用担当者の目を引くきれいな履歴書を作成するための、具体的なテクニックをいくつか紹介します。

見本を見ながら記入する

履歴書を書き始める前に、記入見本を手元に用意しましょう。何も見ずに思いつくまま書き始めると、内容を変えたい場合に最初から書き直す必要があったり、文字の大きさがバラバラになったりしやすいからです。

まずは別の紙に内容をすべて書き出し、どの程度の文字の大きさで書くかをイメージしてみてください。見本があることで、全体のバランスを保ちながら自信をもって記入できます。

鉛筆で薄く下書きするのも一つの手

いきなりボールペンで書くのが不安な場合は、鉛筆やシャープペンシルで薄く下書きをするのも一つの方法です。このとき、筆圧を強くし過ぎないように注意してください。

清書後にインクが完全に乾いたのを確認してから、柔らかい消しゴムで優しく消します。消し忘れや消し跡、紙のヨレが残っていると、仕事が雑だと思われてしまう可能性があるので注意しましょう。

記載内容に合わせてペンの太さを使い分ける

履歴書は項目によって記入欄のサイズが異なるため、各スペースに合わせてボールペンの太さを使い分けるのもテクニックの一つです。

たとえば、氏名などのスペースに余裕のある項目は「0.7mm」で太く堂々と書き、志望動機や自己PRなどの文字数の多い項目は「0.5mm」で密度を調整すると、書類全体にメリハリが生まれます。自分が強調したい箇所や内容によって太さを変えるのも効果的です。

ただし、多くのボールペンを使い分け過ぎるとバラバラな印象になるため、2種類程度に留めておくのが上品に仕上げるコツといえます。

書き終わったらインクを乾かす

書き終わったら、重ねたり封筒に入れたりする前に十分にインクを乾燥させましょう。特にゲルインクは、見た目には乾いているように見えても、触れるとインクが伸びてしまうことがあります。数分はそのまま放置し、完全に乾いてから次の作業に移るのがおすすめです。

急いでいるときはついすぐに触りたくなりますが、そこはぐっと我慢してください。最後の一歩で台無しにしないよう、余裕をもったスケジュールで作成に取り組むことが、心の余裕にもつながります。

万が一に備えて予備の履歴書を用意しておく

書き間違いに備えて、予備の履歴書は必ず準備しておきましょう。どんなに気をつけていても、思わぬ書き間違いやミスが起こることはあるからです。

予備がない状態で書き進めると、「絶対に間違えられない」というプレッシャーから焦りが生じ、かえってミスを誘発しやすくなります。一方で「失敗しても次がある」という安心感は緊張を和らげ、結果としてより丁寧な字が書けるようになるでしょう。

履歴書をきれいに仕上げることは、エントリーした企業へ好印象を残すための大切なポイントです。就活におけるエントリーの意味合いについては、「就活におけるエントリーとは?開始時期や応募数などを解説」の記事を参考にしてください。

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最近ではパソコンでの履歴書作成も主流

IT業界や外資系企業を中心に、近年ではパソコンで作成した履歴書が一般的になっています。データの修正が容易で、複数の企業に提出する際も効率的に作業を進められるのがメリットです。しかし、すべてのケースでパソコンでの作成がベストというわけではありません。

あえて「手書き」を選ぶべきケースもある

デジタル化が進む一方で、老舗企業や教育現場、「人柄重視」を掲げる企業などでは、今でも手書きの履歴書が好まれる場合があります。手書き文字には、書き手の熱意や丁寧さが直接的に表れるため、想いを伝えたいときには武器となるでしょう。

「どうしてもこの企業に入りたい」という強い志望動機がある場合や、自身の「几帳面さ・誠実さ」を証明したいときは、あえて手書きを選択するのも一つの戦略です。手間をかけて作成したという事実が、採用担当者の心に響くこともゼロではありません。

パソコンと手書き、それぞれの特性を理解し、自分の強みを効果的にアピールできる手法を柔軟に選択しましょう。

企業の雰囲気や指定に合わせて選択しよう

手書きとパソコン、どちらで作成するか迷ったときは、応募先企業の募集要項や社風を基準に判断してください。まずは募集要項を確認し、「履歴書(手書きに限る)」と指定があれば従いましょう。指定がない場合は企業のWebサイトのデザインや社員の雰囲気から「効率重視」か「伝統重視」かを読み解きます。

クリエイティブな職種やIT職ならパソコンでの作成が標準ですが、伝統を重んじる企業であれば、手書きのほうが誠実さが伝わると評価される可能性も。相手企業がどういった人材を求めているかを想像することが大切です。

履歴書をパソコンと手書きのどちらで作成するか迷う場合は、「履歴書はパソコンと手書きのどちらで作成する?それぞれのメリットや注意点を紹介」の記事を参考にしてみてください。

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履歴書のボールペン選びに迷っている就活生へ

履歴書で大切なのは内容ですが、ボールペン選びをはじめとした細部へのこだわりからも、あなたの人柄や仕事への取り組み方は判断されます。この記事で紹介した基準を参考に、適切なボールペンを選び、誠実に履歴書作成に取り組んでみてください。

履歴書の作成方法やマナーに自信がない方は、プロの手を借りるのがおすすめです。キャリアチケット就職エージェントでは、就活のプロが内定獲得に向けて1対1でサポート。ESや履歴書の添削、面接対策などを通して、マナーやあなたの強みのアピール方法について丁寧にアドバイスします。サービスはすべて無料です。ぜひお気軽にご利用ください。

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履歴書のボールペンに関するよくある質問

最後に、履歴書作成時に多くの就活生が抱く疑問についてまとめました。不安を解消して、自信をもって作成に取り掛かりましょう。

Q.履歴書のボールペンは何ミリがおすすめ?

A.0.5mmか0.7mmがおすすめです。0.5mmは履歴書の限られた記入スペースに、バランスよく文字を収めるのに適した太さといえます。少し太めの0.7mmを使うと、より堂々とした印象になるでしょう。0.3mm以下の極細タイプのボールペンは、文字が弱々しく見えるため避けたほうが無難です。

Q.履歴書をボールペンで書き間違えたら?

A.書き間違えた場合は、新しい用紙に書き直しましょう。修正ペンや修正テープの使用はNGとされています。また、二重線と訂正印での修正もビジネス上は存在しますが、履歴書のような重要書類では避けるのが一般的です。ミスを防ぐためにも、事前の下書きと予備の用意を徹底しましょう。

履歴書の誤字脱字が選考に与える影響については、「履歴書の誤字脱字は内定に影響する?ミスしたときの対処法や防ぐコツを解説」の記事で詳しく解説しています。

Q.履歴書をボールペンで書くのはなぜ?

A.履歴書は企業にとって、「正式な契約の第一歩」ともいえる重要書類だからです。簡単に消去・改ざんができる筆記具では、書類としての証拠能力が担保されません。また、黒のインクでしっかりと書かれた文字は、長期保存にも適しています。

「消えないペンで書く」という行為自体が、記載内容に責任をもつという意思表示になるのです。

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本記事の監修者

淺田真奈(あさだまな)

大学時代は接客のアルバイトを3つかけもちし、接客コンテストで全店1位になった経験をもつ。新卒では地方創生系の会社に入社をし、スイーツ専門店の立ち上げからマネジメントを経験。その後、レバレジーズへ中途入社。現在はキャリアチケットのアドバイザーとして、学生のキャリア支援で学生満足度年間1位と事業部のベストセールスを受賞し、リーダーとしてメンバーのマネジメントを行っている。

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