両面印刷で大丈夫?提出前に押さえておきたい履歴書の注意点

このページのまとめ

  • 履歴書は両面印刷ではなく片面印刷にする
  • 履歴書を印刷する際は、データを取っておくことを忘れずに
  • 新卒の場合は、パソコンより手書きの履歴書が一般的
  • 応募先企業の雰囲気に合わせた履歴書を作成する
  • 履歴書はクリアファイルに挟み、白封筒に入れて提出

就活の中で欠かすことができない「履歴書」。最近は、パソコンで作成した履歴書を提出する方も増えているようです。
自分で履歴書を印刷する際に、「履歴書は両面印刷して良いの?」「手書きとパソコン、どっちで作るのが好印象?」など、疑問を抱える就活生の方も多いのではないでしょうか。
こちらのコラムでは、履歴書の作成や提出の際のマナーについて分かりやすく解説。今後の就活へのヒントが満載です。
当コラムを読んで、就活成功に向けた一歩を踏み出しましょう。

 

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履歴書は両面印刷しても良い?

履歴書を自分で印刷して使うときには、必ず「片面印刷」にしましょう。
なぜ、両面印刷ではなく片面印刷にした方が良いのでしょうか。

片面印刷が良いとされる理由

片面印刷だと、採用担当者は左ページの名前や顔写真を見ながら、右ページの志望動機や自己PRを同時に読むことができます。しかし、両面印刷だと名前や顔写真を見た後に、裏返さなくては志望動機や自己PRを読むことができません。
採用担当者のことを考え、左右のページが同時に見られるよう配慮することが大切です。また、両面印刷した履歴書は裏面の印刷で文字が見えづらくなる可能性もあります。
せっかく良い内容が書かれていても、何度も裏返さないといけなかったり読みづらかったりする履歴書では、採用担当者に好印象を与えるのは難しいのではないでしょうか。
コスト削減のため両面印刷で履歴書を提出しようとする方もいますが、大切なのは見る側の立場に立って考えることです。
どのような履歴書なら見やすいか・見たくなるかを考え、選考突破に近づく履歴書を目指しましょう。

 

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履歴書を印刷したいときには?

履歴書の印刷は、自宅のプリンターやコンビニのプリントサービスを利用する方法があります。

自宅のプリンター

自宅で印刷する際には、紙の厚みに注意が必要です。厚めの紙を使用した履歴書が多いなかで、薄い紙の履歴書を使用していると見劣りしてしまう可能性もあるでしょう。履歴書に使用するのは、0.02mmほどの厚みがある紙を使用します。
おすすめなのは、文房具点や家電量販店で売っている履歴書専用の用紙を使用すること。自宅のプリンターでも、一般的なサイズである見開きA3サイズの履歴書を印刷することができます。

コンビニ

コンビニでの印刷は、ネットプリントサービスを利用する方法と、USBメモリを持参して印刷する方法があります。
コンビニは自宅と違い、紙の種類を選ぶことはできません。プリンターにあらかじめセットされているA3のコピー用紙に印刷されるため、注意が必要です。
自宅にはプリンターが無いが、厚みのある用紙に印刷したい…という方は、紙の種類を選べるプリントサービスを利用してみても良いでしょう。

 

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履歴書印刷時の注意点

履歴書を印刷する際には、以下の点に十分注意しましょう。

データを必ず取っておく

履歴書を印刷する前に必ずデータのバックアップを行い、万が一消えてしまったときに備えましょう。
SDカードやUSBメモリなどにダウンロードしたり、ネットプリントサービスで印刷用のデータをアップロードしたりするのもおすすめです。

用紙のサイズに気をつける

自宅のプリンターで印刷する場合は、A4サイズの履歴書専用の紙を使用しましょう。
履歴書専用の紙はA3サイズが2つ折りになっており、A4サイズの設定で印刷することが可能です。厚みのある上質な紙であるため、市販の履歴書と同様の仕上がりになります。

顔写真をそのまま印刷するのはNG

顔写真は一緒に印刷せずに、印刷後に貼りましょう。
写真を一緒に印刷すると違和感があるだけではなく、採用担当者によっては常識がないと捉えられてしまうこともあります。そのため、写真は履歴書を印刷したあとに貼るのがベストです。

 

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履歴書はパソコンで作成しても良い?

履歴書をパソコンで作成する方が増えてきています。手書きが適しているケースとパソコンが適しているケースを以下にまとめました。

新卒は手書きが一般的

新卒の場合、選考では一般常識や熱意の有無が重視されます。そのため、企業からの指定がない限り、手書きの履歴書を提出しましょう。
パソコンが普及している現在でも、「手書きに対して誠意を感じる」という企業が多く存在。新卒の場合は、手書きの履歴書の方が良い印象を与えられるケースが多い…ということを覚えておきましょう。

履歴書は企業の雰囲気に合わせる

外資系企業やIT系企業が応募先の場合は、パソコンで作成した履歴書を提出するのが良いでしょう。
「手書きとパソコンどちらでも可」という企業もありますが、効率を重視する外資系企業やIT系企業では、パソコンで作成した方がスマートな印象を与えられると考えられます。
応募先企業の雰囲気に合わせ、どちらで作成するかを決めましょう。

手書きの場合は市販の履歴書を使う

履歴書のフォーマットを印刷してから手書きする…という方もいますが、手書きの場合は市販の履歴書を購入するのがおすすめです。
「学歴・職歴欄が広い」「志望動機・自己PR欄が広い」「趣味・特技欄が広い」というように、市販の履歴書にもさまざまなタイプのものがあります。自分に合ったものを探してみましょう。

 

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履歴書を提出する時の注意点

提出の際に気をつけたいポイントをご紹介します。

ホッチキスは使わない

履歴書をまとめる際、ホッチキスを使うのは厳禁です。まとめる場合はゼムクリップを使いましょう。
履歴書は就職における正式な書類。ホッチキスで穴を空け、傷を付けてはいけません。また、履歴書はコピーすることが多く、ホッチキスで止められていると企業側に芯を取る手間をかけることになります。ゼムクリップでまとめ、簡単に取り外せるよう配慮しましょう。

クリアファイルに入れる

履歴書は透明のクリアファイルに入れて提出するのがマナー。
企業には大量の履歴書が届きますが、書類がバラバラだと「どの履歴書が誰のものか」が分からなくなってしまいます。ファイルにまとめられていると、バラバラになることもなく探す手間も省けるでしょう。また、ファイルに入れることで書類が折れたり汚れたりするのを防ぐことができます。

添え状を同封する

郵送で送る場合は、送付状を必ず同封します。
送付状は、送付者の名前や送付の意図、封筒の中身を記載したもの。封筒を開けた人が最初に見るものです。一番上に送付状、履歴書、その他の書類の順にクリアファイルに入れましょう。

どんな封筒が最適?

封筒は、履歴書を折らずに入れられる角2号か角形A4(定形外)のものが適しています。また、茶封筒ではなく白封筒を選びましょう。
茶封筒は事務用として使用されており、ダイレクトメールと間違われることがあります。他の書類と見分けがつきやすい、白い封筒を使いましょう。
そのほか、封筒の表左下に「履歴書在中」と朱書きするのを忘れないようにします。

キャリアチケットでは、プロのアドバイザーがマンツーマンであなたの就活を応援。ES・履歴書の添削や面接対策など、選考通過に向けて最適なサポートを行います。
まずはお気軽にキャリアチケットまでご相談ください。

 

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本記事の監修者

淺田真奈(あさだまな)

大学時代は接客のアルバイトを3つかけもちし、接客コンテストで全店1位になった経験をもつ。新卒では地方創生系の会社に入社をし、スイーツ専門店の立ち上げからマネジメントを経験。その後、レバレジーズへ中途入社。現在はキャリアチケットのアドバイザーとして、学生のキャリア支援で学生満足度年間1位と事業部のベストセールスを受賞し、リーダーとしてメンバーのマネジメントを行っている。

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